![640[1]](https://livedoor.blogimg.jp/amiur0358/imgs/2/9/296c201a-s.jpg)
今年映画館で見た142本目の映画
鑑賞日 12月5日
イオンシネマ新潟西
評価 ★★★★
中川龍太郎監督・脚本作品、91分。
悩める女性を救うために、イケメン男子が騎士(KNIGHT)として一夜のデートに付き合うデート・セラピストなる商売がある。ここでは三人の男子(川村壱馬、吉野北人、RIKU: 画像左から)が、それぞれに三人の女性(穂志もえか、安達祐実、夏子)とカップルを作り、彼女たちが抱えている課題や悩みを解決すべく尽力する。女性が救われるだけでなく、救う側の男子もそれぞれに得るところがある。
三部作ではなく、三つのカップルの話が交差しながら映画が進行する。その交差の仕方がたくみで、また映像も光の使い方など独特の魅力があり、三つのストーリーにもぞれぞれ味や工夫があるので、なかなかに楽しめる作品に仕上がっている。
配給の関係か上映館が日本全国で100に満たない映画だけど、お薦めである。
中川龍太郎監督は、『四月の永い夢』は魅力と欠点がないまぜになった作品、『やがて海へと届く』はイマイチという感じだったが、今作では実力を十二分に発揮している。
新潟市では全国と同じく12月1日の封切で、イオン西とユナイテッドの2館で公開中。県内他地域ではTジョイ長岡でも上映されている。
私が足を運んだ火曜日午後の回は6人の入りだった。