2016年09月29日

【News】 スプリングスティーンが自伝本のサイン会開催(2016)

 米国を代表するロック歌手ブルース・スプリングスティーンが米国東部時間9月28日、初の自伝「Born to Run(原題)」の発売を記念して、ニューヨークの書店でサイン会を開いた。自伝本へのサインだけでなく握手や写真撮影、はてはハグにまで応じるなど、スーパースターのサービス精神旺盛なもてなしぶりに、行列まで作って詰めかけたたくさんのファンは大喜びだったようだ。



★REUTERSNews

 自伝「Born to Run」は、米国、英国、カナダなどではハードカバー、電子本、オーディオ本として販売されることが決まっており、全世界で販売予定だが、日本での発売日などは未定。
 現時点で当ブログでは自伝を入手できていないが、今年2月に発表されたプレス・リリースなどよると、ブルースは自伝の中で、ニュージャージー州のフリーホールドで育ったことについて書いているという。その場所がいかに彼の想像力を掻き立てる詩、危険、闇があったかについて記され、バー・バンドとしてバンドマン生活を始めた10代半ばからの数年間を過ごした町アズベリー・パークでの日々やEストリート・バンドの成功を書き記しているという。また数々の名曲を生み出しているクリエーターとしてのブルースが最高の曲を作るための苦難を明かしているほか、傑作のひとつ「明日なき暴走」に関する強い思いも記されているという。
 出版社のサイモン&シュスターによると、全528ページ。執筆を含め、完成に7年が費やされたという。

 スプリングスティーンとそのバンド「Eストリート・バンド」は、1984年にベトナム戦争に従軍した青年らの悲劇を描いた「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」が大ヒットしてロック界のトップグループに躍り出た。初期をのぞいて一貫して政治的なメッセージを突きつけ、民衆の代弁者であることにこだわり続けている。アルバム販売枚数は1億2000万枚超。


andyhouse777 at 23:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【News=速報】 10月9日に有楽町の映画館でビートルズ映画の発声可能上映開催へ(2016)

 ビートルズのリバプール時代から、世界ツアー、そして4人で最後に観客の前で演奏したサンフランシスコ公演までを描いたドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ 〜Eight Days A Week』が9月22日に封切られ、全国で公開中だが、映画館での通常のマナーに則って静かに鑑賞した観客から「声を出して歌えないのか」という声があがり、急きょ、ジョン・レノンの誕生日である10月9日に、東京・有楽町の角川シネマ有楽町の19時からの最終回を「発声可能上映」とし、映像に合わせて歌いながら鑑賞してもよいイベントが行われることになった。ミュージカルの映画や合唱に青春をかける映画などで発声可能とされた上映は珍しくないが、ビートルズ映画でのこうした措置は粋な計らいと言え、往年のビートルズファンから若い音楽フリークまで、10月9日の角川シネマ有楽町は大変な騒ぎになりそうだ。座席は233席のみ。

★映画『ザ・ビートルズ 〜Eight Days A Week』予告編


★映画『ザ・ビートルズ 〜Eight Days A Week』特設サイト=予告編映像がいきなり始まりますので、音量にお気をつけください
★映画『ザ・ビートルズ 〜Eight Days A Week』特設サイト内の当該ニュース

 『ザ・ビートルズ 〜Eight Days A Week』の特設サイトによると、封切り後、一度見た観客から「座って静かに見るだけなんてつらい!」 「一緒に歌いたくなった」 という声が続出していたという。

 映画の中でもうかがえるが、ビートルズのコンサートはどこにいっても、ファンの女の子が発する黄色い声と悲鳴にかき消され、「音楽を聴きに来た」ファンには増幅された楽器音はともかくとして歌声がほとんど聞こえなかったことが知られている。日本公演では、武道館での開催に反対する一部団体に対する厳しい警備から会場が静かで珍しく音声が聞こえるというある意味「珍事」が起きたが、それを幸運なことに聴けたのは3日間でわずか3万人弱。世界中のビートルズファンがちゃんとした音を聴けていないのだから、ライブ場面もふんだんに取り入れられている映像を音声と共に味わいながら、周りを気にすることなく歌える今回は、本当に貴重な機会となる。

 チケットは4日前の10月5日から、オンラインや劇場窓口にて販売される。

★角川シネマ有楽町公式サイト

★オンラインチケット購入はこちら


andyhouse777 at 21:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----速報

【Topics】 ピコ太郎の動画が世界を席巻中、ジャスティン・ビーバーら世界のスターも熱狂激推し(2016)

 「アッポーペン」「パイナッポーペン」と、シンプルな言葉遊びで歌い踊るわずか1分ほどの動画が、世界を席巻しつつある。日本の「シンガーソングライター」と自称する「ピコ太郎」による動画で、先月8月下旬に投稿された後、日本の若者を中心に人気が出てきつつあったが、アジアをはじめ世界中のアーティストらがこれに追随。さらには今月9月27日になって世界のトップアイドル、ジャスティン・ビーバーが8800万人のフォロワーを持つ自身のtwitterで「お気に入り動画」として紹介したところ、爆発的な広がりを見せているのだ。今やCNNも報道する世界の一大事。英語の習得に四苦八苦する日本人の「なんだかなー」という思いを逆手にとったような内容に、日本人は複雑な心境になるが、既に世界的な大ヒットとなった「江南スタイル」に続く第2の「世界的爆笑動画」として今後も注目度はさらにアップしそうだ。

★ジャスティン・ビーバーが「お気に入り動画」として紹介したtwitter


 りんごとペンでアッポーペン、パイナップルとペンでパイナッポーペンと歌いつつ、踊っているのは、ピコ太郎こと元コメディアンで今やDJとしてもその名をとどろかせている人物。

 800万回と言われている動画の再生回数はこうして書いているうちにもどんどん増加しているほどの勢い。
 ピコ太郎の目標は「紅白歌合戦とサマソニ」への出演というが、あっさり実現しそうな気配もしてきた。
 今後の推移を見守ろう。

andyhouse777 at 17:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★Topics 

【News=速報】 『ライオン・キング』実写版制作をディズニーが発表(2016)

 米ウォルト・ディズニー・スタジオ(Walt Disney Studios)は米国時間9月28日、世界的な大ヒット作となったアニメ映画『ライオン・キング(The Lion King)』の実写版リメイク作品の制作することを明らかにした。公開日は未定という。AFP電が伝えた。監督は『ジャングル・ブック(The Jungle Book)』の実写版でもメガホンを取ったジョン・ファブロー(Jon Favreau)。『ライオン・キング』の実写版については以前から制作が予想されていたが、主人公の少年以外はすべてCGで制作した『ジャングル・ブック』の成功が今回の制作正式決定を後押ししたかたちだ。



★AFPBBNews

 AFP電によると、実写版『ライオン・キング』にもアニメ版からの曲が使用される見通しだという。
 なお、ファブロー監督による『ジャングル・ブック』続編の制作もディズニーは発表している。

andyhouse777 at 16:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----速報

【News=速報】 キャロル・キングの半生綴るヒット曲満載ミュージカル「ビューティフル」2017年7-8月帝劇で上演決定、主演に平原綾香と水樹奈々を抜擢(2016)

 1958年にデビューし、世界で最も成功した女性シンガー・ソングライターのひとりに数えられるキャロル・キングの半生の物語を、キャロル・キング自身のヒット曲を満載して綴るミュージカル「ビューティフル」がついに日本人キャスト版として来年2017年7〜8月、日本のミュージカルの殿堂、東京・帝国劇場で上演されることが分かった。しかも主演には、声優出身で歌手としても数々のヒット曲を持つ水樹奈々と、天性の音楽的素養を音楽大学などの専門教育で花開かせた平原綾香と、紅白歌合戦を沸かせた2人の逸材をダブルキャストで大抜擢。しかも、共演者には中川晃教、伊礼彼方、ソニン、剣幸と、ミュージカル界にその歌唱力で名を轟かすメンバーが集結。2014年から現在も大好評のうちにブロードウェイ、全米ツアー、ロンドン公演でロングランを続ける名作の誉れ高いミュージカルを盛り上げる。平原綾香は2014年にミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」のヒロイン、クリスティーヌ役で出演を果たしているが、水樹奈々はミュージカル初挑戦となる。チケットの発売は2017年春予定。



★東宝演劇公式サイト

 物語は、キャロルが住んでいたニューヨークで始まる。わずか16歳で名プロデューサーのドニー・カーシュナーに曲を売り込み、作曲家への一歩を踏み出すが、シングル曲がヒットするわけでもなく、悩みの日々。そんな時、彼女は通っていたクイーンズカレッジで若き作詞家、ジェリー・ゴフィンと出会い恋に落ちる。キャロルが作曲、ジェリーが作詞と音楽でもパートナーシップを発揮し、周りの評価も変わってきた。二人は結婚し、子供も生まれる。キャロルはヒットを連発しながらも、子育てにも手を抜かず、両立してみせていた。ドニーがプロデュースする同じような新進作曲家と作詞家のコンビ、バリー・マンとシンシア・ワイルとはライバル関係であると同時によき友でもあった。お互いの苦悩も喜びも分かち合えた仲だったのだ。
 しかし、そんな時間は長続きしなかった。ヒットの重圧に耐えられなくなったジェリーが精神のバランスを崩す。キャロルは必死で家庭と音楽を守ろうとしたが、奮闘はいつまでも続かなかったのだ。
 物語は、キャロルの決してあきらめない生き方にフォーカスしながら、米国の青春時代とも言えた時代を駆け抜けていく。



 キャロル・キングはアレサ・フランクリンが歌った「ナチュラル・ウーマン (A Natural Woman)」や、自身の「ユー・ガット・ア・フレンド/君の友達 (You've Got a Friend)」(いずれもアルバム「つづれおり」に収録)があまりにも有名だが、ザ・シレルズで全米1位をとった「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ (Will You Love Me Tomorrow) 」(1960年)や、リトル・エヴァの「ロコ・モーション (The Loco-Motion) 」(1962年)、スティーブ・ローレンスやダニー・オズモンドが歌った「ゴー・アウェイ・リトル・ガール(Go Away Little Girl)」(1962年)など全米1位を記録した作品や、「アップ・オン・ザ・ルーフ (Up on the Roof)」「クライング・イン・ザ・レイン (Crying in the Rain) 」、「イッツ・トゥー・レイト (It's Too Late) 」「小さな愛の願い (It's Going to Take Some Time)」なども世界的にヒットしている。
 また、他のアーティストに多くカバーされているのも特徴で、よく知られているだけで、カーペンターズ、ジェームス・テイラー、グランド・ファンク・レイルロード(GFR)、カイリー・ミノーグらがいる。
 名曲ぞろいの1971年のアルバム「つづれおり」は、ビルボードで17回の1位を獲得し、総売り上げ枚数が1000万枚を超えるというまさに超ド級のシンガー・ソングライターである。

 ブロードウェイ版のミュージカル「ビューティフル」では、「イッツ・トゥー・レイト (It's Too Late)」、「ユー・ガット・ア・フレンド/君の友達 (You've Got a Friend)」、「ナチュラル・ウーマン (A Natural Woman)」、「ロコ・モーション (The Loco-Motion) 」、「I Feel the Earth Move」、「So Far AwayYou've Got a Friend」などのヒット曲やキャロルと同じ時代を過ごしたニール・セダカやライチャス・ブラザーズの楽曲も盛り込まれているが、日本人キャスト版にどのような演出がされるかはまだ不明なので、今後情報が入り次第お伝えする予定。

 チケットの発売は2017年春予定。



andyhouse777 at 01:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----速報

2016年09月28日

【News】 プラッド・ピットが次回作プレミア上映会を欠席へ(2016)

 妻で女優のアンジェリーナ・ジョリーが離婚を申請したと報じられている米俳優ブラッド・ピットが米国時間9月27日、最新作の教育的ドキュメンタリー作品であるIMAXドキュメンタリー「Voyage of Time(原題)」のプレミア上映を欠席すると発表した。「家庭の状況」に集中する意味合いと、(興味本位のスキャンダラスな報道が集中して)作品から人々の注意をそらさないため決断したという。ロイター電などが報じた。



