安倍ノミクスについて、改めて考えてみる。原発再稼動について考える

2013年07月09日

日本維新の会の政権公約について

福島第一原発の事故当時、所長だった吉田氏が死去されました。当時の証人として、まだまだ語ってもらわなければいけないことが多く、それは今後の原発政策も含めて、大事な人だったといえます。東電は吉田氏の被曝は70mSvで、食道がんとの関連はない、としますが、過酷な作業、ストレス、そして高線量という環境が、体にいいはずがありません。労災を認定してもいいほど、体調を悪化させた原因は企業にあります。その犠牲は残念ですが、ご冥福をお祈りします。

日本維新の会の政権公約をみてみます。維新の挑戦、としていの一番に『選挙目当てでものを言わない』としますが、旧太陽の党など、選挙目当てで活動してきた政治家ばかりで、痛いところを先に否定してしまう手法とみられます。既得権益に支持された政党では改革できない、しがらみのない日本維新、と述べますが、どう考えても石原氏を初め、旧太陽の党はしがらみ塗れの人材ばかりです。選挙目当てで集まってきた公募候補も含め、言っていることは常に逆の印象です。
『日本を賢く強くする』が、お題目ですが、8頁の政権公約で、1頁の見出し、2頁分の基本政策、3頁分の実例集と、中身はほぼ一緒です。これに表紙、あらましを含め、何と薄っぺらい政権公約か。実際には全部で5頁で済み、賢いやり方とも思えません。レイアウトに凝るわけでもなく、無駄な見出し、基本政策、実例集などは『賢く』短くまとめるべきでしょう。

中身にみるべき点も少ない。道州制、首相公選制、衆参合併、言っていることはこれまで政治の場、民間で語られたことをまとめただけ。維新としての、新たな魅力的な提案はありません。法人税減税も盛り込みますが、日本の実質的な税率は20%強、つまり先進国、新興国でみてもかなり低い、という指摘があります。そもそも3割しか法人税を納めていない国で、これ以上の減税をする意図が分かりません。所得税減税もうちだしますなど、選挙目当てでは? との疑念を濃くします。
例えば原発政策は『脱原発依存メカニズム』です。脱原発・依存なのか、脱・原発依存なのかで印象は異なりますが、書いていることは原発依存、まだまだ原発を使います、ということで、前者の色彩が濃い。こんなところで『賢く』書くと、国民からみて信がおけなくなります。

高齢者に支持される自民との対立軸として、現役世代を狙った施策をうつ、という方向性はみられますが、それも選挙目当て? と思わせます。総じて『賢く強く』ではなく、政界で長く生きてきた人間の悪知恵によって『ずる賢くせこく』書かれた、そんな印象を強くします。
慰安婦発言より前に、自民補完勢力である維新の立ち位置は、自民人気が高まれば総じて低下するのが常です。もっとも右に位置した結果、自民から毀れてきた票をとる、という戦略をたてていますが、そもそも毀れるほど投票率が盛り上がって来ない。組織の統率に疑問符がもたれている、二大党首の顔を表紙にすえましたが、その人気に頼っている時点で『選挙目当て』、として有権者をうんざりさせるばかり、ということになるのでしょうね。

analyst_zaiya777 at 23:19│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 政治 | 一般

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