2012年03月13日

ニザのフェルト工房 2011年冬~ポルトガル旅行記20

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マルヴァオンのレストランのおじさんの運転で、ニザの町へとやって来ました。


例によって、ニザは星のあたりです
nisa portugal

今回の旅行はだいたいこの辺をウロウロしてました。


ニザは、もう長い間、スノホワ夫婦のあこがれの町でした。
なぜかって.....



ニザのチーズが好きだから(笑)
nisa queijo ニザ チーズ

ポルトガルの地元ィ食堂のテーブルにのってるチーズです。
食べやすくて美味しいので、夫婦揃って大好きです。
羊のラベルも、のどかなアレンテージョへの旅情を誘う感じがするし.....。


そして.....


スノホワ的に、ニザへ行ってみたかったもうひとつの理由が.....



ニザの工芸品が見たかったから
nisa felto ポルトガル 雑貨 工芸

写真はニザの伝統工芸のフェルトのアップリケです。
ニザではフェルトで民族衣装やベッドカバーなどを作り、アップリケで飾りをつけていました。


ニザの旧市街の一角に、そのフェルトの工房はあります
ポルトガル フェルト アップリケ



「こんにちは~。日本から来ました。ちょっと見学させてもらってもいいですか?」
「どうぞどうぞ」


小さな工房の中には3人の女性の職人さんがいました。
作業は分業で行います。



まずは型紙を写す職人さん。
ポルトガル 伝統工芸 雑貨


旧市街の家は天井が低く、部屋も狭いです。
そこへ小さな椅子を置いて、そこにある物を使って作業をしています。
使いやすい作業机などはありません。昔ながらの家内制手工業って感じだなぁ~。
ちょっと軽いカルチャーショックを受けました。



そうして下地のフェルトの上に模様になるフェルトを重ねた上から



型紙ごと直接ミシンがけをしてしまいます
nisa felto ポルトガル 雑貨 工芸

これがものすごいスピードでガガーッと縫っていくのです。
模様に沿って一筆書きのような感じで。
しかも足踏みミシンなんですよね。私、工業用のミシンだってこんなに早くは縫えないなぁ~。



しかも、本体がシンガーで足踏みがブラザー(笑)
ポルトガル 伝統工芸 雑貨



そうして縫い上がったら、型紙は破いて捨てて、



一番上のフェルトを切り抜くと、模様が出来上がりです
ポルトガル

この模様を切り抜く作業も、職人さんは小さな鋏でスラスラと事もなげに済ませてしまいました。
しかし、この作業は模様の美しい輪郭を見極めないといけません。
見た目以上に難しいのだろうなと思いました。



出来上がり  これはポーチです
ポルトガル

出来の良しあしは、もしかしたら最後の切り抜きの工程で決まるのかも...。
このポーチは独特な模様が美しいでしょう?



これは別の工房
ポルトガル

「ちょっとアンタそっち持っててくれる?」



日本だと「フェルト」って言うと、手芸屋さんで見かける折り紙くらいの小さな布が一般的ですが、ニザのフェルトはベットカバーが作れるくらいの幅広の生地。色合いもこっくりしていて素敵です。



美しいカーテンに目が釘付け
ポルトガル

フェルト生地のカーテンなんてめずらしいですね。
でもなんて素敵なんでしょう!

ニザではお祭りの時に、細かい模様をスカート一面にアップリケしたとても美しい民族衣装を着ます。
今回は冬だったのでその衣装は見られませんでしたが、いつか見てみたいなぁと思っています。



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andorinha at 16:29│Comments(0)TrackBack(0) 2011.12~冬・アレンテージョ | 刺繍、編物、織物

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