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日本映画2 に参加中!

基本、キャストが見られないと映画を見ない人w
三木聡×麻生久美子の『インスタント沼』も観たかったのだが、今回のそんじょそこらの映画サイトより“無駄に詳しい”舞台挨拶レポーは、 伊坂幸太郎原作の『重力ピエロ』
伊坂作品は、今年に入って2作目の鑑賞。
届け天国の弟へ! 『フィッシュストーリー』トークショー付きプレミア上映&ライブfeaturing逆鱗@SHIBUYA O-EAST
ピエロ2ピエロ3











ピエロ1会場は、ボロくてどうしようもなかった新宿東映の跡地に建てられた、丸井の上にある「新宿バルト9」
初めて中に入ったけど、どこにでもあるシネコンって感じw
エレベーターは特別仕様。
登壇したのは、加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香、吉高由里子、岡田義徳、相沢友子(企画・脚本)、森淳一監督
今日は6回の舞台挨拶が予定されているけど、その初回
9:10〜上映開始と、とても眠たかった(爆)

BlogPaintピエロ6






終了後、渋谷パルコの壁面のウォールペイントを撮影しようとするも、スペイン坂スタジオの観覧に並んでいる人で、全体は写せず(爆)
ピエロ11ではココからは、速記というよりただ書き殴ったメモから、エジプトの象形文字を解読するようにしてお届けする、超アナログ式“そんじょそこらの映画サイトやワイドショー、芸能誌、スポーツ新聞より無駄に詳しい舞台挨拶レポート”のスタート
どこよりも詳しいはずだが、ロックオンではないので“だいたい”でお届け(爆)

司会は、毎度おなじみ映画パーソナリティーの伊藤さとりさん。
そして、キャスト・監督を呼び込み、まずは一言ずつ・・・が恒例なのだが、今日はフォトセッションから(爆)

下手から
相沢   
義徳   大ヒット!
京香   重力
将生   
加瀬   
小日向 
吉高   感動を
森    全国へ!
の順に並び、六角形の桜ボードを持ち、ムービーにはボードを揺らして笑顔で応えていた。

写真記事
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加瀬亮
こんにちは、加瀬亮です。
今日は豚インフルエンザが流行る中、命懸けて来てくださいましてありがとうございます。
短い時間ですが、舞台挨拶よろしくお願いします。
「お足元が悪い中」は常套句だけど、これはもちろん初めて(笑)
初めて見たけど、結構面白い人なのね(爆)


岡田将生
おはようございます。岡田将生です。
今日はこんな早くから来てくれて、ありがとうございます。
声ちっさ!!!  辛うじてマイクが拾ってたw
【タグ】 岡田将生 太陽と海の教室
『天然コケッコー』舞台挨拶@シネスイッチ銀座

小日向文世
どうも小日向です。
どうも朝早くから、ありがとうございます。
え〜短い時間ですが、こうやってお話が出来て、うれしく思います。
今日も明るく、笑顔で低姿勢のコヒさん ♪ d(⌒o⌒)b♪
【タグ】 小日向文世 婚カツ! あしたの、喜多善男 トライアング
『UDON』舞台挨拶@日劇2

鈴木京香
今日はとにかく、こんな素敵な家族の一員として過ごせて、良かったと思います。
よろしくお願いします。
2年ぶりに見たのかな? 
いつ見ても、お綺麗だわ〜年齢不詳ですなぁ。
『アルゼンチンババア』イベント付きプレミア試写会@中野サンプラザ
『UDON』舞台挨拶@日劇2

吉高由里子
客:夏子!  はい、吉高です。
とんでもない夏子になって、すいません(笑)
今日はありがとうございます。
念願の生・吉高ちゃん!!!!!
まんまじゃん(爆) 
裏表がないというかなんと言うか〜ちょっとKYな声援もさらりとかわし、終始照れながら隣のコヒさんとアイコンタクト(笑)

【タグ】 吉高由里子  白い春
ラブシャッフル トンスラ 太陽と海の教室 あしたの、喜多善男 
舞台挨拶へは行けなかったので、吉高由里子大絶賛の限定アイスを食べながら見た『蛇にピアス』

