2012年07月05日

注意書き

衣替えに伴ってブーツの修理もこの季節多いですね。
で仕舞おうと思い、折角お手入れしたのはいいが…
シミになりましたとご依頼です。
BEFORE
20120701-5

シューズケアコーナーに行かれますと、
ワンタッチ!手も汚れず!ささっと!お手軽!艶ぴかっ!などなど
靴のお手入れ不精な方々には、目を引かれるキャッチコピーですが…
注意が必要です。

塗るだけで簡単に艶がでますが、多量に付いたままにしますと
乾き切らずムラムラのようになったりもします。
またひたすら上塗りし続けますと、ひび割れのようになるようです。

こういった製品は、昔ながらの靴クリームと違い、革表面に溶剤の皮膜で
コーティングするような成分ですので、革の質によってはシミになります。
今回のブーツは、革をやや起毛させ、パサついた仕上げの表情ですので、
これに艶のでる液状のものを塗りますと、起毛部分が固まって
ぺたっと寝てしまうことになります。

AFTER
20120701-3

恐らく、製品の裏書きには、「艶革に御使用下さい」と
書いてあるのだろうと思われますが、読まないですよね…。

ampersandand at 08:00│ 靴修理