2013年01月15日

ニーハイブーツがニーハイである為に…

履いているとずりずりと落ちてくるので、
ベルトを付けたいということでご来店。
裏地が無いタイプで、テロテロと柔らかめの革ですので
この開いた部分が両サイド、てろっと捲れてくるのもいただけないと。
before
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この開いた部分を閉じたらどうかということでしたが、
確かに開いた部分を指で摘んでみますと、
膝裏辺りで引っかかりますので、下がりませんが…
その状態で座って頂きますと、ぐいっと2.0cmほど開きます。

状態により、筋肉の伸縮で周囲が変わってきますので
どうしようかと。
開いている部分にゴムを挟み込みますと、ちょうど良さそうですが、
おいおいビロビロになってくるので却下…
ベルトタイプで調整するか…しかし、美錠金具の重さでどうかな…。
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と、お客様と思案思案… 
結果、どの辺りまで閉じれば改善できるかというのも曖昧ですので、
紐で閉じてゆくのであれば、後々も穴を増やせば上まで閉じれますし、
開き具合も調節できるし、アクセントにもなるのでということで決定。

で、まずは革紐作り。
革ひもの作り方も色々ありまして、単純に革を折畳んで縫うやり方が
簡単ですが、これですと飾りで使う分には問題ないのですが、
靴ひもなどで使用するには強度不足になります。
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なので、革の間に伸び止めテープを挟み込んだり、紐を挟み込んだりと
仕上がりの形状などにより色々方法があります。
今回は、丸紐状で強度が欲しいので凧糸を包みます。
丸い状態では、ミシンが掛けられませんので、余白を残して折り畳みます。
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際で縫製後、余分な部分をステッチの1.0mm端で裁断してゆきます。
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革ひもができましたら、鳩目を取付けた穴に通してゆきます。
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after
こんな感じでリボンリボン。
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ampersandand at 21:31│ 靴修理