玄関のお正月の飾りは片付けて立春に向けての鬼の飾り付けにした。
IMG_6892可愛らしい鬼たちの勢ぞろいである。もうは〜るよ来い気分。去年の今頃お茶の先生のところで立春先取りの趣向を楽しんだことを思い出す。先生がお身体を悪くされてそれからすぐお休みとなってもうお稽古はできなくなってしまった。
IMG_2250IMG_2248IMG_2161歳月はどんどん過ぎて自分の周りが変わっていく。一緒にお稽古した方々もそれぞれ別な先生のところに行かれ頑張っておられるご様子。私はもういいわで新しい先生を探すことなく全くの初心者の友達数人とお茶の手ほどきをしながら楽しんでいるけれど今年になってこれでいいのかと思うようになって来た。学生時代夢中になって茶道をやって卒業の時は習ったことに関しては自分が完璧に思えたこともあったけれど今は忘れていくばかりでお点前の所作の美しさも失われてしまった。
IMG_6889茶道はやはり好きだしちょっぴり昔を思い出して自負するところがあるのか人に負けたくないと思ってしまう。足が痛くなってるし思うように指が綺麗に動かなくなって来てると思うけれど純粋にもっと茶道の知識を得たいと思うようになった。うんと上のお点前はまだしたことがないし。知らないことが多いのです。
新しく先生につかれた友達から様々な新しいことを聞いてまたやりたいと強く思うようになった。
そこで情報を得ようと取りあえずカルチャーセンターに行ってみようかなと思い調べたらNHKの文化センターの茶道教室の時間が私の都合に合ってるし講師の先生も福岡で有名な先生だったので今日早速3ヶ月コースに申し込んで来た。1月からの12回コースだが私は中途からだから9回となり31日から始まる。前の先生はあまり厳しくなくて難しいこともせずアレンジして楽しみましょうと言う方だったからぬる〜いお教室でそれはそれでよかったんだけど、本格的な先生に習うのは本当に何十年ぶりとなる。
ちょっとワクワクする。カルチャーセンターなのでそんな難しいことはしないから基本からやり直すにはいいかもと思う。一応高等科には申し込んだけど。
カルチャーセンター3ヶ月が終わったら新しい先生の情報を得て改めて先生につこうと思う。

楽しくやってる私のお茶教室の初稽古を11日にしました。お床に柳も短いながら整えて香合も飾り、初めて使う置炉でどうしても初稽古の時はお濃茶をやりたくて飲み方さえ知らない方々に飲み方から指導して御挨拶の仕方も指導してお濃茶を練りなんとか終えました。お濃茶の香りを皆様方に楽しんでいただく段階までには至りませんでしたが。「これ苦いね〜」「ご挨拶って何言ってるん?意味が分からない!」「・・・・」「このお餅(花びら持ち)切れんよ!かぶりつく!」あーだこーだ賑やかしいと言ったらありゃーしない。それでも十分みんな楽しかったらしく無事終えました。
これはこれで良いのです。