2017年09月04日

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カーフェリーは午後の12時半出航なんですが、10時半まで仕事をして慌ただしく佐渡汽船まで向かいます。
途中でスポーツデポ黒崎店に寄ってパワーバー等の補給食を買いました。この辺に緊張感の無さが現れています。本音を言うと佐渡へ渡りたくない気持ちが満々で弱っていました。




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というのも佐渡へ渡ってから選手登録、競技説明会と実に慌ただしく、しかも駐車場はいつも満タンで
丘の上の佐和田中学校のを使うんですが、ちょっと遠くで弱ります。会場のアミューズメント佐渡は
大勢の人が寄り集まって賑やか好きにはいいのでしょうが、人いきれで頭が痛くなります。人に酔うという表現がぴったりです。選手説明会は夕方5時からです。それはいいとして、今度は駐車場から国道に出るまでが
大混雑です。国道に出てからお宿の両津まで向かうんですが途中のコンビニで夕食を仕入れてからですので
お宿に着くのは軽く6時を越えます。それからチェックインして夕食、明日の準備、風呂だなんだとしていると
すぐに8時前になります。そして寝ます。8時には布団に入っています。すぐに寝に入るわけではなく、うだうだしてるんですが、上手く眠れるように前夜から睡眠は少なくしています。佐渡汽船内でも寝ません。(笑)

この時間帯は実にブルーな時間帯ですね。皆さんもそうでしょう。

翌朝はAタイプなら3時起床、Bタイプなら4時起床が自分のパターンです。30分は宿で準備してから車に乗ってコンビニで朝食を買って車の中で食べながら佐和田支所の駐車場に向かいます。正面の駐車場はAタイプの選手の車で満車になるので佐和田病院側の青空駐車場がBタイプの選手のパターンでしょう。
Aタイプのバイク準備には照明が要りますが、Bの場合は日の出が始まるのでそんなには困りません。
自分は空気入れて飲料を用意して補給食を少々用意します。今年はカフェイン200mm入りの梅丹を2本ランニング時に使う予定です。ここ一発の時にカフェインは効きますがコーラは慣れちゃうと駄目ですね。





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Bタイプのボディーマーキングとアンクルバンドの受け取りは佐和田小学校の体育館で5時半からです。
この頃は明るいので海がよく見えます。今日は寒いですが晴れ渡っています。
Aタイプだと混雑するトイレもBの選手だけになると比較的空いていて待ちも長くなくていいですね。
ちなみにトイレの前が自分の年台のバイクラックでした。
以前のレースでお会いした方との再会や近況報告は実にいいもんです。特に同年代の人との会話は空気感が同じで安心出来ます。


とにかくここまで出来ました。レース前1時間。数週間前まで一夜漬けのようにミドルの距離を練習に入れだし
、そのくせ1週間前に会津レースにいきました。
しかし驚くのは同じ連戦でもITUのカナダ世界ロング選手権に出場して1週間も経たない内にすぐに佐渡に乗り込んで結果私のBエイジで知っているだけで表彰台2名、一桁順位1名と素晴らしい成績でフィニッシュしてるんですから、敵いません。恐れ入りました完敗です。

そうこうしているうちにスイムのチェックイン時間が迫ります。7時半スタートですが試泳が義務っぽく時間設定してあるので、バイクトランジットが閉鎖されます。その後試泳です。暑くも寒くもなくクラゲもいないようです。

いつもそうですが、スタート前特に佐渡では緊張します。今年はBタイプなのでまだ気が楽ですがAタイプだと
距離の不安感と乗り切れるだろうかという完走義務感に押しつぶされそうになります。

Aタイプの選手は6時にスタートですのですでに2000mの折り返しをしています。その横で試泳です。
7時15分に日本ロング選手権の選手がスタートです。この人達がまた生きがいいんです。動きが切れています。この選手達が沖合に出てから、いよいよBタイプのスタート7時半が迫ってきます。

佐渡の場合は横幅が広く沖合100mくらいまで遠浅なのでバトルが起きにくい環境です。酷いマグロ状態には
なりにくいのです。スタートフォンがなりました。歩く選手もいます、ドルフィンスルーで前に進選手もいます。
最初は泳げない水深です。1分位すると泳げる水深になるのでここからバトルが始まりますが、楽なバトルです。叩かれたり、接触したりするのはSDレースの半分以下です。波もありません。行きは追い潮気味な感じがします。自分は空いてきたら2ビートの両側呼吸で無理せずに泳ぎます。速い人のスイムキャップが遠く前に見えています。自分は遅いので仕方ないですがあれ位で泳げるようにオフシーズンは頑張ります。(笑)

