写真

2013年02月24日

 すいませんが、今日はいろいろあって、とても疲れてしまったので、写真記事で勘弁させていただきます。


1 写真記事

 写真投稿サイト『貼貼』に掲載されていた写真記事(吴江交通协管员路边小便 头顶"美好环境"横幅)で、ま、見ていたければだいたいのことは分かってしまう写真です。


警察



 警官たるものがこれで良いのかという写真です。あまり警察組織について詳しくないので、よくわかりかませんが、記事にある「交通協管」というのは、交通整理などが主な仕事の様です。

 それもよりもよって「美しい環境は皆の利益」という環境保護を訴える幕のところで、こうした行為におよんでいたわけで、2重3重の意味でこれはなんだとなったものです。


2 補足

 ま、別に何も付け足すこともないわけですが、中国の場合結構トイレのある場所が限られています。どうもそういう感覚で日本をけなす記事が中国紙に掲載されたことがあり(日中トイレ文化考)、苦言を呈したことがありますが、中国のトイレは数だけでなく、質もまだまだというのが現実です。

 コメント見るとそのため、そういう社会状況が悪いのだから仕方がないという、いろいろな意味で皮肉の効いたコメントもありました。

 それに、低い民度の代表のような形で、子供に街中で小便をさせる中国人の写真をこういた投稿サイトに掲載して批判することがありますが、これも、そうしたことの延長にあるものと言えるかも知れません。

 また、前に水質汚濁に関連して、こうした一人一人の小さな行為も積み重なっていけばという話を書いたことがありますが(中国の公害問題と中国人一人一人の責任)、それとも繋がるものかと思っております。

 あと、やはり興味深かったのが「幕」で、中国にいけば至る所にこうした標語を見ることができるわけですが、やはり単なる「看板」に過ぎず、誰も本気で考えていないことがよくわかる典型的な写真で面白いと思ったが故に今日のエントリーでした。



凜amuro001 at 20:21│コメント(0)トラックバック(0)

2012年09月30日

1 秋の大型連休

 中国は1949年10月1日に毛沢東が中華人民共和国の設立を宣言したことを受けて、毎年10月1日を「国慶節」(建国記念日)と定めており、祝日となります。

 今年は9月30日(日)が中秋節となったこともあって、9月29日(土)を出勤日にして、29日、30日の公休を10月4日、5日に振り替えて、9月30日から10月7日の8日間が休みという大変すばらしい大型連休となっております。

 これだけの休みですし、中秋節は家族そろって過ごすという伝統があるので、実家に帰ったり、どこかに旅行するということになります。

 というわけで、この時期海外旅行に出かける中国人が多いわけですが、尖閣諸島の問題で、日中間の関係が悪化してしまったため、日本にくる予定だった人たちが大量のキャンセルとしたというのは日本でも大々的報じられたところです。

 何にしろ、どこかには行くわけですが、あれだけの人口を抱えた中国ですから、本当大変です。『中国新聞網』が、写真記事で、いろいろ混雑の様子を伝えていたので、今日はこれについて少し。


2 『中国新聞網』の記事

 ま、何はともあれ、写真を見ていただくのが一番手っ取り早いのです、先に下の写真をみていただければと思います。


大連鉄道


済南
高速道路


 一番上のが遼寧省大連駅での改札の状況です。真ん中が山南省済南市の高速バスの様子。一番下が高速道路であまりに長い渋滞でまったく車が動かなくなってしまったため、乗っていた人が外に出て、体操をしているところです。


3 個人的感想

 中国で鉄道を利用すると何と言ってもうんざりするのが、切符の購入で、この改札と同じような状況になっている切符売り場で延々と待って切符を買うこととなります。

 どうしても日本人と比べると中国人は慎みがないとか、遠慮が足りないということがよく言われますが、ある意味こうしたところで遠慮していたのでは何もできず、我先にいかないといつまで経っても何もできないことになってしまいます。

 それでも、最近では列をつくるようになったので、だいぶ良くよくなったと思います。というか、自分たちもその方が良いと気が付いたということでしょうか。私は初めて中国に行った時など列も何もなく、皆当たりかまわず、手を出してくるような状態だったので、本当にびっくりしました(中国人と行列)。

 ある、意味こうしたたくましさが、今の中国をつくった原動力になっているのでしょうが、その一方で、他国に対する我の強さ等という欠点になって表れているのかもしれません。



凜amuro001 at 20:26│コメント(7)トラックバック(0)

2012年09月10日

1 中国の軍事訓練

 中国ではアメリカなどと同じく、学校は9月からはじまるわけですが、中国の場合この時期独特のものとして「軍事訓練」があります。

 「軍事訓練」と一口に言っても、学校によって様々で、いろいろなやり方があるので、一概にどういう言えませんが、イメージとしては、小中学校で行進などの訓練、高校では学科が付け加わり、大学でそれなりの訓練という形になります。

