2016年09月25日

アナスタシアと言葉の力


いろいろな人から勧められ、随分前に買って、何度か読もうとしてやめていた「アナスタシア」を読み始めたら一気に読み通してしまった。

シベリアの森の奥に自然と一体になって暮らす美しい女性アナスタシアと出会ったロシアの起業家が その体験を書いた話だ。そもそも持っていた素晴らしい英知やざまざまな力を自然とのつながりを失うことで忘れてしまい、機械やテクノロジーなどの幼稚な方法で補っている現代人の倒錯を、アナスタシアは教える。地球の自然すべては、人間が何の心配もなく何の不自由もなく生きていけるようにサポートしようとしているのに、人間は、その自然の恵み、差し伸べられる手を自ら拒否、自然から孤立し、不安と恐怖に苛まれながら、力ずくで自然を搾取し、同胞を搾取し、生き残るために奮闘している。
その倒錯が起きたことの原因について、アナスタシアは闇の勢力という名を挙げている。詳しくは説明されていないが、いまの人類は闇の勢力の力に支配されている。しかし人は元々、光の存在であり、自らの中の闇に気づき、それを浄化し、解放されることで、光の存在となり、地球も光に包まれるという。
アナスタシアがロシアの起業家と会ったのは、彼がアナスタシアとの出会いと体験、そして彼女の言葉を本として世界に伝えてもらう目的があった。この本「アナスタシア」の中の言葉のつながりが、光のエネルギーを 伝えると。真実の言葉、自分の純粋な意図と直接につながった真正な言葉が、この本を通して世界中で光のエネルギーが自らの内側に感じる人を見出すだろうと。

初めに言葉ありき、 言葉は神と共にありき、 言葉は神であった。

言霊のさきわう国

 


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成長幻想から仏教経済学へ

仏教経済学という言葉を知ったのはE.シュマッハーの名著「Small is beautiful」だった。それは21世紀の時代を的確に見通していた1970年代の世界的ベストセラーだった。シュマッハーが見落としていた唯一の点は、「貨幣」とは何かという根源的な問いではなかったか。「貨幣」とは何かということを根源的に問わない限り、いまの世界の問題は解決しない。OSの問題はアプリケーションレベルでは解決しないという意味において。

関曠野さん講演録「成長幻想から仏教経済学」
http://bijp.net/transcript/article/423 
において、政府発行通貨を財源にしたベーシックインカムという提案がなされている。 
いまの経済社会をOS レベルで変えようという非常に面白い提案である。



 





anandtao at 02:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2016年04月28日

暗号通貨によるベーシックインカムプランB #2

ベーシックインカム口座は地球上希望するすべての人が一つ持つことができ、 すべての口座には全員毎月 同じ一定額が入金される。ベーシックインカム通貨で決済をする人、企業が増えていけば、自ずからグローバルなベーシックインカム通貨圏が出来上がる。

というすごく単純なものです。

信用を担保する方法は、ビットコインのようにブロックチェーンを使う。その計算の原資となるコンピュータパワーは、この通貨に参加したコンピュータになりますが、ビットコインのように採掘という個人的メリットが報酬になるのではなく、ベーシックインカムという理念を地球全体に広げることへの貢献がコンピュータパワーを提供する報酬になりますし、個人的にも、この通貨圏が広がれば広がるほど、自分が使える用途が広がるので得するということです。

素人考えなので、これをたたき台にさらに専門知識のあるみなさんに検討していただければと思います。

anandtao at 11:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 社会 | 経済

暗号通貨によるベーシックインカムプランB #1

ベーシンクインカムプランA

国民全員に月8万円のベーシックインカムを支給する。
財源は、政府が直接発行する政府通貨。


期待される効果
生活の不安から全国民は解放される。
経済的理由による少子化問題は解決する。
地方移住者が増える。
経済的理由による犯罪だけでなく、ストレスからくる犯罪も大幅に減る。
社会保障費は大幅に削減でき、政府もスリムにできるので社会保障費の増大によって増え続ける財政赤字の問題は解決可能になる。
金銭目的だけの労働は大幅に減り、企業は余剰人材を解雇しやすくなり、労働力の流動化が進と同時に介護や福祉など必要なのの重労働な仕事の賃金は高くなる。
失敗を気にしない起業も増え、社会全体の創造性が高まる。
おまけにマイナンバーも有効活用できる!
これらの相乗効果により、不自然で無駄な経済成長依存の経済から、もっと自然で自由で豊かな経済へと移行し、国民は社会貢献することの幸せを感じ、助け合って生きていけるようになる。

