2011年02月04日

白夜行

映画「白夜行」のCMでのセリフ「私にはいつも夜だった、でも暗くはなかった」というようなのがありました。何故だかそれを聞いて無性に興味がわいて読んだものです。

以前ドラマ化もされていて、見たこともないのですが、東野さんの作品では人気が高いといいます。しかし今回読んでみて、とても良く出来ている作品だなとは思いましたが、内容的に「そんなのあり!?」と言いたくなったのも事実です。作品としては素晴らしいです。
でも。
私が主人公だったら。ここからはネタばれになってしまうかもしれませんが。
男が事に及ぼうとするものなら、隠し持ったカッターナイフなんかで致命傷にならない程度に刺して、男の名刺持参でそのまま交番に逃げ込み、母親ともども逮捕してもらいます。むろんこちらは正当防衛で押し通しますし、結果、母親がつかまったとしても、男ともども犯罪未遂で済むのですから、一石二鳥だと思うのですが。いかがでしょう。
それではお話は始まりませんし、こんな作品も成立しないかもしれませんが、思わず「私だったら!」と反論してしまいたくなる話でした。

それでも。主人公が最後の方で語る本音だと思われるセリフはとても印象に残ります。それは義理の娘にベッドの上で語るセリフと、部下に語る「いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。」という一連のセリフです。救い様のないストーリーの中、そこだけがとても輝いているように感じられ、ぐっときたのも確かです。  
Posted by ammy2005 at 15:22Comments(0)文学作品

2011年02月02日

御高覧ありがとうございました・ほか

両・展覧会場におこしくださった皆様、御高覧ありがとうございました。
こころより御礼意申し上げます。お寒い中、本当にありがとうございます。
私自身は一度ずつしか会場をまわれず、非常に残念でしたが、会場の様子や展示の様子などなど、ためになる事が多かったです。

ただいま自宅療養中です。
この1週間のあいだ、ずい分色々な検査を受けて医療費が飛んでいきましたが、いい年なので受けられるだけのものは受けておいた方が良いとも思いました。
胸水の具合を見るのにレントゲンはよく撮りましたが、他にCTや内視鏡検査、エコー検査、胃液を採ったりと、初めての事が多く、いちいち関心しながら受けました。
何が一番辛かったかと言うと、胃液を採取するもので、鼻からチューブを胃まで通して採ります。内心、麻酔が無いだけで内視鏡と同じではないのかと思いましたが、やはりそんな感じが…。「太いうどん」と評される内視鏡ですが、太いどころか硬いうどんでした。のど元を通すときが吐き気と異物感で少々大変です。それでも比較的楽だったのは麻酔のおかげでしょう。自分なりの感想ですが、麻酔ゼリーは吐き出すよりも飲み込んだ方が奥まで麻酔が効いて楽なのではないかと思います。
胃液チューブは細いものの、そののど元を通り抜ける苦しさは、申し訳ありませんが内視鏡以上でした。細いのにな…と思いつつ、「はい飲み込んでください」の言葉に飲み込もうと努力するのですが、それを裏切る喉の抵抗はえらいものでした。と、言いつつ10分程度で終了したのですが、まさしく「喉元過ぎれば…」の検査でした。

検査内容が主になりましたが、
これから検査を受けられる方の参考になれば幸いです。

  
Posted by ammy2005 at 16:34Comments(0)日々のこと

2011年01月25日

尖・小品展と日本画新展

遅くなりましたが、展覧会のご案内です。

「日本画グループ尖 小品展」
1月26日(水)〜2月1日(火)
阪神梅田本店 9階:阪神美術画廊(最終日は5時まで)

「第3回 京都日本画新展」
1月26日(水)〜1月30日(日)
JR京都駅 伊勢丹7階 美術館「えき」10:00〜20:00(最終日5時まで)
尖メンバーのマツダ・直海、両氏と天宮が出品しています。

会期がほぼ重なりますので、よろしければ合わせて御高覧の程ぜひお願いいたします。  
Posted by ammy2005 at 14:25Comments(2)展覧会のお知らせ

