るいくらいふ。...and then, like a rolling stone. : April 2009

April 2009

April 27, 200923:42

カテゴリ: ウズベキスタン '08冬/'09春

【回顧録】ヒヴァへ…

急遽、ヒヴァへ行くことに。
写真は鉄道の中で出会った家族。
活発な女の子と、シャイな男の子は双子でした。

ゲストを一人にすることのない、また女性を一人で出歩かせることのないウズベクで
ただ一人、大した荷物も持たずに移動する私は相当目立っていて
誰もが一人ぼっちの旅行者に優しくしてくれて
お腹は空いていないか、と
ノンやチョイ、チーズ、サラミ、トマトにきゅうり、そしてチョコレートを分けてくれ
まるで家族の一員のように扱ってくれたのでした。

あの家族に出会っていなかったら、アンナ＝カレーニナを読んでいたこともあるし
もしかしたらそのまま鉄道に飛び込んでいたかもね。

女の子が、かわいく、私にチョコレートを差し出してくれなかったら
私の20時間の寝台列車の旅はもっと絶望のうちに終わっただろう。

つたないロシア語とウズベク語でどうにかコミュニケーションをとりながら
それでもロシア語とウズベク語の勉強を続けてきたことに感謝したのです。

この寝台列車は、タシュケントを夜６時半に出発。
ウルゲンチには翌日昼１時半に到着予定。
４人のコンパートメントで、27,000cym.(およそ2,500円くらい？)

この一年で、ウズベクは急激に何もかも（特に交通機関が）値上がりしています

April 24, 200923:54

カテゴリ: ウズベキスタン '08冬/'09春

タシュケントより

天山山脈は、まだ雪を被っていました。
美しい、愛しい景色。
懐かしさがこみ上げてきて泣けてきました。

フライト中、アンナ＝カレーニナの上巻を読んでいました。

第３編の11章、12章がとても美しくて
静かに静かに、ロシア文学の世界に浸っていたのでした。

初めて読んだのは小４のとき。
当時はトルストイ、気持ち悪い！嫌い！って思っただけだったけれど。
あれほど嫌悪したこの文学が、今はこの世のものとは思えないほど美しく思えて。。。

そろそろ夜８時。日本は日付が変わって明日になる頃だろう。
タシュケントにようやく到着。
こちらはまだ明るい。

着陸するとき、ずいぶん低空飛行を続けた。
タシュケントの町並みは青々とした畑に囲まれていて、幸せな風景だと思った。

あの頃の、寒く、厳しい季節とは違う。
美しい国だな。涙が出てくるほど。
なんだか今日は涙もろいのです。

April 20, 200917:01

カテゴリ: つれづれ

自分の道を歩くということ。

自分がやりたくて始めたことなのに
いつの間にか自分以外の他者を目的としている。

努力の源泉を、他者の中にしか見出せなくなったとき
ニンゲンってとっても弱くなるのだなぁと思ったり。
やっぱり自分主体で物事を取捨選択をしなくちゃだめだね。

今や惰性となってしまったようなものたち。

それを求めたのはいつの私なのか。
今もそれを欲しているのか？楽しんでいるのか？

どうして、心にストンと落ちない変な義務感が先にたつのか。

April 19, 200915:58

カテゴリ: TOKYO life.

ピクニック＠新宿御苑

高校時代の友達と、それぞれの友人・同期
とにかくいろーんな人をまぜこぜにしてピクニックに行きました＠御苑。

食材はそれぞれ持ち寄りということで、今日も朝からアップルパイを焼き
（姉にはまた？って突っ込まれたけど…笑）
初挑戦のキッシュ＝ロレーヌも焼いて。

家中バターの香り。
朝から頑張りました！

私は一人で参加しようとしていたけれど
アップルパイに釣られてしらぴーがやって来て
今日が誕生日なのに暇すぎるとぅるーもやって来て
結局15,6人の大所帯で暖かい陽だまりの中、まったりしてきました。

大縄跳びはしないで下さい。
と、警備員さんに注意されました。
ちぇ。

++++++++++++++++++

愛用中のキッシュのレシピ本

キッシュは思った以上に作るのが簡単で＆美味しかったから
これからしばらくキッシュ作りにはまりそう

アップルパイも好評だったし、よかったよかった

さてさて、これからしょうちゃんと
スラムドッグ$ミリオネア観てきま～す（・∀・）ﾜｸﾜｸ

April 18, 200923:43

カテゴリ: TOKYO life.