Bタイプは2000m1周回なのですが、南側、つまり行きは左帰りは右側から太陽が照らすので左側呼吸の人にはまぶしい設定ですが、大抵は右側呼吸でしょうから関係はないでしょう。
今年の海は凪で漂流物も全くなく、もちろんクラゲ等の刺す生き物もいませんでした。ありがたいスイムでした。
何事もなく経過です。こういう時は突発的な重大事故も起きにくいのではないでしょうか。

前日の説明下でも言われていましたが北朝鮮のミサイル発射され万が一日本の領土領海に着弾した時は戦争状態と同じなのでただちに大会は中止だそうです。領空を通過した時は警報をならして注意を喚起しますが大会はそのまま継続とのことでした。佐渡は北朝鮮からは結構近いんですよ。




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スイムアップしてバイクに移ります。トランジションエリアはそれなりに混み合っていますが、比較的我がエリアは空いています。初めてバイクグラブをしてみました。結構快適なもんですな。
バイク序盤はさすがにBタイプ混み合っています。しかし後半特にラスト20kmで脚を使うので注意が必要です。とは言ってみてもこれを守れなかった自分がランで泣きを見ました。
Bタイプは3回目で、両津に出るまでは未だに覚えられません。両津過ぎるとAタイプと同じなので分かっているつもりですが、B序盤のコースは覚えられません。結構皆さん同じ速度が多いので団子状態、まずく言うとドラ状態に陥ります。Aでもそうですが、Bはもっと酷い状態になります。自分も集団の中に入ってしまうことが多々ありました。入ってしまうと意地でも下がりたくなくなるのが心理というのでしょう。マーシャルバイクが横についてもなかなか散らないんですから質が悪いですね。自分は集団になった時はまず最後方に位置して距離を開けて漕ぐんですが、それでも色んな状況から近づいてしまう時があります。佐渡で集団になりやすいのは同じ速度の選手が集まりやすい、距離が長い、直線が長いといった固まりやすい要因があるのでしょう。
こういった所で孤独に走るのは集団巻き添えになりやすい状況では難しい時があります。特にBではそうですね。といっても赤泊過ぎれば嫌でも単独走になります。前も後ろも全くいない状況はこれまた寂しいもんです。

途中落車しました。赤泊の前のエイドだと思うんですが、ボトルを取ろうとして右手でブレーキレバーを握り、左手でボトルをキャッチしようとしていました。視線をボトルの方に移して取って前を見た瞬間にバイクが止まってボトルを取っていました。避けようと右レバーを思いっきり引きましたが間に合わず前車の左側に突っ込みました。ブレーキは間に合ってゆっくり接触しました。相手には損害なし、というより止まる瞬間に相手の左側のバイクシューズに当たっただけみたいでした。そして自分はスローモーションのように左側にシューズを外せずに路面に衝突しました。キャーと言う声がしたのは覚えています。相手は怪我していないか確かめたら大丈夫のようでした。その後運良くメカニックカーが通りかかり戻せなかったチェーンを戻してもらいセンターが曲がったハンドルを直してもらい、ゆっくりスタートしました。ゆっくりゆっくり安心して慌てず再スタートして下さいといわれて、結構安心しました。メカニックさんは反対車線でしばらく私を追ってくれて見守ってくれているようでした。

やっぱりBタイプはAに比べると焦りますね。自分の周囲確認の不注意なのは分かるんですが、やはり前を追うという焦り感がそうさせたのかと今になって思います。どれ位ロスしたのかは分かりませんが「そして誰もいなくなった」というほどガランとした道路になりました。しかし落車は気持ちが落ちますね。左側の打撲や擦り傷はさほどではなく、バイクも順調なんですが、気持ちが萎えてしまってそして遅れたという悲しみが襲ってきます。

本当はまだまだ勝負は先でランでいくらでも回復できるんですがその時はがっかりした気持ちだけでした。

小木まで来ていよいよ坂なんですが、仕方ない気持ちを引きずりながら上りました。落ちてきた選手を一人一人拾いながら10人以上は抜けたかな20人位かな。そんな気持ちですが、小木が嫌なのは登りではなく下りの長い左回りの坂です。ここで必ずバイクが大きく細かく振れます。初参加の時は振れが酷くて制御困難で落車を覚悟したほどです。それからこの坂は無理せずにブレーキを多めに掛けて突っ込まないように注意して下ります。昔はZIPPホイールでした。カンパにしてからはあまり感じなくなったんですがゼロではありません。

今年はBタイプを甘く見ていました。特にバイクは105kmなので、登りはダンシングを多用しました。
Aタイプだと用心してシッティングで上るんですが、いい気になってダンシングを使いまくってしまいました。
小木だけではなくそこへ来る途中の所でもそうでした。今思うとこのしっぺ返しがランで出ちゃったんです。