★REUTERSNews

 「Voyage of Time」は、ピットがナレーションを務めており、約45分。監督はテレンス・マリック。AFP電によると、ピットは「魅力的かつ教育的な作品に参加できて大変うれしく思う。だが、今は家族の状況に集中したい。この素晴らしい映画から注目をそらしたくない」との声明を発表している。

 ドラマ作品のピットの次回作は、フランスの女優マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)と共演した「マリアンヌ」(日本公開2017年2月予定)。一部の下世話なメディアは、ピットが共演したコティヤールとロマンスに発展したため、離婚の一因となったと報じたが、コティヤールはフランス時間9月21日遅くに自身の画像投稿サイト「Instagram」上でピットとの不倫関係を否定するとともに、フランス人俳優・監督のギョーム・カネ(Guillaume Canet)への愛を語ることで、スキャンダルを完全封印している。




andyhouse777 at 22:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

2016年09月27日

【News】 デビッド・ボウイ所有の美術品400点を競売前に展示(2016)

 今年1月に死去した英国のミュージシャン、デビッド・ボウイ(David Bowie)が所有していた美術作品約400点が11月にロンドンで行われる競売に掛けられるのを前に、米ニューヨークのサザビーズ本店で一堂に集められ、展示会「Bowie/Collector」のかたちで公開されている。米国東部時間9月26日、開幕した。



★AFPBBNews

 作品には、ジャンミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)やダミアン・ハースト(Damien Hirst)など現代アート作家の作品が多数含まれる。

 ニューヨークで展示されるのは29日まで。

andyhouse777 at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【活動報告】 当ブログ「SEVEN HEARTS」でしか読めない独占インタビュー企画を始めました(2016)

 もうお気づきの方がいらっしゃると思いますが、当ブログ「SEVEN HEARTS」は、コンテンツ強化の一環として、「SEVEN HEARTS」でしか読めない独占インタビュー企画を9月26日からスタートさせました。記念すべき第1回は、10月から11月にかけて東京・山形・兵庫で上演される演劇集団D-BOYSによるDステ19th「お気に召すまま」の演出と上演台本を担当されている劇作家・演出家の青木豪さんです。インタビュー企画は既に今年7月28日に、ミュージカル「キンキーブーツ」の来日版と日本人キャスト版双方の演出・振付を担当したジェリー・ミッチェルさんのインタビュー掲載でスタートしていますが、独占インタビューは今回が初めてです。マスメディアや大手の媒体では、独占(あるいは単独)インタビューの掲載はそう珍しいことではありませんが、わたくし阪清和のようなプロの批評家・インタビュアーが運営しているとはいえ、当ブログのような個人ブログでは独占インタビューの掲載はある意味「快挙」です。関係者の方々のご理解とご尽力によって実現いたしました。誠にありがとうございます。
 批評やリポートなどは既にオリジナルコンテンツですし、今後ともさらにオリジナルにこだわったサイト作りをしていきたいと考えています。
 今回のインタビューは既に多くの方々にお読みいただいていますが、マスメディアや大手サイトにはまねのできない小回りの利く表現活動を今後も続けてまいりたいと思っています。当ブログでの独占インタビュー掲載にご関心のある興行主・主催団体・劇場・劇団・プロダクション・映画製作会社・PR会社・出版社・テレビ局・ラジオ局などのご担当者の皆様、下記のアドレスまでご連絡いただけましたら、すぐにお返事をして、いろいろとご相談させていただきます。インタビュー掲載だけでなく、パンフレットとの連動や番組との連動など、さまざまな展開も考えられると思います。よろしくお願いいたします。
sevenhearts@spa.nifty.com

★ワタナベエンターテインメントの演劇公式twitter紹介ツイート


 なお、インタビュー掲載のお知らせをD-BOYSの所属先ワタナベエンターテインメントの演劇公式twitterで紹介していただいております。インタビューに答えてくださった青木豪さん、ならびに公演に向かって日々稽古に励んでいらっしゃる出演者・スタッフの方々、ならびにワタナベエンターテインメントの皆様ありがとうございました。

★ワタナベエンターテインメント演劇公式twitter

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=青木豪さん「お気に召すまま」インタビュー=2016.09.26配信

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=ジェリー・ミッチェルさん「キンキーブーツ」インタビュー=2016.07.28配信

★facebookページ「阪清和Seven Hearts」トップページ

 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日のように更新しています。ぜひともご覧いただき、面白いと思っていただいた場合は、「いいね!」など各種のソーシャルボタンでお知り合い、ご友人の方々にご紹介ください。

 わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブの正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、エンタメ関連の各種審査員や審査投票委員などを務めています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝メディア、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。


andyhouse777 at 19:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★活動報告 

【Space】 NASAが予告の「驚くべき」発表はやはり木星の衛星エウロパからの水蒸気の噴出(2016)

 米航空宇宙局(NASA)がグリニッジ標準時(GMT)の9月26日午後6時(日本時間27日午前3時)からの会見で明らかにすると予告していた木星の衛星「エウロパ(Europa)」に関する「驚くべき」発表は、大方の予想通り、氷に覆われた衛星の表面から水蒸気が噴出している可能性を示すさらなる証拠だった。ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)を用いた観測で発見されたと米航空宇宙局(NASA)が9月26日に発表したとAFP電が伝えた。NASAはエウロパに関してはこれまでに「地殻下に生命にとって好条件となり得る液体水の海(地球の約2倍の大きさで、塩分を含む)が存在することを示す有力な証拠がある」と発表しており、地殻下の水が、間欠泉のように時折、地表から吹き上げている現象の可能性が強いことから、数キロに及ぶ分厚い氷殻を掘削するような大がかりな観測ではなく、無人探査機で噴出場所の上空を通過観測することで、その成分に関する情報の収集が可能となるため、水の発見に大いに前進したと言える。水の分析によって、生命体の存在や存在の可能性について探る大きな材料が得られることになる。



★AFPBBNews



 AFP電によると、観測は2014年から15カ月間にわたって行われ、木星の前を通過するエウロパからの噴出現象を3回特定したという。2012年にもハッブル望遠鏡に搭載された別の観測機器を用いて、水蒸気が宇宙空間に160キロ以上の高さにまで達していることの証拠を発見しているが、今回の現象も、前回噴出が確認されたエリア近くでの出現とみられるという。


andyhouse777 at 17:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★Space 

【舞台】 怪獣の教え(2016)

 『青い春』や『ナイン・ソウルズ』『空中庭園』『I’M FLASH』『モンスターズクラブ』など鮮烈な印象を残す作品で知られる映画監督の豊田利晃が、舞台と映像と音楽の融合したまったく新しいパフォーマンスを目指して昨年秋に挑戦した「怪獣の教え」が1年も経たない今年9月、早くも再演を果たした。3つの要素が融合するパフォーマンスは主に演劇の世界に音楽や映像を取り込むことで実験が続けられてきたし、ライブの合間にダンスや演劇を挟み込んだりすることでも試みられてきた。しかし、その3つの要素がそれぞれに屹立していながらも、絶妙なバランスで見事な融合もまた果たしているパフォーマンスは他のどこにもない、このライブシネマ「怪獣の教え」だけだ。映画での美しい映像表現に定評のある監督自らが撮り下ろした映像と、バンド「TWIN TAIL」の重低音を響かせるハードな演奏、そして蜷川幸雄をはじめ多くの演出家に起用されてきた魂の表現者、窪塚洋介らの演技は、それぞれどれか一つが欠けてもなにひとつ成立しないほどのバランスを持って、そこに確かに存在している。



★ライブシネマ「怪獣の教え」公式サイト=公演は全日程終了しています

 ライブシネマ「怪獣の教え」は、昨年2015年11月に、横浜市の赤レンガ倉庫で初演され、観客や音楽・演劇・映画関係者の度肝を抜いた。
 それでも10カ月程度で再演にこぎつけるのは並大抵のことではない。それほど関係者のモチベーションが高かったのと、再演を望む声が多かったからだろう。

 物語の舞台は東京都内でありながら、東京から1000キロ南に離れた絶海の孤島群である小笠原諸島である。
 もともとここ小笠原の出身で、東京である事件を起こした天作(窪塚洋介)が、いとこの大観(渋川清彦)を頼って、故郷に舞い戻って来る。パラダイスで自由に暮らす大観は、天作がある事件を起こしたことは知っていたが、どこか無人島にでも隠れるのだろうと、それほど深刻には考えていなかった。楽園での日々はそれなりにのどかで東京での出来事など忘れさせてくれる包容力を持っていたが、天作は自らの一族に伝わるある秘密をもとに行動する機会をうかがっていた。
 ある岩礁の下に怪獣が眠っているというのだ。その怪獣の未知の力を使って、「銭の巣」と名付けられた東京を破壊しようと考えている天作。天作は国家機密を漏らしてしまい、国に追われる身となっていたのだ。

 ただ肝心な岩礁の位置は、なかなか分からなかった。そこに現れたのが世界の島ばかりを渡り歩く「アイランド・ホッパー」のクッキー(太田莉菜)という女の子。彼女は怪獣の秘密を解くカギを知っていた。
 天作は行動を開始した。

 どこかファンタジーのような設定も、小笠原という場所が、すべてを可能にしてくれるような気にさせてくれる。単なる国家への反逆に見られかねない天作の思いも、大きな自然の摂理の中で浄化されていく。

 こうしたお芝居は、通常の演劇と同じように舞台の手前側で繰り広げられるが、その後ろにスクリーンがあり、さまざまな映像を映し出していく。象徴的な図形のパターンの時もあれば、抽象的な感情のほとばしりになるときも。リアルな風景であったり、小笠原の星空であったり、さまざまなものに変化し、お芝居のリアルをさらにレベルの高いものにしていく。
 バンドはスクリーンのすぐ後ろ側にいて、生演奏。3人のミュージシャンが、ドラムス、ギター、キーボード、サックスなどで多彩なロックサウンドを演出していく。
 映像は機械的に描き出されるのではなく、客席後方に陣取った豊田自身が幾種類もある映像を臨機応変に切り換えていく。

 まさに演技、演奏、映像転換の3つのライブが絡み合いながら展開していると言っていい状態なのだ。

 窪塚は、エリートでありながら自由人のような天作のキャラクターを丹念に織り上げるように創り出している。
 感情をコントロールしながらさまざまなものを表現していく通常の芝居とは違い、明らかに激しいサウンドにあおられ、さらに自分を高めながら、また次のエネルギーを引き出していくような、特別な演技の状態に入っている。
 その役者としてのたかまりが、天作のたかまりとむすびつき、得も言われぬ美しさを照射する。

 渋川は、映画や演劇の世界で、いまやなくてはならない人物。自然体の演技でありながら、それぞれの作品に応じた人物を浮かび上がらせていく芝居は、豊かな表現力に満ちている。窪塚とのコンビネーションも良く、見ていて安心感がある。

 太田莉菜は、ファッションモデル出身ならではの長い手足からくる超越したフォルムと唯一無二の存在感で、アイランド・ホッパーという不思議な存在に妙な説得力を与えている。だからこそ、怪獣の教えの秘密を知っているという聖なる役割にも違和感が感じられない。

 重低音を効かせたバンドの音楽は、ただ単に感情を高めるためだけに使われるのではなく、その劇場全体との共鳴によって、観客を物語と一体化することに大いに役立っている。すべてを包み込んで、ここではないどこかへ連れていく感覚。それこそが、この壮大な物語にふさわしい役割なのだ。

 今後、さらにこの物語をブラッシュアップしていくのか、新たな物語で音楽や映像との融和性を構築していくのか、関係者の思いは現時点では予想さえできないが、今回の再演が、ライブシネマという新しい手法の土台に大きなくさびを打ち込んだことは間違いないだろう。

 ライブシネマ「怪獣の教え」は9月21〜25日に東京・六本木のZeppブルーシアター六本木で上演された。

 上演時間は、約2時間(休憩なし)。


andyhouse777 at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★舞台 | -----ライブシネマ

2016年09月26日

【News】 第29回東京国際映画祭のラインナップ発表、コンペには16作品(2016)

