MAGNA HISTORIA

The Life and Opinions of Ando Rei 安藤麗の生活と意見

2011年09月

ロラン・バルト 喪の日記ロラン・バルト 喪の日記
著者:ロラン・バルト
販売元:みすず書房
(2009-12-23)
販売元:Amazon.co.jp
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いやあ、ロラン・バルトって相当なマザコンだったようですね。母親を亡くしてから二年くらい、ずっとその悲しみをカードに書き綴ったという。そして、それの翻訳まで出てしまうとは。

それがこの『喪の日記』。本書の意義って伝記的興味以外にはなんであろうか。思想的にそんなに重要なことが書いてあるとは思わないが、『明るい部屋』を読む時の参考になるのかな。バルトの書いたものとして考えれば読みやすいのかもしれない。ずっと悲しんでいる内容だが。

私が読んだ感じでは、何か思想的に大事なことが書かれているかどうかというより、何か大事なものを失って悲しい時に読むと優しい親近感を得られるような、そんな効果のある本だと感じた。しんみりとね。

次はこれを読みたい。『恋愛のディスクール』
恋愛のディスクール・断章恋愛のディスクール・断章
著者:ロラン・バルト
販売元:みすず書房
(1980-01)
販売元:Amazon.co.jp
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でも、他に書いたり準備せねばならない課題が・・・・・・orz
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Romanticism and the Gothic: Genre, Reception, and Canon Formation (Cambridge Studies in Romanticism)Romanticism and the Gothic: Genre, Reception, and Canon Formation (Cambridge Studies in Romanticism)
著者:Michael Gamer
販売元:Cambridge University Press
(2006-11-02)
販売元:Amazon.co.jp
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これを読んでいるのだが、難しい。英文が難しい。一文が長い。その中に挿入句がたくさんあって読みづらい。

思ったのだが、こういう文章って難しいと思ってゆっくり読むと、英文全体の構造が見えなくなって、なおさら読めなくなる。だから、ある程度のスピードを持って全体をさっと読み通さないと、意味が取りにくい。厄介だ。
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僕とツンデレとハイデガー僕とツンデレとハイデガー
著者:堀田 純司
販売元:講談社
(2011-09-15)
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最近次々と僕好みの本が出てきて困っちゃう(^^;

本書、帯にはなんと木田元先生の推薦文が付いている(^^;

それに、フレッシュレモンがアプリで何かやるの?
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最近、読書生活が充実している。他にやらなければならないことはあるのにやっていない・・・・・・。

マンガ。ジャケット惚れして買ってみた。この男子、秋人、恋愛苦手とか言っておいて、このドキッとさせる行動ばっかりするのはなんなんだ。こういうの、女子はかっこいいと思うのかい。
ディアティアディアティア
著者:かずまこを
販売元:白泉社
(2011-05-31)
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戯曲集。これは中々面白い。最近演劇に興味がある。
原くくる処女戯曲集 六本木少女地獄 (星海社FICTIONS)原くくる処女戯曲集 六本木少女地獄 (星海社FICTIONS)
著者:原 くくる
販売元:講談社
(2011-08-17)
販売元:Amazon.co.jp
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小説?)西尾維新最新作。なんじゃこりゃあああ。
少女不十分 (講談社ノベルス)少女不十分 (講談社ノベルス)
著者:西尾 維新
販売元:講談社
(2011-09-07)
販売元:Amazon.co.jp
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小説宝石 2011年 09月号 [雑誌]小説宝石 2011年 09月号 [雑誌]
販売元:光文社
(2011-08-22)
販売元:Amazon.co.jp
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今回はみゆみゆが表紙ですね。インタビューでは、あまり本との関わりのエピソードが無いのが残念。まあ、あんまり読まないのでしょうか。

AKBの中では、ブログを読んでいると、まゆちが結構色々読んでいるみたいですね。

次号の表紙は誰になるだろう。このところチーム4のメンバーが続いていたが。
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最近、楳図かずお氏が少女マンガ誌に描いていたホラーマンガに興味がある。今回はこれを読んだ。

楳図かずお画業55th記念 少女フレンド/少年マガジン オリジナル版作品集7 赤んぼ少女 (講談社漫画文庫 う 5-7 少女フレンド/少年マガジンオリジナル版作品)楳図かずお画業55th記念 少女フレンド/少年マガジン オリジナル版作品集7 赤んぼ少女 (講談社漫画文庫 う 5-7 少女フレンド/少年マガジンオリジナル版作品)
著者:楳図 かずお
販売元:講談社
(2011-03-11)
販売元:Amazon.co.jp
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この文庫シリーズの作品の中でも、表題作の「赤んぼ少女」は比較的むごい作品。大体、この顔からして怖いのだが、その醜さからくる心理的歪みが大きなテーマになっている。ひょっとして、楳図先生は『フランケンシュタイン』の影響を受けているのだろうか。

