知らない人はいないと思うが、今ドイツで行われているサッカーのワールドカップの真っ最中である。特にイギリス人の多いこの島では連日、夜更かしの続いている人がかなり多い。
先日、スェーデンとイギリスの試合では(ピピにはスェーデン人も圧倒的に多い!)大変な騒ぎであった。
余談であるが、イギリス人はサッカーのことを「フットボール」という。日本人に、「サッカー」という人が多いのはどうしてだろう。アメリカからの影響だろうか。「ベースボール」を野球というのだからサッカーの日本名があってもよさそうである。
この期間、どのバーでもスクリーンを設置していて、観戦できるようになっている。そして、とても興味深いのが、いろいろな国籍の人がいる点である。ドイツ人ももちろんいる。「国に帰って見れそうなものなのに」というと、「スタジアムはいっぱいで、入れたとしても微かに選手がみれるくらいでしょ?ここで、みんなで観戦してるほうが面白いよ、スクリーンも大きいし」との事であった。
観戦しながら、対戦国出身同士、お互いに「We`ll kick your ass!!」と冗談を言い合って見れるのもまた醍醐味である。こんなチャンスはそうそうあるものではないのではないか?
マネージャーのニールも生粋のイングリッシュガイである。「お願いがあるんだけど…」と昨日私のところにやってきて、「明日イギリスチームがプレイするから午後休んでいい??」との事であった(笑)。
しかし、それがこの島ではまかり通っている(笑)。昨日、(ドイツ対スウェーデンの日)夜の10時前に家に帰っていたら、ドイツ人の友達に「え、本気で家に帰ってるの?具合悪いの?」と、心配されてしまった。そうだよなあ。お祭りの時には何はともあれ、騒いでおくべきである。でないと、病気と勘違いされてしまう(笑)。