2007年11月

2007年11月24日

('A`)ドクオのウツリマスのようです

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 22:09:37.81 ID:hb63HP2F0

第一話「ゆきのふるよる」


VIP町にある、小さなケーキ屋。

(*゚ー゚)「ふぅー。今日はお客さんもいないし、暇だなぁ」

ウィーン

(*゚ー゚)「あ、いらっしゃ……ってなんだ、ドックンかぁ」

('A`)「何だってことはないだろ。お客さんだぞ」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 22:10:31.35 ID:hb63HP2F0

(*゚ー゚)「はいはい、そうでしたねー」

('A`)「相変わらず、接客態度のなってない店だなぁ」

(*゚ー゚)「ん? 何か言った?」

(;'A`)「あ、いえ、何でもないです」

(*゚ー゚)「それにしても、ドックンがうちの店に来るなんて珍しいね。
     いつもはケーキ屋なんて恥ずかしい、とか言ってるくせに」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 22:11:12.01 ID:hb63HP2F0

('A`)「いや、まぁ……ちょっとな」

(*゚ー゚)「さては、またクー姉に命令されたんでしょ。
     ケーキ買って来てー、って」

(;'A`)「姉貴の言いそうな事ではあるけど、今回は違うんだ」

(*゚ー゚)「そうなの?」

('A`)「ああ。普通にケーキ買いに来ただけだよ」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 22:15:34.97 ID:hb63HP2F0

(*゚ー゚)「あ、なるほどねー。わかっちゃった」

('A`)「え?」

(*゚ー゚)「ケーキ買って、女の子にプレゼントするんでしょw」

(;'A`)「んなっ!? なんでそうなんだよっ」

(*゚ー゚)「だってー、ドックンは甘い物苦手じゃん?
     それに今夜はクリスマスイブじゃない」




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 22:19:49.67 ID:hb63HP2F0

(;'A`)「俺は別に……な、なんだっていいだろっ! 詮索すんなよ」

(*゚ー゚)「はいはい。顔真っ赤だよドックンw
     ほんとドックンは純情だよねー。もしかして、今日は初夜?」

(;'A`)「ぶっ!」

(*゚ー゚)「あらら、ほんとに?」

('A`)「だから違うっての! いいからケーキ買うぞ」

(*゚ー゚)「はいはい。お好きなのをどうぞ、お客様♪」


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2007年11月22日

ドクオと一人の少女のようです

タイトルがないので勝手につけさせてもらいました!ごめんなさい!


874 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 20:58:28.22 ID:oR4g5W3E0
1.
この国では毎年数え切れないほどの人数がある日突然姿を消す。失踪ってヤツだ。

理由はまあ様々だ。

犯罪。借金。家出。或いはただ単に何もかもが嫌になって投げ出したくなったとか。

そういう奴らを探し出すのが俺らの仕事だ。

俺と相棒のクーはある少女の足取りを追い、とある街へとやってきた。


('A`)「ここだな」

川 ゚ -゚)「ああ。間違いない、ここだ」


駅を出ると、町全体から錆の臭いを含んだ風が吹き付けてきた。

昔は国内の重工業を背負って立つ大きな町だったらしいが、ここ数年の不景気でもはや

見る影も無く寂れ果ててしまっている。

夕闇が迫った街にのっそりと居座る廃工場の群れはまるでデカイ墓石のようだ。

吹きすさぶ冷たい風は賛美歌ってとこか? 俺にはこの世のあらゆる命を呪う悲鳴に聞こえるがな。

875 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 20:59:43.45 ID:oR4g5W3E0
2.
息をしてるだけで辛気臭くなるような街だ。