伊藤家の食卓

ふと思い立って髪を切りに行きました。
久しぶりに短くしたい～と担当さんにお願いしたところ
じゃあ綾瀬はるかチックでいきましょう

と言われ
胸下まであったロングヘアは、肩下くらいのロングボブと相成りました。

髪、乾かすのが楽になりそう(☆ﾟ∀ﾟ)

++++++++++++++++++++++

夜からは、MBF同期で、ぱーっと騒いできました＠自由が丘

近い日取りで誕生日が二人いたので、お互いに、お互いのサプライズB-day Partyだと騙しつつ
着々と準備を進めていたのでありました。

ワインやらシャンパンやらお惣菜やらなんやらかんやら、色々買い込んで。
ケーキは３つ？４つ？とりあえず何個かあったしね。
スーパーで、お会計にびっくりしたことは初めてです

食材じゃなくて服でも買いに来たのだっけ？なんて思ってしまったよ。

人生初めて焼いたアップルパイは、結構みんなに好評でよかったぁ

煮なくてもあんなに林檎がとろっとろに甘くなるのなら
これからはお店に行かなくても、自分で作ればいいや(´∀｀)

もちろんこのメンバーだから覚悟はしていたものの
やっぱり始まると逃げ出したくなるのが、ウォッカパーティー

アメリカ時代に延々と韓国人と飲み比べたことはあるけれど（そしてすぐ負けたけど）
久しぶりに、しかも塩もレモンも何もない状況は辛すぎるっ
しかもナゼ

と聞きたくなるほどまず～いウォッカ１㍑×２瓶…

今度のウズベク土産はおいしいウォッカにしようと強く思ったのでした。

++++++++++++++++++++++

プレゼントはプラダのシャツにグッチのタイピン。
豪勢なお食事とお酒を浴びるように飲んで。
このメンバーといると、絶対世の中不況じゃないと思ってしまうのよね(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ笑
主役二人が楽しんでくれて、本当によいパーティーでした

＞伊藤家、会場提供ありがとうございました！

April 17, 200923:13

カテゴリ: TOKYO life.

月島スペインクラブ

本日はメンターの先輩が企画してくれた

入社一周年おめでとう記念会

ということで、上司オススメの月島・スペインクラブへ連れて行ってくれました(･∀･)v

もともとは私の一周年記念だったのですが
いつの間にかテーマは「一年コイツの面倒を見た俺、お疲れ（by上司）会」となりましたが。

今回は私のリクエストで、スペイン料理に。
魚介とオリーブオイルとニンニクと唐辛子をふんだんに使う料理が好きなんです。
だから韓国料理も好き（オリーブがごま油になるだけ～

）

各フロアそれぞれテーマが決まっていて、雰囲気もとってもよろし。
いつも上司に連れて行ってもらう小料理屋さんと比べるとあまりにもムーディーで笑
なんだか緊張しました。
さすがプレイボーイ我が上司

月曜はフラメンコショーもあるらしいし
門前仲町、下北沢にも少しテーマの違う店舗あるらしいので
今後いろいろ開拓してみようと思います

スペイン行ってみたいな

それでお料理とタンゴの勉強するの

ちなみに愛用中のスペイン料理のレシピブックはこちら

スペイン　熱い食卓

あーワインいっぱい飲んでまんぞく～（´∀｀*)

April 16, 200921:39

カテゴリ: 映画+芸術+文学

ポートランド３部作

学生時代に比べると、ずいぶんと観る映画の本数が減ってきましたが

それは、私にとって映画は、観てストーリーを楽しむもの、というより
誰からもaccessされない映画館という環境を満喫するために必要なものであるため
仕事で「孤」になれるようになった今、渇望するように映画館に足を運ぶ必要はなくなってきたからです。

それでも明後日から公開される「スラムドッグ・ミリオネア」と「ミルク」は
DVDではなく、是非映画館で見ておきたい作品です。

さて、スラムドッグ～はアカデミー賞総なめの作品のため＆みのさん効果で
ずいぶん露出も高く、間違いなく集客できると思いますが

一方のミルク、こちらはあまり露出も高くなく
いわゆる映画ファン以外にキャッチされているのか疑問ですが
（とはいえアカデミー主演男優賞とってるよ

）
ガス・ヴァン・サントの最新作であり、ハズレのない社会派映画だと思います。

++++++++++++++++++++++++++

おそらく公開時期に重ねてきたと思うのですが
早稲田松竹でも、明後日から一週間、ガス・ヴァン・サント特集が上映されます。

しかも彼の幻の長編処女作であり、ポートランド３部作その１と言われる「マラノーチェ」が遂に上映！
繊細な「パラノイドパーク」も好きですが
荒削りでまさに処女作と言われる「マラノーチェ」がようやく観れることが本当に嬉しいっ