その他に収録されている作品として、『少年マガジン』に連載されていた戦争怪奇まんが「死者の行進」はホラーとしてはちょっと異なる作風で、戦争の悲惨さを伝えている。

個人的に好きなのは「まぼろしの蝶」。これは一種のファム・ファタルの物語かもしれない。中々大胆な美女が登場する。でも、下品ではない。楳図氏の可憐な絵柄が素晴らしい。

その他、ちょっとコミカルな登場人物をも交えた「ねむり少女」も収録されている。

ところで、帯には「妖館のゴシックロリータと異形の加虐者の秘密とは!?」と書かれているが、別にゴスロリは関係ないと思う。
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ε-(ーдー)ハァ

どうも最近、自分の意見として主張したいことが少なくなってしまい、筆力も自信も落ちてしまったと感じる。

どうしてこうなってしまったのだろうか。もう言いたいことは言ってしまったのかもしれないし、色んな価値観にさらされて、そしてその価値観が崩され、何も確かなことは無いという虚無感から、主張が生まれなくなってしまったのかもしれない。そして諦念。期待や希望が小さくなって、新しいものが打ち出せなくなっているのかもしれない。

こうなったらもう回復は無理なのだろうか。

私個人のせいなのだろうか。それとも多分に社会的理由もあるのだろうか。

書かなければならないときには、ばっと書けるようにありたいのだが。
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ドラキュラの世紀末―ヴィクトリア朝外国恐怖症の文化研究 (Liberal Arts)ドラキュラの世紀末―ヴィクトリア朝外国恐怖症の文化研究 (Liberal Arts)
著者:丹治 愛
販売元:東京大学出版会
(1997-11)
販売元:Amazon.co.jp
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これを読んでいる。新歴史主義的方法から『ドラキュラ』を読み解こうという本。本文にそう明言されている。ふむふむ、なるほど。19世紀末にイギリスがおかれていた政治的、社会的状況がよく分かる。英仏海峡トンネル計画が持ち上がったために、イギリスが外国からの侵略を受けるのではないか、という外国への恐怖があり、それがトランシルヴァニアからイギリスにやってくるドラキュラ伯爵の恐怖に重なっている、とか。

文章は語り口調で読みやすい。

けども、小説というのはそこまで当時の歴史的事情を反映しているものなのか、ということを疑問に持ちながら読み進めている。
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ベーレンライター原典版18 ラモ クラブサン曲集 (ベーレンライター原典版 18)ベーレンライター原典版18 ラモ クラブサン曲集 (ベーレンライター原典版 18)
販売元:全音楽譜出版社
(1998-12-10)
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ラモーの原典版の楽譜、装飾音符の記号が難しい(*_*) これは苦労する。クープランとはまた違うのだ。

装飾音符の記号は、作曲者や国、時代によって異なるから、原典の楽譜を見て演奏するのは大変だ。
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最近は、置く場所が無いと言う理由から本を買いたくないのだが、欲しい本が色々出てしまうこの頃。結局購入した小島なお氏の第二歌集。『サリンジャーは死んでしまった』

歌集 サリンジャーは死んでしまった (コスモス叢書)歌集 サリンジャーは死んでしまった (コスモス叢書)
著者:小島 なお
販売元:角川学芸出版
(2011-07-28)
販売元:Amazon.co.jp
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現代仮名遣い、口語と文語が混ざっている。

読めばなるほどと思っても、自分ならいざ作品には出来ないような、小さな日常体験の中の一瞬が切り取られている歌が数々あり、巧みな比喩表現も多い。

でも、感覚的に私にはよく分からないところもちらほらあるのだ。

たとえば、

「ガードレールまたげば秋のてのひらに小さな銀河生まれるような」(p. 40)

はて、ガードレールをまたいだ時の感覚として生まれる銀河とはどのようなものなのか。こういうのはどう解釈したらよいのだろう。またぐという動作によって、脚ではなく、手のひらに感覚が向けられるというのも何なのか。

これはうまいなあと思ったのが、

「動物の影人間の影が棲む地球を照らす日と月と星」

動物や人間、或いは地球を照らすというのならごくごく当たり前の表現になるけれど、ここに「影」と入れることによって光と影のはっきりとした対照が生まれる。影まで言うことによって、光が持つ特性や価値が表現されていると感じた。

嗚呼、どういう短歌が良い作品で、評価されるのだろうか。最近よく分からなくなってきた。
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