 

ベーシックインカムプランB

ベーシックインカムの財源をビットコインのような暗号通貨で行う。

期待される効果
暗号通貨であれば、政府のような中央集権的な発行主体は必要ない。みんながそれを通貨として使えば通貨になる極めて民主主義的な通貨である。ビットコインは、数学的に発行量が決まっていたり、コンピュータパワーを持った人がビットコインを手に入れるという仕組みだったりと、ベーシックインカムの財源としてはふさわしい通貨ではないと考えるが、ベーシックインカムの財源として使う専用暗号通貨はデザインできるのではないか。
ベーシックインカム口座は地球上すべての人が一つ持つことができ、 すべての口座には全員毎月 同じ一定額が入金される。ベーシックインカム通貨で決済をする人、企業が増えていけば、自ずからグローバルなベーシックインカム通貨圏が出来上がる。

個人的には、政府のような中央集権的発行主体よりも、P2Pプログラムによって運営されるプランBが断然面白いし、実現可能性も高いと思ウのですが、暗号通貨についてわかっていないので、そのような通貨をデザインできるかどうか、是非、知りたいと思います。

もし可能であるのならば、みなさんと一緒に作って、実験してみたいと思います。

連絡をお待ちします。
 

ベーシックインカムについては以下の記事を参照しました。
http://bijp.net/transcript/article/423




anandtao at 11:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 経済 | 社会

2015年12月09日

フィンランドが月約11万円を国民全員に支給するベーシックインカム導入へ

フィンランドが月11万円を全国民に支給するベーシックインカムを実施するようですね。
オランダも実験的導入を予定とか。

これまでの経済は、生産力が上がることが社会全体へ還元されず、失業を生み出し、ちっとも労働からの解放と結びつかなかったですが、社会全体への還元のひとつとしてベーシックインカムは直接的でわかりやすいですね。

フィンランド、オランダ、スイスなどの試みが日本にも広く知られてくると、ベーシックインカムに対する抵抗感も減り、その意義を多くの人が理解できるようになってきますね。

本来、経済は、みんなで助け合い、全員が豊かになっていく共同の活動です。 
その意味で、社会全体が豊かになっていた分をみんなで平等に受け取るベーシックインカムは自然な流れだと思います。 


anandtao at 16:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年11月27日

ナチュラルヴィレッジ株式会社の株主への手紙

ビジネスとは富を創り出し、お金を儲け、お金を周りに流すことで富を分かち合う素晴らしい活動だと思います。 


ビジネスて成功するためには、多くのたゆまない努力をし、信頼も勝ち得えなくてはならないし、強い意志を持ち、勤勉に働く必要があり、結果として人間性も磨かれるでしょう。社会に還元しているからこそ多くを受け取っているのだと思います。

良い商品やサービスを生み出し、たくさんのお金を稼ぎ、周りにも分かち合い、社会に富を生み出すという活動は、富を一人占めしようとしない限り、素晴らしいサットカルマだと思います。


しかし、それとは別に、いまの社会では、「お金」という制度が大きな問題を作り出しています。

お金の作られ方と利子が問題を作り出しているのです。


いまの社会では、例えばAさんが銀行から100万円を借りた時に100万円というお金が生み出されます。銀行はいわば無からお金を作り出して人に利子をつけて貸します。これを経済学では信用創造というもっともらしい名前で呼びます。


例えばその利子が年率10パーセントだったとしたら、1年後にはAさんは110万円を銀行に返さなくてはいけません。


Aさんは借りた100万円を元手に素晴らしい商品やサービスを作って稼ごうと一生懸命にビジネスを行います。


さて、ここで、銀行しかお金を作り出せないということを思い出してください。


Aさんが素晴らしいビジネスを行って大成功して、例えば元手100万円で一億円を稼ぎ出したとしても、社会全体でのお金の総量はちっとも増えないということに注意してください。


