2019年11月14日
7-9月期GDP速報値
yahooとLINEに経営統合の話がでています。ただ、特にpayなどは明らかに独禁法に抵触しますし、それ以外でも寡占化の懸念がある。そもそも通信アプリがLINEでほぼ独占される現状は、行政の怠慢との誹りも受けかねないところです。仮に合意に至ったとしても、業態がそのままというわけにはいかないでしょうし、何よりGAFAの情報の扱い方などに規制をかけようとする今、総合サービス業という形で個人情報がどう扱われるか。ルール化が進む中で、この統合の成否はまた変わってくる、ということも言えます。国際競争力をつけるために寡占化やむなし、というのなら他の業態でも独禁法なんて不要、となるかもしれません。日韓が手を結ぶ形になる今回、果たして成否は政治的なものも絡んでくるに違いありません。
7-9月期国内総生産(GDP)速報値が発表され、実質で前期比0.1%増(年率0.2%増)、名目で前期比0.3%増(年率1.2%増)となりました。個人消費が0.4%増、住宅投資が1.4%増と、9月の駆け込みの影響が大きかったものの、4-6月期よりも伸びが小さかった。天候不順の影響などともしますが、消費を手控える面もみえる。駆け込みも前回より小さかったのか、小さくせざるを得なかったのか、では大きく違います。特に10月は反動減と、台風の影響もかかってくる。9月の15号は千葉県のみでしたが、19号は東日本で広範囲に影響がでており、個人や企業に影響しないはずがありません。むしろ高めに出すぎた反動が意識されるレベルといえます。
輸出は0.7%減ですが、今日発表になった中国の統計をみても、固定資産投資は1-10月で前年同期比5.2%増と1996年以降で最低、10月の工業生産は前年同月比4.7%増も伸びは鈍化、10月小売総額は前年同月比7.2%増も、こちらも伸びは鈍化。深刻なのは、9月まででさえ伸びてはいても中国経済は失速してきたのに、10月は9月までの伸びにも届かなかった点です。中国が景気対策を打っている中でこれでは、日本の中国向け輸出も期待できず、外需はGDPを押し下げつづける要因となってくる。さらに香港情勢悪化の影響により、中国経済への打撃も大きくなります。来年に向けて世界経済は回復、とのシナリオが崩れ始めているのです。
官邸で柿をほおばった安倍首相が、久しぶりに「ジューシー」発言です。何を食べても「ジューシー」としか言わない、そんな語彙力のなさを指摘されると、スピーチライターに依頼してコメントしていたのですが、ここにきて『桜を見る会』であべ晋三事務所が開催した前夜祭などで、明らかに割安な水準でパーティーが開かれており、利益供与を疑われ、公選法違反の疑いがでてきたことで、気もそぞろかもしれません。
柿は医者いらず、といわれるほど栄養価の高い果物ですが、権力の独禁法違反をつづけてきた安倍氏には、もはや根治は難しいのかもしれません。むしろ国費を『ジューシー』にしゃぶってきた、自分たちが甘い汁を吸うばかりで、本当の成長産業を育ててこなかったことで、世界経済悪化の影響を日本経済が深刻にうけている。しかも景気が悪いときに行った消費税増税、という悪手の影響がこれから日本経済を苦しめることになります。菅原前経産相、河井前法相、ここにきて第三の閣僚辞任候補なるものも、囁かれ始めています。安倍氏が成果としてきた経済でみえる明らかな変調、これから株安に向かうのであれば安倍政権は死屍累々、まさに『重屍(じゅうしー)』という状況になりかねず、日本経済まで道連れにするのは勘弁、となるのでしょうね。
7-9月期国内総生産(GDP)速報値が発表され、実質で前期比0.1%増(年率0.2%増)、名目で前期比0.3%増(年率1.2%増)となりました。個人消費が0.4%増、住宅投資が1.4%増と、9月の駆け込みの影響が大きかったものの、4-6月期よりも伸びが小さかった。天候不順の影響などともしますが、消費を手控える面もみえる。駆け込みも前回より小さかったのか、小さくせざるを得なかったのか、では大きく違います。特に10月は反動減と、台風の影響もかかってくる。9月の15号は千葉県のみでしたが、19号は東日本で広範囲に影響がでており、個人や企業に影響しないはずがありません。むしろ高めに出すぎた反動が意識されるレベルといえます。
輸出は0.7%減ですが、今日発表になった中国の統計をみても、固定資産投資は1-10月で前年同期比5.2%増と1996年以降で最低、10月の工業生産は前年同月比4.7%増も伸びは鈍化、10月小売総額は前年同月比7.2%増も、こちらも伸びは鈍化。深刻なのは、9月まででさえ伸びてはいても中国経済は失速してきたのに、10月は9月までの伸びにも届かなかった点です。中国が景気対策を打っている中でこれでは、日本の中国向け輸出も期待できず、外需はGDPを押し下げつづける要因となってくる。さらに香港情勢悪化の影響により、中国経済への打撃も大きくなります。来年に向けて世界経済は回復、とのシナリオが崩れ始めているのです。
官邸で柿をほおばった安倍首相が、久しぶりに「ジューシー」発言です。何を食べても「ジューシー」としか言わない、そんな語彙力のなさを指摘されると、スピーチライターに依頼してコメントしていたのですが、ここにきて『桜を見る会』であべ晋三事務所が開催した前夜祭などで、明らかに割安な水準でパーティーが開かれており、利益供与を疑われ、公選法違反の疑いがでてきたことで、気もそぞろかもしれません。