 10月25日から東京・六本木などで開かれるアジア最大級の国際映画祭である第29回東京国際映画祭のラインナップが9月26日、発表された。98の国と地域から1502本の応募があったコンペティション部門には、行方不明になっているにもかかわらず顔写真がグラフィックアートのモチーフになって全国の地方都市に拡散されていくという蒼井優主演の松居大悟監督作品『アズミハルコは行方不明』や小泉八雲の世界を新解釈で描き、青木崇高が出演する杉野希妃監督作品『雪女』などの日本映画をはじめ、16の作品が選ばれた。また海外でも人気の高い細田守監督の作品を連続上映するアニメーション特集企画「細田守の世界」が開催される。さらにオープニング上映されるのは、メリル・ストリープとヒュー・グラントが夫婦役で初共演する『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(12月1日日本公開予定)で、クロージング上映は松山ケンイチが実在の棋士・村山聖を演じた『聖の青春』(11月19日日本公開予定)と決まった。なお、「フェスティバル・ミューズ」として主要オフィシャルイベントなどに登場するのは黒木華であることが分かった。



★CinemaCafeNews

 コンペティション部門の審査委員長はジャン=ジャック・ベネックス(映画監督)。平山秀幸(映画監督)、バレリオ・マスタンドレア(俳優)、ニコール・ロックリン(プロデューサー)、メイベル・チャン(映画監督)が務める審査委員とともに審査にあたる。受賞作品は11月3日に開かれるクロージングセレモニーで発表される。

 コンペ外には「日本映画スプラッシュ部門」や「アジアの未来部門」、現代日本の美意識や文化を象徴する作品を上映する「Japan Now部門」もある。新たに設けられたユース部門では、少年・少女が主人公の映画を集めた。

 歌舞伎座での歌舞伎座ナイトでは、尾上菊之助の舞踊「鷺娘」の上演があり、古舘伊知郎が「現代版弁士」を務める「血煙高田の馬場」が生演奏付きで上演される。

 第29回東京国際映画祭は東京・六本木の六本木ヒルズやEXシアター六本木のほか、東銀座の歌舞伎座や都内の各劇場などで開催される。

 コンペティション部門参加作品と特別招待作品以下の通り。

【コンペティション】
「7分間」=(ミケーレ・プラチド監督)イタリア・フランス・スイス
「誕生のゆくえ」=(モーセン・アブドルワハブ監督)イラン
「天才バレエダンサーの皮肉な運命」=(アンナ・マティソン監督)ロシア
「ビッグ・ビッグ・ワールド」=(レハ・エルデム監督)トルコ
「ブルーム・オブ・イエスタディ」=(クリス・クラウス監督)ドイツ・オーストリア
「アズミ・ハルコは行方不明」=(松居大悟監督)日本
「ダイ・ビューティフル」=(ジュン・ロブレス・ラナ監督)フィリピン
「ミスター・ノー・プロブレム」=(メイ・フォン監督)中国
「フィクサー」=(アドリアン・シタル監督)ルーマニア・フランス
「パリ、ピガール広場」=(モハメド・ブロクバ、エクエ・ラビティ両監督)フランス
「私に構わないで」=(ハナ・ユシッチ監督)クロアチア・デンマーク
「空の沈黙」=(マルコ・ドゥトラ監督)ブラジル
「サーミ・ブラッド」=(アマンダ・ケンネル監督)スウェーデン・デンマーク・ノルウェー
「雪女」=(杉野希妃監督)日本
「シェッド・スキン・パパ」=(ロイ・シートウ監督)中国=香港
「浮き草たち」=(アダム・レオン監督)アメリカ

【特別招待作品】
「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」=(スティーブン・フリアーズ監督)
「バース・オブ・ネイション」=(ネイト・パーカー監督)
「メッセージ」=(ドゥニ・ビルヌーブ監督)
「マイ・ベスト・フレンド」=(キャサリン・ハードウィック監督)
「ザ・ネオン・デーモン(原題)」=(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)
「聖の青春」=(森義隆監督)
「この世界の片隅に」=(片渕須直監督)
「ミュージアム」=(大友啓史監督)
「種まく旅人 夢のつぎ木」=(佐々部清監督)
「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」=(朝原雄三監督)
「イタズラなKiss THE MOVIE ハイスクール編」=(溝口稔監督)


andyhouse777 at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【News】 史上初のコンピューター音楽の復元にNZの研究者が成功、暗号解読者アラン・チューリングが1951年に録音(2016)

 第2次世界大戦中にナチス・ドイツの暗号機エニグマの暗号を解読し、2014年公開の映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』の主人公にもなった英国の天才数学者、アラン・チューリング(Alan Turing)が開発した巨大装置を使って1951年に録音された「史上初のコンピューター音楽」を復元することにニュージーランドの研究者が成功したことが分かった。ニュージーランド時間9月26日に研究者らが発表したとAFP電が伝えている。チューリングは暗号解読だけでなく、初期コンピューターのソフトウェア開発にも取り組み、今では「人工知能の父」と呼ばれているが、音楽の分野でも先駆的なパイオニアであったことを証明していることの証左として、大きな注目を集めそうだ。

★復元に成功したニュージーランドの研究者ら


★AFPBBNews

 録音は今から65年前に、英国放送協会(BBC)が英マンチェスターの研究所で行われた。使われた装置は、エニグマの解読機よりもさらに大きなもので、研究所の1階をほぼ埋め尽くすほどの巨大さ。
 英国歌「ゴッド・セーブ・ザ・キング(God Save the King、神よ国王を守りたまえ)」のほか、童謡「めえめえ黒羊さん(Baa Baa Black Sheep)」、米ジャズミュージシャンのグレン・ミラー(Glenn Miller)楽団の代表曲「イン・ザ・ムード(In the Mood)」の計3曲が奏でられた。
 これら3曲を元として、シンセサイザーから現代のエレクトロ二カ(電子音楽)まで、コンピューターを用いて創作される音楽に発展したことになり、感慨深いものがある。

 ニュージーランド・クライストチャーチに本拠地のあるカンタベリー大学の研究者らが復元した音楽は、こちらのリンクから聞くことができる。長さは約2分。(いきなり復元音が再生される場合がありますので、音量にお気をつけください。クリックした後、mp3音源を開くか保存するか聞かれたら、「ファイルを開く」をクリックして音声をお聞きください)

andyhouse777 at 18:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【インタビュー=演劇◆ 青木豪(劇作家・演出家) Dステ19th「お気に召すまま」演出・上演台本

 2011年に「ベニスの商人」、2013年に「十二夜」を上演し、演劇界の話題をさらってきた劇作家・演出家の青木豪とD-BOYSによる「Dステシェイクスピア」。3年ぶりとなる今回は「一点の曇りもない喜劇がやりたい」との思いから、シェイクスピア喜劇の中でも最も心が沸き立つ抱腹絶倒の物語「お気に召すまま」が選び出された。2012年に文化庁新進芸術家派遣制度でイギリスに長期滞在し、シェイクスピア劇の現状をはじめ、イギリスの演劇事情につぶさに触れてきた青木に3作目となるD-BOYSとの固いきずなと「お気に召すまま」の魅力について聞く単独ロングインタビューが実現した。稽古場でのメンバーたちの演劇への真摯な取り組み方や青木の演出術の話から、まだまだハードルが高いと誤解されているシェイクスピア劇のイメージ、さらには、日本でのシェイクスピア劇の普及を先頭に立って切り拓いてきた蜷川幸雄の急逝による危機をどう乗り越えていくかにまで話は発展した。

★舞台「お気に召すまま」演出・上演台本の青木豪(撮影・阪清和)
IMG_9733横長カットよこ補正済み

【写真転載・無断掲載厳禁】=ダウンロードできません


−なぜ「お気に召すまま」を選んだのですか?

 一点の曇りもない喜劇がやりたいなと思ったんです。もともとはシェイクスピアでは悲劇の方が好きだったんですが、タイトルになるような登場人物以外は目立たないものが多い。D-BOYSの人たちとやるなら群像劇の喜劇にしようと考えました。


−D-BOYSの魅力は?

 彼らには伸びしろがあるから、稽古はじめと終わりでどう変わるかを見るのがすごく楽しいんですよね。凝り固まった部分がないので、一緒に分からないことを探していけます。


−稽古の様子はいかがですか?

 シーンごとに詰めていっています。今回は本人のキャラクターと違う役を振られている人がたくさんいるので、どうしたらそのキャラのモチベーションをつかめるかいろいろ試している感じです。役をつかんでいくきっかけとして、なにかしらのエチュード(場面状況と人物の性格だけ設定してアドリブで演じる手法)をやると、みんな割と役を捕まえられるようになりますね。そういう状況になった時に、その人物はどういう気持ちになるかをみんな探るんです。その後にちゃんと台本にあるシーンをやってみると、(せりふの筋が)通って来ます。せりふが(自分の中に)落ちて来る瞬間というのがあるんです。


−メンバーの中で面白いなあと思っている人はいますか?

 誰が一番というのはないですが、三上真史くんと加治将樹くんは今回を含め3回全部に出てくれているので、「前より面白くしなきゃ」っていう僕のプレッシャーを一緒に背負ってくれています。だから演出からの指示を待っていないで自分が思ったアイデアをどんどん試してみるとかを率先してやってくれます。具体的に教えるわけではなく、稽古場での居方で周りに教えてくれている感じですね。


−オーランドーを演じる柳下大さんは若いのにたくさんキャリアを積んでいます。

 やっぱりセンスがいい。そこに立っていてほしいなと思うと立っていたりしますからね。場数をたくさん踏んでいるし、外部の舞台でも重要なところを担っていることが多い。稽古初日にはこちらのせりふが入っていましたし、立てるべきせりふがしっかり立っていました。だからせりふがちゃんと刺さって来ます。


−シェイクスピアのことを、彼ら若い俳優はどうとらえていると感じますか?

 みんな「難しそうだ」っていうイメージを持っています。


−シェイクスピアが難しいのはなぜなんでしょうか?

 せりふに枝葉末節が多いんです。せりふを飾り込むから話が脇道にそれ過ぎて、何を話題にしてたのか分からなくなる。当時の時事ネタや読んでいる文学作品もネタとして入り込んできています。


−必要でないところを削ぐ以外に、今回の上演台本を作る上では何に気を付けましたか?

 宮殿と森の二面性を出したいので、少しシーンを入れ替えました。あとはどうやってもこのせりふは面白くはなれないと思うところは多少いじっています。ちょっと越権行為かも知れませんけど、劇作家の特権で、結構松岡さんの脚注をせりふの中に盛り込んだりしています。


−劇作家の立場だとそれができるわけですね。

 イギリスに行って分かったのは、翻訳家と演出家の間にひとり劇作家を入れて上演台本を作ってくれという指定があるのが主流になっているということ。それはたぶん翻訳だけではなく、芝居全体のリズムや演出家が見せたいポイントをチョイスして少しいじるということを劇作家にしてほしいということ。だからひとつの戯曲でも劇作家の名を冠した「何々版」という台本がいっぱいあるんです。日本でもそういう流れは増えてきているんじゃないかな。


性の超越に寛容な日本、オールメールは受け入れられる

★舞台「お気に召すまま」演出・上演台本の青木豪(撮影・阪清和)
IMG_9731笑顔よこ補正済み

【写真転載・無断掲載厳禁】=ダウンロードできません


−やはりオールメール(女性役を含むすべての役を男優が演じる)に目が行きますね。

 日本にはもともと歌舞伎があるから大丈夫だと思っています。宝塚もあるし、基本的にはLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)には本来大らかな社会だったと思っています。宗教が禁じていたものに対する差別というのが本来なかったから、性の超越には寛容だと。


−まあ実際女性役をする役者が一番大変ですね。

 特に今回の「お気に召すまま」や「十二夜」は大変です。女性を演じるだけではなくて、女性を演じていた男優が男装して男性のまねをする場面までありますから。でも、ロンドンで見たときもオールメールだったし、主流になってきているのではないでしょうか。


−シェイクスピアが日本に持ち込まれて以来、これだけいろんな形でやられているのに、まだシェイクスピアは難しいという思いがある日本の現状についてはどう思いますか?

 逆に僕が20代ぐらいまでより、演劇を取り上げてくれる媒体が減ったという実感があって、若い人が演劇に触れる機会が減っています。だから、大好きな役者がやる時しかシェイクスピアを見に行かなくなっちゃうと、どうしても難しい印象になってしまう。


−そうじゃないんだよということを若い人にどう訴えますか?

