ハンガリーの演奏家たちによるC. P. E. バッハの鍵盤協奏曲集の12枚目。タンジェント・ピアノを使用している。内容は以下の通り。

協奏曲ヘ長調 H. 454 (W. 38)
ソナチナニ長調 H. 456 (W. 102)
協奏曲ハ長調 H. 423 (W. 20)

いかにもC. P. E. 的な唐突な展開の曲はハ長調の協奏曲なのだが、解説によると1760年代以降に作曲されたものかどうかで特徴がかなり異なるようだ。この曲は1746年の曲で、他の2曲は60年代。60年代からは落ち着いて均整の取れたスタイルになる。落着きの無さが独特のC. P. E. らしくて面白いのでもあるが。

ヘ長調の方は第2楽章がモーツァルト風な感じがした。ソナチナは 楽器編成は協奏曲と同じだが、ソロと合奏の掛け合いがなく、鍵盤楽器のオブリガートがついたオーケストラ曲という雰囲気。