私の愛するポートランドの、あの美しい街を
ガスがどれほど荒くすさんだ映像にしたのか、とっても楽しみです。

★早稲田松竹スタッフによるレビューはコチラ★

レビューはまた後日…

April 15, 200923:50

カテゴリ: TOKYO life.

タイ料理＠有楽町

高校時代の先輩に誘われて、彼女の友人のタイ人の男の子と
有楽町のタイ料理屋さんあろいなたべたに行ってきました。

びっくりするくらい、タイの屋台だった！笑
そして本当に安くて美味しかった

集まったメンバーは、先輩とタイ人の子をハブとした、ほぼ全員が初めまして状態。
金融、とある会社のCFO（社名聞いた瞬間びっくりした…笑）、会社経営、webデザイナー兼通訳、マーケとか…みんな国籍も仕事もばらっばらで、なぜこの人選かよく分からなかったけれど
バラバラなわりに意外と共通点が多くて、とっても楽しい夜を過ごせました。

しかもしかも、そのタイ人の子と彼の友達は、なんとPSU、ポートランド州立大卒で
オレゴニアン、というよりもっと狭くポートランダー、としては
テンションあがるわけです。会話も弾むわけです。
もしかしたらSILS-PSUメンバーで共通の知り合いがいるかも(*･ω･)ノ

二次会は人生二度目のダーツバー。
最初はどうしようかと思ったけれど、意外と上達早くて＆パートナーに恵まれ
なんとなんと、優勝することが出来ましたっ

ｲｪｲ。

ダーツバーから見た銀座の夜景は
東京で生きているんだなぁ！って思えて、なんだかふわふわした気分になりました

今度はこのメンバーで、CFOのおうちでバーベキューパーティーすることに決定！
思いがけない友達が出来て、とってもハッピーです

April 14, 200918:30

カテゴリ: 働くこと

評価面談

本日、入社して初めての評価面談がありました

一年目は全て一律評価をされるのですが
additional commentsで、大変モチベートされる評価をいただきました

評価は全てアメリカ人部長が決めるのですが
部長曰く

一年目は全員一律の評価を付けるため、成績表上、差をつけられないのが残念だが
君は期待以上に仕事をよく分かっている/出来ている。
今後も自分の頭で考え、人に惑わされず、自分のやり方で仕事を進めればよい。

ただし君が仕事が出来るというのは国内での比較であって
今後グローバルベースでどこまでポテンシャルを発揮するのか注目しているし、強く期待している。

長い目でゆっくり育てる日本の教育風土にとらわれることなく、
入社２，３年で、一人でプロジェクトを回し、海外子会社の部長クラスになる
そんなアメリカ本社にいる若手と肩を並べてみよ。
また、君ならそんな日本風土に飲まれることなく、ある意味我がままに自己を主張出来ると思っている。

とのことでした。

愛すべき我が上司曰く

チームにきた当初は蹴飛ばしたかったけれど（…えっ？？笑）
年が明けてから、特に年初に一人でとあるプロジェクトを回して以来
会社の全体像、自分のポジション、クオリティー、仕事に対する取り組み方、発想、アプローチ法…
全体的に意識が高くなり、とても成長した。
部長からの評価も断然高いので、頑張ってみたらどうだろうか。
グローバルに乗ったら、お前の性格なら面白いと思うぞ。

とのことでした。

年初のプロジェクトは自分自身、とても大きな自信となったプロジェクトだったため
あれを境に大きく成長した、と部長にも上司にも評価されると
間違っていなかったんだという思いと、本当に注意深く観られているという実感を改めて持ち
「グローバルと肩を並べろ」
この重すぎると同時にワクワクする要求に応えるため
どんな方向性の努力が必要なのだろう、私に足りないものは何だろう
なんて、色々考えを廻らせているのです。

MBFの仲間を基準にしたため、入社以来、同期と比べて安心していたら共に落ちていく
そうではなく10年目の先輩を目標に！とずっと思い続けては
圧倒的な先輩たちに追いつけない自分自身に何度も涙したものですが

