2005年07月12日
DC-4を3.5mストレッチしたのがDC-6B旅客機で国際線に投入された
<P>ダグラスDC-6B旅客機
は,
日本航空がDC-4に続いて1953(昭和28)年2月より 使用開始したレシプロ・エンジンを装備した4発旅客 機で,DC-4に比べると主翼の全幅と
胴体の断面サイ ズは同じだが,胴体の長さが約3.5m伸びて,客室が与 圧されて気象の安定した高度を飛行するようになり, 最大客席数も69席から
95席に増加した.<BR>レシプロ・エンジン(プラット&ホイットニーR-2800空冷式複列星型18気筒)の出力が2500馬力x4に強化されているから,飛行性能は格段と向 上している.外観面では客室両側の窓が四角形になり,機首と垂直尾翼が延びて全体的にスマートな機体となった.</P>
<P> DC-6B旅客機は1954(昭和29)年2月から1968年まで東京〜ホノルル〜サンフランシスコを結ぶ太平洋を横断する国際線に 就航した.しかしDC-7Cやジェット旅客機DC-8が導入されると,東京〜沖縄,東京〜台北〜香港など東南アジア線や国内線にも投入された.< /P>
<P> 原型機は1949年に初飛行し,米国軍名称ではC-118(R6D:リフト・マスター)輸送機と呼ばれていた.<BR> 日本航空が導入したDC-6Bは合計10機で,「シティ・オブ・トウキョウ」(JA6201),「シティ・オブ・キョウト」(6202),「シティ・オ ブ・ナラ」(6203),「シティ・オブ・オーサカ」(6205),「シティ・オブ・ナゴヤ」(6206),「 シティ・オブ・フクオカ」(6207:2世),「 シティ・オフ・サッポロ」(6208),「シティ・オブ・ヨコハマ」(6209),乗員訓練用(6210),のほかにパン・アメリカン航空からチャータし た「シティ・オブ・フクオカ」(1世)があった.国際線に就航したため,機名は機首の両側にローマ字で表記されていた.</P>




