アレルギーの報道

一昨日の日記に書きましたように、フジテレビFNN「スーパーニュース」でアレルギー対応キャンプのことを放映していました。
食物アレルギーについてかなり詳しく触れていたので、一般の方の理解は深まったと思います。
しかし、アレルギーの怖さ、対応の難しさが表に出すぎた感があります。

その難しさを乗り越えて少しでも気持ちよく生活できるように活動しているネットワークが多数あり、今回のキャンプはNPOアトピッ子地球の子ネットワークさんが主催されたものです。　
できればネットワークの活動にも触れて欲しかったです。

このようなネットワークが「アレルギーにどのような姿勢で取り組んで行くか」を示すよい本がありますので紹介させていただきます。

アレルギーネットワーク編：アレルギーの快適生活術　風媒社
「はしめに」
“アレルギーだからこそ豊かな生活”
アレルギーは生活環境中にある何らかの「異物」が直接的な原因になっています。
ポイントをおさえて「衣食住」を上手に管理することが症状の改善につながります。
衣食住の管理によって異物を減らした生活は、現代においては豊かで快適な生活でもあるのです。

そのことに気づいて生活を改善された方たちは「アレルギーでよかった」という感想をもつことすらあります。アレルギー悩む方々が生活を改善することによって、健康で豊かな生活とそれにつながる考え方を身につけていただくことを願って、私たちはこの本を執筆しました。

以上、引用おわり

今回のキャンプを主催されたNPOアトピッ子地球の子ネットワークさんは電話相談も受け付け、アレルギーの方が少しでも快適な生活ができるように活動しておられます。
この会の事務局長さんが執筆された本もあります。
赤城智美(文)、清重伸之(絵)：アレルギーと楽しく生きる

二つの本を通して“いかに積極的に生きるか”という姿勢をくみ取っていただけると思います。
メディアの方はご専門でないので無理かとは思いますが、もう少しご理解いただけたらと願わずにはおられませんでした。