ライブドア問題、その問題の本質論ライブドア問題へのメディア報道について

2006年01月21日

小泉首相の通信簿 〜私が小泉氏を支持しない理由〜

年初から連続してやってきた『小泉首相の通信簿』ですが、今回が最終回となります。通常国会が始まったので、これからは過去のことをとやかく言うことではなく、これからのことを見て行きたいと考えるからです。

私はよく知人から『小泉首相が嫌いなの?』と聞かれます。私は小泉氏に好きとか嫌いなどの特別な感情は抱いていません。ただ言行不一致、有言不実行は私も批判しなければなりません。小泉氏が言う『構造改革』、『行政改革』、『財政改革』などが正しく行われていれば良いのですが、それが出来ていないことが問題なのです。

道路公団の民営化にしても、新規道路計画は全て造ることで決着しました。道路公団の民営化は、新規道路は造らせない、無駄な税金は使わせない、ということで始まったはずです。それがいつの間にか新規道路計画をやめる、から検討するに変わった時点でこの結末は見えていました。い任盻颪ましたが、道路を造れる権利を持たせたまま民営化しても、何の意味もないのです。最後に損をするのは、やっぱり国民なんですよね・・・。

郵政民営化の問題にしても、基本的に日本国債を大量に保有したまま郵便事業を民営化すれば、この金利上昇局面では含み損が出ることは決定的です。イ暴颪い芯未蝓∧胴餾弔紡疹振り向けられることがあっても、日本政府が大量の株を保有する郵便局は、日本国債を買い続けるはずです。それ以外、誰も日本国債を買ってくれる金融機関はありませんから。そして結局その含み損を国が税金から補填するのです。

更に小泉氏の災害対策についてはΔ傍載した通りです。これは評価しようもありません。イラクへの派兵をあれだけ早く決めた小泉氏は、災害対策では後手後手にしか対応しようとしません。国民の安全に直結する危機管理能力の低さを、今も露呈し続けています。豪雪地帯の皆さんのご苦労が忍ばれます。

△乃載した通り、外交はもう赤点決定です。更に10月にブッシュ氏に持たせた”牛肉輸入解禁”の手土産のせいで、解禁から一ヶ月でまた禁止です。米国でも「日本の基準で検査します」と言っている業者がいるのですから、そうした業者と個別に契約すれば良いのです。米国の面子によって日本の検査基準を拒否し続ける米政府に、何ら擦り寄る必要はないのです。これでは米国の健全な業者にも失礼だし、日本国民にとっても許し難い背信行為となるでしょう。

更に最近の事件に対する小泉氏の沈黙が何を意味するのか?日本国民の安全というものを彼が本当に考えているのか、改めて問い直したくなりますよね。耐震偽装だってライブドア問題だって、国民の生命、財産に及ぶ問題なのですから。

小泉氏が首班指名で内閣総理大臣になってから4年9ヶ月。その間に日本の借金は雪だるま式に増え、行われた行政改革も形だけだと言うことが明白になってきました。それは現在の状況、結果を見ても分かるでしょう。

以上が、私が今までの小泉氏を支持していない理由です。彼が真に歴史に名を残す首相でありたいのならば、ここから残り8ヶ月で何をするかにかかっています。彼が真の改革者なのか、稀代の大ぼら吹きで終わるのか。皆さんも注視していましょう。

analyst_zaiya777 at 21:59│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 政治 

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