 実際、私も中国の新学期に会わせて留学したので9月から大学に入ったわけですが、その時期最初に目にしたのが、大学の校庭で新入生が軍服を着て、隊列を組んで行進訓練などを行っている様で、かなりのカルチャーショックを受けたものです。

 期間は、だいたい1ヶ月前後ですが、聞いたところでは、大学だけでなく、軍の施設などを借りて野営訓練とかいろいろやらされることもあったそうです。

 昔のエリートだった大学生なら、これもある意味通過儀礼というか、偉くなるための代償のような感じで参加していたのでしょうが、今のあまやかされて育てられ、なおかつ大学が既にエリート教育の場でなくなってきている状況では、こうした「軍事訓練」は苦行以外の何者でもないかもしれません。


2 軍事訓練で尖閣諸島を守る?

 前置きが長くなりましたが、写真投稿サイト『貼貼』にこうした「軍事訓練」の様子をいろいろ揶揄するような写真が掲載されていたので、それを紹介してみたいと思います(「今天军训身体好,明天保卫钓鱼岛。顿时军训就有动力了」)。


軍事訓練 01


 場所は書いてありませんが、どこかの大学あたりにはられた横断幕かと思います。「今天军训身体好,明天保卫钓鱼岛」(今日軍事訓練で体をつくって、明日釣魚島を守る)、という如何にも現在の状況を反映した標語です。

 掲げた人はいろいろ考えて、これを掲げたのでしょうが、下のコメントなどを見ていると、まともにとらえられていないのがよくわかります。

 釣魚島を取り返して、蒼井そらを征服しよう。
 
 釣魚島は中国のものだ、蒼井そらは世界のものだ。
 
 官僚が先に行ってくれ。
  
 すばらしい。釣魚島を守る任務は君たちにまかせた。

 以前サッカーの試合でも同じようなボードが掲げられたことがあり(「尖閣諸島は中国のものだ、蒼井そらはみんなものだ!」?) 、中国人どこまで蒼井そらが好きなのかといったところですが、他にも「台湾を解放して林志玲(リン・チーリン、『レッドクリフ』のヒロイン、小喬役を演じた女優)を生け捕りにしよう、釣魚島を解放して蒼井そらを生け捕りにしよう」などというのもありました。

 普通に考えれば、希望に燃えて大学に入ったばかりなのに、誰があんな危ないところに行きたがるのかと言ったところでしょう。やりたかったら、勝手に自分たちだけでやってくれという思いもあるかと思います。


3 日焼けの写真

 もう1つ写真があり、これもなかなか面白いものでした。「这应该是有史以来最牛逼的军训哥啦」標題自体が「これは有史以来最もまじめに軍事訓練を行った者だ」とからかっているので、当然コメントも同じような感じの「変な病気じゃないか」といったふざけたものがならぶこととなります。

軍事訓練 02



 

 最後にもう1つ紹介すると、これはおそらく上の写真が話題となったので、おふざけでつくったものかと思いますが、軍事訓練前(白い肌)、軍事訓練後(黒い肌)という比較写真も掲載されておりました(「笑伤了——军训前军训后完整版!!!」)。


軍事訓練 03


 こうしたものと見ると、やはり実際に参加させられている若い方々は、やりたくないのにやらされているという感が強いことがわかります。おそらく軍事訓練を「ろくでもないもの」と考えており、そうした鬱憤がこうした形で現れているのではないでしょうか。



凜amuro001 at 21:05│コメント(6)トラックバック(0)

2012年06月13日

 かなりショッキングな写真を見つけてしまったので、紹介しようかどうしようかかなり迷ったのですが、いろいろ思うところがあったので、今日は写真投稿サイト『貼貼』に掲載されていた記事について少し。


1 事件のあらまし

 記事の標題は「七个多月孕妇被恶霸村官强行人流惨绝人寰 天理何在!!!!!!」(妊娠7ヶ月の妊婦は悪辣な官僚により、強制的に中絶させられた。道理はどこにあるのか)となっています。

 標題だけで大体記事の内容はわかるかと思いますが、中国の計画出産により妊娠7ヶ月の状態で無理矢理中絶させられたという記事です。

 この事件が起こったのは陝西省安康市で、夫が陝西省出身、妻が内モンゴル出身の夫婦となっております(共に漢民族)。

 正直、中国の計画出産は例外規定がいろいろあり、出身民族だったり、出身地により多少規定が異なるなど、本当に複雑で、私もよくわからないところがあります。

 何にしろ記事によると、妊娠3ヶ月の頃から第二子を生むための許可手続をするようにという話になっていたようです。ところが戸籍など審査に必要な書類を手続中だとか等、いろいろ理由をつけて、延ばし延ばしにしてきました。

