米中貿易戦争は長期戦か丸山議員による戦争発言

2019年05月13日

3月景気動向指数の「悪化」

斎田点定の儀で、伝統にのっとり亀卜が行われました。しかし日本では絶滅危惧脅錣任△襯▲ウミガメの甲羅を用いるのは、今回が最後でしょう。捕獲ではなく、漂着した死体から甲羅を採取したとしてもやはり問題がでてきます。伝統と、種の保存とを考えれば、後者の方が重要視される時代です。中国の亀甲文字も、元は卜占の意味があったとされますが、生命の遺したものの力を借りて未来を占うという時代遅れ感を鑑みても、新素材により未来の行く末を考える、というのが新たな皇室の姿となってもよいはずです。

3月の景気動向指数が6年2ヶ月ぶりの「悪化」となりました。菅官房長官は「ファンダメンタルズは悪化していない」などと述べますが、景気動向指数は複数の経済指標を総合的に判断するもので、ファンダメンタルズが崩れたから「悪化」なのです。しかもマイナス寄与度が高いのは、生産、出荷、販売、有効求人倍率ですから、安倍ノミクスで成果とされたものが軒並みダウンです。米中貿易戦争の影響が…とも語られますが、安倍ノミクスの6年間で日本経済はそれに耐えられるほど強くなっていないので、影響をもろに受けてしまう、といえるのです。外需依存の景気回復だった、というのが鮮明になったということです。
令和になってから株式市場は5日続落、下げ幅は1000円を超え、3月末の水準まで逆戻りです。しかし今年に入ってから米中貿易協議が上手くいく、という前提で上昇してきたので、それが剥落した今となっては昨年末の水準を意識した方がよいのでしょう。日本は良かったのか、悪かったのか、それほど株価が戻していないので昨年末の水準はすぐにタッチできます。しかも株価にとって、悪い見方があるのは売り方が買い戻していた先週末にも、相場は結局下落して引けた。それは買い方が投げている面が大きく、4月は外国人投資家が買い越しに転じていたものを、そのまま放った印象です。つまり相場がどの水準で下げ止まってくれるのか? という点に対して、買い方ですら見方が定まっていないことを意味します。

しかも、景気動向指数は3月のものなのに、なぜか5月に入っての米中貿易協議の不透明感と重ねて説明する人も多いですが、今回の影響を指標がおりこむのは2ヶ月後です。仮に4月は一旦指標が持ち直したとしても、この景気動向指数にさらにプラスして、5月は悪化する公算が高いのです。3月は、中国が景気対策をうちだし、景気が持ち直すとしていた時期、それでも対中輸出が悪化していたとすれば、中国経済の見方すら悪化する。今後、中国経済への懸念が高まれば、さらに日本への見方も悪化してきます。
日本はすでに景気が斜陽、その見方が正しいのでしょう。日銀の金融緩和で世界的にマネーが潤い、世界経済を押し上げて、そのお零れで日本も小幅な低成長。そのシナリオが崩れた。年金をはじめとする金融機関も、国内で収益がだせないので海外への投資を増やしてきた。それすら今後、見直しを余儀なくされてくることでしょう。消費税増税ばかりでなく、日本が抱えてしまった大いなる不安。今日は与那国島で50年に1度とされる記録的大雨でしたが、すでに経済的には梅雨入り、30年ぶりの記録的な大雨の予感すらただよってきます。亀卜ばかりでなく、日本の未来を占っても見通せない状況ともなってきたのでしょうね。

analyst_zaiya777 at 23:18│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

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