編み物初心者ライターがチャレンジ！ 親子リンクコーデできるかな？ ──新ベビーヤーン「ねんね nenne」で編むあったかニット帽

親子リンクコーデがかなう！　ニット帽を手作りしてみよう

レシピを見てみると、「編んでみたい」気持ちがむくむくわいてきますが、編み棒を持つのは小学生の時マフラーを編んで以来（！）の筆者……。正直自信がありません。編み物好きの友人にレクチャーをお願いしつつ、頑張ろうと決意しました。目指すはあこがれの親子リンクコーデに使えるグッズです。初心者にはハードルが高いかしら？　と使ったのはコチラ。

ねんねで編む、やさしいベビーニットとたのしい親子リンクコーデ

かぎ針で編むニット帽のキットです。実際のキットは大人用（黒×グレー系）、赤ちゃん用（ピンク＆パープル系）のお色ですが息子（3歳）用に大人と同じ配色の毛糸をプラスしてサイズをキッズ用にアレンジしてみました。

今回はハマナカの通販を利用。こんなかわいい箱で届きます♪



キットに入っているのは、作品を作るのにちょうどよい量のねんね毛糸と編み図。さて、うまくできるのかしら？？

　今回はかぎ針で編むニット帽です。ポイントはストライプ模様です。黒、グレー、白の配色を編んでいきます。



最初は悪戦苦闘。「かぎ針ってどうやって持つんだっけ？」「毛糸がからまる～！」。友人に聞きながら少しずつ編み進めていきます。



ストライプ模様が見えてきました！

ふう、ようやくここまでできました！！　
ポンポンをつけて完成です。大人用は黒に、子ども用は毛糸をミックスしたポンポンにしてちょこっとアレンジしました。

出来ました～！！　仕上がりはこんなかんじに。

親子でかぶってさっそく動物園へお出かけしました。ふだんは帽子を嫌がることも多い息子ですが、「ママの手作り」「おそろいの帽子」がうれしいみたいで喜んでかぶってくれました。寒い日でしたがふんわりあたたかな触感で私も幸せな気分に。

普段から子どもに着せる服はシンプル、ダークトーンが多いのですが「ねんね」はそれに合うカラーバリエーションが豊富なのもうれしいところ。



男の子のアイテムにもすんなりなじむカラーなのでコーディネートしやすそうです。これなら、色々なファッションに合うので大人のためのグッズを作るのにもよさそうです。

手洗いできるので今度はマフラーなど直接肌に触れるものを作ってみようかな？　と思いました。編み物は本当に久しぶりでしたが、デザインや色を考えてオリジナルを作るのって楽しい！　自分で作ると愛着がわきますね。

ハマナカ商店にてキット販売

　ハマナカでは編み物初心者からベテランまでおすすめのレシピやキットを揃えています。
今回作成したニット帽のほか、こんなかわいいベストも作れるキットもおすすめ。

　どんどん寒くなるこの時期、手編みのグッズでお子さんとのリンクコーデを楽しむのはとってもおすすめ。これから編み物を始めたい人、手作り大好きな人も満足できるハンドメイド作品をたくさん紹介しています。
　ねんねは全国の手芸店やネットショップの他ハマナカの通販サイトでも取り扱い中。

ベビーグッズはもちろん大人向けのアイテムにもぴったりのねんね。好みの色やアイテムを見つけてこの冬のアイテムづくりをさっそくはじめてみませんか？

100人のママたちのアイデアを集めたとっておきのベビーヤーンができました！

　今年発売されたハマナカのベビーヤーン「ねんねnenne」。
ベビーグッズを編むのにぴったりのこの新しい毛糸は、ママたちのアイデアがつまった自信作です。「こんな毛糸が欲しい」「こんなベビーグッズを作ってみたい」「赤ちゃんとの時間をこんな風に過ごしたい」。……そんなママのリアルな声を集めて心をこめて作りました。



　今回は発売までのストーリーを振り返りながら、「ねんね」を使ってできるベビーグッズも紹介します。

100人のママたちのアイデアを集めたとっておきのベビーヤーンができました

　100人のママといっしょに赤ちゃんのことを一番に考えたベビーヤーンを開発したい。ママとベビーにいちばんいい製品を届けたい。そんな思いで「ねんね」は生まれました。「ベビー服とおしゃれについて考えよう！～形になる！子育てアイデアソン」などのイベントやアンケートで100人のママに意見を聞き、「ママたちのリアルなこだわりポイント」を集めて作ったとっておきの新製品が「ねんね」です。

こだわりポイント(１) 素材

　生まれたての赤ちゃんに着せられる安心の素材を選びたい。そんなママの声は圧倒的多数でした。「ねんね」は、ハマナカが厳選した高品質のニュージーランド産メリノウール100%でふんわりやわらか、あたたかな質感です。ウール100%ながら手洗いできるので清潔に保てデリケートな赤ちゃんの肌にもぴったりです。

こだわりポイント(２) カラーバリエーション

　今回の「ねんね」は全12色展開。ダーク系からビビッドな色まで豊富なカラーバリエーションも特徴。従来の赤ちゃん用毛糸といえば淡いトーンのパステル系が主流だったのですが、「今のファッションに合うカラーバリエーションが欲しい」「黒や紺などダーク系の毛糸もあればいいのに」そんな声が聞こえてきました。大人のファッションにも合うこだわりのカラーを揃えているのできっとお気に入りの色が見つかるはず。

編み物初心者にもおすすめ　こんな作品が作れます！

この毛糸で実際どんな作品が作れるの？　ハマナカの「あむゆーず」ではレシピを掲載しています。

 ＜あむゆーずにてレシピ掲載＞

このレシピを見て、編み物は小学生以来の筆者も今回手作りにチャレンジしてみました。親子リンクコーデに使えるニット帽を作ってみましたので、次回はその悪戦苦闘ぶりをご紹介いたします。