早いとこ仕事を済ませて出ていかないと背広が錆臭くなっちまう。

その日は早めに宿を取り、翌日から捜索を開始した。

まずはチェックアウトの際にモーテルの主に聞いてみる。


(´・ω・`)「毎度。またのお越しを」

('A`)「ああ。ちょっといいか」

(´・ω・`)「?」

('A`)「この娘を知らないか? えーと…」


俺がポケットをゴソゴソやっているうちに、クーが自分のバッグから写真を取り出した。


川 ゚ -゚)「この娘です。知りませんか?」

(´・ω・`)「あんたたち、警察かい?」


にわかにオヤジの顔が険しくなる。

877 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/21(水) 21:00:58.96 ID:oR4g5W3E0
3.
('A`)「いや、そうじゃない。探偵だ。失踪人を探すのが専門の」

川 ゚ -゚)「この街の駅でこの子が降りたのを見たって人がいるんです。ご存知ありません?」

(´・ω・`)「見てないねえ…」


モーテルを出た俺たちは方々に当たった。

平日の昼間だってのに路上には酒瓶片手の男どもが溢れている。

まあ、おかげで聞き込みはやりやすい。

アルコールは人を饒舌にさせるからな。…凶暴にもするのが困り物だが。


('A`)「見ろよ。ほら、あれ。喧嘩してる」

川 ゚ -゚)「喧嘩って言うには一方的だな」

('A`)「止めるか?」

川 ゚ -゚)「面倒はゴメンだな」


こいつは頭はキレるがハートがいつも冷えてるのが欠点だ。

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2007年11月21日

ξ゚゚)ξフードファイターツン

788 名前:ξ゚゚)ξフードファイターツン[] 投稿日:2007/11/21(水) 19:29:16.47 ID:4Xij8y5R0


コンビニで買って来たばかりのホットドック三本が一瞬で無くなったので、今度は買い置きしておいたカップラーメンにお湯を入れながら床に座り込み、
湯気が上がるその光景を見つめ、ツンはまるで幼子のような潤んだ瞳をする。その瞳はただ純粋に「お腹空いた」と語っているのだが、実はこの女、さっきホットドックを食う前に飯を五杯+うどんまで食っているのである。
一体どこをどうやったらそんなに詰め込めるのか謎であるのだが、ツンはそれが当然だと言いたそうにカップラーメンの出来上がりを今か今かと待ち侘びている。
今年二十一歳で現役大学生、両親の反対を押し切って勝手に一人暮らしを始めたはいいがツンに家事全般の実力はまるで存在しなくて、いつもいつも隣人や友人に助けてもらいながら
何とか生活を続けている。そしてそんなツンの目下の問題が食生活だった。ツンはよく食う。「お前身体全部胃袋なんじゃねえの?」なんて言われるくらいによく食う。
そのくせ料理ができないので大体は外食で済ませるのだが、最近ではそれも危うくなってきている。
一時間食べ放題のバイキングで追い出されること五回、焼肉食べ放題で店長に泣きつかれること三回、
その他の店で「もう材料がありません」と頭を下げられること多々。
故に近頃ツンは飲食店への入店を禁止になりつつあるのだ。

ξ゚゚)ξ「ホントにわたしってブラックリストに載ってるんじゃないの?」

――などと呟くツン二十一歳の夏である。


792 名前:ξ゚゚)ξフードファイターツン[] 投稿日:2007/11/21(水) 19:31:47.15 ID:4Xij8y5R0
外食店を練り回るだけの金がどこから出ているのかはこの際敢えて言わない。
別に怪しい仕事をしているわけでも如何わしい仕事をしているわけでもないのだが、取り敢えず言わない。
ただ親が大会社の社長で年収が三十億で金が余って余って仕方が無いとかそういうのではない、たぶんきっと絶対に違う。
ツンが住んでいるマンションの家賃が実は二十五万円で、それを毎回毎回なぜか多目に払って大家にとても喜ばれているとかそういう証拠も存在しない、
違うのだ違う違う。だからあまり言わないでやって欲しい。
話を戻そう。ツンはよく食うのである。しかしよく食うくせになぜか体重が一向に増えず抜群のプロポーションを保っていることは
ツンを知るすべての者の疑問で、おまけに顔だって整っていて文句のつけようがない。
だがツンの唯一の欠点が、やはり『よく食う』ということ。そん所そこらの大食いなど屁でもないくらいにツンは食いまくる。
彼氏と飯を食いに行ったとしても、ツンに「遠慮」の二文字は存在しない。かつて付き合った彼氏は皆、その場で逃げ出すか引き攣った笑顔でバイバイしてそのまま二度と戻って来ないとか、
そういう流れがあるからこそ、今現在ツンに彼氏はいない。それがちょっと寂しい二十一歳の夏である。

