2015年02月
３０枚の畳替えのご注文をいただき畳を上げてきました
この枚数は
この時期は仕事がゆっくりなので、ありがたいです
古い畳を上げると
お～～
いい畳が入ってました
当時、最高級と思われる畳です
表は中継ぎ表（今はほとんど織られていない）
框板入り(復元力がすごいんです）
すべて手縫いによる仕上げです！
今だと重要文化財に、おさめられるような畳
昔は一般の家でもこのような畳が入っていたんだな～と思っていたら
嵯峨藤本畳店での修業時代の兄弟子が
この畳に近い新畳をすると聞きました
(凄い、羨ましいです）
このクラスの物を作れる畳屋を探していて兄弟子が作る事ができると知って
ご注文をいただいたようです
框板入りとは
このように
畳縁の付かない方に通した板を縫い付ける事により
角度がキッチリとし、畳替えの時、復元力ができ、隅もマスを合わしたように
バチッと納まるんです
手縫い仕上げは
厚みをみながら、ワラの入れ方、糸の締め方
技術がないとできない仕事です
時間も、ものすごくかかります
やはり仕上がりの良さも機械縫い「とは違います
このような畳は
納めるまで、ものすごいプレシャーがかかると思いますが
魂が熱くなるような仕事を一度はしてみたいと思ってます
京都伝統の技術を受け継ぐ畳職人が
一針一針、心を込めて仕立てます！
板入り手縫い畳
ご自慢の和室にいかがですか？
プロフィール
そらちゃん
大空畳店４代目畳職人 空野淳(そらのあつし）
京都御所、裏千家御家元御用達の老舗、嵯峨藤本畳店で修業(現代の名工に弟子入り)
京都畳競技会最優秀賞と京都府知事賞を受賞
畳一級技能士
畳替えの事は、なんでもお任せください(^O^)／
tel 0799-33-0137
3児のパパで、畳と子供と淡路島が大好き
兵庫県洲本市五色町都志 １１３－１
TEL ０７９９－３３－０１３７
oozora@sea.sannet.ne.jp
京都修業時代の親方の口癖、『 ええ加減な仕事はしたらあかん。仕事は真剣勝負！！』この言葉を忘れずに、日々前向きにがんばっていきます！！
淡路島全域はもちろん、単価にもよりますが島外もお伺いします！！
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