小泉首相の通信簿 〜私が小泉氏を支持しない理由〜基礎からのBSE

2006年01月22日

ライブドア問題へのメディア報道について

私は以前からメディアの報道姿勢について何度か批判を繰り返してきました。メディアの好い加減さはいつものことですが、今回はそのことについて意見を述べたいと思います。

まず、私は個人的に堀江氏に対して好きとか嫌いの感情はありません。また誹謗中傷するつもりも、誉めそやすつもりもありません。私はいつも物事に対して中立の姿勢を貫いていますので、相手に対してそうした感情を持つことはありません。要するに何が正しくて何が間違っているのか、それが重要なのです。閑話休題−。

最近のメディアは物事に対して極端な善悪論を振りかざし過ぎです。実はこれが小泉氏のメディア戦略に乗る、各メディアの報道姿勢と直結しているのです。最近のメディアはとにかく対象への視点を善か、悪かで捉えます。つい先々週まで堀江氏に対しては”善”の姿勢で取り上げていました。政府にしても『時代の寵児』などと持ち上げ続けていましたが、それが先週になって強制捜査が入った途端、メディアはライブドアを”悪”として報道し始め、政府まで突き放し始めました。政府は少なくても準公認扱いで選挙を戦ったわけですから、完全に突き放したようなコメントをすることは、国民を欺くことになります。つまりそんな好い加減な人間を、自民党は選挙だからと担ぎ上げたのか、と。そのことに対して当の小泉氏が何も発言しないのは異常な状況です。彼は内閣総理大臣であると同時に、自民党総裁でもあるのです。耐震偽装問題でも良いですが、堀江氏に対しても『黙して語らず』で無責任路線をとり続けるつもりなのでしょうかね。

メディアにしても、つい先々週まで堀江氏を持ち上げていたキャスターが、今週になると掌を返したようにけなし始めました。別にそのこと自体を咎める気はありません(好い加減なのは分かっているから)が、少なくとも自分が先々週まで発言していた内容は撤回し、国民に謝ってから新たな姿勢で臨むべきです。報道とは個人の主義や主観を交えては、本当はいけないはずです。ですが、今の報道番組と称するものはコメンテイターと称する人間や、キャスターを名乗っている人間が、自分の主張を交えて報道にコメントするため、それが極端な善悪論に傾いてしまうのです。ですから私は最近の報道番組と自称しているものを、全て報道バラエティ番組と考えて視聴しています。それ以外、キャスターの主観やコメンテイターの暴論から、身を守る術がないからです。最近では唯一NHKが報道番組を流していると考えていますが、なぜ16時のニュースでライブドア強制捜査を報じたのか・・・、やはり政府から情報のリークがあったのでしょうか?それだけは謎であり、今後の動きを見ていきたいと考えています。

この問題を取り上げると、このブログにも嫌がらせのようなコメントをいただいたりもします。それだけ国民の関心が高く、また皆さんが応援だったり、非難だったりの意見を持っているのだと感じています。それが完全にメディアのせいだと言うつもりはありませんが、メディアが作り上げた”象”を自らが否定し始めた時の、その揺り戻しの動きが今の現象だと私は見ています。憧憬と敵意は表裏一体ですから。いずれこの問題が沈静化し、皆が冷静な眼を取り戻したその時が、真実が明らかになっているときなのかもしれませんね。

analyst_zaiya777 at 21:32│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 一般 

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この記事へのコメント

1. Posted by mo5mo5   2006年01月22日 21:57
3 ニユースは本来、情報。見る人の考える余地を残した放送が正しい姿だったのに、何時の間にやら考える余地を与えなくなってしまいましたね。
 しかも、意外と考えるのが嫌いな人が多くて。。。
考える余地が残された情報って嫌われるみたいですよね。

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