2011年02月26日
ニュージーランドの地震では、多くの方が被災されましたが、その中には日本人をはじめとする外国の方を含まれておりました。今回多数の日本人が被災されたということで、日本から大挙してマスコミが押しかけ、いろいろなことをしているようです。
どうしてもマスコミに対する批判というのは、マスコミではあまりお目にかからず、その後の追加報道などもないため、どこの記者だかわかりませんが、地震で救出された人にインタビューするため、多数の被災者が収容されているクライストチャーチ病院に侵入しようとした日本人記者が逮捕されたそうですhttp://www.j-cast.com/2011/02/24088938.html。
ただでさえ、警察は大災害の後で忙しいのだから、こんな手間をかけさせるなと思いますし、他の被災者の迷惑になるようなことは止めてくれという感じです。取材をするということ(社命)だけで頭がいっぱいになり、社会常識を逸した行動をとるということは、宮仕えの場合よくありますが、やはり情けないの一言です。
そして、この取材そのものについても、目当ては右足切断手術を受けて救出された奥田建人氏でしょうが、これだけの目にあった人を何故そっとしておいてやることができないのかというのが偽らざる気持ちです。
フジテレビのアナウンサーが、彼に対し「もうスポーツできませんね」とインタビューしたり、まだ行方不明の学生がいることを、伏せていたにも関わらず、その事実を告げたことなどが物議を呼んでいるようですがhttp://rocketnews24.com/?p=76495、さもありなんといったところでしょう。
ニュージーランドで被災されたのは、日本人だけではなくて、中国人もおり、今回の地震については、中国でも大々的に報道されています。しかし、そのなかでかなり気になった記事があったのでこれを紹介したいと思います。
これは「環球網論壇」に掲載されていた「〔反華〕新西兰竟停止搜救被埋华人 中使馆交涉后恢复 !」(反中国 ニュージーランド生き埋めになった中国人の捜索を中断後、中国大使館との交渉の後、再開」という記事ですhttp://bbs.huanqiu.com/thread-534081-1-1.html。
日本でも大々的に報道されたので、ご存じの方も多いと思いますが、熱感知カメラや救助犬を使い現場を捜索したが、生存反応はなかったということを理由に、現地警察は23日午後、語学学校「キングス・エデュケーション」が入っていた建物の捜索を一時中断しました。
ここには、日本人だけではなく中国人も学んでいたというわけです。現地警察の判断もわかります。他に生きている可能性があればそちらを優先しなければならないし、崩落の危険もある。しかし、被災した関係者にしてみれば、身内がそこで苦しんで今も救助を待っているかもしれないと思うと、いてもたってもいられない。
被災した方の関係者にしてみれば当然中断などといわず、引き続き捜索をしてくれとなるわけで、結果として、24日朝から捜索は再開されました。ただ、上記の記事によると、中断された理由が安全上の理由で、再開された理由が、現地の中国大使館や、華僑・留学生などの要求により再開されたとしております。それ意外にも如何に現地の中国大使館は頑張っているかということが記載されており、ある意味よいしょ記事になっております。
そして、この記事は表題を見てもわかるように「反中国」というカテゴリーに入っていますが、このカテゴリーは世界中の反中国的な記事を集めたものです。日本のマスコミは日本人の被災者しか報道しませんが、ある意味中国も同じで、中国人の被災者にしか目がいっておらず、そのためこういう報道になります。
このビルでは、他にも沢山の国の方、現地の方が被災しており、現地では皆なんとかしようと頑張っているわけです。これをこうした形で報道する、現地の迷惑になることをしてしまう、かなり情けないことと思います。