岡田義徳
おはようございます。岡田義徳です。
短い時間ですが、ありがとうございます。
文章的に変(笑)
年末の「ASOBINITE」は、入場に時間がかかりすぎ、「DJ 4th」のプレイを見ることが出来ずw

ASOBINITE!!!〜capsule club tour「MORE! MORE! MORE!」 in ageHa@STUDIO COAST
【タグ】 アタシんちの男子

相沢友子(企画・脚本)
相沢友子です。企画を立ち上げてから、今日を楽しみにしてきました。
今日を迎えられてうれしいです。
おなじみの脚本家。お顔は初めて拝見。
「総理と呼ばないで」では女優として出てたなぁ。

【タグ】 鹿男あをによし

森淳一監督
こんなにたくさんのお客さんが入ってくれてうれしいです。
大学生の頃ここ(新宿東映)で映画を見ました。
だいぶ前ですが、「スタンド・バイ・ミー」という映画だったんですが、見た翌日仲間と熱海まで自転車で行きました(笑)
何十年前の話ですかっ??? 熱海まで・・・すごい(爆)


Q:この映画のテーマは?
加瀬亮
あ〜ぁ、難しいなぁ・・・ (しばらく沈黙) そうですねぇ・・・
いろいろな方とインタビューで話してて、見てくれる方がいろんな視点で見てくれてると感じて、ラストで僕たち兄弟が陽気になってるんですけど、その意味とかがどこまで伝わってるのかなぁ?と、一番心配しているんですが、そこがテーマだと思っています。
舞台挨拶が6回もあるから、さとりさんと毎回質問を変えてみようと打ち合わせをしていたようだけど、ちょっと難問だったか?

岡田将生
そうですねぇ・・・  (こちらも悩む)
加瀬さんに、「変わってる」とか言われて、そういう視点があるんだなぁと、兄弟の観点で見てたんで、そういう所が変わってると思います。
この辺メモが不完全(爆) ちょっと意味不明w


Q:今だから言える秘話、迷惑をかけた話、思い出は?
加瀬亮
(指名されて) またですか(笑)
いや〜あんまり思い出せないんですけど、現場では辛かったとか深刻だったことはなかった気がします。
もっと面白い話が出来る岡田や吉高に振っていただくと良いと思います。
一番びっくりしたのは、吉高です。
カメラの中なのかカメラの外なのか、全くわからないのが新鮮でしたね。
どこまで演技なのか演技じゃないのかわからないですけど、自分の予測した範囲を飛び越えてやって来たので、おもしろいと思いました。
主役なんだから指名されるのは当たり前(笑)
でも、話し上手ってタイプじゃないから、汗かいて困ってたw
吉高さんは、現場でもあのままの模様(爆)

森淳一監督
迷惑はどうかなぁ?
ロケ場所が仙台と宮城県で、大変でした。
赤い屋根の家、一家が最初に住んでた家がみつからなくて、「ここしかないですよ」って言われて、「イメージが違うなぁ」と思ったんですが、仕方なく帰ろうとした時にこの家が見つかって、交渉に交渉を重ねて、お願いすることが出来ました。

相沢友子
映画の単独脚本は初めてで、ドラマではあるんですけど、ペースが違うしプレッシャーがあって、「何でだろう?」と悩んでましたが、楽しく見てもらいたいと思って、初日を迎えるまで5、6年も経ったけど、この作品に携われて良かったです。
ちょっとたくましくなったように思います。

岡田将生
そうですねぇ・・・う〜ん・・・ (・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ
(右の加瀬に) 助けてください!
加瀬:何を? (笑)
そうですねぇ・・・僕は基本悪いことしかしてなかったって感じですね。
ここでは言えないことばかり・・・ホント助けてください! 
ちょっと涙目で、加瀬にすがりついた(笑)
そうですね、やっぱり・・・そうですね、やっぱり仕事をやってる時間(経験の事w)が違うので、足を引っ張らないようにと思ってたんですけど、やっぱりダメでしたねぇ。
さとり:アドバイスはありましたか?
監督を初め、加瀬さんもそうですし、スタッフの方も言ってくれました。
加瀬さんに会えたこと、監督に会えたこともそうですし、1つ上に行けたと思います。
汗びっしょりだったみたい(笑)
とにかくこの場から去りたいって感じだったかな
カメラの入らなかった残り5回はどうだったのやら???


