2005年07月18日

英国製の小型4発旅客機デ・ハビランドDH114が導入された

デ・ハビランドDH114ヘロン小型4発旅客機


<P> 英国のデ・ハビランド社製DH104ダブ双発旅客機が 好評だったので,エンジンを4基装備(D1H1ジプシー・クイーン30Mk.2空冷式倒立直列型6気筒255馬力)して胴体を伸張した航空路支線用の旅客 機として開発が進められた.デ・ハビランドDH114原型機は1950年5月に初飛行し,前半型の固定脚型と後半型の引込脚型があるが各型合計150機以 上が生産された.日本には1953(昭和28)年11月から1961(36)年6月までに輸入されたデ・ハビランド社DH114ヘロン(アオサギ)旅客機 12機は,すべてインドネシア経由の中古機で固定脚のMk.1Bだったので,東京調布の伊藤忠航空整備でオーバーホール整備を行なった.その後,はじめの 3機は日本航空に所属したが,のちに日本ヘリコプター輸送(全日本空輸)に移り,1954(昭和29)年から東京〜名古屋間の定期路線に投入された.さら に東亜航空,日本遊覧航空,藤田航空などに転籍した機体もある.</P>
<P> 小型4発旅客機デ・ハビランドDH114(乗員2+乗客17人)は,遊覧飛行向きに「白鷺」1号,2号,3号,続いて「ミス八丈」, 「ミス大島」などの愛称で,最大17人まで乗れる「空飛ぶ観光バス」として投入され,一時は羽田空港と大島,ハ丈島を結ぶ定期航空コースの主役として運航 されていた.<BR>
 さらに東亜航空の機体には,新明和工業において発動機をコンチネンタル社製水平対向型6気筒260馬力×4に換装し,機体の外装をスマートに塗りかえ,東亜航空とヘロンをもじってデ・ハビランドDH114TAW,通称「タウロン」と名付けた2機が,1971(昭和46)年から主として鹿児島〜沖縄路線に投入された.このエンジン換装機は上昇性能が向上したという.</P>

amet1972 at 22:03│Comments(0)TrackBack(0) プロペラ旅客機 | 民間航空機

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