Aさんが銀行に100万円の借金をして100万円というお金が社会全体で増えたように、また誰かが銀行から借金しない限り、社会にあるお金の総量は増えないのです。つまりたとえAさんが1年後に一億円を稼ぎ出したとしても、社会全体ではAさんが借りた100万円の利息分10万円がお金が足りないのです。


なぜなら、くどいですが、お金を作り出せるのは銀行だけだからです。我々がお金を作ると贋金作りの犯罪です。


これってなんだと思いますか。


椅子取りゲームです。いまのお金の作られ方、信用創造を変えない限り、銀行によって社会は常に11人で10個の椅子を取り合う状態に置かれるのです。


本来であれば余るほど豊かな世界に、無理やり人工的に「足りない」状態を作り出しているのが、いまのお金の制度なのです。


人間の問題の根本原因がエゴであるのと同じ意味で、いまのお金の制度が世界の根本原因なのです。


個々のビジネスは社会に富を生み出す素晴らしい活動なのですが、その活動がいまのお金の制度を前提とする範囲内で動いている限り、格差や貧困、搾取、差別や紛争、戦争、そして環境破壊に至るまで人間活動が生み出している問題解決を行うことはできないのです。


もし私たちがナチュラルヴィレッジで、新しい文明を生み出すことに本気でコミットするつもりならば、個々の事業の採算性が上がればそれでよしという通常のビジネス目標よりもさらに高い目標を掲げて事業をする必要があります。


ナチュラルヴィレッジの事業目標をどのレベルに置くかは、みなさん一人一人違うと思いますが、ぼくはそのレベルを事業の目標にしたいと思います。


お金のない世界を目指すというのはそういう意味です。

もっと正確に言えば、いまのお金の制度をなくすことを目標としない限り、本当の持続可能で誰もが豊かに暮らせる社会を作ることは不可能なのです。


さらにもっと言えば、エゴとお金の制度は同じコインの裏と表のような関係にあります。どちらもが分離感を生み出し、あるがままでは満足できず、もっともっととい動きを生み出します。


だからワンネスの心にはそれにふさわしいお金の制度がきっとあると思います。


ナチュラルヴィレッジを作るということは、ぼくにとってはそういう意味です。



anandtao at 14:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年11月26日

Sくんからの手紙4

Mくん ご配慮ありがとう。  


私としては意外なところに着地したような気がします(笑) でも、The Beatles が歌っているように "All You Need is Love" ですね。 


ただ、今回の「春画展」は大英博物館で大きな話題になったにもかかわらず、 日本の美術館ではどこも開催を引き受けるところがなく、室町時代から続く大名家である細川家によって設立された永青文庫でようやく開催されたものです。


 入館は18歳未満には禁じられており、また、春画は書籍などでは無修整で刊行されるのが当たり前になっていますが、週刊文春がグラビアで取り上げたところ、社長によって編集長は3ヵ月、休職を命じられています。  


The Beatles にも "You've Got To Hide Your Love Away" という歌があるように、love というのは時として他人には目にしたくない場合もあるということも一面の真実であると私は思います。

なかなか一筋縄ではゆかないというか、難しいですね。  


2001年公開の映画ですが "i am sam" はご覧になりましたか? 
 


私にとっては、先に引用した二つの曲も含め、love についていろいろ考えさせられました。  


また、お会いできる日を楽しみにしています。
 

お元気で。



anandtao at 00:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2015年11月25日

Sくんへの手紙3

Sくん   返事ありがとう。  


ぼくのグルであるOSHOは、今以上に性的な抑圧の強かった1960年代のインドで集まってきた何万にもの聴衆に向かって、セックスを通して超意識へ向かえると突然語り出して、聴衆だけでなくそばに控えていた一部の側近や弟子たちをも心底驚ろかし、人々の多くの怒り、憎悪、敵意が向けられました。   


インドでは聖者は禁欲でなければならないという何千年にも及ぶ霊的な教えが続いていました。

 