 シェイクスピアにはドラマの基本が全部詰まっています。わくわくドキドキするという点ではシェイクスピア劇はすごいものがありますから、ぜひ見てほしいですね。彼はおもしろいお話を探してきて、それを元に自己流にさらに面白くなるようにアレンジしていますから。それが400年間残って世界各国で上演されている。面白くないはずはないので、食わず嫌いをせずに一度どうぞ見てください。


−シェイクスピア自身の魅力についてはいかがですか?

 いきなり本質をつかむ能力がすごく高かった人なのかなと思いますね。象牙の塔(大学や研究室)にこもって、たくさん本を調べた人の作品ではなくて、ちゃんと地に足をつけて実社会でいろんなものを見ていた人の方が、文学を読んでもおもしろいですからね。


−それを若い観客に分からせるのはどうしたらいいんですかね。

 それはもう、苦闘しているところですね。亡くなったこともあって、蜷川さんのことはずっと意識としてあって、蜷川さんの演出って、本の中で僕らが読み落としちゃっていることとかを、すごくビジュアルでドーンとみせてきますよね。だからそれが演出の仕事なんだと。そういうことを自分もやっていかなきゃなって思いますね。


−私は、(共同通信社文化部演劇担当の)記者時代に、毎月1回2時間ほど蜷川さんにインタビューするという連載企画を続けていたんですが、そのとき印象に残ったのは、蜷川さんがさいたまでシェイクスピア作品をすべて上演するというシリーズを始めた時の話です。当時のアイドルっぽい人やスターを使って上演を続けたことには、「シェイクスピアってそういうものじゃないだろう」という声がないわけではなかった。でもそれに対して蜷川さんは「しかしあのキャーキャーという黄色い声をこのさいたまの劇場で響かせたいんだ」っておっしゃっていました。シェイクスピアを一般化するためには、絶対に若い女の子たちが必要だと。蜷川さんはちゃんとした思いを持ってシェイクスピアを日本に普及させようとしていたのだと感じました。

 そのお気持ち強かったと思います。蜷川さんがやろうとしていたことは芸能と芸術のちょうど合わさったところ。演劇は市井の人のためにやるもので、高尚な人間のためだけにやるものではない。演劇が芸術の域に入りすぎてはいけないという気持ちが蜷川さんの心の中に強くあったと思います。観客ががやがや言ってない芝居なんてつまらないというのが根本的にある。当時のシェイクスピアだって、きれいな顔した男優が女の役を演じて、キャーキャー言われていたわけですからね。そうやって書かれた戯曲なんだから、そこに戻さなきゃだめだろうっていうことだと思います。


−蜷川さんがこうして亡くなられてしまうと、何かよくない方に大きな影響が出てくるのではないかと危惧しているのですが。

 そうですね、僕はそのことに個人的にもすごく危機感を持っています。純粋に演出ということでお客さんを呼べる演出家はなかなか少ないし、蜷川さんはその上、マスコミの話題になるような仕掛けを絶えずやられていた。それをやれる人間は今ほとんどいなくなっちゃいました。だから蜷川さんがいなくなった穴をどうやって埋めたらいいのかということについてまだ正解は出ていませんね。


−人気のある人たちを使ってシェイクスピアをやろうという意味では今回の作品も同じですが、蜷川さんの思いを受け継いでいこうと思っていますか?

 僕なんかで受け継げるものなら、ぜひやらせてもらいたいと思います。蜷川さんは「シェイクスピアの世界を忠実に再現しますから来てください」ということではなく、「日本人の俳優がシェイクスピアをお芝居でやります、架空の出来事だから安心して見てくださいね」と、ちゃんと敷居を下げて提示していました。そして、僕自身そういう芝居が楽しいと思ったから、引き継ぎたいなと思いますね。


−蜷川さんがつなぎとめていた若い人がシェイクスピアから離れていってしまうのでは?

 蜷川さんがやっていなかったことではある程度、その穴を埋められるとは思いますが、これからのことを考えると、ちょっと怖いですね。


人間の本質を現代人が読み解いていくかぎになるシェイクスピア作品

★舞台「お気に召すまま」演出・上演台本の青木豪(撮影・阪清和)
IMG_9741腕組みポーズカットたて補正済み

【写真転載・無断掲載厳禁】=ダウンロードできません

−日本では西洋文化を取り入れるという意味合いでのシェイクスピアがずっと続きましたが、今はクリエーターにとってシェイクスピア劇はどんな存在なのでしょうか?

 イギリスでたくさんの芝居を見ていて感じたのは、(古今東西を通じて)シェイクスピアが一番書ける人だなということ。シェイクスピアって、「この時代ならこうだ」と自分の中で翻訳しなくても、そのドラマが抱え込んでいるものは明確だし、400年も経って風化しないということはつまり、人間がほんとにわくわくしたり泣いたり笑ったりという本質的な部分っていったい何なのだろうということを私たち現代人が読み解いていくかぎになっている気がしますね。


−本質をちゃんとつかんでいた彼の視点のようなものをご自身の中に取り入れていきたいという感じはあるわけですね。

 ありますね。


−海外への発信も大切なことですね。

 シェイクスピアはイギリス発信で世界中の人がオリジナルテキストを読んでいるから、「どういうふうにおまえたちアレンジする?」ってことで個性を出せるものになっていると思うんです。だから蜷川さんのアレンジをイギリス人たちは「現代の日本人として、そう表現したんだ」と面白がったけど、蜷川さん亡き後、僕らはどういうふうにやっていけば海外の人にも「おまえらのやっていることはおもしろいね」って思われるかが、まだ正解が出ていないんです。模索している感じですね。


−蜷川さんの宿題みたいなところがありますね。

 すごくあります。俺はここまでやったから、後はおまえたち頑張んなきゃだめだろって言われている気がしますね。


−お客様には今回の「お気に召すまま」どう楽しんでほしいですか?

 誰かを好きになって、その人といられるということは、それが人間にとって一番楽しいことだ、ということが最後に全員で共有できれば成功だと思っているので、そこになんとかして持って行きたいですね。いま幸せな人もそうでない人も、幸せな気持ちになりに来てねって呼び掛けたいですね。お待ちしています。

★舞台「お気に召すまま」演出・上演台本の青木豪(撮影・阪清和)
IMG_9727正面目線ありカットたて補正済み

【写真転載・無断掲載厳禁】=ダウンロードできません

 舞台『お気に召すまま』は10月14〜30日に東京・下北沢の本多劇場で、11月12〜13日に山形市のシベールアリーナで、11月19〜20日に兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで上演される。

★チケット情報はこちら



andyhouse777 at 17:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★インタビュー | - ----演劇

【Space】 NASAが日本時間9月27日午前3時からの会見での木星の衛星エウロパに関する「驚くべき」発表を予告、地表氷の下の水確認か(2016)

 米航空宇宙局(NASA)は、グリニッジ標準時(GMT)の9月26日午後6時(日本時間27日午前3時)に、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が捉えた木星の衛星「エウロパ(Europa)」の画像に基づき、「驚くべき」発表を行うと予告し、天文ファンを中心にざわつきが広がっている。AFP電などが報じた。エウロパは表面が氷におおわれており、NASAもこれまでに「地殻下に生命にとって好条件となり得る液体水の海が存在することを示す有力な証拠がある」と発表しているため、今回の発表は、水の存在か、あるいはさらに踏み込んで生命の存在の可能性を示す画像が入手できたと発表するのではないかと推測する意見も多い。



★AFPBBNews

 AFP電によると、今回のNASAの発表は、予告時間から始まる記者会見で行われるという。


andyhouse777 at 01:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★Space 

2016年09月25日

【News】 カポーティの遺灰が455万円で落札(2016)

 映画化もされた「ティファニーで朝食を」「冷血」などの小説で知られる米作家トルーマン・カポーティの遺灰が米国西部時間9月24日、ロサンゼルスで競売会社「ジュリアンズ・オークションズ」の競売に出品され、4万5000ドル(約455万円)で落札された。同社が発表したとCNNなどが伝えている。落札したのは匿名希望の収集家で国籍は不明。同社は特定の人物の遺灰が競売で落札された公文書上の記録は今回が初めてとなったとしているという。



★CNNNews

 CNNによると、遺灰は、カポーティの親友だった女性のジョアン・カーソンさんが日本製の木箱に収めて保管していた。カポーティはロサンゼルスにあったカーソンさんの自宅マンションで心臓発作を起こして急死し、カリフォルニア州ウェストウッドのウェストウッド・メモリアルパーク墓地に埋葬された。
 カーソンさんは昨年死去した。

andyhouse777 at 20:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【News】 第64回サンセバスチャン国際映画祭最高賞は中国映画『アイ・アム・ノット・マダム・ボヴァリー』、『怒り』は受賞逃す(2016)

 スペイン北部バスク地方のサンセバスチャンで開かれている第64回サンセバスチャン国際映画祭のクロージングセレモニーの中で授賞式がスペイン時間9月24日夜(日本時間25日未明)開かれ、コンペティション部門の最高賞「ゴールデンシェル」に中国のフォン・シャオガン監督の『アイ・アム・ノット・マダム・ボヴァリー』を選び、閉幕した。最優秀監督賞には韓国映画『YOURSELF AND YOURS』のホン・サンス監督、最優秀女優賞に『アイ・アム・ノット・マダム・ボヴァリー』のファン・ビンビンが選ばれるなど、アジア映画とアジアの映画人が席巻した映画祭となったが、日本からコンペティション部門に正式出品された李相日監督作品『怒り』は受賞を逃した。

★受賞の瞬間


★受賞スピーチに立つフォン・シャオガン監督


★最優秀女優賞の受賞スピーチに立つファン・ビンビン


★読売News=NiftyNews

 読売新聞によると、23日夜に公式上映された『怒り』に対しては、上映会場内の階段やロビーに観客約1500人が列を作り、大きな拍手や歓声で2人を送り出し、渡辺や李監督も大きな手応えを感じていたが、受賞はならなかった。


andyhouse777 at 16:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【News】 映画『怒り』が第64回サンセバスチャン国際映画祭で公式上映(2016)

 スペイン北部バスク地方のサンセバスチャンで開かれている第64回サンセバスチャン国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている李相日監督作品『怒り』がスペイン時間9月23日夜(日本時間24日未明)、公式上映され、主演の渡辺謙と李監督が現地での公式上映に参加した。

★渡辺謙公式twitter


★第64回サンセバスチャン国際映画祭公式twitter


★シネマトゥデイ


★読売新聞News

 読売新聞によると、上映終了後は、公式上映会場内の階段やロビーに観客が列を作り、大きな拍手や歓声で2人を送り出したようだ。渡辺謙の公式twitterによると、見送ってくれた観客の数は1500人。日本の大きな劇場のキャパに相当する人数だ。
 スタンディングオベーションの長さなど、反響の大きさを測る材料を報道しているメディアはないが、日本への親近感や、世界的スターとなった渡辺謙に対するリスペクトが感じられる反応だったようだ。

 公式記者会見の模様は、シネマトゥデイが分かりやすくまとめた記事を出しているので、参考にしてください。
★シネマトゥデイNews

 なお、コンペティション部門の受賞結果は24日(日本時間25日未明)に発表される。

andyhouse777 at 01:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【News】 ブラッド・ピットの児童虐待捜査をロス市警が完全否定、FBIは「情報収集調査」を継続(2016)

 米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)から離婚を申請された俳優ブラッド・ピット(Brad Pitt)が、自家用ジェット機内で子どもに暴言を吐いて児童虐待した容疑で捜査対象になっていると一部のメディアで報道されたものの、米ロサンゼルス(Los Angeles)市警は米国西部時間9月22日、「そのような通報を受けた事実はなく、捜査も行われていない」と完全否定するコメントを出した。AFP電が伝えた。ただ航空機内の出来事に対して捜査権限を持つFBIが捜査を実行するべきかどうかを判断する情報収集を継続しているとする別の報道もあって情報が錯綜しているほか、離婚を申請した理由がピットの飲酒やマリファナ(乾燥大麻)使用、情緒不安定さにあったとの疑惑を報じるメディアもあり、離婚理由をめぐる憶測的報道はしばらく続きそうだ。当ブログでは、どちらとも判断できる材料に乏しいため、どちらの立場にも立たない。



