2011年07月21日
中国にはいろいろな物乞いがおり、子どもや老人を使ったものはもちろん障害者(障害者のふりをしている者もいれば、物乞いという商売のため障害者にさせられた者まで)等、いろいろな方を目にします。
以前は中国は本当に貧しかったので、如何にも生活苦という感じを前面に出したものしかありませんでしたが、ある程度豊かになってくるにつれ、半分シャレというか、パフォーマンスに近いのではないかという物乞いもでてきました。
以前、中国では、銀色の着ぐるみを着て、星に帰るために物乞いする「火星人」が話題になったことがありますが(『中国山東網』「乞丐变身火星人街头行乞 "神图"横扫微博))、今回上海の地下鉄に出現したのは「時をかける女性」です。
(上記HPより、動画による紹介ですが、このマイクを持ってパフォーマンスをする火星人だけでなく、スター・ウォーズの銀河帝国人の兵士に扮した者が外国人と一緒に写真をとっているところなども紹介されており、途中からコスプレの紹介のようになってしまっております。)
『鳳凰網』に掲載されていた「上海地铁站惊现穿越女 求盘缠回500年前家乡(图)」(上海に時をかける女性あらわる。500年前の故郷に帰るための旅費を求める)によると何でもこの女性は、500年前からやってきたということで、道行くひとに、帰郷するためのお金を要求していたということです。
これが、上記『鳳凰網』に掲載されていた写真ですが、服装といい、なかなかこっております。 さて、このニュースですが、この写真を見てもわかるとおり、周りの人がおもしろがって写真をとったり、動画で撮影したりして、それがネットに掲載され話題となったものです。
そこで探してみたら、中国の動画投稿サイト优酷(youku)にある方の撮影した動画が掲載されておりました。(视频:上海地铁惊现“穿越女” 索要盘缠回家乡)なかなか面白いもので、撮影した方がお金を貸すのはいいが、どうやってその後どうやってお金を返してもらえばよいのかつっこんだら、彼女は証明書を差し出しました。
それでもこの男性は納得せずに、ではどうやって連絡をとったらよいのかという話をしたら、この女性の方は自分の服をあちこち探してiPhoneを取り出し、これで連絡がとれるといって電話番号をメモしようとしました。
ここで動画は終わっておりますが、なかなか面白いオチで、見終わった後思わず笑ってしまいました。この動画を見ているとわかりますが、最初この女性の方は如何にも古代から来た高貴な女性という感じの言葉使い(振る舞い)をしておりますが、最後iPhoneを取り出す時には、どう見ても現代女性にしか見えなくなっております。
多分こうしたギャップなども面白くそれでネットに話題になったのではないかと考えます。それにどうみてもこれだけの服装を用意できることや、iPhoneを所持していることなどからわかるとおり、本当に貧しい方ではなく、先に述べたように半分パフォーマンスでやっていると思われるので、こうしたものなら笑って見ていられるので、あまり厭な気持ちにはなりません。
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この記事へのコメント
1. Posted by 高田 亨 2011年07月23日 07:19
これは面白い!
完全にパフォーマンスですねw
まあ、ちょっと突っ込まれただけですぐに地が見えるのが面白いというか、それすら計算ずくじゃないかと思えるほどですねw
iPhone も iPhone4ですしねw
服装も、明代だとこういう胸元をみせる衣装はありえなかった気がしますね。
ちなみに彼女が書いている中国語は古臭い表現なのですか?
それとも普通の現代中国語ですか?
繁体字だというのだけは私にも分かるのですが。
完全にパフォーマンスですねw
まあ、ちょっと突っ込まれただけですぐに地が見えるのが面白いというか、それすら計算ずくじゃないかと思えるほどですねw
iPhone も iPhone4ですしねw
服装も、明代だとこういう胸元をみせる衣装はありえなかった気がしますね。
ちなみに彼女が書いている中国語は古臭い表現なのですか?
それとも普通の現代中国語ですか?
繁体字だというのだけは私にも分かるのですが。
2. Posted by 凜 2011年07月23日 17:14
>高田 亨 様
おっしゃるとおり完全にパフォーマンスかと思います。証明書を見せるところまでは極めて丁寧に差し出しているので、おそらく想定(練習)していたのがここまでではないかと思われます。
書かれている中国ですが、いわゆる文語体で多少古くさい感じはしますが、読んで読めないものではないので、本当の古文ではないかと考えます。
日本の古文にあたるようなものは、当然中国にもあるのですが、ろくに学んだことがないので、すいませんはっきりしたことは言えません。
おっしゃるとおり完全にパフォーマンスかと思います。証明書を見せるところまでは極めて丁寧に差し出しているので、おそらく想定(練習)していたのがここまでではないかと思われます。
書かれている中国ですが、いわゆる文語体で多少古くさい感じはしますが、読んで読めないものではないので、本当の古文ではないかと考えます。
日本の古文にあたるようなものは、当然中国にもあるのですが、ろくに学んだことがないので、すいませんはっきりしたことは言えません。