特に私の嗜好性がビジネスにないことをよく知っている上司からは
井の中の蛙にならないところが良いところだ、と誉められました。

そうか、こうして自分で自信は作っていくものなのか、と初めて分かった気がします。

++++++++++++++++++

そのほかにも色々上司と話したのですが

「要するに、部長にまで"アイツは日本人らしくない"と思われている、ということですよね」

と上司に聞いたところ

「誉め言葉だよ」と苦笑しつつ答えてくれました。

後輩や大学院に進んだ友人達が、特に今年は就活に四苦八苦している時期だと思いますが
間違いなく自分にあった会社を見つけた

と思えるまで
どうにか精神的に負けることなく、妥協することなくやりきって欲しいと
２年前の内定バブルの時期に苦渋を味わった私からの老婆心でした。

トヨタでさえ赤字を出す時代です。
世間体ではなく自分の直感を信じて、自分の腹に落ちる感覚が持てるまで、諦めずに頑張って下さい。

April 13, 200912:52

カテゴリ: ウズベキスタン '08冬/'09春; ロシア語＆ウズベク語

VISA for Uzbekistan

ＧＷのウズベク旅行のために
今日は午前休を頂いて、大使館までVISA申請に行ってきました！
大使館は、相変わらず行きにくいところにある豪邸です笑

ウズベキスタン観光ビザ申請方法

2009年4月13日現在、日本国籍を有する者の、観光ビザについて。

必要書類
１．パスポート
２．写真付き申請用紙（１枚）
申請用紙はコチラからダウンロードください

大使館情報
〒 153-0064　東京都目黒区下目黒5-11-8
℡ 03-3760-5625

領事部
Open　月・火・木(ただし両国の祝日はClose)
申請可能時間　10:30-12:00
受取可能時間　16:00-17:00

行き方
最寄のバス停「入谷橋」より徒歩１分。
渋谷駅（東口ターミナル）または恵比寿駅（西口）より72番五反田行き（20分弱程度？）
五反田駅より、72番渋谷行き（10分弱程度？）
平日昼間は、だいたい１時間に４本程度運行。

注意事項
・パスポートは、ウズベキスタン出国時から３ヶ月以上の有効期限が必要
・査証ページが２ページ以上空きがあること
・受領時に、手数料2,000円を支払う（入国回数が1 timeでもmultipleでも）
・基本的に申請後２業務日以降で受取可能（ただし混雑状況による）
（今日、月曜の朝一に申請して、来週月曜以降に受取に来るよう言われました）

郵送申請
首都圏以外の人は、郵送申請可。首都圏の人は、郵送申請不可！
１．パスポート
２．写真付き申請書類（１枚）
３．手数料2,000円（現金）
４．住所、氏名を明記した返信用クロネコヤマト（着払）
を添えて大使館に郵送すること。
ただし郵送申請は3-4週間、ビザ取得に時間がかかるとのこと。

++++++++++++++++++++++++++
手続き等に関しては、旧社会主義国のお役所仕事！と泣けることもありますが笑
やっぱりそこは人懐っこいウズベク人。
ウズベク語で挨拶をすれば、領事や書記官の人もずいぶん嬉しそうにしてくれます。

アッサラーム＝アレイコム　　こんにちは
バーレイコム＝アッサラーム　こんにちは（返答）
　
ヤクシマシズ？　　　　　　　お元気ですか？
ラフマット、ヤクシ　　　　　ありがとう、元気です。
シスチ？　　　　　　　　　　あなたはどうですか？
ジュダ　ヤクシ、ラフマット　とても元気です、ありがとう。

これくらい言えるといいですよね。
ヤクシはFineのような意味です。
ジュダがvery
ラフマットがThank you.
++++++++++++++++++++++++++

その他、ウズベク観光ビザ各種申請Info.はコチラ↓↓
http://www.uzf.or.jp/tour/index.htm

April 11, 200922:03

カテゴリ: TOKYO life.