2011年01月21日

肺の水

2ヶ月ほど前から調子が悪いので、とうとう病院へ行ってきました。
するとレントゲンの結果、肺に水が溜まっているのが分かったので、すぐに抜いて検査することになりました。私にしたら久方ぶりの大事です。
肺と言っても肺を覆う膜に溜まっているそうですが、それを抜くとなると、つまりぷすりと刺すしかないというわけです。

レントゲン写真には首から腰までの骨格が写っているわけですが、左右の肺らしき影のうち、右側の下部が真っ白になっています。あまりにくっきりしてるので炎症とかではなく、もっとしっかりしたものが影として写っているんだなと分かります。また、肋骨が綺麗に写っていて、自分でこれだけ綺麗な肋骨持ってるくせに上手く描けていない自分がちょっと嫌になりました。しかし、日常はっきり自分の肋骨が見えても問題ですし、仕方ありません。

などと考えつつレントゲンを凝視していると、ついに胸水を抜くことに。
頼むから不意打ちで針を刺すのだけは勘弁して。と願いながら、刀で切りつけられるわけじゃないし、切腹するわけでもないんだからと、わけのわからないことを次々考えていました。
しかし…「麻酔うちます」の言葉とともに、ぷすっ。。。採血時の痛みとほとんど変わりません。「感覚ありますか?」「いえ。」…ぷすっ。。。
最初とは明らかに異なる感触がしましたが、思ったほど痛みません。驚き。

子供の頃はそれはそれは太い注射針で採血したものですが、医学の進歩のおかげで注射も進歩したんだなあ…としみじみ感じました。
検査結果待ちですが、この機会に治せるものはなるべく全部治したいと思います。  
Posted by ammy2005 at 21:02Comments(2)日々のこと

2011年01月18日

大河ドラマ

今年の大河ドラマ「江」が始まりました。
それでNHKではこれまでの大河ドラマの見所を特集した番組がありましたが、古い物は全然知らないので新鮮でした。
それぞれの年代で印象に残っている大河ドラマは様々でしょうが、私の場合は「徳川家康」です。
滝田栄さんが家康役、母のおだいの方を大竹しのぶさんが、織田信長を役所公司さんがされていたような。

何だか分かりませんが、よく覚えているシーンがあります。
信長の下に人質にされている竹千代(家康)におだい殿が会いにやって来ます。まず信長殿がおだい殿に会われ、「土産は何を持ってきたか」と問うと、おだい殿は「はい、母の心を」と答えるのです。母の心ってどうやって土産になるのだろうと思っていると、「ではその土産いただこう」と手を差し出す信長の前で「どうぞお受け取りください、母の心にございます」とおだい殿は目に一杯の涙を浮かべ、そのしずくが信長殿の手のひらにぽとりと落ちると、「母の心、確かに受け取った」とのたまい、竹千代との面会になる、という内容です。

フィクションでしょうが、とても印象に残ってよく覚えています。  
Posted by ammy2005 at 19:58Comments(2)娯楽

2011年01月14日

踊るホネ

近代か幕末ごろかな…と思える有名なホネの作品があります。
そのくせ正確な制作年代も作者も覚えていません、あの、絶妙に描かれた人骨が扇子を持ってポーズしている作品です。
上手いな…上手いな…と観る度思うのに何故作者も何もかも覚えていないのかよく分かりません。

私も描くときはホネを描きますが、あんなに格好良く描けません。微妙にデフォルメした形、墨と胡粉だと思われる白黒の筆による絶妙な筆触、うろ覚えで申し訳ないですが、そのような感じでしょうか。
こちらは図を見ながら頭の中で無理やり3D化して回転させ半ば捏造するような始末で描いていますがほかにどうしようもなく、洒脱なホネが描けません。
個展に出した「一線断時」を100号に引き伸ばして描きましたが、格好良くなりません。ホネだけではないですが、踊りの度数で言えばこちらの方が踊っていると言えないこともありません。しかしホネは綺麗に描ければ綺麗なものだと思います。

