小泉首相の通信簿Α 塑匈佳从〜最近の犯罪 〜キレやすい人々〜

2006年01月12日

小泉首相の通信簿А 舛修慮と罪〜

今回は大雑把にその功罪を分析します。

まず”功”の部分ですが、これは間違いなく国民に構造改革の扉を開いたと言う点でしょう。日本は自民党による長きの社会主義的自由主義によって、官の肥大化を招いて沈没寸前の状態でした。この時、「構造改革、出来なければ自民党を潰す!」という力強い宣言で小泉氏が名乗りを挙げたことで、国民は熱狂して彼を迎え入れたのです。すでに構造改革は待った無し、彼はやってくれると。その真偽のほどは今までも述べてきたので割愛しますが、国民に『政治家も構造改革をする気があるんだ』との認識を持たせたことは、彼の功績です。

次に”罪”の部分ですが、それは政治を善悪二元論に纏め上げてしまったことです。つまり構造改革を進める自分は『善』、それに反対する抵抗勢力は『悪』としてばっさりと切り捨ててしまいました。本来、政治とはそんな単純な二元論にはなりませんが、こうして『敵』を想定すると、どんな問題も分かり易い形になります。米国的政治手法とでも言いましょうか。昨年の衆議院選挙でも、この手法が大いに活用されました。「郵政民営化は是か非か!」この謳い文句はまさにこの手法を適用したやり方です。最初のイメージ戦略で勝利している小泉氏には『善』のイメージが付き纏う。それを最大限に利用している訳ですが、最終的な法案などを見ると、善と悪を別けて論じていたことに意味があったのか、ということは常に疑問に思えるほど両者の差は縮まっています。

ここで話は変わりますが、ここまで小泉氏について語ってきましたが、そのどれもが批判的であると判断する人もいるでしょう。私のことを民主党員や共産党員などの、要するに敵勢力ではないかと推測する人がいるかもしれません。ですが、私はそれと対極にいる人間です。
基本的に社会的地位や所属団体などに拘泥することは、アナリストにとって『百害在って一利なし』です。歪んだ視点や偏ったものの見方は、正しい判断を損なってしまう原因となります。私は常に自分で物事を判断し、行動するために情報を収集、分析しています。私が小泉氏に批判的なのは、『正しいことをしている人間が正しく評価されている』状況ではなく、『評価ばかりが先に立ち、実際の行動が伴っていない』からです。必要なことは『小泉内閣の改革が本当に正しいのか?』を見極めることだと考えています。

政治の功罪とは、選挙によって評価が下されるものでは決してありません。未来の国民が過去を振り返ったとき、また歴史の教科書に載ったときにその判断が下されるものです。ですから、国民は単なる熱狂として彼を評価するのではなく、本当にこの政策が正しいのか、将来のためになるのかを考える必要があります。私のこの一文が国民が正しい目を持つ一助になってくれれば、そう考えています。

analyst_zaiya777 at 18:13│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 政治 | 一般

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