ツー・カーな関係。

我がままを言える相手がいるということは、しあわせなことだ。
そして呆れられながらも、我がままを聞いてくれる人がいることは、しあわせなことだ。

同じ趣味を持つ人がいるということは、人生を豊かにする。
そして、その趣味の嗜好性まで理解してくれる人がいることは
それだけで人生が十分なものに感じることができる。

キャリア観を理解し合える関係は、素敵なことだ。
言葉にしないでも、人生観を理解し合える関係は、貴重なものだ。

目の前に座る人と、家族になりたいと思った。

それは（恋人として）愛しているがゆえに夫婦になりたいという意味ではなく
（仲間として）愛しすぎてしまったがゆえに、兄妹として生まれたかったという意味だ。
人生を共にしたいという意味では、そこに区別をつける意味はないのかもしれないが。

きのことベーコンのクリームリゾットは美味しくて
でも、たぶんベーコンの塩気でか、泣きたくなった。

きっとこの人と暮らしたら、こういう生活を送るのだろうなぁ
なんて、幸せな人生を思い描けることはふつう幸せなことなのだろうけれども。

…２年。

流されるがままに生きてみようか。
ふわり、ふらりと。
水のように。成り行きに身を任せて。
ゆらり、たらりと。

April 10, 200920:11

カテゴリ: 映画+芸術+文学

ゴダール特集

今日は半休！
今日は朝から暑いくらい温かいし、大してお仕事もないし
美術館でも行ってきたら、という上司のことばに従い、今から金曜の午後を満喫する予定★

…太陽の下に一人でいると、余計切なくなるのはなぜだろう？

そんなわけで、午後は暗いところで一人になるべく、映画を観に行きました。
今週の早稲田松竹はゴダール特集でした。

WEEKEND

嫌悪感があるのに、でも、なんだか、観ずにいられない作品。
観ていると、あの音響やセリフに頭がガンガンするのに
気持ち悪くて吐き気がするのに
次第に私自身も麻痺していくのがすごくよく分かる。

お前は映画を、詩を、歌を、生を、芸術を、一体何だと思っているんだ？

と、強烈にゴダールから
これまでの観客自身の美学について疑問を突きつけられている気がする。

女は女である

「シェルブールの雨傘」のドヌーブのほうが好みです。（きっぱり）

頭痛に次第に慣れていくWeekendとは違って
すんなり観れる分、別になんとも思わない作品。

女性が女性に求める「かわいらしさ」と
男性が女性に求める「カワイイ女」ってものの違いが浮き出ていて
面白いと同時に、きっとそれが本来の役割分担なのかもしれない、と思うのでした。

アンナみたいな子が隣にいたら、衝動的に殴りたくなるだろうけれど笑
でも、社会で働く女性は男化するしかない昨今の風潮はどうにも耐え難い。
女が女として（外で男性と）働くことって、やっぱり出来ないのかしら。
なんて、金曜の夜だもの、そんなことを考えたりする。

April 09, 200921:09

カテゴリ: ロシア語＆ウズベク語

ロシア語講座＠慶應

今日から、09年春学期のロシア語講座＠慶應外国語学校が始まりました。

早稲田を卒業した身としては
やはり三田キャンパスや慶應の学生には、馴染めない何かをビンビン感じるわけです

笑

ロシア語…共に学ぶ生徒さんたち（現役の大学生から、社会人、主婦、プラチナの髪がとっても素敵なおばあさま！）が、なぜこの言語を選んだのか、とっても気になります

学生時代、ウズベキスタンに行ったときもそう。
どうしてこの国を留学先に選んだのか。

アメリカに留学したときよりも、ウズベク組のほうが日本人同士
本当に深いところで仲良くなれたのは
そもそもそういった国を志向する人間をお互い面白がれる者同士だったからでしょう。

類は友を呼ぶ。
こういうところ、本当にお互いの趣味・嗜好が一致する人々の集まるところに来ると
無理して友達にならなくていい、頑張らなくていいと思えて
私にとっては、大事な息抜き場になるのです。

そういえば高校時代も、本当に仲良くなれたのは
エジプトや考古学、世界遺産や古代文明みたいな私の趣味に共鳴してくれる人か
呆れつつも、笑って受け止めてくれる人だけだったなぁ。

勉強して何に使えるんだ？仕事で必要なのか？とよく効かれるロシア語ですが

そもそも自分がこの語学を学ぼうと思った理由なんてもう覚えていないけれど
いいじゃん、役に立たない勉強したって。
大学だって、そんなもんだったじゃん。

そんな無駄な時間が必要なのだ。

当面の目標は
一人でサンクトペテルブルクをぶらつくことが出来る会話力を付けること

ドストエフスキーを原語で読むこと

April 06, 200923:18

カテゴリ: 映画+芸術+文学; TOKYO life.