押井守監督の「イノセンス」から何年たったでしょう。
画面に「一線断時 落落磊磊」が沢山登場しても、「あれなんだろう」としか思いませんでしたが、後日、世阿弥の花鏡で見つけて納得しました。映画で素子さんが人形から去っていったシーンにお似合いです。そして、今に至ってやっと私もそれなりに映画を消化した結果の作品だったかなと思います。
  
Posted by ammy2005 at 18:57Comments(0)制作のこと

2011年01月12日

冬のアイス

寒い上父がパソコンを占領しているので更新が遅れがちです。
ノートパソコンがあればいいなと思います。ともかくは容量の少な過ぎるらしいこのパソコンを何とかしてからの話です。

この寒い中アイスクリームが無性に食べたくなる時があるというのも不思議ですが、結構食べている方は多いと思います。ハーゲンダッツの期間限定商品なんか、気になって必ず食べたくなりますし。
ハーゲンダッツのかぼちゃ、かぼちゃか…と疑問に思いつつ買ってみたのですが美味しかったです。林檎パイ?でしょか、あれもすごく好きです。それよりお安いレディーボーデンを試してみたところ、思った以上に美味しかったです。懐に余裕があればやはりサーティワンのアイスが食べたいですが、高い。でも美味しい。
外を出歩きたくない寒さなのに、アイスが食べたい…となると、しょうもないとは思いつつもとても辛い気持ちになるものです。
  
Posted by ammy2005 at 16:18Comments(0)日々のこと

2011年01月08日

映画「相棒」

とうとう「相棒」の映画を見に行ってしまいました。
現実では新年からテロのニュースが流れて嫌になりますが、劇場で水谷さんとミッチー氏を拝見して、すこしいい気分に浸ろうとの思いもあり。。。

感想として、脚本が凄くしっかりしているうえ、丁寧なセリフのおかげで込み入っている内容が分かりやすかったです。そして、あ、そこへいくんですか…という刑事ドラマの最悪な展開が…。
そして、「あ、うそ」という展開が。冗談になるかと期待したのに、そのまま終わってしまったので、2時間ドラマの頃から見続けている者にとっては結構なショックです。
もう相棒も10年以上になるのですね。
感無量…とともに、これからのTVドラマでの展開が注目です。

  
Posted by ammy2005 at 23:56Comments(0)映画

2011年01月06日

白熱教室

NHKのハーバード白熱教室を初めて見ました。
内容の政治哲学にひかれて見ていましたが、そのうちこれが、あの噂のサンデル教授なる人による講義であることにようやく気づきました。

日ごろの政治に対する素朴な疑問が、秩序だった対話の中で語られだすと、今まで気づかなかったこと、見えなかったことが明らかになってくるようです。
難しい専門用語も沢山出てくるのですが、それ以上にそれぞれの考え方、それへの批判や欠点など分かりやすいことも多く、興味をそそられます。
お正月からこんな番組を放送してくれることに感謝しつつ、でも、民放でも池上さんが年越し番組で頑張っておられたな…と見られなくて申し訳なく思いました。
正義と公正についての話はとても難しいです。はたして人間にそれを語る資格があるのかと思わないでもないですが。それについて考えなくてはならないのも確かなことだと思います。

  
Posted by ammy2005 at 12:10Comments(0)日々のこと

2011年01月03日

初詣

寒いうえ箱根駅伝など観ているせいかコタツからなかなか出られません。
誰もコタツから出たくないので、誰かが立ち上がると「あれして」「これして」と声がかかります。怠惰に慣れるとどんどん怠惰になります。
いいかげん身体を動かさないとエコノミー症候群になってしまうと思いつつ、また、今日こそは初詣に出掛けなければと、駅伝終了を機に家族で毎年のごとくの石上へと参りました。

例年より人出が多いように思うのは、気のせいではないような。不景気やら暗い気分やらを神頼みで払拭したいという気持ちの現れのようにも感じます。
毎年、巫女さんが違うなーとか、近頃、お隣の出雲社にも参拝する人が多いなとか、いろいろつまらないことも考えつつ、お焼きを買って帰ったのでした。

画像は忍石です。

石001  
Posted by ammy2005 at 15:44Comments(0)日々のこと