小日向文世
今だから言えることですか?  え〜ヅラを被ってましたぁ!
京香さんとの出会いの頃が30代で、さすがにあれなんでヅラを被ることになって、ヅラの合わせをやった時、個人的に前作ってもらったを被ったりしました。
役所のシーンありましたよね? あれは松島の方でしたっけ?
ユニフォームを着てズラを被ってたら、「町長さんが挨拶したい」って言ってきて、入ってきたんですよ。
京香さんには名刺を渡して、僕には「何でお前がいるんだ?」みたいな・・・
でも、僕は「やったぞ!この“重力ピエロ”は化けるぞ!」と思いました。
町長は、そのヅラ姿だからわからなかったのか、触れない方がいいと思ったのか・・・

鈴木京香
ずっと考えていたんですけど、私仙台出身なんですけど、それは置いといて・・・
だったらなぜそこで挟んだw
立派な息子と一緒だったけど、もう死んでたんですね(笑)
「仙台の美味しいもの食べた?」って聞いたら、全国チェーンの早くたくさん食べられるお店を言って・・・
仙台の人間として残念! 教えられなくて残念でした。
え〜牛タンさえも食べに行かなかったのだろうか? もったいないw

岡田義徳
若干、僕も撮影2日間で終わってしまったんで、観光気分で行きました。
加瀬くんと“戦隊モノ”やりたいね」って話してて、僕はで、加瀬は何だっけ?
加瀬:僕、ブルー!
年齢の高い“戦隊モノ”をやりたい、頑張っちゃってる感じの(笑)
テレ朝&東映のみなさ〜ん!!! 
聞きましたかぁ?  すぐにオファーを出してください(爆)

吉高由里子
私もガッツリ仙台にいた訳ではないんですけど、チームワークが出来ててアウェイな感じで、輪の中に入れなくて仲良くなれずに終わりました。
3日行ってたんですけど、中空きの1日でタクシーのおじさんと伊達政宗の像を見に行ったり、タクシーのおじさんと観光してました。必死! 
必死つながりで、加瀬さんのストイックな感じでしたね。
割と走るシーンが多かったのに、加減をしてくれない。
加減という言葉を知らない!
意外と“戦隊モノ”もイケると思う感じでした。
いいですか? 加瀬さん、こんな感じで?
加瀬:いいです。ありがとうございます。
そういや、青葉城って銅像以外な〜んもなかったな(爆)
でも、3日間の仙台滞在を存分に楽しんだのね (⌒〜⌒)ニンマリ
仙台12仙台17











仙台19仙台16






さとり:ここで小日向さんからエールを送っていただきます。

小日向文世

どうやっていいか、わからないんだけど・・・
毎日楽しいことをしてれば、重力なんて消えてしまう。
ただ笑ってればHappyになって、豚インフルエンザを飛ばせる!
みなさん、楽しくYeah!

1人で勢い良く拳を突き上げたコヒさん(爆)
隣では手を上げかけた吉高ちゃんが、爆笑w

すいませ〜ん、吉高が一緒にエールをやりたいって言うんで・・・
吉高:(手を振りながら)違う、違う。  
コヒさん、グダグダw
みんなで「エイエイオー」ってやるもんだと思ってたのにねw


加瀬亮
ものすごく強引ですが、初回からたくさんの人に来ていただいてありがとうございます。
面白かったかどうかわかりませんが、宣伝していただければうれしいです。ありがとうございます。

以上で、舞台挨拶終了!
コヒさんと吉高ちゃんの仲の良さは鉄板(爆)
加瀬さんと岡田将生も相思相愛
テレ朝&東映さん、ぜひ三十路の“戦隊モノ”の実現に向けて、ひとつよろしくお願いします(爆)

