経済の話。IMF、世界銀行年次総会中国要人のIMF、世銀の年次総会欠席

2012年10月09日

雑感。野田首相と安倍総裁への期待値

昨日、書き忘れたことを少し。最近ある四行詩を思い出しました。13年前に大きな話題になったノストラダムスの予言『1999年7の月―』のことです。この中で『恐怖の大王』と、些か大仰に書かれた内容があり、それが世紀末論と結びつきました。しかしこの『恐怖の大王』は、実は『支払い役の大王』と訳すべきとの指摘があります。1999年と云えば、ユーロ圏が発足した年であり、ECBは前年に設立されていますが、『支払い役の大王』に匹敵するほどの、大量の資金拠出を行っています。
その後に続く『アンゴルモア』を『モンゴル』と読み替えると、中国を甦らせ…となり、その前後で『マルスが支配する』を、軍事大国である米国に置き換えると、この詩が微妙に符号してきます。予言など、こじつけの部分もありますが、今の状況はその詩の後、という状況であり、IMF、世銀とも『支払い役の大王』に相応しいのであり、世界は『解決役の大王』を求めているのでしょう。

TV各局の世論調査の結果が、続々と発表されています。これは国民の意識調査ではなく、固定された層の意識の変化を探る調査になりますが、重要なのは内閣支持率が下がったこと。改造効果がなかったことです。つまり民主は、政権浮揚策を失い、野田氏を引きずり下ろして新たな内閣で総選挙、という戦略を描こうにも、民主内で首相に相応しいのは野田氏なので、それも期待できません。さらに首相に相応しい、とするのは安倍自民総裁が若干上回りますが、安倍氏に期待できない、が半数を超える。即ち、日本は二大政党のどちらの党首も、国民から期待されていない状況です。
さらに、2人とも醜聞を抱えています。野田首相の実弟である船橋市議が、政務調査費不正受給の問題で、市議会から百条委設置が発議され、同数により議長採決で否決される、という事態が起こりました。安倍総裁の山口県第4選挙区支部が、クラブやキャバクラの飲食代を政治資金から拠出していました。どちらも本人というより、足元の揺らぐ事態ですが、嫌っている勢力から狙い撃ちされ、資金の流れなどを調べられると耐え切れない、それが今の政治家の常と呼べる事態です。

そんな中、自民では全国幹事長会議が行われていますが、メディアによって『総裁選は地方票軽視、不満相次ぐ』、『結束を確認』と逆の書かれ方をしています。前者の方が詳細なので、実態を反映しているといえるのでしょう。また安倍氏が経団連の米倉会長と会っています。原発再稼動では路線が同じ、TPPでは地方の農業団体を考慮し、総裁選でも後ろ向き発言が目立ったので、中立といったところ。ただ、自民が原発に前向きとなったことで、対立軸ができたのが、生活の小沢氏です。
小沢期待票、というのはどの調査でも現れませんが、選挙をすると必ず結果となります。独国へ視察し、脱原発による新たなエネルギー戦略を考える参考にする、としており、次の選挙は民自公の向こうを張って、脱原発を掲げてくるでしょう。経団連が反発し、無視を決めこむ可能性はありますが、脱原発に関しては争点になることが確実です。そして小沢期待票が後どの程度のるか? それによって生活の議席数が決まってくるのでしょう。

橋下大阪市長も、脱原発では明確な態度を示せなかった。最近、みんなの党の渡辺代表を外すことで、急速にみんなの党に接近しますが、一時期は既成政党とくくっていた側です。維新のそんな態度が結果的に人気を陰らせ、落ち目になってきています。ここで票を稼ぐつもりなら、ふたたび脱原発を旗に掲げてくるでしょう。今、二大政党とも党首は『期待できない』とくくられる。橋下氏が国政に出ないため首相になれず、リーダーとして選べない、という機運もある中、誰が首相にふさわしいか? 競争に名乗りをあげるなら、国政進出を狙ってくるかもしれません。今の日本はリーダー不在、と云われる状況の中で、期待値を上げようとするトップの打つ手が、次の選挙では大きく結果に関係してくるのかもしれませんね。

analyst_zaiya777 at 23:32│Comments(2)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 政治 | 一般

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1. 歯周病治療状況とクラブでケーキパーティー  [ 脳挫傷による見えない障害と闘いながら ]   2012年10月11日 13:53
政治資金でキャバクラへ行った政治家もいるが、私は静岡県沼津市のキャバクラシャイグループの高級クラブの綺麗なインテリア内観を写メ撮影した。指名している当クラブのホステスのAちゃんが私の為に、ケーキパーティーをしてくれ、可愛いハロウィンケーキもあったのを写メ

この記事へのコメント

1. Posted by tora   2012年10月09日 23:51
年内解散を強行主張する自民に対しノダは臨時国会を遅らせ、開催せずに解散から逃げるつもりのようです。
法案は通す義務は与党にあるはずなのにそれを野党のせいにし放棄するとはとんでもない内閣ですね。
12月9日選挙の噂が出ていますが年内解散は難しいのでしょうか?
その前に後5人離党者が出れば少数与党転落なのでこちらのほうが先に着るかも知れませんね。
2. Posted by 管理人   2012年10月10日 00:14
tora さん、コメント有り難うございます。

野田民主の戦略はハッキリしてきましたね。
しかし野党が解散要求するから、という理屈で国会を開催しない、となったら、
歴史的に、野田政権は最低内閣とのレッテルが貼られるでしょう。
つまり野田氏は、歴史的には批判の的になることが確実ですね。
それで、今後も政界に残りたい、と考えるのは困難です。
鳩山氏への批判も止みませんが、野田氏の政権運営の方が、よほど問題も多い。
米国と官僚に逆らったら批判をうけ、従ったら批判を受けない、というだけの
基準では、運営方法の失態を咎める術がありません。
野田氏への批判は、選挙で分かるのかもしれませんね。

12月9日が、一応の年内決着の最終ポイントですが、そのためには11月半ばに、
解散を行う必要があります。
逆にいえば、野田政権はそのタイミングまで、国会開催を遅らせ、11月末から
二週間ぐらい、特例公債法案の審議をする、というパターンを考慮しているの
かもしれません。
ただ、そんなことになれば政権支持率はさらに下がるでしょう。
さらに、内閣改造で支持が上昇せず、国民から不人気の安倍氏が総裁になった
自民も、大して支持率が上昇しなかった。
つまり民主が選挙対策で、野田氏を引き摺り下ろして退陣させ、新政権で選挙を
しても、同様に支持は上がらない、ということでしょう。
これは民主に残る議員にとってはショックで、離党の動きを早めるでしょうね。
民主に残って選挙か、出て選挙か、その損得勘定に党内は忙しくなるのかも
しれず、益々野田民主はカネをばら撒く方向になるのかもしれませんね。

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