2007年01月24日

教育再生会議が首相に報告書を提出

教育再生会議の提案がまとまり、今日その報告書を首相に提出しました。ゆとり教育の見直し、教員免許法の更新制、文部科学省から県教育委員会、市教育委員会など組織的な見直しなど、様々な提案が盛り込まれており、具体的にはどこまでこの報告書が具体化され、教育現場に反映されるかは不透明な状況にもあります。

まず学力低下に対して、少し気になる記事を耳にしました。今までは少子化により、子供一人一人にかけるお金が増大する、というのが通説でしたが、実態はそんなことはなかったとするものです。つまり、実は塾に行く回数や費用などを調べていくと、少子化の今が昔より低くなっているという結果が出たというのです。
以前述べたこともありますが、貧困層の方が出生率が高くなるため、格差社会といわれる中で貧困層が増えれば、出生数が高まる可能性があります。昨年11月には出生数が大幅に改善したという記事もありましたが、重ね合わせて考えると、子供にかける費用が改善していないのは、こうした貧困層の出生数が高いのではないかということです。

それが悪い訳ではありませんが、公教育の充実が如何に大事かということです。つまり塾に通わせられるほどの余裕もない、そうした層が子供を育てていく場合、塾通いが出来る家庭との間で、教育の機会均等が図られなくなる可能性があります。
以前、ゆとり教育の導入の時、公然と「塾で勉強すれば良い」と発言していた人がいましたが、その塾に通わせる余裕がない人をどうするのか?を考えなければならないのでしょう。

一方で給食費の滞納の問題もありますが、こうした父母の態度に起因する問題もあるでしょう。教育の再生は学校の再生だけではなく、父母の再生も意味するのです。即ち教育再生会議でも地域の問題を取り上げていますが、直接的には子弟を養育する父母の問題も、もっと大きく取り上げなければならないでしょう。
こんなやり方が正しいとは思えませんが、学校に怒鳴り込む親などに対して、教員とは異なる立場で調停役が出来る組織の創設を、考えた方が良いのかもしれません。親の権利と教員の権利、その曖昧さが教育界をダメにしている一側面もあるのだと思います。それらをきちんと線引きし、裁定が出来る機関が必要な時期に来ているのかもしれませんね。

analyst_zaiya777 at 22:12│Comments(0)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 政治 | 社会

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1. 離婚の手続きを一冊の「離婚手続き完全マニュアル」にまとめました  [ 「離婚手続き完全マニュアル」 ]   2007年01月27日 17:33
こんにちは。ブログ拝見しました。私も情報サイトを作りましたので、トラックバックさせていただきました。もし御不要でしたら、恐れ入りますが、削除してくださいね。

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