 カップラーメンにお湯を投入してから二分三十秒が経過した瞬間、ツンは刀を抜き放つ侍のように割り箸を手にし、
フタを開けて麺を掴む。実に、実に幸せそうなツンの笑顔。とんでもなく不味いものを食わない限り、ツンは本当に幸せそうに食べ物を食べる。
その幸せそうな顔を「可愛い」と思い込み付き合う男共が真っ青になる、小悪魔な微笑である。
そして皆がツンに対して「もう食うな!!」と叫べない理由は、そこにあるのかもしれない。


796 名前:ξ゚゚)ξフードファイターツン[] 投稿日:2007/11/21(水) 19:33:53.09 ID:4Xij8y5R0

ずるるるるるるるっとカップラーメンを食べ続けるツンの背後には、テーブルの上に置かれていたノート型パソコンが淡い光を放っている。
麺を食べる音が響く中で、突然にしてパソコンが「ピポン」という音色を奏でた。口から麺を滝のように垂らしたままで
ツンは背後を振り返り、のそのそとお尻で移動しながらパソコンの前に辿り着く。
片手でカップラーメンの汁を飲みながら、もう片方でマウスを動かして先の音の原因を探り当てる。

 メールである。登録している人ではなく、初めて送られてきた人だった。
差出人は『HIMEKO』、件名は『挑戦希望』、内容は『「NEKOMI」さんですよね? ようやく見つけることができました。
今回貴女にメールを送ったのは、件名でもある通り挑戦したいからです。貴女もわたしの名前は知っていてくれていると思います。
自慢する気はありませんが、それくらいはあの掲示板で名前が通っているのです。貴女が逃げるとは少しも思っていません。
わたしの挑戦を、受けてくれますか――?』

ξ゚゚)ξ「ふむ」

 カップラーメンに残っていた最後の汁を飲み込み、幸せそうな顔をしてツンは微笑む。
本当に可愛らしい微笑である。そしてその笑みの本当の意味は、『挑戦者が見つかった=お腹いっぱい食べれる』という方程式の下に成り立っている。
手に持っていたカップラーメンの容器を床に置き、ツンはパソコンのキーボードに指を走らせる。
『よくわたしを見つけることができましたね。もちろん貴女の名前は知っています。最高連勝記録を打ち立てていた「クソッタレノ交想曲」さんの四十九連勝を食い止めたお方ですよね?
そして貴女は今、「クソッタレノ交想曲」さんと同じくして四十九連勝に並んでいる。しかしそれもこの一ヶ月はぴったりと止まってしまっていた。
つまり、公式の最高連勝記録を塗り替えるための挑戦者を、敢えてわたしに選んだ――と、そういうわけですか?』



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(´・ω・`)ショボンはあの日を後悔しているようです

624 名前:(´・ω・`)ショボンはあの日を後悔しているようです[] 投稿日:2007/11/21(水) 04:57:30.92 ID:ReyR7Y750

あれから幾らの年月が経ったろう。
私の手元には、駅で買った暇つぶしの小説と、長く使っている栞がある。

氷の冷たさに感じる電車の窓に頬をつけると、外はもうとっぷりと暮れているのがよくわかる。
家に帰れば、妻の作った夕食が用意されており、娘はもう寝ていることだろう。

そう。私は幸せなのだ。
・・・だが、この栞を、栞にされたスズランの花を見るたび、私は心がチクリと痛むような気持ちになる。

―――――

(´・ω・`)「うん、やっぱり『伊豆の踊子』は名作だよね。川端康成はノーベル賞をもらうだけある」
彼の名はショボン。名の通りのたれた眉が特徴的な文学青年である。
もう0時を回った彼の部屋で、壊れかけのラジオが流れている。