John Legend @ Shibuya ax

No Music No Lifeを真逆に行く私ですが
唯一、John Legendの音楽は好きで、彼の来日単独ライブは今のところ全出席です。

さてさて、今夜はBlue Note以来、１年ぶりにJohn Legendの来日公演があり
仕事もそこそこ、ドキドキわくわくしながらライブに行ってきました！

スタート時はあれ？と思うくらい、前回に比べて声が出てなかったけれど
中盤くらいから、びっくりするくらい声が伸びる伸びる。
やっぱりSpringrooveも行けばよかったかなぁ。

本日のセットリストはボリューム満点でした

大満足

1. Intro
2. Used To Love You
3. Satisfaction
4. It's Over
5. Alright
6. Heaven
7. Stereo
8. Let's Get Lifted
9. Where Did My Baby Go
10. Good Morning
11. Turn The Lights Down Sow
12. No Other Love
13. Slow Dance
14. PDA
15. Stay With You
16. Number One
17. Save Room
18. I Can Change
19. I Want You
20. Everybody Knows
21. This Time/I Love You Love/Adore/So High
22. Green Light

Encore:Ordinary People

Live from Philadelphiaみたいにアルバム音源化して欲しい！

次はいつ来日公演あるかしら。
John, you SHOULD come back to TOKYO so soooooooooon!!続きを読む

April 05, 200922:17

カテゴリ: TOKYO life.; 国内旅行編

お花見×４

週末、ちゃんと勉強しようと思いきや、お誘いいっぱいでついつい外出。
花見はこの時期しか出来ないしね。

花見その① お華見Party＠代官山アフリカ

MBFの友人あき嬢のお誘いのもと、異業種交流会的お花見に参加。
なのにあき嬢とお話しただけで他の人とほとんど交わらず。
幹事の一人がSILSの２期生だったとのことで、ところどころにSILSな香りが漂っておりました。

花見その② む組お花見＠新宿中央公園

就活時にもMBFメンバーで花見をしつつ内定報告をした懐かしの中央公園にて
む組メンバー＋パンダさんで飲む。食べる。写真撮る。

花見その③　夜桜＠自由が丘あたり

MBFの先輩とお茶しつつ、ドライブしつつ、道に迷いつつ、夜桜見つつ。

唯一、MBFが関係なかったお花見＠代々木公園

うららかな春の午後、代々木公園がどこにあるかド忘れ。
酔払い達とフリスビーと長縄とロッテリアの思ひ出。
葉桜もちらほら。

〆は女子会＠表参道
働く女子は、いろいろあるのです。

April 03, 200923:58

カテゴリ: 働くこと; 国内旅行編

Sakura Project,

本日、無事に我が部唯一にして最大のイベント、お花見が終わりました。

18：00会社出発
18：15赤羽橋の交差点集合
そのまま芝公園→増上寺を抜けて大門で乾杯

というコースを立てたのですが

６時スタート？遅い！
と一喝され
我が上司は隣のチームリーダーと共に５時には大門で飲み始めたそうな。
まだ５時じゃどこもお店が開いていなくて、飲めるとこ探すのが大変だったらしいけど笑

という話を元財務部長・現日本代表のアメリカンに話したら
「(日本語で)なんて恥ずかしいことを

」と怒り心頭でした。
代表曰く、
「俺だって３時くらいからずっとそわそわしていたのに、ちゃんと仕事してるフリしてたんだぞ！」

…。

さてさて。

増上寺には初めて行ったのですが、あんなにも立派だとは思っていませんでした。
さすがは徳川家ゆかりのお寺だなぁとしみじみ思ったものですが

見事に咲き乱れる八重桜と、増上寺の重厚さと
そのバックにこれでもかと爛々と輝く東京タワーの異様なコントラストに
これが東京だよね、と一同改めて納得したのでありました。

お世話になったお店は大門の交差点近く「山鳥の庄」というお酒と焼き鳥のお店。
日本酒

大好きな代表のためにチョイスしたわけですが
代表の大好物「十四代」が時価でした。。。

あかん。
これは危険すぎる。とのことで

PLEASE do NOT order 十四代 because it is on the market price...
時価のお酒は勘弁してねとお願いすると
I hate any binding...
どんなことでも制限されるのは嫌いなんだ！なんて駄々こねるから

So, you can order it with cash on delivery...
じゃあ、毎度代金引換で注文してくだせぇ…と返したら、さすがに諦めてくれました。

