2010年12月04日

「中国版新幹線」と書くと中国から怒られるかもしれませんが、中国「国産」の高速列車「和諧号」の試験走行が12月3日に行われ、最高時速486.1kmという記録を出し、日本の新幹線の最高速度443kmを抜いたというニュースが報道されました。
(写真 共同)
共同通信もこのニュースを伝えたわけですが、「同列車は、中国が日本の川崎重工から導入した技術を基礎に開発」と伝えていましたhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010120402000027.html。それを受けて環球時報(電子版)では、「中国高速鉄道は、再び世界鉄道営業運用の試験運転における最高速度を塗り替えた。これは日本マスコミの「関心」を引き、中国が自分で研究・開発した高速鉄道技術を「日本の新幹線から持ってきた」と称している」と報道しておりましたhttp://world.huanqiu.com/roll/2010-12/1314744.html。
この記事というより、この記事についていたコメントがなかなか面白かったのでそれを紹介させていただきます。
漢字がなければ日本語もなかったではないか。
青は藍より出でて藍より青し。氷は水これを為して水よりも寒し。
勝手に言わせておけ、マスコミは小さなことを大きく取り上げすぎる。
速度が速くなればなるほど、普通の人が座れなくなる(これは料金が高くて、普通の人には、なかなか切符が買いづらい状況を皮肉ったものと思われます)。
日本の武器技術も中国の火薬が起源ではないか。
日本の技術も西欧の技術を盗んだものではないか。
世界四大発明も中国人が発明したものではないか、問題は誰が最もうまくそれを利用するかだ。
大半がこうしたもので、なかなか興味深いのは、記事でも「中国自行研发」と「中国が自分で研究・開発した」と、ことわっているのに、大半の者が日本の技術が基になっているという前提でコメントを書いていることです。
大分前なので、記憶が定かではありませんが、中国の中央電視台が、開通に併せて和諧号の紹介をしているニュースを見た際に、コップの水がこぼれないことを使って、車両の安定性の紹介をしていたと思います。同じようなことを、かつてどこかで見たことがあるのは私だけでしょうか。

