萌え文化と凶悪犯罪ライブドア問題の影響

2006年01月16日

政治動向 〜ライブドア強制捜査〜

本日ライブドアに家宅捜索が入りました。政治的な視点でこれを見ると、極めて興味深いのでそうした視点で考察します。

明日に耐震偽装問題のヒューザー社長小島氏証人喚問を控え、警察も政治的な側面から今日動いた、とみるのが正しい見方でしょう。小島氏証人喚問では、自民党は森派議員が質問するそうである。であれば、よもや前回の姉歯氏への証人喚問で失敗したようなことはないであろうが、強い追求はしてこないでしょう。すでに伊藤氏のことを見切っている段階でも、森派の首を絞めかねない問題で森派が質問するのですから、相当甘い追及になるはずです。民主党は馬渕氏、長妻氏なので、相当力が入っていることが分かります。明日の三面、及び明後日の一面記事は当然証人喚問記事となって民主党がポイントを稼ぐのは明白でした。

ですが、これにぶつけて来たのが今回のライブドア家宅捜索です。民主党側にポイントがつく耐震偽装問題で、世間をにぎわせ続けるのは妥当ではない。それよりも大きなニュースで民衆をひきつける。ライブドアはうってつけのスケープゴートだった訳です。自民党も昨年九月の衆院選で堀江氏を応援したので当然痛いでしょうが、彼は自民党公認ではなかったので、ある程度トカゲの尻尾切りも可能です。バーターにかければ、ライブドア一社の問題で世間の耳目が集められれば、安いものでしょう。

警察がこの問題で動き出したのが昨年末と言うことですから、耐震偽装問題に対して政府が情報をリークしたとすると、ぴったりのタイミングとなります。しかもライブドアが今回の捜索で受けた嫌疑は一年前のものなので、何故この時期に?と考えると余計にタイミングが重要になってきます。警察もこの事件でポイントを上げれば、姫路署の問題で落とした権威を回復できる。警察と政府の思惑が絡み合って、今回の捜索は行われたのでしょう。

残念ながら、ライブドアはその他の件でも立件されていくと思います。なんだかんだと理由をつけてこの問題を引き伸ばせば、それだけ政府への批判を回避できるからです。政治的な問題でこういうことが起こるのはどうでしょう?この辺りが小泉氏のメディア操縦の上手さ、ということなのでしょうが・・・。

経済的にはせっかく新興市場が活況な時に、完全に冷や水をかけられました。これから日本の株式は軟調となるでしょう。何しろ、新興市場では今でも株式分割、企業買収で利を上げようとする企業がたくさんあるのです。そんな企業はいつ解釈の違いで捜索を受けるのか、これで完全に不透明になってしまったからです。

analyst_zaiya777 at 23:36│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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この記事へのコメント

1. Posted by 縁(エニシ)   2006年01月17日 09:25
はじめまして。関連記事ということでTBさせていただきました。

誰もが疑う茶番劇でも、それでも真実は闇の中なのかと思うと反吐が出ますね。

しかし昔も殿様の袖の下は重かったし、海外でも昔から時代の影に黒幕アリでしたし、歴史は繰り返されるのでしょうかね…。

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