新しいベビーヤーン「ねんね」発売前インタビュー 「いままでにない色合いと大人も使いたくなる上質素材が魅力ですね」 ～株式会社イチカワ代表取締役社長市川真憲さんに聞く

　いよいよ８月にお目見えするハマナカの新ベビーヤーン「nenne～ねんね」。これまで、新しいベビー毛糸ができるまでに関わったママたちの声や開発担当者の思いを取り上げてきました。

　今回は制作サイドの話からちょっと離れて、いつもハマナカ製品の販売を扱っていただいている手芸店にお話を伺いました。

　お話ししてくださるのは愛知県で長く手芸店を経営する市川真憲さん。昨年3人目のお子さんが生まれたという40代のパパ社長です。今回は市川さんに、販売のプロならではの視点で新しいベビーヤーンを見ていただきました。

≪お話しを伺った方≫

　市川真憲さん（43歳）

株式会社イチカワ代表取締役社長。小3、小2の男の子、1歳の女の子の父。

愛知県西尾市を中心にした店舗手作り広場イチカワおよびネットショップも展開。ハマナカとのお付き合いは先代から30年以上という老舗手芸用品店。ベビーヤーンをはじめ、毛糸、生地、ボタンなど幅広い手芸用品が豊富にそろいます。実店舗の他オンラインショップも好評です。

手作り広場イチカワ

店舗ＨＰ　　http://www.hcs-ichikawa.com/

    

オンラインショップ（楽天）http://www.rakuten.co.jp/hcs-ichikawa/

──はじめに、市川さんのお店や店舗周辺について伺えますか？

　私の店は毛糸や生地、ボタンなどを扱う手芸専門店です。本社のある愛知県西尾市は名古屋から名鉄で一時間弱、岡崎市の隣にある城下町です。西尾はお茶の産地として有名でおいしいのでこちらにお越しの際はぜひ味わっていただきたいです。幅広い年齢層にご来店いただいていますが、やはり入学、新学期の時期は、手作りのバッグなどを作るお母さんも多いですね。他に赤ちゃんが生まれるので手作りしてみたいという方は一年を通していらっしゃいます。楽天のショップはオンラインという特性もあり、店舗より若い女性のお客様が多い印象です。

──新しいベビーヤーン「nenne」をご覧になっていかがですか

　まず、手に取ってみて感じるのは素材が良いということ。柔らかくて肌触りの良い糸を使っていますね。それと、やはりカラーリングが新しいですね。ビビッドでありそうでないカラーバリエーション。これが目をひくなと思いました。12色展開ですが、私は特にさわやかなグリーン系の色が好きです。

──今回ママたちの声を反映させて新しいカラーを考えました。こういう色合いはいままでなかったのでしょうか？

　ベビー用の糸はパステルカラーなどふんわりした優しい色という印象がどうしても強くて……。お店でも多く並べていたのですが、考えてみればそれにこだわることもないな、と。やはり寒い季節になると毛糸がよく出るのですが、秋冬にもぴったりなおしゃれな色合いが映えそうです。

──ずばり、ベビーヤーンはママたちに人気が出そうでしょうか？

　ぶっちゃけてしまいますと、売る側からすれば品質が良くて安い、というのがいちばんお客様にアピールしやすくありがたいわけですが(笑)。ねんねはデリケートな肌にも優しい上質素材や全く新しいカラーリングが、育児グッズにこだわりを持っているいまのお母さんたちに受け入れられそうですね。

──たくさんのママたちに育児やハンドメイドについて聞き、こんな製品があったらいいのに、という願いを「nenne」にこめました

　長年、製品に触れてきて、もちろんマーケティングに力を入れれば即売れるというような方程式はないと感じていますが、ハマナカさんならではの品質の高さと、女性に人気の出そうなカラー展開で、これは期待できるなと感じています。

──「nenne」を使って作るならどんなアイテムがおすすめですか？

　ベビー用品はもちろんですが、それだけに使うのはもったいないな、と思っていて。肌に優しく色合いも老若男女問わず使えるバリエーションなので赤ちゃんを卒業したキッズや大人が使うアイテムにもぜひおすすめしたいなと思っています。たとえば素肌に直接触れるマフラーをこれでつくるのはいかがでしょう。首元は冬場荒れやすい人も多いので、肌に優しい素材で手作りするのがおすすめです。店頭でも作品例を展示してＰＲしたいと思っています。

──市川さんは三人目のお子さんが生まれたということ、久しぶりの赤ちゃんの育児はいかがでしょう

　はじめての女の子が生まれて今年の春で一歳になりました。赤ちゃんの育児は久しぶりですが、やはり……かわいいですね。上にきょうだいがいて、いま小学生の男の子ふたりですが妹の面倒をよく見てくれるので助かります。上の二人は年令が近いのでこういうことはなかったのですが……。小学生ともなると頼りがいがあって、こちらが忙しく手が離せないときに「ちょっと見とって～！」と頼める心強い存在です(笑)。

──いよいよ8月上旬ごろ、「nenne」が店舗に並び始めます。「nenne」は肌触りにさらにこだわった上質の素材感が赤ちゃんグッズにぴったり。

　ニュージーランドの牧場で放牧されている羊の上質なウール糸を選び、宮崎の自社工場で生産しています。原料から毛糸にする作業まで、すべての工程で作る人の顔が見えるのが自慢です。安心できる素材でこだわって作っているから手触りが違うんです。新しくなったベビーヤーンをぜひお試しください。