★AFPBBNews
★AFPBBNews

 一部のメディアの報道では、ピットは自家用ジェット機内で子どもたちをしかった際に、6人の子どものうち少なくとも1人に対して暴力的な言葉を発したり身体的な虐待を行ったりしたとしていた。報道はこの問題がジョリーによる離婚申請の一因となるとともに、児童虐待の通報窓口である児童家庭サービス課あてに匿名での通報を受けたロサンゼルス市警が、児童虐待の通報があった場合に必ず実施される捜査を、ピットに対して開始したと伝えていた。

 この報道を受けてロサンゼルス市警は、通報の事実はなく、捜査も始めていないことを言明。市警側から通報があったと認めたメディアが存在しないことを明かし、報道の信ぴょう性そのものに疑問を投げ掛けた。

 一方で、AFPの別の報道によると、FBIは声明で「情報の収集を継続し、連邦レベルでの捜査を実行するべきかどうかについて判断する」と発表した。疑惑について詳細な説明はなかったが、米国内の航空機内を管轄するFBIは、疑惑が起きた場所は「ブラッド・ピット氏とその子どもたちが乗っていた航空機」だと述べたという。


andyhouse777 at 00:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

2016年09月24日

【News】 チャーチル英元首相の生家がナチス指令本部の映画セットに、退役軍人などから怒りの声(2016)

 映画「トランスフォーマーズ」次回作の撮影で、第2次世界大戦時に英国の首相を務めたウィンストン・チャーチルが生まれ幼少期を過ごした邸宅(ブレナム宮殿)が、よりによって戦った相手のナチス司令本部を想定したセットに使われていたことが英国時間9月24日までに分かり、論議が巻き起こっている。英大衆紙サンが23日に写真付きで報じたとCNNが伝えた。所有者がチャーチル元首相の遠戚で、薬物中毒などで父親からも「一族の厄介者」とされたものの、その父からの相続阻止のための法的な工作をくぐり抜けてブレナム宮殿を手に入れたジェイミー・スペンサー・チャーチル氏が貸し出しの許可を出しているとみられることから、国民の多くは一族の皮肉な運命を苦々しく思うと同時に、ナチスと決死の戦いを強いられた退役軍人で作る慈善団体などから噴出している怒りの声に共感しているようだ。



★CNNNews

 新作の監督はマイケル・ベイ。CNNによると、邸宅はイングランド南部オックスフォードシャーにあり、総統ヒトラーの司令本部が置かれているという想定でセットに使用された。ナチスのかぎ十字も多数あしらわれているほか、ナチスの巨大な旗が飾られ、ナチス親衛隊(SS)の制服に身を包んだ俳優やドイツ軍の戦車が周囲を取り囲んでいるという。当時のドイツ国内の指令本部という設定ではあるものの、英国民にとってはまるで、ナチスが英国に進軍して、チャーチルの邸宅を接収でもしたかのような「悪夢のような」光景でもあるのだ。

 CNNによると、ブレナム宮殿はこの件についてコメントを避けている。邸宅はユネスコの世界遺産にも登録され、敷地面積は800ヘクタール超で邸宅には187の部屋があるという。

andyhouse777 at 17:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【映画】 怒り(2016)

 怒りという感情に比べ、信じるという感情のなんと弱々しいことか。しかし、怒りという感情が自分の弱さがマグマのように積み重なっていつか爆発していく感情であるのに対して、人を信じることにはなんとも大きな強さが必要なことか。夫婦惨殺事件の犯人の怒りという人間のどうしようもなく愚かな感情を根幹に据えながら、その実、映画が大きく映し出しているのは、人々の信頼という深く、尊い感情。映画「怒り」は吉田修一の原作小説の持つその静かなたかまりを映像の中にまるごと表現したような豊かさに満ち、壮絶な悲しみの中から、かすかな希望へと続く奇跡のような道筋を私たちに指し示してくれている。



★映画「怒り」予告編


★映画「怒り」公式サイト=予告編がいきなり始まる場合があります。音量にお気を付けください。

 原作の小説「怒り」は2014年1月に中央公論新社から発刊された。映画化された「7月24日通り」「パレード」「悪人」「さよなら渓谷」「横道世之介」やドラマ化された「東京湾景」「平成猿蟹合戦」など、映像化が相次ぐ吉田修一の作品であり、発表直後から、その広域性、社会性、哲学性、観念性において、映像にふさわしい作品として注目されてきた小説だ。

 物語は、東京・八王子の残忍な夫婦殺人事件の凄惨な現場から始まる。その家の妻をまず絞め殺し、風呂場に運んだ後、遅れて帰宅した夫をも手にかけてしまう犯人。全裸のまま殺害現場で過ごし、夜中に逃走したのだった。
 刑事ら(ピエール瀧、三浦貴大)も呆れかえるほどの現場。中でも犯人が自分の血で書いたと思われる血文字が特徴的な現場だった。そこには「怒」の一文字が描かれていた。
 しかし事件発生から1年。犯人の行方はようとして知れず、警察はついにテレビの公開捜査番組で新たな手配写真の公開に踏み切った。その写真は全国の家庭に波紋を広げていく。

 小説そして映画では、千葉の漁村で組合の幹部をしているしがない漁師、槙洋平(渡辺謙)と、ふらふらと家出した挙げ句風俗に落とされ、ぼろぼろになって返ってきた娘の愛子(宮あおい)がいつしか漁協で働くようになっていた田代哲也(松山ケンイチ)に思いを寄せるようになる関係の中に。そして母親の不埒な性格のために、首都圏から福岡、沖縄の離島と移り住んできた少女、小宮山泉(広瀬すず)と、離島の近くにあるさらに小さな無人島でこっそり知らしている旅人の男、田中(森山未來)との間に。そして一流企業に勤め夜はゲイとしての自分を貫く藤田優馬(妻夫木聡)と、ハッテン場で拾った大西直人(綾野剛)の関係性の中に、徐々に影を落としていくことになる。新たに公開された写真、つまり犯人に、田代と田中と大西は似ているのだ。犯人が整形しているために、余計に表情があいまいになっていることも影響していた。

 私の30年間にわたる新聞記者としての経験から言えることは、本当は、こうした手配写真が公開された場合、全国の至る所でこうした疑念が生まれるということ。こうした公開番組があった場合、放送直後から少なくとも100〜300件は「目撃情報」や「犯人を知っているという情報」が警察や放送局に寄せられる。ほとんどの場合が勘違いの情報であったり、普段から怪しいと思ったり気味が悪いと思ったりしている人を手配写真に強引に結びつけてしまった人からの情報なのだが、それだけの疑念が一瞬にして全国のそれぞれの現場に生まれるということである。
 原作者の吉田が焦点を当てた3つの現場は、いずれも社会的な背景が感じられ、物語に奥行きを与える人々がいる。この3つを選んだことが作品の成功の最初の勝因だと言えようが、実際はあまた生まれた疑念の象徴としてこの3つが選ばれたということも言える。

 ここから物語は犯人の「怒り」から徐々に、疑惑の3人を取り巻く人々の「信じることと疑うこと」へと主軸を移していく。
 田代を愛してしまった愛子、そんな愛子が心配でならない洋平。そして単調な島での生活もあって田中に好奇心から近づいていく泉と、そんな田中にいぶかしいものを感じつつも、自分の味方になってくれると言ってくれた田中に親近感を覚える泉の島での同級生の辰哉(佐久本宝)。直人に情を深めていくものの、謎の闇が深い直人に疑念を持ち始める優馬。それぞれが疑念から出発した思いを払拭するためにある決断をする。

 周囲の人間は試されている。「信じ切れるのか」。信じることも愛なら、疑うことも愛。疑惑の3人だけでなく、周りの人々も徐々に追い込まれていく。

 ある意味、事件小説でもある原作は、警察の動きも比較的追っているが、主題は人間の心理や感情であるため、必要以上には刑事や警察を登場させていない。映画はさらにその部分を薄めていて、捜査網が迫っている感じはほとんど与えない。さらに疑惑を持たれた本人たちの主観的な描写はほとんどなく、周りにいて彼らに深く関わることになった人々の苦悩を執拗に追いかけていく。主観を描かないからこそ、誰が犯人か分からなくなり、よりサスペンス性は増すから、でもある。
 余計なエピソードを極力省いていることもあって、映画は極めて集中力が高い。まさにじりじりと灼かれるような時間が続いていくのだ。

 オールスターキャストの中でも主要級と思われる渡辺、妻夫木、宮、綾野、広瀬については、李監督の「これまでの自分のイメージを捨て去れ」と言っているような声が聞こえる。実際にそう言ったか考えたかは定かではないが、それぞれに確立した確固たるイメージが通用しない役柄であり、なおかつ新しい自分を見出さない限りは乗り越えられない役柄だ。理知的で行動的な役柄が多い渡辺はあまり行動の選択肢がない中で悶々とする父親を演じるし、宮は「他の子と少し違う」愛子の無垢で危なげなキャラクターを格闘しながら作り上げた。妻夫木と綾野はゲイとしての演技はもちろんのことだが、これまで見せたことのない湿り気のある愛情表現に新境地を見出している。広瀬はたとえ演技であろうと忌み嫌うべき行為に堪え、感情の爆発という難しい演技の高みに自らを必死で引き上げている。
 もっと分かりやすく率直な役柄の多い松山や森山にしても、これだけ謎の多い役柄は珍しいだろう。
 みんながみんな自らとの厳しい対話を求められたはずで、その緊張感が、映画全体を何とも言えない雰囲気でぎゅっと包み込んでいる。

 地元劇団に所属していたとはいえ、映画は初めての佐久本は、辰哉の感情がどうしようもないレベルにまで沸騰していくのを、実に確かな演技で見せた。顔で明確に怒りの感情を見せるのではなく、体の底、地の底からわき上がってくるような怒りの感情。それが表現できていたことは驚異的だ。
 さらに終盤近く、高畑充希が実にいい演技を見せている。作品全体を包み込むようなシークエンスの中で、観客の逆立った心情をそっとなでるような優しさ。短いシーンに彼女の実力があふれ出ていて秀逸だった。

 この映画、いわゆるクライマックスから大団円という終わり方ではない。終盤、坂本龍一が手掛けたゆっくりとした音階の派手な変化のない音楽が、徐々に力強さを増して、心に迫ってくることとも合わせ、実に静かな高ぶりが施されている。運命とその救済が合わせ細工のようになりながら、観客の心を締め付けていくのだ。このひとつひとつ煉瓦を積み上げるような確かだがゆっくりとしたリズムは、映画が終わり、そしてエンドロールが終わった後も、それぞれの観客が街の雑踏に吸収されるまで、静かに、静かに心の中で映画の余韻を刻み続けている。そんな映画だ。

 映画「怒り」は9月17日から、全国ロードショー公開中。

★文庫本「怒り」上巻(吉田修一著)=amazon

★文庫本「怒り」下巻(吉田修一著)=amazon


★映画「怒り」予告編


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
怒り


<出 演> 渡辺謙、妻夫木聡、松山ケンイチ、森山未來、綾野剛、宮あおい、広瀬すず、高畑充希、三浦貴大、ピエール瀧、池脇千鶴、原日出子、佐久本宝 
<監督・脚本> 李相日
<音 楽> 坂本龍一
<原 作> 吉田修一
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


andyhouse777 at 01:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----邦画

2016年09月23日

【Break】 音楽劇「マハゴニー市の興亡」が千穐楽を迎えました(2016)

 今年春から初期インタビュー取材、ウェブサイト用記事、特設サイト用の記事、稽古場のオフィシャルリポートの執筆、公式パンフレットの編集とインタビュー・記事執筆・座談会進行、アフタートークショーの司会進行などで長きにわたり関わらせていただいていたKAAT神奈川芸術劇場プロデュースの音楽劇「マハゴニー市の興亡」がついに本日9月22日、千穐楽を迎えました。



