政権支持率の変化に見る日米の医療保険について

2010年03月23日

ビル・ゲイツ氏が原発参入?

民主党副幹事長人事で、生方氏の留任が決まりました。小沢幹事長は親小沢派がやったことだから、と黙認するようでしたが、鳩山氏が決定を覆した印象です。党内の情勢判断では、今回の件で親小沢派は更に結束を固め、反小沢派は意外と早く攻撃材料が消え、やや残念といった感じでしょうか。
処分は覆すぐらいなら、事前にそれを騒ぎ立てるのは愚です。なぜなら人事は最終通告でなければならず、チラつかせる行為自体が横暴に映るからです。高嶋副幹事長筆頭はその横暴な行為に手を染めた。決着のつけ方はこちらの更迭、という方が余程スジが通ります。しかも小沢批判を封じ込めようと今後も動きそうであり、批判が正しいか?という判断では動けないようです。最近は誤って『説明責任』の言葉が用いられますが、説明する行為だけでは責任を果たしたことにはなりません。正論で納得できる説明かどうか、それで今回の結末も判断する必要があるのでしょうね。

ビル・ゲイツ氏が東芝と組み、次世代原子力発電の開発に乗り出すことが、報じられました。日経電子版の創刊日にぶつけた、日経のスクープです。次世代原発は劣化ウランを用いると云います。現在の原子力、火力発電は沸騰水でタービンを回す、蒸気を利用して発電します。これだと莫大なエネルギーで水を沸騰させる必要があり、核燃料に用いるには濃縮が必要です。
一方で劣化ウランを用いる手法は、緩やかな核分裂を用いる手法です。このため継続年数が長く、百年は燃料棒交換が不要と云います。昨今、太陽熱発電、地熱発電などの弱い温度勾配を用いた発電がある中、いずれは出てくる手法です。例えば、未だに決定先のない核処分場に埋められる、高濃縮の廃液は千年以上も核分裂を続けるため、熱を発生し続け、高温を保つといわれますので、それも発電に利用できることになります。つまり、弱い熱勾配でもエネルギーとして取り出せれば、それは有用なエネルギー資源となり得るのです。

しかし、この試みは上手くいかないと考えます。それは日本で開発が進む量子ドット技術を用いると、太陽光パネルの小型化、大規模発電が可能になるといわれます。寿命やメンテナンスを考えると、実用段階になるのはもう少し先のようですが、電子を用いる手法から、光子を用いる手法へと大転換が起きれば、産業の大きな転換点になり得ると期待される技術です。
劣化ウランを用いるにしろ、核分裂を利用する技術はどうしても核廃棄物という、厄介なものを生じます。私は数年後、日本には閉炉となり、ゴーストタウンと化した原発が数基、十数基程度出てくると考えます。それは炉心解体が難しく、現在の位置からの移動が困難という事情が存在するためです。その時、改めて世界は原発との付き合い方に向き合う必要が出てくるのでしょう。
今は単純にクリーンエネルギーとして注目されますが、長期貯蔵に失敗したフランスのような事態が、各国で頻発すれば流れも変わるでしょう。今日はJRのトラブルもありましたが、安全に使い続ける、という考えが経済合理性の中で、見失われた数年間の間に作られたものを、今後どうフォローしていくか?という問題が各国でも真剣に議論されることになるのでしょうね。

analyst_zaiya777 at 23:22│Comments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 社会 | 経済

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この記事へのコメント

1. Posted by おるおる君   2010年03月23日 23:37
政治とカネの問題は鳩山さんと小沢さんが辞任するまで続きますね…
まぁエネルギ―効率の悪い太陽光がメインのエネルギ―にはならないですからやっぱり原子力ですかね…

銀行から郵貯におカネが動いているらしいですけど…どうしてですかね?
2. Posted by 管理人   2010年03月24日 00:36
おるおる君 さん、コメント有り難うございます。

鳩山家のおカネの問題は、あまり政治的には面白くないのですが、首相であるから、
という取り上げられ方ですね。一方で小沢氏の場合は、議員辞職するまで付き纏う
問題となるでしょう。どういう形にしろ、小沢氏は議員であり続ける以上、どんな
立場であれ渦中の人ではあり続けると思います。
量子ドット技術は、晴れた日の日中であれば充電不要で車を走らせるほどの効率が
得られる、と云います。効率で云えば2倍とされる電気自動車を、産学で量産化の道
を造るという記事もありますが、いずれは光を波として伝送する今の光ケーブル技術
も光の粒子性を生かして伝送される、とも噂されますし、未来の技術革新には期待
したいところですね。
郵貯そのものの国家保証が復活しつつあり、また銀行や中小の信金ではやはり不安、
ということもありますね。現在の銀行はサービス度外視、という点が気懸かりです。
運用益をとろうと顧客に投信などを薦めたりする行為も、結果的に客離れに繋がり
ます。リーマンショックの痛手から立ち直れない顧客も多いですし、それで高収益
運用を諦め、国債につぎ込んでいる限り、邦銀に明日はないのでしょうね。
3. Posted by トラ   2010年03月24日 10:06
国債の購入資金ももう国内でわ吸収できる限度を超える時期に来てますし、後以て5年程度で現在の予算規模を組めなくなると見てますが。
どうでしょうか?
でも国外の投資家に売りに行くには今の金利では買われないでしょうね。
今自分を含め周りの知人友人は円以外の資産形成に余年がありません。
もっぱら金購入に走っています。
4. Posted by 管理人   2010年03月24日 23:40
トラ さん、コメント有り難うございます。

郵政改革の見直しで、国債購入余力が増すと云われますが、早ければ今の財政規模は3年と
保てないでしょうね。景気の浮揚が海外のバブル頼み、逆に見ればそこが弾ければ30兆円
前半に税収が落ち込みます。今年半ばにはネガティブ見通しの再評価により国債が格下げ、
ファンドの一部では格付けにより保有割合を変えますから、国内でほぼ需要は賄えている
現状にも見直しがかかるかもしれません。この辺りは、景気と財政の綱引き状態にあり、
バランスを崩せば共倒れになりかねない環境にはあるのでしょうね。
金は確かに資産保有として適当ですね。ただ某研究でインフレなきバブルから、この先に
何が起こるかを予測したものがあり、インフレがないままバブルが弾け、実物資産として
の価値も目減りするというものもあります。何が正解かは自分でも計りかねていますが、
現状の景気の先に何が待つかは、余程注意しておかなければいけない事柄なのでしょうね。

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