石原都知事が新党立ち上げへ雑感。Windows8が発売

2012年10月26日

石原新党の余波について

石原都知事が定例記者会見で、政策は大事だが連合を優先、と発言しました。しかしそうなると、石原・維新連合がどんな政策を掲げても、国民は懐疑的にみます。政権をとったらどんな態度に変わるか、分からないからです。さらに連合に反対するたち日、みんなの党の動きに「視野が狭い」とし、倒幕になぞらえて戦争した薩長が同盟を結んだ、と述べています。保守系の流れが、日本で多数になりえないのは、他人のせいにするばかりで、傲岸不遜に振舞う態度が、欺瞞に見えてしまう点があります。
顔を突き合わせ、話し合ってみろ、とまで述べていますが、それなら自分はナゼ意見の合わない相手、生活、共産、社民と倒幕にむけて話し合いのステージをもたないのか? 自分が仲のよい、維新とだけ連合を組むことを他人に強要するのか? それが説明できません。政策を丸投げするなら、尚更倒幕にむけて多数を目指すために、自分と仲が悪い相手とも組む覚悟を示す必要があります。

石原・維新連合で130議席、と強気の見通しを示す政治評論家もいますが、そうなると100人以上が新人議員です。いくら党首の顔が立っても、これでは国民が思考停止に陥ったとしか思えません。さらに維新も、たち日も勉強会をもち、新人の発掘に余念がありませんが、質の問題は抱えます。
たち日は、自民の公募にあぶれた者が多い。維新は勢いに乗っかろうとした者が多い。全員とは云いませんが、少なくとも100人も新人議員が増えれば、玉石混淆でも石が多いのは目に見えます。そこにきて、政策をうっちゃって組んだ連合なので、政策が信じられない。これでは致命的です。

都知事選が9日か16日になるので、公明は年内解散を望まない公算が強い。ただ、分散して選挙するより、まとめた方がよい、と考えるなら早期解散に動くでしょう。しかし選挙協力を組んだ維新が、石原新党と連合するようだと、態度を見直すかもしれません。創価学会は中国と親密であり、名誉会長はいくつも中国から表彰されているほどです。中国にケンカを売る石原氏とは合いません。都知事選では公明も推薦していますが、国政になると話はまったく違ってくるはずです。
しかも、昨日行われた生活の結党記念パーティーでは、4200人を集めたとされ、これは維新立ち上げパーティーより多い数字です。生活は現職議員も多く、単純比較はできませんが、明らかに生活が選挙後も一定勢力を保つことが分かります。第三極の中心軸を生活が担うことも考えられ、益々石原氏の維新とのみ連合する凝り固まった考え方が、倒幕の上では大きな弊害になってくるでしょう。

自民は票を食われる、民主は助かる、ともされますが、石原氏もH24年の都知事選では、直前で震災があり、現職が圧倒的に有利な中で、地盤のない東国原氏に追いすがられました。民主旋風が吹き荒れた前回の都議選でさえ、自公が多数をおさえるほど、東京都は自民が強い地盤であるにも関わらず、です。石原氏の選挙強さも高齢に伴い、衰えており、コアなファンしか票をとれないでしょう。
さらに、石原・維新が連携すれば…という話も、連携すればコアなファンも離れる。これは痛し痒しです。政策を擲つ、とはそういうことであり、結局それは野合としか映りません。きちんと政策で連携できない限り、やはり脅威とするには迫力不足なのでしょう。石原氏は、都政でも中途半端のままだったり、達成できなかった事業も多くあります。説明責任を果たし、その辺りの事業をどう決着させるつもりだったか、語る必要もありますが、そうしたことを避けてしまう保守系の議員にありがちな態度が、多数の支持を集めにくい部分として今後も意識されてしまうのでしょうね。

analyst_zaiya777 at 23:17│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 政治 | 一般

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