 出演の山本耕史さん、マルシアさん、中尾ミエさん、上條恒彦さん、古谷一行さん、そして演出・芸術監督の白井晃さん、音楽監督・ピアノのスガダイローさん、振付のRuuさん、インタビューやアフタートークショーで様々なお話を率直に語っていただきましてありがとうございました。そして細見大輔さん、櫻井章喜さん、辰巳智秋さんをはじめ、明樂哲典さん、伊勢大貴さん、加藤義宗さん、岸田研二さん、木村雅彦さん、今野晶乃さん、SALLYさん、鈴木崇乃さん、遠山悠介さん、長友郁真さん、NAMImonroeさん、橋本由希子さん、早瀬マミさん、村田慶介さん、薬丸翔さん、山将平さん、吉田哲也さん、立崇なおとさん、さらにはミュージシャンの竹内直さん、ギデオン・ジュークスさん、石川広行さん、石若駿さん、本当にお疲れ様でした。素晴らしい演技・歌・ダンス・演奏をありがとうございました。
 また、翻訳の酒寄先生や職人ぞろいのスタッフの皆さん、KAAT神奈川芸術劇場の制作の方々も大変お世話になりました。ありがとうございます。

 さらに、パンフレットをお買い上げいただいた方、お読みいただいた方、アフタートークショーを見て聞いてくださった方々、私の劇評や公式稽古場リポート、ゲネプロリポートを拡散してくださったtwitterのユーザーの方々も本当にありがとうございました。

 音楽劇「マハゴニー市の興亡」は、その上演計画が今年春に発表されて以来、劇場の大胆な作り替え、オペラ曲の音楽劇としての上演や、白井晃さん・スガダイローさんの再タッグ、若きRuuさんの振付への大抜擢、山本耕史さん、マルシアさんという日本のミュージカルを支えているメンバーや、中尾さん、上條さん、古谷さんという日本の芸能界の至宝とも言うべき方々の結集、と話題が満載で演劇界に大きな反響を呼んでいましたが、初日以降は一般の方々も含め、さらなる高い評価が寄せられていて、早くも伝説の舞台となった感があります。

 どれほど好評でも再演に向けたハードルが決して低くならないのは演劇界の常。しかしKAAT神奈川芸術劇場のプロデュース力の素晴らしさを世間に改めて知らしめた本作をぜひとも近いうちに、また見てみたい、聴いてみたいという方はたくさんいるはず。ぜひともチャレンジしてみていただきたいと思います。

 キャスト、スタッフの皆様、またどこかでお会いできれば嬉しいです。それぞれの次なるフィールドでの活躍をお祈り申し上げております。

 なお、アフタートークショーでも少し申し上げた通り、私は現在、共同通信社が運営する話題の情報発信ウェブサイト「エンタメOVO」で大河ドラマインタビューを手掛けています。「軍師官兵衛」「花燃ゆ」に続き「真田丸」のほとんどの主要キャストにインタビューさせていただいております。堺雅人さんは3回、山本耕史さんをはじめ、大泉洋さん、草刈正雄さんら注目キャストは2回にわたりインタビューをお届けしています(一部のコラムやイベントリポートは別の記者の執筆です)。
 ぜひともお読みください。

「真田丸」インタビュー特集

★「真田丸」山本耕史さんインタビュー

★「真田丸」山本耕史さんインタビュー

 また、わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブに正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、エンタメ関連の各種審査員や審査投票委員などを務めています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝メディア、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。

 ぜひともブログや、それを自動転載しているfacebookページ「阪清和 Seven Hearts」にお越しください。お待ちしております。

★エンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」

★ facebookページ「阪清和 Seven Hearts」(検索画面で「@sevenheartsblog」と入れればすぐ出てきます)

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
sevenhearts@spa.nifty.com


andyhouse777 at 00:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★Break 

2016年09月22日

【News】 タトゥー入りハロウィーン用衣装はマオリ冒涜とディズニーが販売中止(2016)

 米ウォルト・ディズニー・スタジオが新作アニメーション映画『モアナと伝説の海(Moana)』(日本公開2017年3月)の関連商品としてマオリの半神半人「マウイ(Maui)」をイメージし、褐色の肌にポリネシア風のタトゥーが描かれたデザインのハロウィーン用衣装を売り出したところ、ニュージーランドの先住民マオリの尊厳を傷つけているとして、マオリの諸団体や、海を渡ってニュージーランドに定着する前に住んでいたタヒチなどポリネシアの人々から批判が殺到。対応を迫られていたディズニーは米国時間9月22日、この衣装の販売を中止すると発表した。AFP電が伝えている。



★AFPBBNews

 AFP電によると、ディズニーの通販サイト「ディズニーストア(Disneystore.com)」で販売している子ども向けハロウィーンコスチュームの中に、チャックで着脱する全身を覆うタイプの問題の商品があった。
 発覚から間を置かず、ニュージーランドの先住民政党マオリ党の首脳やニュージーランドの人権委員会もこの問題に反応。ディズニーに対して「映画のベースとしている文化を持つコミュニティーと人々の見解に耳を貸すことを願う」とのコメントを出している。

 反対派の反対理由は主に2点で、マオリにとってタトゥーは家族の起源や個人の功績、歴史を象徴するもので、唯一無二のアイデンティティーであり、特定のデザインのタトゥーをほどこしたコスチュームを着ることは、マウイ文化への冒涜であるという点。さらには人肌を模したコスチュームが映画『羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)』を想起させて、気味が悪いとする理由だ。

 ディズニーは声明で遺憾の意を表明して謝罪。通販だけでなく店舗での販売も中止することを言明した。


andyhouse777 at 22:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【舞台】 DISGRACED−恥辱(2016)

 食卓は宇宙の中心、というのはいささか大げさすぎるとしても、人々はそこに様々なものを持ち寄り、そしてそこから外の世界に向け果てしなく広がる放射線を放っている。そのことを痛切に感じさせてくれるのが、2013年以降の米英演劇界を震撼させたアヤド・アフタルの戯曲「DISGRACED」だ。さまざまな人種がひとつの国を形成しているこの国のさらに混とんとした人種のるつぼであるニューヨークのある象徴的な家庭で凝縮された世界の矛盾が弾ける。小日向文世、秋山菜津子、安田顕、小島聖、平埜生成という究極のキャストを得て、舞台「DISGRACED−恥辱」は、終演後しばらく立ち上がれないほどの重い衝撃を見る者に突きつける。そして問う。お前は何者かと。

★舞台「DISGRACED−恥辱」の一場面(撮影:矢野智美)
【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません
ディスグレイスト1メインc矢野智美_3ba-090


★舞台「DISGRACED−恥辱」公式サイト

 アヤド・アフタルは1970年生まれの米国の脚本家・小説家。パキスタン系米国人である。多くの作品が世界中で採り上げられているが、中でもやはり2013年のピュリッツァー賞を獲得した本作「DISGRACED」が最も顕著な注目のされ方をしている。
 なにしろ、白人と有色人種、ユダヤとアラブ、イスラムと米国という、表面的には誰しもが融和の姿勢を見せているものの、その深刻さは根深く、今もその対立のために多くの人の命が失われている問題を、会話劇として真っ正面からぶつけさせる戯曲だからだ。アフタルは自らの出自からわき上がってくるものをこの作品に惜しげもなく注入しているため、対立構造の迫力が違う。しかも、政治的、宗教的な問題だけでなく、そこに男と女、夫婦、そして激烈な競争社会である米国の企業文化も絡んでくる。

 それがわずか1幕4場の短い時間の中に凝縮されている。日本人が自分の問題として議論を避けてきたような問題、あるいは自分には関係ないと思っていた問題についての激しい議論が交わされる作品であり、普通ならよほどの覚悟を持って、食いつくように見なければ理解が及ばない作品になるはずだ。
 それがどうだろう、観客はまるで自分がその議論に参加しているような気になる。それぞれの対立の根っこにあるものをさらけ出した、あまりにも「率直な」意見を聴くたびに、観客はその対立の複雑さに苦悶する。
 普段は多民族国家、そして移民国家の一員として、多様な文化や考え方を容認しているような顔をしつつも、その浦では自らの出自に根付いた考え方に支配される自分を感じてもいる。そんな米国の人々の苦悩を観客は自らのものとして受け取ることが出来るのだ。
 翻訳者(小田島恒志・小田島則子)の誠実な仕事を、数々の世界を舞台に出現させてきた名匠、栗山民也が一枚の大きく美しいタペストリーに縫い上げ、私たちに提示してくれている、そんな気にさせる作品なのである。

★舞台「DISGRACED−恥辱」の一場面(撮影:矢野智美)
ディスグレイスト4c矢野智美1ba-033

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 物語はすべてある高級アパートメントの一室で展開する。
 そこはパキスタン系米国人で、企業専門の弁護士事務所に務める弁護士アミール(小日向文世)と妻で白人画家のエミリー(秋山菜津子)の自宅。アミールは優秀で、パートナー弁護士として事務所名に自らの名を連ねることを現実的な夢として望めるほどの位置にいる。エミリーも自らの新しい境地を開き、画家として大きく飛躍する予感に満ちていた。明らかな成功者、そしてさらに大きな成功に向けて動き出している、そんな夫婦だった。

 ある日、アミールの甥エイブ(平埜生成)が訪ねてきた。彼からは自分が関わっているイスラム教系の政治的なグループの指導者を助けるために、手を貸してほしいと懇願されているが、アミールは拒否している。妻のエミリーは助けてあげればいいという立ち位置だが、アミールは頑なだった。
 結局、アミールは指導者の尋問に立ち会うかたちで、エイブに力を貸すことに。しかし、それがすべての始まりだった。

 その数カ月後、エイミーの絵の才能を買っているホイットニー美術館のキュレーター、アイザック(安田顕)と、その妻でアミールの事務所の後輩でもある黒人弁護士のジョリー(小島聖)がアパートメントを訪ねてきた。
 イスラム文化に影響を受けて絵が変化してきたエイミーが、新たな美術界の潮流として認められ、ホイットニー美術館に展示されることが決まったお祝いのホームパーティーが始まるのだ。
 食卓を囲んで、美味しいサラダをついばみながらの会話は、皆、楽しげ。美術論から始まった議論は、米国のアッパークラス同士の会話らしく、後半で率直で、機知に富んでいた。そう、そうして始まったはずだった…。

 しかし考えてみれば、黒人、白人と別の有色人種であるパキスタンに由来を持つ者がおり、ユダヤ人と中東人がおり、対立の火種はあちこちに。こうして議論することが欧米社会の常なのだとしても、観客はエスカレートしていく議論が一線を越える瞬間をまざまざと目撃する。

★舞台「DISGRACED−恥辱」の一場面(撮影:矢野智美)
ディスグレイスト3c矢野智美3ba-020

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 成功のために努力をしてきた自分への自信と、9.11以降の米国社会の空気の中で常に偏見の目にさらされてきたことへのおそれ。アミールが自らの中に持つ二つの側面を小日向は丁寧に引き出していく。互いを高め合うために絶妙の均衡を保っていた夫婦の関係が後半がらがらと音を立て始める変化にも、透徹した視線を送る。
 秋山は、知的な冒険心を遊ばせる前半から、絶望の淵へと立つ後半まで、夫婦の関係に一定の深いきずなを感じさせながらも、さまざまな部分に崩壊への分節点を用意していく。
 自信家のアイザックが会話によって心を乱されていく過程を安田は克明に表現していく。そしてまたジョリーの底堅い生きざまを小島はしっかりと受け止めている。
 若い平埜も、若さ故に暴走していくエイブを、9.11以降の新しい世代の苦悩を表現しながら描き、観客を惹きつけた。

★舞台「DISGRACED−恥辱」の一場面(撮影:矢野智美)
ディスグレイスト2c矢野智美3ba-075

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 舞台「DISGRACED−恥辱」は9月25日まで東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで、9月27日に名古屋市の日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで、9月30日〜10月2日に兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで上演される。

 上演時間は、1時間45分(休憩なし)。

★チケット情報(東京公演名古屋公演兵庫公演)=残席状況は各自でお確かめください。

andyhouse777 at 21:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★舞台 | ----ストレートプレイ

【News】 キャシー・ベイツがハリウッドの殿堂入り(2016)

 映画『ミザリー』で知られる米国の女優キャシー・ベイツ(Kathy Bates)が米国西部時間9月20日、ハリウッドの殿堂入りを果たし、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムで星形のプレート披露のセレモニーに臨んだ。ロイター電によると、式典には女優シャーリー・マクレーンや俳優ビリー・ボブ・ソーントンも出席し、殿堂入りを祝福したという。



