神統記 (岩波文庫 赤 107-1)

ヘシオドスの『神統記』を読了。これは割りと読み易い訳文で、解説も丁寧でためになる。

『神統記』は全体そんなに長くない。長大な叙事詩ではない。行数にして1000行ちょっと。

ところで、読み易いとは書いても、別にギリシア神話の神々の系譜をすらすら覚えて読んでいるわけではない。誰と誰の娘が誰の息子の誰との間に生まれた子が誰で、なんて覚えきれない。だから、そこはある程度割り切って読む。とりあえずメジャーなところを押さえつつ読む。

最近ギリシア・ラテン文学への興味が高まってきた。私が。

いいタイミングでいい入門書が出た。
はじめて学ぶラテン文学史 (シリーズ・はじめて学ぶ文学史 7)
はじめて学ぶラテン文学史 (シリーズ・はじめて学ぶ文学史 7)

『はじめて学ぶイギリス文学史』とか『はじめて学ぶアメリカ文学史』とかを出しているミネルヴァ書房がラテン文学篇を出してくれた。よくぞラテン文学など取り上げて下さった。

体裁は今までのシリーズと同じように、全体的な解説の後に個別作家の解説と原文と訳が付いている。この時代の作家と作品、傾向などを知るのに便利そうな一冊だ。

次は、『はじめて学ぶギリシア文学史』とか出るのだろうか。古典ギリシア語の原文付きで?いやぁ……、ついていけませんけれど。