今朝の朝刊はW杯一色でした。
一般紙は6紙中朝日、日経以外の4紙が、
スポーツ紙は6紙中、デイリー以外の5紙が
一面トップ記事に来ています。
また各紙とも各面とも大きく割いて報じており、
一般紙の社説などでも取り上げられていました。
また昨日は号外も出ており、一般紙は朝日、毎日、読売、東京が
スポーツ紙はスポニチ、報知が発行しています。
いよいよ本格的なW杯モード突入といった感じです。

さて、冷静に考えて本当にここまで大きく
報じられるべきニュースなのでしょうか?
もちろんオリンピックをしのぐ世界最大の
スポーツイベントではあるので、
ある程度は大きく報じられるべきニュースかとは思います。
しかし「日本代表メンバーが決定し、発表された」だけで、
一般紙の一面トップや号外が発行される始末です。

これから実際の試合が行われる中で、一般紙の一面トップや
号外が発行されることはあっても
不思議ではないかとは思いますが、
昨日、今日の報道やはり少し過熱しすぎなのではと思います。

最近の日本を見ていて、日本全体が「熱し易く冷めやすい」
体質になってはいないでしょうか?
マスコミは世論の形勢において大きく左右してきますので
もう少し冷静になって、日本の先を見据えて、何に重点をおいて
報道すべきなのかを考えてほしいものです。