防衛大綱の中間報告について日銀総裁の講演

2013年07月28日

雑感。日韓サッカーの横断幕

日韓のサッカー東アジアカップで、韓国側応援席に『歴史を忘れた民族に未来はない』との横断幕が掲げられました。あまり脊髄反射しても良くないですが、『歴史を捏造する民族にも未来はない』のであり、この言葉は日中で賛同も集まるかと思われます。韓国は何でも自分たちが発明した、起源だ、と述べるウリジナルもありますが、韓国ではそれが誤っていようと、ウソと半ば気づいても、常に外向きに何かを発信し、それを認めさせることを国是としているふしがあります。

韓国では日本の戦前、軍国主義を殊更に悪くいう面もありますが、以前も指摘したように、実は現在の韓国自身が、この戦前の日本に倣った手法をとっていることが問題です。鬼畜米兵、と叫んでいた日本。日本のやることは許せない、と叫ぶ韓国。それは競争相手、目の上のたんこぶを叩こうとするときに、つかう手法です。しかし韓国では、朝鮮戦争以後、50年以上の長きにわたる反日教育があり、中々この傾向を改めにくい点が、さらに厄介といえるのでしょう。
日本では、隣組制度をつくって近隣の相互監視機能を強めました。韓国ではそれをネット監視、という形で行っている。個人の相互監視ばかりでなく、世界にむけて売りだせるとなれば、国家が支援してYouTubeのクリック数をあげるように、国家規模でネットを活用し、監視に利用している。国家の方向性と違う意見は、徹底的に排除される仕組みが働いており、外部からみると冷静な意見交換が為されていない、と映る。それも戦前の、日本の言論統制に近いものを感じます。

日本人が韓国にいだく嫌悪感は、一部には誠意が通じないこともありますが、一部には戦前の日本の体制、手法を悪とする教育があり、韓国をみてそれが想起されることもあるのではないか? 民族の成立を偽ってでも、選民思想を高める。朝鮮民族なるものが、世界の古代史、文献に登場しなくても構わず、自分たちは古代からあったと主張するのも、それが国の基になる、という軍国主義に他なりません。戦前の日本がそうだったように、この流れを変えるのは大変なことです。
日本でも、安倍氏の影響か、ヘイトスピーチなどが起きています。何かを嫌い、排除して解決するような問題では、これはありません。むしろ、韓国に対して戦前の日本と方向性が同じ、手法が同じことをしている、ということを伝えていく。一度、こうしたものを刻み付けられると、中々人間は変えられませんが、それでもいずれ韓国内から、冷静な意見が出てくるのを待つしかない。対抗し、それと同じ行動、言動をとることは、自分が嫌う人間と同列になることを意味します。

ここに、同族嫌悪というような概念を持ち込みたくはありませんが、韓国では戦前の日本を嫌いながら、それと同じことをしている。日本でも今、韓国を嫌いという人が、韓国と同じことをしようとしている。それでは問題は解決しないばかりか、対立の根を深めるだけです。日本は敗戦により、すべてが転換しましたが、韓国にもそれぐらいの精神的ショックがない限り、今の態度を改めることはない、と半ば諦めつつ、毅然とした態度をとり続けるしか、今はないのかもしrませんね。

analyst_zaiya777 at 23:26│Comments(9)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 アジア | 社会

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この記事へのコメント

1. Posted by 右翼も左翼も大嫌い   2013年07月29日 03:08
韓国の反日は、中国とは事情が異なります。歴史教育が
反日の原因という訳ではありません。

王妃を殺害し、王を脅すという非道な手段で、国が奪われ
その後は賎民という辛い扱いを受け、それに異を唱えると
連行され拷問を受け、多くがそのまま殺害され、運が良くて
障害者になる。下等な朝鮮兵も使い捨てでした。。

そういう血の通った生々しい話が教科書ではなく、数千万人の
家庭で伝えられているのです。ひいおじいさんに起こったことは
昨日のこととして深く刻み込まれています。

韓国の教科書はその延長として作られていると言っていいでしょう。
日本の歴史教育で侵略の否定は、その生の体験を否定される訳
ですから、それが積もり積もって韓国の教科書でもだんだんと
過激になって行ったのです。過激になったのは日本側の責任でも
あります。

国益を得るために韓国が反日教育しているという視点は
そういう生の事実を知らない事であり、安部総理や石原
元都知事と発想は同じです。

日韓合作のマイウェイ12000kmの真実という映画の中で
それに近い内容があります。
2. Posted by 右翼も左翼も嫌い   2013年07月29日 09:45
世界各国共通の事として、加害者は悪い事はなかった
事にしようとするし、被害者は増幅する傾向にありま
す。

日本は、どうもその点で突出していて、あれだけの原
発事故という犯罪を起こした会社が事実上おとがめな
しに復活してやりたい放題です。

何万人という慰安婦を日本軍が強制連行というのは事実ではないでしょうし、南京で30万人の虐殺というのも事実ではないでしょう。

しかし、ごく一部でしょうが、10代前半の子が慰安婦に志願するはずもなく、業者にダマされて来たのでしょうが、それに金を支払って女性を受け取った行為を、同罪と見るのが世界の標準です。

軍は関与していないという理屈は通用しません。受けた軍はダマされたと泣く女性から事情を聞きながらも小屋に突っ込んだ訳です。

一部の悲劇であっても、それは被害者の論理で膨らませる傾向にあります。一人も強制はなかったという発想が、被害者の側の被害妄想を膨らませたのでしょう。

南京でなくなったのが30万人でなくても、数百人であっても、虐殺には違いがありません。数の問題ではないのに、数を膨らませる中国にも問題があります。

たとえ、殺したのが中国軍であっても彼らは家族を持つ中国人です。中国で日本軍が中国人を殺したのと
同じではないですか。

日本軍が中国にいただけで侵略は事実であったと言えるでしょう。満州への日本人の移民もイスラエルと何が違いますか。

3. Posted by 右翼   2013年07月29日 09:52
ごく一部であっても、一貫して侵略を否定し続けた
態度が、被害者として感情を逆撫で、それが大きく
膨らませた大きな要因となったと思います。

過去の過ちをなかった事にして、また同じことをやろ
うというのを見て、憤りを感じる日本人も少なくない
ですが、それが多数ではない事が今度の選挙で分かっ
たはずです。

不本意でしょうが、韓国から見れば日本の侵略否定は
例の会社の行為と同じように見えているのでしょう。
安倍総理がその社長に見えているのでしょう。

韓国が国家として歴史観を操作している部分もあると
は思いますが、繰り返しますが、それよりももっと
沖縄の人のようにもっと身近な家庭レベルの体験なの
です。

韓国人は、そもそも切り替えの早い民族です。殴り合っていたと思えば肩を組んでます。一貫しての侵略の否定が、その鏡となって現れて来ただけです。まず相手の事を知らないと、解決は難しいでしょうね。





4. Posted by 通りすがり   2013年07月29日 21:34
別に名指しされたわけでもないのに
「反応したら負け」の言葉に反応してしまったような気がするんですけどね
詳細は知りませんが 
5. Posted by 管理人   2013年07月29日 23:44
右翼も左翼も大嫌い さん、コメント有り難うございます。

まず、これは記憶の特性として『記憶はウソをつく』のです。
血の通った生々しい話、それ自体がすでに歴史教育で培われたもの、という場合も
往々にして起こります。
後で自ら付け足す、他の人からそう教えられて、そういうものか、と思いなおす。
それを何度も語ることにより、後に補完された記憶を真実として語る。
これは誰にでもあることですし、それは記憶という特性上、仕方ないことです。
すべてがウソ、というつもりもありませんが、朝鮮族が賤民、などではなく、
ご指摘のことは日本人でも起こりました。
当時は、主権在民ではないので、国の制度、やり方に反発する者は、警察に拘留、
拷問をうけて、ひどければ亡くなり、重篤な症状でもどってきても、精神的に
負ったダメージで、人格が歪んでしまったり、は当時あった話です。
日本人は語りたがりませんが、これは多くの文献、記録に収集されています。

ただ、一部に朝鮮民族を卑下する見方があったのも事実です。
過去には、チョンという差別用語があり、子供たちが知らずにつかっているのを
聞いて、胸を痛めたものです。
ただ当時、併合の後はすべて日本国民であり、もしそうした差別にもとづく
扱いがあったとすれば、それはほぼ犯罪でもあったのでしょう。
それを正当化するつもりはありませんが、数千万人の家庭で、それほどひどい
扱いがあった、とするのも違和感があります。
最初の話にもどると、記憶はウソをつく、周りから聞いた話で補完された部分が、
多分に多くなってしまっているのでしょうね。

続きます。
6. Posted by 管理人   2013年07月30日 00:06
続きです。

日本にも自虐史観があり、侵略の否定といった話は、少なくとも2000年頃までは、
ありませんでした。
むしろ語ることもできない、小泉政権辺りから、やけにそういった話が語られる
ようになった、それは情報選択の多様化から、そうした層が息を吹き返した、
とみられます。
そうなると、韓国が朝鮮戦争後にとっていた歴史教育の中で、過激化していった、
ということとも異なってきますね。
そして、それこそ忌むべきことなのです。

個人的には、国益のために反日教育、とは思っていません。
むしろ国を団結、統治するためには仮想敵国が必要、という手法が一般的である、
その中で、韓国では目前にある北朝鮮ではなく、併合していた日本にむかった、
という見方をしています。
本来、民族などあまり意味はなく、多様性をたもっていた方が有利な面があります。
しかし戦前の日本は、民族主義をとり、日本は万世一系の天皇に率いられた神の国、
と主張し、国民の団結心を煽っていた側面があります。
それと同じことを韓国でも行っている、その点を指摘しています。

エンターテインメントは、残念ながらいくらノンフィクションを謳っても、
恣意的な部分は含まれてしまいますし、残念ながら史家には自虐史観が多く
含まれ、考察がむずかしい側面があります。
韓国でも、朝鮮の正当な王統府は北朝鮮にあり、という自虐史観も存在するよう
ですが、その映画は見ていませんが、残念ながら映画より、個人的には実証主義
をとっています。

双方が、そうした互いを貶める行為をやめること、まずそこから始めるしか、
今のこじれた関係の修復は難しい、そう指摘しています。
相手がそうしたから、こちらはもっと過激に、それが危険思想であり、それを
許容する考え方を認めてはいけません。
そのことを、個人的に訴えていきたいところですね。
7. Posted by 管理人   2013年07月30日 00:40
右翼も左翼も嫌い さん、コメント有り難うございます。

日本人は、確かに加害者という意識は低いのかもしれませんね。
日本では、加害者の人権意識ばかりが高く、被害者の人権を蔑ろにする、
いわゆる人権派と呼ばれる弁護士がいるのも、その一端かと思われます。

ただ、慰安婦の強制連行、という点において十代の少女たちが泣き叫び、助けを
求めたかどうかについては、若干の違和感があります。
子供たちと接するとき、見捨てられ体験をした子供には感情がなくなります。
自分が生き残るために、逍遥として現実を受け入れようとします。
泣き叫ぶのは、何かを伝えたいから。
周りに助けがある、と思うから、それを泣くことによって伝えます。
恐らく、泣いて助けを求めた、という話は、後世になって付け足された可能性が
高く、それは日本で最初に慰安婦裁判を起こした女性が、矛盾をつかれると
証言が二転、三転したように、記憶とはそれほど曖昧なものです。
逆に、彼女を利用して一儲けを考えた人間たちがいたことが、忌むべきことで
あり、浅はかな創作により、矛盾点を大きくしてしまった、それが泣きながら
の連行であり、もしそんな女の子がいて、兵士たちが群がったのだとすれば、
その犯罪は糾弾されて然るべきでしょう。
しかし、残念ながらそれを実証する術はなく、そして子供たちが一般的にみせる
反応からも、それは否定できてしまうのですね。

ただ、イスラエルと日本の状況は違いますね。
詳述は長くなるので避けますし、イスラエルも当時の日本も肯定する気は
まったくありません。
誤解されたかもしれませんが、私はどちらも手法は誤りだと考えています。
だからこそ、軍国主義に基づく行為はやめるべき、ということですね。
8. Posted by 管理人   2013年07月30日 01:10
右翼 さん、コメント有り難うございます。

今の安倍政権の流れは、まさに戦前の礼賛、当時の反省もなく、怒るのはムリ
ない流れになっていると感じます。
しかし韓国が、かつてとっていた政策の中に、少しでも今の日韓関係の悪化の
原因があるとすれば、やはりそれも認めるべきなのでしょうね。
そうして双方が手をとり合えば、それこそ東アジアに強い経済協力関係が構築
でき、より一層の発展も夢じゃないでしょう。
ただ残念ながら、日韓双方に仲の悪い方が儲けられる、と考える輩がいて、
それが扇動家として機能している点が、気がかりですね。

身近な例で恐縮ですが、私の母は父親が死んだときの話をするとき、ボケては
いないのですが、話が変遷していきました。
私は人との会話はほぼ覚えているため、ここが変わった、あそこが変わった、
と指摘することもあるのですが、当時の状況を都合よく解釈し始めていたのですね。
これは誰の身にも起こりますし、記憶とはそれほど曖昧で、昨日みたこと、
のように語る人は、大抵間違った話をしています。
曖昧であるがゆえ、その話は信憑できると思った方が間違いも少ない。
記憶に頼ると、そういうことが往々にして起こりうることを、注意しておく
必要があり、またそれを利用して、無碍に扱うような人間こそ、本来は
忌むべき対象といえるのかもしれませんね。
9. Posted by 管理人   2013年07月30日 01:23
通りすがり さん、コメント有り難うございます。

こうした話をとり上げるときは、どうしても反発がでるのは致し方ありませんね。
ただ、私が嫌っているのは反日教育だったり、過去を吹き込んでまで、事実を
捏造する輩であったり、というところです。
それが伝わり難かったのかもしれませんね。

過去は大事ですが、過去を乗り越えるとき、どうすべきかは個々人に委ねられて
います。
例えば、韓国は民間による慰安婦への賠償、を唯一拒否している国です。
政府の公式な謝罪をしろ、というのが本旨ですが、それこそ日韓基本条約を
破棄しろ、と韓国政府に言わなければならない。
つまり戦後賠償を放棄した、あの条約を破棄するしか手がないのですね。
韓国では、条約を結んだ後からわかったことだから、条約外の話だ、という
見解を述べますが、それは国際常識とは異なる。
日本政府も、国際的な慣例を破ることができず、つくったのが民間による賠償、
だったのですが、それを拒否されて打つ手がない。
結局、双方をジレンマに陥れただけ、なのですね。
そして、その方が利がある、と思っている輩がいる。
早く、そのことに気付くべきなのでしょうね。

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