しかしまぁ、財務部は飲兵衛の集まりとはいえ、みんなよく飲むわ飲むわ！

舌の肥えた上司たちも絶賛なくらい焼き物が美味しくて
日本酒も焼酎も揃いすぎていて、みんな利き酒大会とか始めちゃって
お会計時、軽く予算の倍越えしていて流石に幹事、一瞬ビビリました。
私の月給ぶっとんだからね。
あわあわしていたら、心配した上司が見にきてくれたけど、伝票を一瞥するなり
大丈夫、彼ら（日本代表とファイナンス部長）はお前の10倍以上もらってるから！
と言って去っていきました。。。

えぇえぇぇぇぇぇ…と。全然解決になってないのですが…。

+++++++++++++++++++

二次会は近くの和風居酒屋で。
名前忘れた。けど、お酒が結構いっぱいあって美味しかった。
代表オススメの日本酒「洗心」をみんなで飲んで飲んで飲んで
代表曰く、このお酒はみんなの汚れた心を洗浄してくれるそうな。

今回は金曜日なのに珍しく、みんな電車で帰れる時間に解散したのでした。

来日して初めてお花見を体験した我が部長は
Japanese traditional O-Hanamiがいたくお気に召した様子で
次回は芝公園にいた人のようにブルーシート引いて、桜の下でお酒を飲みたい！
なんて私のほうを見ながら言い出すのでした。

ん、それは来年は有休とって
前日から場所取りやれってことですか？

April 03, 200916:23

カテゴリ: 働くこと; 映画+芸術+文学

今年の和歌

やってきました、財務部唯一にして最大のイベント、お花見！

23日が開花予想だと言われた中
今日これだけ絶好のコンディションでお花見を迎えられるのは
ひとえに私の日ごろの行いの良さに拠るものではとの噂があります。
上司には、しみじみと、お前は運が強いよ、と一日中言われ続けておりますが何か。
運も実力のうち

さて、弊部のお花見と言えば、アメリカ人、シンガポール人、アルゼンチン人
そしてフランス人と日本人が混じるお花見パーティ－において
Japanese Traditional WAKA literatureを読みあうという…
風情があるというか、パワハラとでも言いたくなるような趣向が恒例行事でございます。

うちのCFOはまだ来日１年未満＆日本語勉強歴半年ちょっとで、古文を理解するほどの日本語力は持っていないため（でも普通の会話は普通にＯＫ…）
一応事前に、提出された和歌を訳してはメールしていたのです。
（そしてそれが今日一日ずっとやっていたお仕事。。。）

するとLead Country Managerから古文法についてバンチオブクエスチョンが投げられました。
まさかの攻撃。だって彼はおよそ40年前、大学で大正文化研究をmajorにしていて
そこらの日本人より近代文学は得意なんだもの。
まさか社会人になって、あんなに必死にカ行変格活用とか四段活用について
LCMに英語で説明する羽目になるとは思いませんでした

++++++++++++++++++++++++
ちなみに今年の基調講演ならぬ基調和歌は
西行は山歌集より

山桜ほどなくみゆるにほひかな　さかりを人に待たれ待たれて

となりました。

Synopsis of this year's WAKA is, people is waiting a coming spring, and you can see the air of cherry blossoms in mountain gradually opening up...
なんて適当に訳しておいたけど。

なお、語学才の多い弊社では、上の西行の和歌をGoogle Translationにて
ギリシャ語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、ヒンズー語、韓国語に訳して
その翻訳の下手さを楽しむという、Black Humorな遊びがあります。

…だんだん会社が嫌いになってきました笑
ちなみにロシア語は私が担当です。
++++++++++++++++++++++

そろそろ上司が仕事に飽きてきたらしく、０次会を先に始めに行くと言っております。
やっぱり宴会スタート、５時にすべきだったかなぁ。

April 01, 200907:01

カテゴリ: TOKYO life.; 働くこと

２年目が始まる。

卒業とかクラス替えとか
そういう名のリセットボタンは、人間関係において必要だと思う。
どれだけ今の部署や上司を慕っていても、新しい空気は必要だ。

昨年１年間は、私が10年ぶりの新しい空気だったはず。
今日からは、私も新しい空気を望んでいるのか。

馴染むことの心地よさと
溶け込むことへの危機感。

１年目は高揚と共にやってきた。
２年目は一切の感慨なく始まる。