2014年10月28日

Clarksそれぞれの選択 オールソール*Alden風篇

クラークスのオールソール交換も、オールソールのなかでは
カンペールに継いで上位のメーカーとなります。

カンペールの場合は、すでにこのブログではおなじみの劣化による割れで
再起不能な状態での致し方ないソール交換ですが、
クラークスの場合は、まだまだ履ける状態でのソール交換の
ご依頼が多いいというのが特徴ではあります。
BEFORE
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ソールのご希望は、Alden風でナチュラルな仕上りでということに。
クレープソールは独特の弾力のある生ゴムが素材となりまして
履き心地も味わいがあるのですが、それ以上にデメリットを感じられる方が
多く、今回も十分厚みは残っている状態からの交換となります。
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ミッドソールは交換となります。
オリジナルは、フェルト状の素材となりますが、しばしば割れていますので
私としては耐久性に信頼がおけませんので、中底に使われるショルダーを
ミッドソールに用いて交換しております。
(ショルダーとは、牛の肩部分の革です、ちなみに本底はお尻の部分、
 ベンズになります)

AFTER
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つま先部分は、当店サービス仕様の強化ラバー埋め込みになります。
底縫いの段階で強化ラバー厚み分を凹ましてから、底縫いを掛けてあります。
ですので、履いていくうちにつま先の糸が擦切れ、
パカッと開いてしまうことはありません。
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ちなみに、底縫いは一列しか見えませんが、ステッチダウン製法ですので
一旦、ミッドソールを取付けた段階で一度底縫いを掛けてあります。
ですので、底面に見えている縫い目は、本底を取付けてから縫いました
マッケイ製法の縫い目となります。
縫う順番が逆ですが、ブラックラピド製法風な底縫い仕様となります。
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次回、「Clarksそれぞれの選択 オールソール*vibram篇」となります。

ampersandand at 23:55│ クラークス