OSHOは、性を悪いもの、恥ずかしいものとするのは、政治家と宗教家の陰謀であるとさえ言いました。  


彼らが、無垢な人間に対して、性を罪深い、抑圧すべきものだと条件付けることで、人々は自らの中に深い分裂を生み出してしまう。

自らの内に分裂を持ったものは自らの力を失い、支配しやすくなる。だからこそ政治家と宗教家は、ずっと、性を悪者として攻撃してきた、と。


OSHO「 愛を遊びにあふれたものに」 

  



合掌



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Sくんからの手紙3

Mくん 真摯な返事をいただきありがとうございました。 


お互いに困難な事態に直面していることがよく分かりました。 決してくじけることなく歩み続けることが大事なことなのだと思います。

 

そして、人は状況はそれぞれであっても同じようして生きているのではないでしょうか? 


自分を見失わないよう心身の平安を保つこと、難しいことですが、その必要性を強く感じます。

包み隠さず話し合える友人がいることは、とても心強く感じます。 


ところで、現在、目白台の永青文庫で公開されている「春画展」はもうご覧になりましたか? 


知人に薦められて昨日、10時ころから約1時間、楽しい時間を過ごすことができました。


話題になっており混雑しているということでしたが、早い時間はそうでもないようでした。 


図録の解説によると「春画」は江戸時代には「わらいえ」と言われていたそうで、いつの世も変わらぬ人の営みをおおらかに描いている春画に何度も口元がほころびました。美術品としても興味深いものでした。 


思わず脱線してしまいましが、自らの能力を発揮するためにはリラックスすることが大事だと、何かで読んだことがあります。


 Mくんの意図とは違った返事になってしまったかもしれませんが、とりあえず受け取ったボールをお返しします。



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Sくんへの手紙2

Sくん  
メールありがとう。  


 持続可能な暮らしを生み出すというVISIONのもとに新しく仲間で起業して1年経った会社は、わずかな資本金をおおかた使いながら何の実績も作り出せていない瞑想ならず迷走状態です(苦笑)。 


1年前、情熱を持って動き始めた会社事業だったのにいつの間にか情熱を失うだけなく苦しみの元にまでなっていました。  なぜそうなってしまったのか、きちんと自覚できず悶々とした日々が続き、このまま事業からは身を引こうと決意するところまで行きました。  


そんな中で原因を自覚することができました。

新しい文明を創る
その雛形となる暮らしを実現するヴィレッジを創る

それが新しい会社のミッションであり、そのために集まった仲間が立ち上げた会社だと思い、長年ずるずると続けてきた世間からしたらとても恵まれたぬるま湯的サラリーマン生活を止めて中年起業したつもりでした。


 しかし新しい会社が新しい文明を創るにふさわしい組織文化を作り出せないままいつのまにか普通の会社のように業務を遂行していくなかで、サラリーマン時代に身につけてしまった日本の組織原理であるところの権威主義、付和雷同、日和見傍観主義の癖が出てしまい、それに対してきちんとした異議申し立てや対論の提示ができないまま、ずるずると流されてしまい、不満だけがたまってしまいました。


その間に会社の資本金はどんどん減ってしまい、ぼくはストレスばかり溜め込んでしまいました。  


なぜストレスを溜め込んでしまったのか、やっといま自覚ができ、言葉にすることができるようになりました。しっかりと原因に気づくのに1年もの時間がかかってしまったのは、まず何より自分の馬鹿さ加減ですが、また長い間のサラリーマン時代に身につけてしまった「見て見ぬ振り」という習性だと思います。  


とはいえ1年前の原点に戻ることができました。 その代償がほとんどなくなった資本金と1年という時間ですが、いまとなっては必要な学びのプロセスだったと思います。30年以上の間に日本の会社組織の中で自ら身につけてしまった「見て見ぬ振り」という保身の習性をより深く自覚するのに必要だったのでしょう。


 これからどうなっていくのかわかりませんが、年末の株主総会に向けて、株主、経営陣と話し合っていきます。  


新しい酒は新しい皮袋にしか入りません。  


新しい文明は新しい組織、新しい人のつながりの中からしか生まれない。 


 そのことを忘れないようにしたいと思います。



anandtao at 15:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック