2006年03月31日

カム・カムがバイオパイラシー?

バイオパイラシーとは、貴重な生物多様性を破壊する行為、すなわち生物資源を巡る盗賊行為のことをいう。

インドの女性科学者バンダナ・シバなどが主張しているような先進国による途上国、生物資源の原産国に対する新たな侵略行為をさすとされる。
富める先進国の多国籍企業などは、途上国住民の永年の伝統的生活により保全・利用されてきた豊かな生物資源(生物多様性)を利用し、バイオテクノロジーにより食料や医薬品など商品開発をして莫大な利益を上げている。

それにもかかわらず、富めない途上国にはその利益の公平な配分・還元や技術移転などがなく、生物資源の盗賊行為に等しいという主張が最近なされてきた。

WTOドーハ開発アジェンダ交渉「TRIPS理事会」が3月14日から17日にかけて行われた。

その席で、ペルーがアマゾン(ペルー)原産の植物「カム・カム」を利用した発明に係る特許出願、そのほとんどが日本への出願というが、これに関し、潜在的なバイオパイラシーの事例であるとして疑問を投げかけた。

カムカムは愛知万博・愛・地球博のアンデス共同館で紹介され、近頃大ブレークした健康飲料。
地球上で最もビタミンCが多いとされる植物で、レモンの約60倍、アセロラの2倍のビタミンCを含むとされ、ジュースやサプリメント等に用いられている。

このアマゾンカムカムは、それが広まることにより、ペルーのアマゾン上流域の貧困な村を救済でき、 また、麻薬栽培(コカイン)の撲滅に大きく寄与できるということで、国際交流に関心が深い人たちやフェアートレードに関心の高い善意の人たちの間でも良く知られていた。

それがバイオパイラシーとは。

日本政府は反論しているというが、ペルーの人たちのためになる善意が盗賊とされるペルー政府の言い分があることは記憶にとどめておきたい。

なおTRIPSとは、Trade-Related aspects of Intellectual Property Rightsの略であり、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(WTO協定の附属書の一つ(附属書1C))を意味し、「トリップス」と発音されます。

★自然を楽しく美しくロハス楽エン
http://www.rakuyen.com/

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この記事へのコメント

1. Posted by ランプシェード   2011年08月29日 19:09
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2. Posted by 続きを見る   2011年09月05日 06:05
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