2013年03月04日

sheath knife case

大田区の工場さんからのご依頼です。
刃物を裸で持ち歩いているので危ないからケースを作って欲しいと。
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刃渡り40cm、全長60cmとなかなかの武器ですね。
曲がり角で出会い頭にぶつかろうものなら… 一撃必殺と云った感じです。
いままでご無事でなによりです、ケースは必須ですね。
ちなみに隣のちっこいのが、私が愛用しております製甲用の革包丁になります。
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刃物のケースの場合は、通常のように革を合わせて縫う構造ですと、
中に仕舞う際等に刃で縫い目の糸を切ってしまいますので、
スペーサー的なもの、シースケース業界では中子というみたいですが、
当て革的なパーツを挟み込みます。
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黒く縁取られた部分が中子になります。
刃物の厚みが3.0mmありますので、3.0mmほどの段差がつけてあります。
サンプルのナイフが一本お預かりしたのですが、
当初は現物のナイフ無しで、ナイフをトレースした
図面で製作ということでしたが、それはちょっと寸法などが心配なので
工場で使用している一本ををお持ち頂きました。

しかし製作は二鞘。
それぞれのナイフのサイズ誤差が分からないので、
キモチ余裕を持たせて製作してあります。
作り直しは時間的に厳しい状況ですので…。
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金具の皿で傷がつかないようになどで裏革をあてたりして、
本体部分の革の厚みは8.0mmほどとなり、17ミシンで縫えなければ、
八方ミシンでコトコト(手動)と縫製しようかと思っておりましたが、
ぎりぎり17ミシンでダダダダだー(電動)と。

意外といけるんじゃんっ!と発見であります。
ミシン購入後にちまちまと調整していた際には、4.0mm厚ぐらいで
根をあげていたのですが、その後の微調整で
実力が発揮できるようになっていたようです。
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革を6から8枚貼り合わせておりますので、コバの部分を
削ってツラに整えます。
工場内で使用する実用本意のものですので、装飾品のように
トゥルトゥルに磨き上げる必要はないのですが、一応ツヤっとするぐらいには。

そーして完成です。
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自立するぐらいのしっかりものです。
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これで出会い頭のバトルは防げるのではないでしょうか。

そういえば昨日、3月3日で2周年目を迎えることができました(祝)
今年もなにもイヤーズモデルを作ることが出来ずに… 
来年こそは、3周年で3月3日ですから何としてでも
何かしらとは思っております今日この頃… 。

追加注文分

<業務連絡>

しばらくの間、業務多忙により営業日が

金 / 土 / 日 のみとなっております。

ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

ampersandand at 17:34│ 鞄と小物修理 

この記事へのコメント

2. Posted by 店主   2013年03月06日 23:18
HOさん こんにちは。
あっという間の三年目です…。
計画していることの50%ぐらいしか実行できておりませんが
三周年目までには、なんとかしたいと思っております
今日この頃です…。
1. Posted by HO   2013年03月05日 14:52
2周年おめでとうございます。