ラジオからたまたま流れてきたクラシックを聞きながら、彼は本を閉じた。


625 名前:(´・ω・`)ショボンはあの日を後悔しているようです[] 投稿日:2007/11/21(水) 04:58:41.46 ID:ReyR7Y750

('A`)「おはようショボン。相変わらず朝は早いな」

(´・ω・`)「やあドクオ。朝早いって、僕が早いんじゃ無くて、君が遅いんだよ」

始業予鈴と同時に堂々とドアを開けて入ってきたドクオに、視線を上げて答える。
ドクオはそれもそうだな、と適当に応じると、早々に机に突っ伏した。

(´・ω・`)「・・・もう寝るのかい?」
隣の席のドクオを伺いながら聞いてみる。

('A`)「んあ? 違う違う、この体勢がラクなだけだ。まぁ気にせんでくれや」
そう言うと、ドクオは首をクルリと反対側に回し、一日が始まったばかりの教室で最も疲れたオーラを放ち始めた。


626 名前:(´・ω・`)ショボンはあの日を後悔しているようです[] 投稿日:2007/11/21(水) 04:59:53.87 ID:ReyR7Y750

そして放課後


('A`)「嗚呼、今日もお勤めが終わったぜ」
(´・ω・`)「お勤めって君、今日昼と休み時間以外はずっと伏してたじゃないか・・・」

('A`)「それが俺の勤めなんだよ」
(´・ω・`)「しかも休み時間も携帯ゲームしてたようだし・・・」

('A`)「いいだろ、暇つぶしだよ、ひつまぶし。   ・・・・あれ?」
(´・ω・`)「ひつまぶしは食べ物ね」

('A`)「おうおう、そうだった。 んじゃま、俺は帰るとしますわ」
(´・ω・`)「ああ、またね」

ひらひらと手を振ってドクオが教室を出て行った。
黄金色の斜陽が指し照らす教室は、一日の授業が終わった開放感と、これから部活が始まる生徒たちの緊張感のようなものがない交ぜになって、何ともいえない学校独特の雰囲気を作り出している。

(´・ω・`)「さてと」
ショボンはカバンに物を詰めると、席から立った。
彼は授業が終わるといつも図書室に通っていた。単に本好きであるし、それが高じて就いた図書委員でもあるからだ。


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:( ^ω^)と川 ゚ -゚)の脱出ゲームのようです

225 名前:( ^ω^)と川 ゚ -゚)の脱出ゲームのようです/1[] 投稿日:2007/11/20(火) 22:46:25.08 ID:d3aAAGgX0

( ^ω^)「お?」

 ブーンは何もない部屋で目覚めました。
 真っ白い壁、真っ白い床。無音。無臭。
 シチュエーションホラーの舞台になりそうなところです。SAWとか。
 ブーンの隣に女の子が座っていました。なかなかかわいいです。おとなしそうです。

川 ゚ -゚)「やあ。 気がついたかい」

 にこりともせずブーンに声をかけます。
 無愛想です。

( ^ω^)「ここはどこだお? 君はだれだお?」
川 ゚ -゚)「ここがどこなのかはわからない」
川 ゚ -゚)「私の名前はクー」
川 ゚ -゚)「君の名前は?」
( ^ω^)「ブーンだお」
川 ゚ -゚)「ブーンか。 なあブーン。 お腹、すいてないか」
( ^ω^)「そういえば腹ペコだお。 クー、何かもってるのかお」
川 ゚ -゚)「もってない。 けど――」


227 名前:( ^ω^)と川 ゚ -゚)の脱出ゲームのようです/2[] 投稿日:2007/11/20(火) 22:47:44.38 ID:d3aAAGgX0
クーの視線の先には……

( ^ω^)「チョコパイだお〜!」
川 ゚ -゚)「さわってもいいよ。 なめてもいいよ。 嗅いでもいいよ。」
( ^ω^)「わーーーーい」
川 ゚ -゚)「でも……」

 チョコパイの山。ちょうど部屋の中央に盛ってあります。

( ^ω^)「チョコパイだいすきwwwwいただきwwwwマンモスwwwww」

川 ゚ -゚)「食べるのはさすがに危険だからやめておいたほうが……」


 ばくばくむしゃむしゃもぐもぐ……ごっくん!
 ぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!