★REUTERSNews

 ベイツはテネシー州メンフィス出身。大学卒業後にニューヨークで舞台俳優としてのキャリアをスタートさせた。映画にも並行して出演していたが、10年少しでトニー賞の演劇主演女優賞にノミネートされるなど非凡な演技の才能を早くも発揮。1990年公開の映画『ミザリー』で、作家とシリーズ小説を愛するがあまり、作家を事故から助けるふりをして拘束・監禁する異常性格の熱狂的なファンを演じ、一躍世界のスターに。アカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞ドラマ部門主演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。

 その後、1991年には名作の誉れ高い映画『フライド・グリーン・トマト』に主演。サイコなサスペンススリラー映画だけではなく、文学性の高い作品でも評価を得た。
 以降は『ウディ・アレンの霧と影』『ミッドナイト・イン・パリ』などウディ・アレン作品にも起用されたほか、『タイタニック』などの大作を含む映画作品にコンスタントに出演を続けた。

andyhouse777 at 01:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

2016年09月21日

【News=速報】 カーティス・ハンソンが死去、『L.A.コンフィデンシャル』の監督・脚色で脚光浴びる(2016)

 映画『L.A.コンフィデンシャル』で知られる米国の映画監督、カーティス・ハンソン(Curtis Hanson)が米国西部時間9月20日、ロサンゼルス・ハリウッドヒルズの自宅で死亡しているのが見つかった。71歳だった。ロイター電が伝えた。ロイター電によると、意識不明の状態で発見されたが、その後現場で死亡が確認されたという。事件性はないとみられている。近年、アルツハイマー病を患っていたという報道もある。



★REUTERSNews

 ハンソンは、ネバダ州生まれ。夫の復讐のため、ベビーシッターとして家庭に入り込んだ女と、かつてこの女の夫で産婦人科医だった男に診察中にわいせつ行為をされたことを訴えて自殺に追い込んでしまった女性との迫真の戦いを描いた1992年公開の「ゆりかごを揺らす手」で注目され、1997年の『L.A.コンフィデンシャル』では、アカデミー賞監督賞と脚色賞にノミネートされ、脚色賞を受賞した。

 その後も、ボブ・ディランによる曲「シングス・ハヴ・チェンジド」がゴールデン・グローブ賞主題歌賞とアカデミー歌曲賞を受賞して話題をまいた『ワンダー・ボーイズ』(2000年)や、エミネム主演で注目された『8 Mile』(2002年)などを監督して、熱狂的なファンを持つ監督のひとりに数えられていた。

