全巻読んだ。どこの国か分からないが外国人のスイさんと日本人の旦那太田学の初々しくほんわかした生活を描き、折々のイベントごとなどが挿話として挟まれる。ずっと日本語が不自由で寡黙なスイさんが、最後の2巻くらいで徐々に口数を多くしていった。最終巻で、ちょっと夫婦関係にすれ違いが起こるも初心に戻り、それに伴ってそもそもの二人の馴れ初めがようやく明らかにされ、再び関係が再構築される。

ただ、こんな二人がなぜ結婚にまで至ったのだろうという点が、いまいち消化できなかった。毎回、ほんわかいい雰囲気の話なのだが、この一点は宙づりになっている感じがする。特に最終話の、夫婦関係を改めて考え直すという問題には、結婚を決めたことへのエピソードがどこかに挟まれていないと、中々納得できないのではないだろうか。

ラブラブカップルのほんわか日常生活が中心なので、もちろんそこに限って言えば十分楽しめる。