228 名前:( ^ω^)と川 ゚ -゚)の脱出ゲームのようです/3[] 投稿日:2007/11/20(火) 22:48:32.57 ID:d3aAAGgX0
 ブーンがチョコパイを噛んで、唾液とシェイクして、飲み込んだ5秒後。
 ブーンは破裂。いや、ブーンのお腹が破裂。いやいや、ブーンが食べたチョコパイが破裂しました。

川 ゚ -゚)「!?」
( ゚ω゚)「痛い!お腹が!臓物が!痛い!血が出てるゥーーーーー」

 ブーンはじたばたします。
 傷口はそりゃあもう酷いものです。血がドバドバ、内臓グチョグチョ。

川 ゚ -゚)「チョコパイに爆弾が仕掛けられていたのか」
( ゚ω゚)「ブーン、11月20日、21時54分34秒、死亡」

 チーン。合掌。


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2007年11月19日

( ^ω^)最後のジレンマのようです

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/19(月) 21:49:41.52 ID:XeMbuBY10
動く物の無い病室


機器の稼働音のみが響く部屋


ベッドに一人、誰かが寝ている



( ´ω`)








彼が動く事は無い

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/19(月) 21:52:21.81 ID:XeMbuBY10
( ´ω`) 「ん…」

( ´ω^) 「…あれ? ここは…?」

( ^ω^) 「ここは… どこだお…?」


何も見えず

何も聞こえず

誰の気配も感じない闇の中



そこに自分は一人、立たされていた

夢にしては妙にリアルな感覚だ


(; ^ω^) 「どういう事だお…?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/19(月) 21:55:42.29 ID:XeMbuBY10
五分程黙っていたが、やはり何の音沙汰も無い

( ^ω^) 「やっぱり…誰もいないし、何もないお…」

( ^ω^) 「…歩いてみるかお」


とりあえず歩き始める事にした


目的なんて無い
状況把握も出来ない

どうすれば良いのかなんて分からない


歩くぐらいの事しか出来なかった

危機感や不安感は無い


( ^ω^) 「変な夢だおー」

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\(^o^)/オワタはξ゚゚)ξ彼女に勝利を捧げるようです

584 名前:\(^o^)/勝利 1/19[age] 投稿日:2007/11/19(月) 20:45:18.58 ID:glEcRe1R0
球場は独特の熱気に包まれていた。
マウンド上の男は帽子を取り、空を仰ぐ。すると眩しい太陽が男の視界に入り込んだ。

\(^o^)/(うおっまぶしっ! ……それはそうと、ここが正念場だな)

流れる汗をユニホームの袖で拭ってから、帽子を被り直し、ふとスタンドを見つめた。
必死に応援する観客の歓声、そして相手側の吹奏楽部による演奏等が、そこからそれぞれ球場内に響き渡っていた。

そんな中、男は自身の高校の応援団がひしめく一塁側の内野席に視線を移した。
そしてその大勢の人間の中から、お目当ての人物を男は見つける。

ξ;゚゚)ξ「―――!!」

金髪のツインテールが特徴のチアガール。名前はたしかツンと言っただろうか。
汗にまみれながらも、必死に声援を送っている彼女。遠目であるが、男はしっかりとその姿を見つめた。

結論から言えば、男は彼女に恋心を抱いていた。
この大会の初戦で、必死に自分たちを応援してくれている姿を初めて見たその時から。

して、本日は全国高等学校野球選手権大会県予選、その決勝。
勝てば甲子園出場が決定するこの試合の最終イニング。
マウンド上の男、もといヴィップ高校エース、人生オワタは一人勝手な思考を脳内で描いていた。

\(^o^)/(俺、今日の試合勝ったら…あの娘に告白するんだ…)





\(^o^)/オワタはξ゚゚)ξ彼女に勝利を捧げるようです

587 名前:\(^o^)/勝利 2/19[age] 投稿日:2007/11/19(月) 20:46:49.46 ID:glEcRe1R0
\(^o^)/(で、その為には、コイツを打ち取らなければ……!)

