らき☆すたオンリー「陵桜祭」は、今年5月に第1回を開催。第2回を京都みやこめっせ「勧業祭」内にて開催、第3回も一連の表現問題に関連し諸々の困難・混乱を抱えつつ、何とか浅草で無事に開催を終えた。
100サークルを超えてサークルが参加する事もある、人気のオンリーだ。

第4回目のオンリーも、会場を「ハイライフプラザいたばし」に変え、来年2008年2月に開催が決定している。
だが、今回のオンリー、12月3日付で「成人向け作品の配布を廃止」と謳い、全年齢向けのみ頒布可とする旨、発表した。
(参考:@++様12月3日付「12/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 陵桜祭がまたやってくれました

※「廃止」という表現もよく分からないが(普通「中止」って言葉使わね?)、突っ込んでもキリが無いのでとりあえずスルー。

その後、12月6日に「協議の結果、成人向けを復活させました」と発表したが、幾らなんでも、これほどまでに二転三転急に変わるのは、果たして如何なものであろうか。

私は、別に主催が「成人向け作品配布禁止」「全年齢向け作品オンリー」とするのは一向に構わないと思う。
オンリーの参加サークル・発行物に制限を設けるのは普通の話。本オンリーの「北陸本専」が、同人ソフトやグッズ・ラミカ・便せんの頒布を禁じ、本のみの頒布のみ許可したのと一緒で、頒布物に制限を加える加えないは主催権限、主催の裁量だと思う。
「陵桜祭4」を全年齢向けオンリーにした事について、@++様は厳しく批判されているが、私は批判に値しないと考える。それは主催の勝手だからだ。
(そしてサークルには、即売会を選ぶ権利がある。成人向け作品禁止を不服とするならば、その即売会に参加しなければ良いだけの話である)


ただ、このご時勢。理由も示さず「成人向け作品配布禁止」とした所で、「会場から規制食らったのでは?」と心配になろう。
昨今の情勢を考え、もう少し空気を読んで、憶測や不安を煽らないアナウンスを心掛けて欲しかったという思いはある。何故そういう決定に至ったのかをきっちり説明する事は、我々の憶測や不安を取り除く。

会場からの要請で「成人向け作品配布禁止」を決めたのであれば、その旨明記すれば良い。会場からの要請ではなく、主催自身の判断に基づくものであれば、「俺はエロ無しでやりたいんだ」と主張すれば良い。

その数日後、今度は「成人向け頒布もOK」との旨、アナウンスをされた。
発言がコロコロ変わるのも問題だが、その理由も示されていないため、我々としては必要以上に不安感を抱いてしまう。

他の即売会主催にも言えることだが、会場とどんなやり取りを行ったのか。どんな理由でゾーニングや見本誌チェックを行う事になったのか。余りにもハッキリせず、それが余計な憶測や邪推、不安を生んでいる
「大人の事情」により、或いは不安を与えないために、情報公開を控えているのかもしれない。
だが、情報不足故、我々参加者の不安を助長している点を忘れてはならない。

サムライトルーパーオンリー「NO BORDER」の情報公開の動きは、他の主催者にとって見習うべき点が多い。。
このオンリーは、予定会場であった「東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎」との契約を解除し、会場を「東京文具共和会館」に変更した。
何故会場変更に至ったのか、その経緯が詳細に記されてる。
会場変更は本来余り宜しくない事だが、会場とも会話を尽くし、真剣に悩んだ上での決定だ。やむを得ない事と捉え、会場変更の決定を尊重したい。

(ただ、会場職員が「NO BORDER」主催氏が仰るような方ばかりとは思えない。この職員の態度は会場全体の総意ではなく、たまたま担当者の巡り合わせが悪かったのでは?という気もするが…?)


陵桜祭は、夢彗星主催のらき☆すたオンリー「いつでもレム睡眠」の開催が決まっているにも拘らず、同日に陵桜祭をぶつけるなど、正直、誤解を招きかねない、首を傾げる動きが多い
限られた「らき☆すた」サークルという牌を食い合う事になり、ジャンルの発展・即売会同士の「共存共栄」の観点から、同日バッティングは好ましくない。事前に主催同士で日程を調整するなど出来なかったものか。あるいは、元々夢彗星潰しが目的だったのか?)

現在のトップページを拝見しても、

>文字の大きさなど荒が目立ちますが、混乱の表れと思っていただければ幸いです。

などと余計な事が書いてある。
混乱してるから同情してくれ、って事なのか。…甘えが見え隠れする。
そんな事書かなくても、陵桜祭が混乱してるのは皆分かってますからw

そもそも、主催自身が「混乱してます」とアピールする即売会に、サークルは参加したいと思うだろうか?
そんなどうでもいい事、いや主催自身にマイナスになりかねない事を書くぐらいなら、会場との折衝の経緯でも報告された方が遙かに良かろう。

陵桜祭主催氏には、もう少し物事を考えてからの慎重な発言、そして不安を助長させない適度な状況報告をお願いしたいものである。