では、映画本編の感想へ。。。





加瀬亮



岡田将生


吉高由里子





ピエロ7ピエロ10






ピエロピエロ8ピエロ9







『重力ピエロ』
チェック:作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説である、傑作ミステリーの映画化作品。数々の伏線を基に、一つに絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から今へとつながる家族の真実が明らかにされる。物語の核となる兄弟役に挑むのは、『それでもボクはやってない』の加瀬亮と『天然コケッコー』の岡田将生。主人公の両親にふんするのは、小日向文世と鈴木京香。監督デビュー作『Laundry ランドリー』で高い評価を得た、森淳一の演出手腕にも注目したい。
ストーリー:遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが……。
  
(シネマトゥデイ)

まずは【ツボったポイント】の列挙。
レイプ未遂犯バットでボコボコ、女もみぞおちに一発、おでんシチュー、弟がかっこいいとストレス、写真一緒に撮ってもいいですか?、春を追いかける夏子さん、勝手に掃除、心霊写真のように写り込み、グラフィティアートと放火、god can talk、ants go to America、骨折トイレットペーパーギブス、本当に深刻なことは陽気に伝えるべき、絶望的なコヒさんのヅラ、子供を産むタイプじゃない女と結婚するタイプ、280 century ago2800年前、日本製の水・外国製の水、30件連続レイプ犯は高校生、産んで育てよう!、泉水・春・SPRING、大満足シチュー、コドン表、二重螺旋、AGT-TCT、CCT-CGA、TCA-AGT、辞書で“すごい”って引いたら「お前の兄貴」、5年で出所デリヘル中学生売春、もちろん知ってますよ。この街の人はみんな知ってる、バカ息子とバカ母、殴ったぁ!!!、ピカソの死んだ日に生まれたから生まれ変わり、吸殻パクるのを夏子目撃、強姦って悪いこと?、相手がかわいそう?自分は気持ちいい、想像力が服を着て歩いてる、青春の1ページ、強姦は処女に限る。子供を産んだ女は最悪、お兄ちゃんレイプって何?、ファンタグレープ、自殺じゃありません、俺たちは最強の家族だ、ニコニコ殺人倶楽部、全身整形した夏子、偉人の頭文字、たかだかレイプで何がいけないんだ?、火で浄化、やらなかったら生まれてなかった。血が繋がってるんだよ。父親はなんだよ!、俺の父親は癌と闘ってるあの人だけだ!、すすのついたマイケル・ジョーダンサイン入りバット、大事な時はいつも兄貴がいたから、嘘をつく時鼻に手が伸びる。お前は俺に似て嘘つきだな、自分自身がこの世で見たい変化になりなさいby ガンジー、もひとつ行くよ!


落書き(グラフィティアート)、放火魔、そして複雑に絡み合った家族。

数々の複線が、またも最後に結びついた!!!!!
これこそ、伊坂マジック!!!
道化師に嘲笑われたかのよう・・・うまく掌の上で転がされてたわw

「神様に相談してみた。“自分で考えろ”」
結局は自分で考えて、行動するしかないのね。
「2人で遊んで来たのか?」
優しい父、最強の家族の絆に涙。
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。」
コヒさん、いいわぁ〜
あの決断をした時から、全てを背負って生きてきたのね (ノ_・。)
そして、弟を見守る兄と、兄を慕う弟 (T^T)クゥー

加瀬亮の作品って、ほぼ見てないけど、なるほど上手いわぁ。
岡田将生も、「天然コケッコー」と比べると雲泥の差w
そして、紺野さんじゃなくて“夏子さん”こと吉高由里子
天然なのか地なのか・・・やはり只者ではなかった(爆) 
まだまだ伸び代があるなぁ〜楽しみだ (*^-^)ニコ
エロス渡部篤郎、最近ああいう癖のあり過ぎる役が多いなぁ(笑)
間違いなく今年の映画賞にノミネートされる作品。

「春が二階から落ちてきた。」
な〜んか、いい表現だったなぁ

評価:★★★★★

届け天国の弟へ! 『フィッシュストーリー』トークショー付きプレミア上映&ライブfeaturing逆鱗@SHIBUYA O-EAST



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