(´・ω・`)「……」

オワタは視線を本来向けるべき相手に戻し、その人物を見つめた。
本日決勝の対戦チーム、ラウンジ高校、その4番、ショボン。
決勝までの七試合で、計六本塁打を放っている今大会屈指のスラッガーである。

\(^o^)/(最終回で既にツーアウト…コイツを打ち取れば、試合はオワル……けれど)

けれども、そう易々とはいかない。
たしかに現在、ヴィップ高校は対戦相手のラウンジ高校をリードしている。
だがスコアは3-2、その差は僅か一点。

そして現状。ツーアウトではあるが、ランナーが一塁にいる。
ホームランを打たれれば逆転される場面だ。

\(;^o^)/(おまけに…前の打席で、コイツにはホームランを打たれている……)

前の打席も同じ状況だった。ツーアウトランナー一塁。
そこでオワタは高めに甘く入ったストレートを外野スタンドに放り込まれてしまった。
オワタの今日唯一の失投だった。

589 名前:\(^o^)/勝利 3/19[age] 投稿日:2007/11/19(月) 20:48:17.39 ID:glEcRe1R0
/(((;^o^)))\(あばばばばばばばばばばばばばば……)

それを思い出すと、またしても打たれるような気がしてオワタは頭を抱えブンブンと左右に振り、思考を散らす。

( ^ω^)「おっお、オワタくん、ここはどうするかお?」

と、そこにキャッチャーの内藤が自分の元へと駆け寄ってきた。
狼狽える自分とは違って、彼はこの最終局面でも涼しい顔で微笑んでいた。

気温もかなり高いはずなのに、何故暑苦しい防具を身に纏いながら、
ちょい太めの彼が、汗ひとつ掻いてないのかという疑問がふと浮かんだが、とりあえずそれは置いておいた。

( ^ω^)「次の五番は今日まったく打ててないお。だから、敬遠という手もあるけどお……」

/(^o^)\「……」

オワタは考えた。たしかに、次の五番は今日の試合自分の球を全く打てず3三振。
敬遠というのはかなり有効で、魅力的な策であるように思えた。

だが

\(^o^)/「……いや、ここは勝負だ」

敬遠はしない。オワタはショボンに真っ向勝負を挑むことに決めた。それは何故か。
ここで敬遠など『逃げ』だ。そんなのは自身のプライドが許さない。(建前)
それに、ここでショボンを打ち取ればテラカッコヨスwwwあの娘も俺にメロメロだろwww俺の人生ハジマタwww(本音)

( ^ω^)「そうかお…把握したお! 絶対に勝って甲子園に行こうお!」

オワタの脳内が不純だらけのピンク色とも知らず、内藤は「か…漢だ…!」と感動しながらホームへ戻っていった。

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('A`)ドクオは恋に堕ちたようです。

530 名前:('A`)ドクオは恋に堕ちたようです。[1/8] 投稿日:2007/11/19(月) 19:58:12.74 ID:PqzhKk120
現実とは残酷で不平等なものだ。
男子校に通う僕は女の子との出会いはないし、
話をすることすらない。


世界の男女比が同じならば
俺の分の女はどこにいるんだろうか。
きっと他の男が二股かけてたりするんだろうな。

('A`)「はぁ〜 世の中不平等だ。」

俺のため息はクリスマスが近づくにつれ大きくなっていった。

(´・_ゝ・`)「おっす、ドクオ! 今日もBルートで通学か?」


('A`)「おまえもなー。」

Bルートとは俺が名づけた遠回りの通学ルートだ。
なぜ遠回りするかっていうと、このルートは女子校の近くを
怪しまれることなく通ることができるからだ。

(´・_ゝ・`)「しっかし、スカート短いよなー。」

('A`)「だな。 勃起しないように抑えるのが大変だぜ。」


そんな俺にも奇跡とも呼べる転機が訪れた。

532 名前:2/8[] 投稿日:2007/11/19(月) 19:59:09.39 ID:PqzhKk120
ドンッ!!!