 (最終的には強制的に審査することになったのでしょう)両者の戸籍や出産条件などを審査した結果、やはり第二子の出産は認められないということになり、無理矢理中絶手術を受けさせられたというのが、今回の事案です。


2 写真の力

 ここいらは私の推測も入りますが、この夫婦は引き延ばし作戦をとれば、何とかなると思っていたのではないでしょうか。ところが、中国の官僚はそこまであまくはなかったという話かと思います。

 先に書いた様に、例外規定はいろいろあり、金(罰金)を払えば認められることもあります。今回はかなり着ているものなどを見てもあまり裕福な家庭ではないようなので、現金を用意できなったという面もあるのかもしれません。

 実際、日本でも中絶はかなりの数にのぼっているので、まあり批判できない面もあるかもしれません。しかし、掲載されている写真を見ると、7ヶ月にもなっているので、このまま早産させても生きていくことができたのではないかと思えるような状態なっています。

 せめて母親に子どもを見せてあげようということになったためか、子どもの死体がベットに横たわっているわけですが、母親の表情はどことなくうつろで、見ているとかなりくるものがあります。

 本当こうした時に、写真の力は大きく、7ヶ月で中絶と言われてもイメージとしてはわかっても、実際こうした写真を見ると見ないとでは、この夫婦の受けたショックの理解度が全く異なります。

 これまでも何度かどぎつい写真を掲載してきたことがありますが(地上げに反対する老人をショベルカーで圧死させる中国(写真))、今回の写真は私自身どうすべきか本当に迷ったもので、先に述べたように、かなりくるものがありますので、写真を見る方はそれなりの覚悟をしてからスクロールしてください。




























中絶1
中絶2










凜amuro001 at 23:37│コメント(8)トラックバック(0)

2012年05月18日

 よくある話で、頭でわかっていても現実にその映像を見るとかなりショックをうけるということがよくあります。


1 中国の臓器売買

 中国では臓器売買が盛んなことは周知の事実で、うそか本当はわからない話もありますが、死刑囚の臓器を移植したり、人体標本を作製しているのではないかという話はよく聞きます。

 それ以外にも2011年に湖北省の武漢市で就職活動中の女子学生が殺害され、腎臓が摘出されていたという話も聞いたことがあります(ただし、これは後日公安が殺人事件があったことは認めたものの、腎臓摘出は否定)。

 斯様に、どこまで本当かわかならい部分もあるわけですが、こうした話がまことしやかに流される背景には、実際に臓器売買が中国で横行しているという現実があるからです。

 最近よく話題になるのが、若者をターゲットにした腎臓の売買で、ipadほしさに腎臓を売ったという話は、悲しいかなしばしば報道されます。

 相場はいろいろあるようですが、腎臓を一個売ると2・30万円の金を受け取ることができるという話を聞いたことがあります。


2 貧富の差

 ただし、治療が目的で行うのではないので、摘出手術も雑で、いろいろな後遺症が残ったり、健康被害を訴える者もかなりの率に上るそうです。それでもこうした行動にでる最大の原因はやはり経済的格差なのでしょう。

 中国は目覚ましい経済発展により、豊かな者も増えましたが、(中国のいかにも成金といった人たちの写真)、貧富の差が激しく、貧しいものは本当に貧しい生活を送っています(中国で忘れ去られた人々(写真))。

 皆が貧しければ人は耐えることができますが、目の前に豊かな暮らしを送っているものがいるとかなり苦しくなるのが人間です。なおかつ経済発展に伴い、消費活動を煽るコマーシャルなどはドンドン放映されているわけですから、よけいつらくなります。

 そうした中で、腎臓は2個あるのだから、1個売っても問題ないし、それで貧しい人にしてみれば本当に大金と言える金が手に入るわけですから、こうした愚かな選択をする者がいても何の不思議もありません。


3 写真の力

 と、ここまでは頭ではわかっていたのですが、実際にipadほしさに昨日、腎臓を摘出して売ったという方が自分の体の写真をネット上に公開しており(为了IPAD3我昨天卖了一个肾!!求超越!!)、すこしショックをうけてしまったというわけです。

 下の方に画像(スクリーンショット)を掲載しておきますので、見たくない方は下までスクロールしないで下さい(素人なので、よくわかりませんが、やはり手術跡が痛々しく、雑な処理のような気がします)。

 本当頭でわかっていても、映像でみると全然印象がちがいますし、それが写真でなく現実に見ると、もっと違った感想を抱くのだろうなと思ったが故の今日のエントリーでした。



























腎臓摘出




凜amuro001 at 21:52│コメント(6)トラックバック(0)