柿は医者いらず、といわれるほど栄養価の高い果物ですが、権力の独禁法違反をつづけてきた安倍氏には、もはや根治は難しいのかもしれません。むしろ国費を『ジューシー』にしゃぶってきた、自分たちが甘い汁を吸うばかりで、本当の成長産業を育ててこなかったことで、世界経済悪化の影響を日本経済が深刻にうけている。しかも景気が悪いときに行った消費税増税、という悪手の影響がこれから日本経済を苦しめることになります。菅原前経産相、河井前法相、ここにきて第三の閣僚辞任候補なるものも、囁かれ始めています。安倍氏が成果としてきた経済でみえる明らかな変調、これから株安に向かうのであれば安倍政権は死屍累々、まさに『重屍(じゅうしー)』という状況になりかねず、日本経済まで道連れにするのは勘弁、となるのでしょうね。
この記事へのコメント
1. Posted by いろはのい 2019年11月15日 20:12
>実質で前期比0.1%増(年率0.2%増)、名目で前期比0.3%増(年率1.2%増)
「期」の4倍が年率になるので、名目の「0.3%増(年率1.2%増)」
は正しいですが、実質の0.1%増は本当は0.05%増か0.06%増ですね。
つまり0.1%増と言っておきながら実際はその半分という、
誤魔化すことが目的としか思えない数値を出してきましたね(四捨五入マジック)
速報値なので、確定値はゼロかマイナスになる可能性もあります。
まあそのほうが、駆け込みの反動減も少ないという事で
政府としては良いのかもしれませんが、駆け込みがあっても
マイナスだとしたら、もうどうしようもないですね。
「期」の4倍が年率になるので、名目の「0.3%増(年率1.2%増)」
は正しいですが、実質の0.1%増は本当は0.05%増か0.06%増ですね。
つまり0.1%増と言っておきながら実際はその半分という、
誤魔化すことが目的としか思えない数値を出してきましたね(四捨五入マジック)
速報値なので、確定値はゼロかマイナスになる可能性もあります。
まあそのほうが、駆け込みの反動減も少ないという事で
政府としては良いのかもしれませんが、駆け込みがあっても
マイナスだとしたら、もうどうしようもないですね。
2. Posted by 管理人 2019年11月15日 22:27
いろはのい さん、コメント有り難うございます。
単純計算ではないのですが、四捨五入の妙であることは間違いないのでしょうね。私も確報値はマイナスの公算が高いとみています。記事では長くなりそうだったので削りましたが、設備投資の伸びが高い。7-9月期は米中貿易協議の不透明感が強かったときで、そんなときに設備投資に積極的な企業があるか? さらに年後半の回復シナリオを妄信していたとしても、年半ばで設備投資をして、回収できる見通しが立つ経営者は、日本には少ないでしょう。設備投資は法人企業統計などで変わってきますが、実体がどれぐらいか、そのとき初めて知ることになります。
7月は関東で長雨、冷夏という形でしたから、消費が落ちていて、逆にそれで8月、9月と高くなった面もあると思いますが、明らかに高額の消費が伸びているので、駆け込みはあった。逆にいえば、食料品などの消費が、増税とは関係ないため伸びなかった、というのなら反動もでないのでしょうが、10月はやはり落ち込みもみられる、と予想されるので、日本の消費は確実に弱いのでしょう。西村経済再生担当相が「賃金が増えて消費が好調」などと、相変わらずお花畑の説明をしていましたが、政策担当者が笑い者になるようでは終わりなのでしょうね。
ただ、今や日銀の黒田総裁のことは、誰もが半笑いの生温かい目でみるようになっていますが、言葉が信用できなくなってきたのは、安倍政権と黒田日銀には共通のことなのかもしれません。今さら、この政権に経済のことは聞くだけムダ、なのかもしれませんね。
単純計算ではないのですが、四捨五入の妙であることは間違いないのでしょうね。私も確報値はマイナスの公算が高いとみています。記事では長くなりそうだったので削りましたが、設備投資の伸びが高い。7-9月期は米中貿易協議の不透明感が強かったときで、そんなときに設備投資に積極的な企業があるか? さらに年後半の回復シナリオを妄信していたとしても、年半ばで設備投資をして、回収できる見通しが立つ経営者は、日本には少ないでしょう。設備投資は法人企業統計などで変わってきますが、実体がどれぐらいか、そのとき初めて知ることになります。
7月は関東で長雨、冷夏という形でしたから、消費が落ちていて、逆にそれで8月、9月と高くなった面もあると思いますが、明らかに高額の消費が伸びているので、駆け込みはあった。逆にいえば、食料品などの消費が、増税とは関係ないため伸びなかった、というのなら反動もでないのでしょうが、10月はやはり落ち込みもみられる、と予想されるので、日本の消費は確実に弱いのでしょう。西村経済再生担当相が「賃金が増えて消費が好調」などと、相変わらずお花畑の説明をしていましたが、政策担当者が笑い者になるようでは終わりなのでしょうね。
ただ、今や日銀の黒田総裁のことは、誰もが半笑いの生温かい目でみるようになっていますが、言葉が信用できなくなってきたのは、安倍政権と黒田日銀には共通のことなのかもしれません。今さら、この政権に経済のことは聞くだけムダ、なのかもしれませんね。