ξ゚゚)ξ「いった〜!!」

食パンを囓りながら走ってきた女子高生が
僕に体当たりしてきたんだ!

('A`)「あ、あの・・・」

ξ゚゚)ξ「あーあ、あたしの朝ごはんが・・・」

その女子高生は立ち上がって俺の目を見つめた。 いや、睨んだ。

ξ゚゚)ξ「弁償してよね。」

('A`)「えっ、あ、いくら?」

ξ゚゚)ξ「1マン」

僕は大変な人にぶつかられたようです。
これって恐喝じゃ・・・

533 名前:3/8[よんでくれ] 投稿日:2007/11/19(月) 20:00:03.51 ID:PqzhKk120
僕はそのとき1000円しか持ってなかったので
放課後、彼女と待ち合わせをした。

(´・_ゝ・`)「やったなドクオ! マックで待ち合わせだろ。
       これってデートじゃね?」

('A`)「そ、そうか?」

(´・_ゝ・`)「すげえわ。 女子高生と話してたもんな。」

これは僕に興味を持った彼女が
デートに誘ったということなのか。

なーんて考えるほど若くはない。
僕が女の子に一目惚れされるなんてことはない。
僕はすでに自分が好かれることはないと悟ってしまっていた。

これはやっぱり恐喝だ。

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我ら、AAテンプレ・その1部隊!!!!!

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/19(月) 03:26:55.00 ID:KeY8TZy+0
( ^ω^) 「この空、全てをこの両手に!ブーン!!」

('A`) 「人生つまらん早よ殺せ…ドクオ」

(´・ω・`) 「あんたの事情?知らんがな。ショボン!」

ξ゚゚)ξ「ツンとデレの黄金比は7.6:1!ツン!!」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/19(月) 03:29:45.98 ID:KeY8TZy+0
( ´∀`) 「影が薄い?ちょっとツラ貸せ。モナー!」

( ・∀・) 「マターリしようぜ。モララー!」

(,,゚Д゚)「喜劇も悲劇もなんでもござれだゴルァ!ギコ!!」

(*゚ー゚) 「ね、抱っこ♪しぃ!」



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/19(月) 03:31:29.11 ID:KeY8TZy+0
  _
( ゚∀゚) 「おっぱいを制する者は世界を制す!ジョルジュ長岡!!」

/ ,' 3 「動かざること山の如し。荒巻スカルチノフ」

(・∀ ・) 「お前、風上に立つなよ。鼻が曲がる。斉藤またんき」



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ギコは獣以上に愚かなようです

88 名前:ギコは獣以上に愚かなようです[1/5] 投稿日:2007/11/19(月) 00:49:28.76 ID:n1YkWdzR0
あぁなんて愚かな獣。

俺なんていつでも同じことしか考えていない。
君の四肢を喰いちぎって炙って振り回そうとしてんだ。
そうやって自分を満足させて高笑いを浮かべるんだ。

真四角に気取った関係上のはるか遠い彼方で、犬のようにぐるぐる同じ場所を回っている。
君と、僕と、あいつと、そいつ。

いつだって複雑に絡み合った糸。

(,,゚Д゚)「君の事が、好きです」

(*゚ー゚)「ごめんね、私は嫌い」

あぁ全ては虚無に帰する。
いつだってそうさ。複雑に絡み合って解けやしないんだから。

(,,゚Д゚)「……嘘だよ、冗談だ」

(*゚ー゚)「うん、私も」

真実に似た虚偽がいつものように舞っている。
ひらりひらりと頬を掠めながら。

(,,゚Д゚)「だよなー。お互い、付き合ってる相手がいるんだし」

(*゚ー゚)「あったりまえー」

乾いた笑いも虚無へと帰する。全ては空気と同化して視界から消え行く。

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