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それでもレース中はバイクで使わないようにと思いながら走ってるんですから困ったちゃんです。
結構使ってるくせにまだ大丈夫と思っているところがアンテナの感度不足です。
大甘ちゃんです。小木坂ではアクシー新井さんの応援を受けてありがたやでした。

ここが終わるとラスト10km平地ですが逆風が毎年の恒例です。ここは無理せず調子を整えるところですが
前を追う、Bは分の勝負みたいな気負いがあってあまり休まなかった所が今思うと良くないですね。

そして佐和田の商店街、すでにBタイプの選手がランに移っています。よしここからだと気合いを入れ直します。トランジットにはすでに数台のバイクが到着済みでした。今年も表彰台は駄目かな?ランでがんばれるかな?みたいに弱気な自分がいます。
さて気を取り直してランに入ります。ここで梅丹カフェイン200mgを2本携帯しましたが1本をどこかで落としました。
1本はスタート直後に飲みましたがさすがにカフェイン200mgは効きます。気のせいか脚が進みます。ただし350号を左折するまででした。ここでカフェインの効果が切れたようです。快適だった分反動が酷いです。

ここからが悪魔のランニングです。すごい落ち込みです。走れないんです。
力を入れられない。そして脚という脚が全部痙攣直前状態であちこちがヒクヒクうごめき出します。
無理すると道路上で痙攣のたうち回り状態に陥りそうで恐ろしやです。こういう事も今まで何回も経験してますが、痙攣すると動けなくなるのでそれだけは避けようと超安全走行にします。それでも回復あるだろうと思っていました。Aタイプでは2周回目に回復起きてもBタイプでは1周回なんで回復前にゴールしちゃうんですわ。

・・・アクシーの中○さんバイクで応援してくれてました。ご自分の事はさておき佐渡まで応援に来てくれるとは頭が下がります。感謝で一杯です。ありがとうございました。・・・・・

それでも折り返しまでは最低限に抜かれただけですが、折り返し後は見るも無惨でした。速報では地点ごとにわかるんです。それを見ると折り返し後で40人に抜かれました。同エイジには7人に抜かれました。

結果は正直です。つまりバイクでダンシングを多用したり、以外と無理して前を追ったせいで脚を使ったんですね。あの攣り寸前の脚の状態ではストライド云々は無理でした。歩く寸前です。我慢して走っていると良いことがあるはずと思って頑張っていましたが結局女性にもたくさん抜かれました。良いことは何にもなかったですね。




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ラストも踏ん張れずラストスパートなんて無理無理。歩かないだけで精一杯。
甘かったんです。

8月に2レースした事と、追い込んだことで調子が上がらず疲労感があったはずなのに、感じなくなっていた。
無理してでも休めば良かった。調子が上向きになる気配さえなかったのに練習量だけこなして安心していた。
人には出来ても自分には出来ないことがある。















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結果は総合109位エイジ12位でした。過去最悪ですね。二兎を追う者一兎も得ず。
8月にとってつけたようにミドル練習をして身体に無理を掛けヒルクライムに出て会津トラに出て
全部を好成績でフィニッシュなんていうもくろみは、ものの見事に吹っ飛びました。
絵に描いた餅状態の結果でした。


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結果は結果として受け止めます。さて負け戦の時こそ得るものは大きいはずです。家康が描かせた
しかみ図(信玄と戦って大敗した時の自画像)の例もあります。
年齢が上がると出来にくいこともあります。今回は自分の高齢化を意識したレースでした。
58歳や59歳でも強い人はいます。励みになります。さて自分はどうでしょうか?

自信を無くした佐渡でした。今年も悲願達成はなりませんでした。





この記事へのコメント

1. Posted by 新潟初心者   2017年09月06日 12:51
5 佐渡には、まだまだ実力がありませんが、先輩方々の経験は本当に励みになります。

どんな経験をしても、初心者の様に
気持ちが落ちる事も、どんなに練習しても不安な気持ちになるのも、あるもんなんですね。


2. Posted by ゴン太   2017年09月08日 08:49
>新潟初心者さん

これで準備万端、どこからでも掛かってこい!という心境に慣れる人は珍しいと思います。

どんなに好成績でゴールする人でも、ここ一番のレース前は大きな不安感で泣きそうになります。前の晩が不安で押しつぶされそうで一番嫌です。

そして練習を積んできたつもりでも結果は思わしくないというのはよくあることだし、ロングだと不確実性が高くなります。そこが醍醐味でもあるんです。思わぬ好成績なんて事もありますし。

レース結果は練習の裏付けがあっての事なのでとにかくやることはやってみて、後は天運という気持ちになれれば最高です。

佐渡大会は年1の最大の目標大会に位置してますから
恐れずに挑戦してみて下さいね。

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