andyhouse777 at 16:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----速報
★★仕事のご依頼は★★
 2014年1月をもって正式にフリーランスとなりました。映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどエンターテインメント全般に関する批評、インタビュー、取材、ニュース・コラム・エッセイなどの記事執筆、司会進行、ナビゲート、企画などでお役に立てることがありましたら、ぜひとも声をかけてください。      仕事依頼専用アドレスは    sevenhearts@spa.nifty.com
ページ別順位(2014年8月4日現在)=直接リンクはされていませんので、各ページへ行くには、タイトルをコピーして下かトップ右の記事検索欄にペーストして検索してください
<01> Endless SHOCK 2014(21907)
<02> 太陽2068(9402)
<03> Endless SHOCK 2013(8821)
<04> なにわ侍 ハローTOKYO!!(8399)
<05> 直木賞芥川賞2013前期候補作決まる(5734)
<06> ソング・ライターズ(4968)
<07> 第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞にリリー・フランキー(4586)
<08> MIWA(3890)
<09> 「そして父になる」に世界から熱視線(3590)
<10> 「カッコーの巣の上で」舞台版が小栗旬主演で開幕(3316)
<11> 抜目のない未亡人(2862)
<12> マーガレット(2641)
<13> PLAYZONE → IN NISSAY(2550)
<14> 高校中パニック!小激突!!(2213)
<15> ストリッパー物語(2132)
<16> ダディ・ロング・レッグス=2014(2059)
<17> 刑事ドラマの殉職特集を放送(2049)
<18> 殺風景(1952)
<19> 今ひとたびの修羅(1818)
<20> ムサシ ロンドン・NYバージョン(1791)
<21> ムサシ ロンドン・NYバージョン=2014(1791)
<22> 「レ・ミゼラブル」と「アルゴ」にGグローブ賞(1760)
<23> かもめ(1725)
<24> 頭痛肩こり樋口一葉(1693)
<25> レディ・ベス(1665)
<26> イン・ザ・ハイツ(1637)
<27> 私が黄金を追う理由(1593)
<28> ジャック再び降臨「24」最新シリーズ放送開始(1592)
<29> 木の上の軍隊(1522)
<30> 国民の映画(1517)
<31> 2013前期芥川賞に藤野可織、直木賞に桜木紫乃(1315)
<32> ショーシャンクの空に(1280)
<33> ジャニーズ2020ワールド(1228)
<34> A.B.C座2013 ジャニーズ伝説(1178)
<35> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜=2014(1116)
<36> DREAM BOYS JET(1113)
<37> 「愛の渦」映画化(1087)
<38> 「ピトレスク」の稽古場公開(1085)
<39> 「レディ・ベス」世界初演ついに幕開け(1065)
<40> BACK STAGE(1047)
<41> 金閣寺(1028)
<42> シスター・アクト(990)
<43> レ・ミゼラブル(958)
<44> THE BIG FELLAH(953)
<45> 「天才執事ジーヴス」でウエンツと里見が名コンビに(952)
<46> 半沢直樹(923)
<47> もらとりあむタマ子(918)
<48> ザ・ワーズ 盗まれた人生(875)
<49> Holidays 休暇(862)
<50> ロスト・イン・ヨンカーズ(816)
<51> ミュージカルベストテンの選考投票に参加(804)
<52> ロンサム・ウエスト(787)
<53> 花嫁と父つなぐピアノ、盛岡のCMが話題(785)
<54> クリプトグラム(779)
<55> うかうか三十、ちょろちょろ四十(761)
<56> 奇跡の7人「THE BIG FELLAH」に集う(755)
<57> シレンシオ(695)
<58> アルトナの幽閉者(652)
<59> 筧利夫が世界最新演出版の初回を無事完遂(637)
<60> ネクスト・トゥ・ノーマル(635)
<61> ザ・ビューティフル・ゲーム(624)
<62> 私のダーリン(618)
<63> LOVE CHASE !!(599)
<64> SHOCK1000回達成(591)
<65> つか版・忠臣蔵〜大願成就討ち入り篇〜(589)
<66> 第86回日本アカデミー賞主演女優賞に真木よう子(575)
<67> 天翔ける風に(574)
<68> 愛の渦(572)
<69> 恋と音楽(569)
<70> モンテ・クリスト伯(551)
<71> ストロベリーナイト(549)
<72> 半沢直樹 その2(530)
<73> 第86回日本アカデミー賞主演男優賞に松田龍平(520)
<74> ベネチア金獅子賞に「サクロ・グラ」(513)
<75> 第86回日本アカデミー賞助演女優に真木よう子(498)
<76> 韓国版「家政婦のミタ」はチェ・ジウ主演(494)
<77> 米経済紙が半沢直樹特集、英語で倍返しは?(493)
<78> 第150回芥川賞直木賞候補作決まる(492)
<79> ライクドロシー(477)
<79> エニシング・ゴーズ(477)
<81> 太鼓たたいて笛ふいて(475)
<82> マイ・フェア・レディ(465)
<83> 屋根の上のヴァィオリン弾き(458)
<84> 秋のソナタ(450)
<85> ABC座2014ジャニーズ伝説(439)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<88> 渇いた太陽(436)
<89> 雨と夢のあとに(435)
<90> マンマ・ミーア!(429)
<91> 晩餐(426)
<91> マイケル・ジャクソンの新曲8曲入り新譜発売へ(426)
<93> 声(423)
<94> Tribes(417)
<95> ジェニファー・ローレンスがショートヘアーに(408)
<96> Paco〜パコと魔法の絵本〜from『ガマ王子vsザリガニ魔人』(403)
<97> 名もない祝福として(396)
<98> テンペストを白井晃演出で(395)
<99> ジャニーズ・ワールド(390)
<100> 半沢直樹 その3(383)
<101> 「シェルブールの雨傘」5年ぶり再演へ(378)
<102> 音のいない世界で(375)
<103> テイク・ディス・ワルツ(369)
<104> 組曲虐殺(364)
<104> 春琴(364)
<106> 「レ・ミゼラブル」は6/21発売(361)
<106> 「国民の映画」再演決定(361)
<108> ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(348)
<109> レ・ミゼラブル新演出版(347)
<110> 関数ドミノ(346)
<111> NO MORE 映画泥棒新バージョン(342)
<112> ピアフ(339)
<113> 海辺のカフカ◆archive◆(338)
<114> 007ファッション南青山で公開(334)
<114> 北島三郎、座長公演も最後と表明「引退ではない。歌い続ける」(334)
<116> 野田秀樹の「MIWA」に豪華俳優が集結(331)
<117> ロンドンでマティスの切り紙絵展始まる(330)
<118> ハリウッド白熱教室(322)
<119> リトルマーメイド(320)
<120> ぴんとこな(316)
<121> トガニ 幼き瞳の告発(313)
<122> カンヌバルムドールに「アデルの人生」(309)
<123> 脳男(305)
<124> トニー賞は「キンキーブーツ」(301)
<125> 赤鬼(299)
<126> BRAVE HEARTS 海猿(293)
<127> 「レディ・ベス」開幕前にトークイベント(291)
<128> 「オペラ座の怪人」完結編ついに日本初演へ(290)
<129> 第86回日本アカデミー賞作品賞に「舟を編む」(286)
<130> 取材・執筆した「殺風景」PR記事が掲載されました(281)
<131> ナタリー・ウッド事故死ではない可能性(278)
<131> 第86回日本アカデミー賞監督賞に石井裕也(278)
<133> 「海辺のカフカ」再演決定(277)
<134> 真夏の方程式(273)
<135> ハーベスト(269)
<135> 第21回読売演劇大賞は森新太郎(269)
<137> 4 four(268)
<137> 日の浦姫物語(268)
<139> iSAMU(258)
<140> ウルトラマリンブルー・クリスマス(254)
<140> 「風立ちぬ」公式上映で瀧本美織が存在感を発揮(254)
<142> トニー賞2014Ms作品賞(251)
<142> 進化するミス・サイゴン7月から世界最新演出で日本公演(251)
<144> ワイルド・スピード EURO MISSION(249)
<145> 半沢直樹第2回は21.8%で大台乗り(245)
<146> 小さいおうち(244)
<147> てんぷくトリオのコント(243)
<148> 「スクルージ」開幕、市村正親が意欲(242)
<149> 第67回カンヌ国際映画祭が開幕、長澤まさみも登場(241)
<150> アジア温泉(230)
<151> スター・トレック イントゥ・ダークネス(229)
<152> 「シスター・アクト」に個性派ずらり(226)
<152> 河瀬直美「2つ目の窓」公式上映で12分の鳴り止まぬ拍手(226)
<154> 片鱗(225)
<155> ジョン万次郎の夢(223)
<156> 白い夜の宴(221)
<157> 台湾の超美形ボーカルバンド人気、日本に到達(216)
<157> 野田秀樹の「赤鬼」気鋭の演出家・俳優で上演中(216)
<159> ウィズ〜オズの魔法使い〜(215)
<160> ビトレスクキャスト陣一体感強調(214)
<160> 戦隊ヒロイン「女子ーズ」にときめく5女優集結(214)
<162> GODZILLA ゴジラ(212)
<163> 第151回芥川賞直木賞候補作決まる(211)
<164> マクベス(207)
<164> ムーミン生んだトーベ・ヤンソン生誕100周年迎える(207)
<166> サウンド・オブ・ミュージック(205)
<167> テレ東が「不明者」を大捜索中(202)
<167> 「エッグ」再演決定、初の海外パリ公演も実現(202)
<169> 舟を編む(201)
<170> 蝋燭の灯、太陽の光(199)
<170> アナ雪の「スリラー」ダンス映像が大反響(199)
<172> 満天の桜(196)
<172> レッド・ツェッペリンがリマスター版収録の未発表曲2曲公開(196)
<174> ジェーン・エア=映画(193)
<175> さいあい シェイクスピア・レシピ(188)
<175> トニー賞2014Ms助女賞(188)
<177> ダディ・ロング・レッグス追加公演決定(181)
<178> 図書館戦争(180)
<179> KREVAの音楽劇再演、各界から逸材結集(179)
<180> ザ・フルーツ(178)
<181> 八月の鯨(176)
<182> 魔女の宅急便(173)
<182> 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ミュージカル日本初演へ(173)
<184> G・グローブ賞録画放送(172)
<184> 100回泣くこと(172)
<186> プラチナデータ(170)
<187> テルマエ・ロマエ供168)
<187> 第86回アカデミー賞のノミネート作決まる(168)
<189> オブリビオン(167)
<189> キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(167)
<191> あなたがここにいればよかったのに(166)
<192> ジェーン・エア=舞台(162)
<192> さよならドビュッシー(162)
<194> 華麗なるギャツビー(161)
<194> 藁の楯(161)
<194> ポール・ウォーカー急逝の波紋広がる(161)
<197> 異国の丘(160)
<197> 8月31日〜夏休み最後の日〜(160)
<197> 追悼 大瀧詠一(160)
<197> 安室奈美恵の洗練されたマッシュアップ映像が話題(160)
<201> ホロヴィッツとの対話(159)
<201> ヒトミ(159)
<203> 半沢直樹第6回も29.0%と好調維持(158)
<203> 初音ミクオペラにパリが熱狂(158)
<203> 中古LPからマービン・ゲイのパスポート発見(158)
<206> エッグ(156)
<206> 「ショーシャンクの空に」舞台化決定(156)
<208> J・K・ローリングの新作に34歳のハリー・ポッター登場(155)
<209> サビタ稽古場イベント(154)
<210> 風立ちぬ(151)
<210> 村上春樹、2013年のノーベル文学賞逃す(151)
<210> 追悼 やしきたかじん(151)
<213> 半沢直樹第5回は29.0%と続伸(150)
<214> The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)(146)
<215> さよなら渓谷(145)
<215> WILCO(145)
<217> 新国立劇場2014-15ラインナップ発表(144)
<217> 「メリー・ポピンズ」の裏側描く映画初上映(144)
<219> トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンpart2(143)
<220> 半沢直樹最終回は42.2%とミタ超え、関西は歴代最高(142)
<221> ダチョウ課長の幸福とサバイバル(141)
<222> ベネチア女優賞(140)
<223> 中学生円山(139)
<224> 大事なはなし(138)
<224> 「I'll be back」で大論争(138)
<224> 宮本亜門がドンペリPartyのショー演出(138)
<227> ナミヤ雑貨店の奇蹟(137)
<227> ケイティ・ペリーが着物パフォーマンス(137)
<227> 県庁おもてなし課(137)
<230> カンヌ審査員にキッドマンと河瀬直美ら(135)
<231> 任侠ヘルパー(134)
<231> レディー・ガガ、涙の訳はマネージャーとの決別?(134)
<231> 鬼才ラース・フォン・トリアーの最新作は超過激 !(134)
<234> 客家(133)
<234> その夜の侍(133)
<236> トニー賞2014Ms主女賞(131)
<237> 半沢直樹第3回は22.9%で今年ドラマトップ(130)
<237> DREAM BOYS(130)
<237> 米ゴールデン・グローブ賞ノミネート作決まる(130)
<240> 第39回菊田一夫演劇大賞にレミゼのキャスト&スタッフ(129)
<240> 海峡の光(129)
<242> 悪霊(128)
<243> シェイクスピア生誕450年記念上演始動、ハムレットは北朝鮮にも巡演へ(126)
<244> トニー賞2014MsRV作品賞(125)
<245> ミス・サイゴン(124)
<246> ザ・スーツ(123)
<246> フィリップ・シーモア・ホフマンが急死(123)
<246> 陽だまりの彼女(123)
<246> 共喰い(123)
<246> 「ドラえもん」英語吹き替え版は日米文化研究に興味深いヒント数々(123)
<251> 半沢直樹第4回は27.6%に急伸(122)
<251> ベルリン金熊賞(122)
<251> ミス・サイゴン=2014(122)
<251> 南京錠の橋ポン・デザール一部崩壊(122)
<255> 思い出を売る男(121)
<256> ダディ・ロング・レッグス(120)
<257> ずっと二人で歩いてきた(119)
<257> 横道世之介(119)
<259> 新・幕末純情伝(118)
<260> カウラの班長日記sideA(117)
<261> 無明長夜(116)
<261> ガラパコスパコス(116)
<263> 第86回米アカデミー作品賞に「それでも夜は明ける」(115)
<264> 半沢直樹に幻のラストシーン、DVD&Blu-rayに収録へ(114)
<264> 虚像の礎(114)
<264> 渡辺謙が「王様と私」でブロードウェイデビューへ(114)
<267> 大奥〜永遠〜【右衛門佐・綱吉篇】(112)
<268> 半沢直樹第9回は35.9%とさらに上昇(111)
<268> 地獄でなぜ悪い(111)
<268> トニー賞2014Ms助男賞(111)
<268> ピンク・フロイド10月の20年ぶりのアルバム発売を正式発表(111)
<272> ハムレット(109)
<272> ロックアウト(109)
<274> アカデミー助演女優賞はアン・ハサウェイ(108)
<274> 闇金ウシジマくん(108)
<274> 授業(108)
<274> 東京国際映画祭サクラグランプリは「ウィ・アー・ザ・ベスト!」(108)
<278> トニー賞2014PRV作品賞(107)
<278> トニー賞2014Ms主男賞(107)
<278> リチャード3世の墓と断定(107)
<378> 鍵泥棒のメソッド=舞台版(107)
<282> 半沢直樹第7回は30.0%と壁突破(105)
<282> ソチの脱出ヒーローまたも閉じ込め(105)
<282> 東京タワーはGW特別ライトアップ中(105)
<285> サ・ビ・タ日本版来春再演決定(104)
<285> 米アカデミー賞最注目は9歳の少女(104)
<285> 日本舞台美術家協会が7年ぶり展覧会開催(104)
<288> エンロン◆archive◆(103)
<288> つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(103)
<288> そして父になる(103)
<291> みなさん、さようなら(101)
<292> レミゼ衣装を東京3都市で展示(100)
<293> アルゴ検証番組日本初放送(99)
<294> 「荒野の七人」新吹き替え版放送(97)
<294> 五輪色の東京タワーを月も見に来た?(97)
<296> キングコングの巨大ロボ公開(96)
<296> 手のひらの砂漠(96)
<296> 第151回芥川賞は柴崎氏、直木賞は黒川氏(96)
<299> 釣りバカ全作品をWOWOWが一挙放送へ(95)
<299> アナと雪の女王(95)
<301> ラ・マンチャの男(94)
<302> ジャニス・ジョプリンがハリウッドの殿堂入り(93)
<302> 初めてなのに知っていた(93)
<304> るろうに剣心(92)
<304> THEMANZAI2013優勝はウーマンラッシュアワー(92)
<304> トニー賞2014P主男賞(92)
<304> ピンク・フロイドが10月に20年ぶりのアルバム発売か(92)
<308> ベネチア最終盤情勢(91)
<308> 獣の柱まとめ*図書館的人生<下巻>(91)
<308> 第86回米アカデミー賞総まくり(91)
<308> SONG&DANCE60感謝の花束(91)
<312> 夢売るふたり(90)
<312> アカデミー主演女優賞はジェニファー・ローレンス(90)
<312> 建てましにつぐ建てましポルカ(90)
<312> 半沢直樹DVD&Blu-ray発売は12/26(90)
<312> 赤塚不二夫のココロ展〜2015年は生誕80周年なのだ!〜(90)
<312> 地下室の手記(90)
<312> 昭和レストレイション(90)
<312> チェ・ジウとクォン・サンウ、11年ぶり共演ドラマ「誘惑」スタート(90)
<320> 撫で撫で(89)
<321> 僕等がいた(89)
<322> 集金旅行(88)
<323> リトルマエストラ(88)
<323> ワイルド・スピード第7作の製作休止へ(88)
<323> ベルリン女優賞に黒木華(88)
<323> カンヌ女優賞はジュリアン・ムーア(88)
<323> 東京タワーがサムライブルーに(88)
<323> ワイルド・スピード第7作撮影再開、急死のポール部分は実弟2人で補充(88)
<329> 日本記者クラブ個人D会員になりました(87)
<329> インポッシブル(87)
<331> 鍵泥棒のメソッド=映画版(86)
<331> ルビー・スパークス(86)
<333> トニー賞2014P作品賞(85)
<334> 其礼成心中(84)
<334> キャロリング(84)
<336> ヘルタースケルター(83)
<336> 魔女とたまごとお月様(83)
<337> 第20回全米映画俳優組合賞はアメリカン・ハッスル(81)
<338> 「スター・ウォーズ」6作を一挙放送へ(80)
<339> カンヌグランプリにコーエン兄弟(79)
<339> 日本アカデミー賞作品賞は桐島、(79)
<339> メモリーズ・コーナー(79)
<339> 凶悪(79)
<339> 自動改札やスマホで光るネイル発売へ(79)
<344> 半沢直樹第8回は32.9%とさらに上積み(77)
<344> 第67回カンヌ国際映画祭まもなく開幕(77)
<346> 来訪者(76)
<346> AKB48総選挙2014渡辺麻友が初の1位指原は2位に陥落柏木3位(76)
<348> カンヌ監督賞にアマト・エスカランテ(74)
<348> ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン(74)
<348> ベネチア銀獅子賞(74)
<348> 未成年モデル保護法案が米上下院通過(74)
<348> ツナグ(74)
<348> 最も稼いだ女優はアンジョリーナ・ジョリー(74)
<348> 東京震度5弱、都心は無事です(74)
<348> ユーミンの音楽×演劇コラボ、第2弾は比嘉愛未とW主演(74)
<356> ヴィンセント・ギャロが日本映画に出演(73)
<356> 暗いところからやってくる(73)
<358> カンヌ男優賞にブルース・ティーン(72)
<358> 世界の名刑事が大集結(72)
<358> 新しい靴を買わなくちゃ(72)
<358> キャプテン・フィリップス(72)
<358> 三鷹で昭和の名優作品続々上映(72)
<363> スター・ウォーズ最新作にハン、ルーク、レイアの3俳優出演決定(71)
<364> 最強のふたり(70)
<364> 大島優子が紅白でAKB48卒業宣言(70)
<364> 傷心のミック、復活待つ世界(70)
<364> 錬金術師(70)
<364> 当ブログのFBページいいね2000件達成(70)
<369> プロメテウス(69)
<370> スターウォーズ新シリーズ公開は再来年12/18(68)
<370> ポール・ウォーカーが事故死(68)
<370> トニー賞2014P主女賞(68)
<373> トム・ハンクスの陪審員まさかの強制終了(67)
<373> 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(67)
<375> ロバート・プラントがツェッペリン再結成を完全否定(66)
<375> 無欲の人(66)
<375> 宇宙兄弟(66)
<378> アカデミー作品賞はアルゴ(65)
<378> ライフスタイル体操第一(65)
<380> ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(64)
<380> 「風と共に去りぬ」の続編について作者が手紙で返答していた(64)
<382> 臨場 劇場版(63)
<382> カンヌ最終盤情勢(63)
<382> ウィリアム・シェイクスピア(63)
<382> 多彩に変化する東京の空(63)
<382> マイティ・ソー、10月から性別を変更へ(63)
<387> ジェーン・エアその2(62)
<387> ヤバレー、虫の息だぜ(62)
<387> 東京家族(62)
<387> ポール・マッカートニー5月に再来日屋外ライブ(62)
<387> 三鷹市芸術文化センター星のホール(62)
<392> アカデミー主演男優にマシュー・マコノヒー(61)
<392> ブルージャスミン(61)
<392> 「アメリカントップ40」の名DJケーシー・ケイサムが死去(61)
<395> モンスターズクラブ(60)
<395> ダークナイト・ライジング(60)
<395> カンヌ女優賞にベレニス・ベジョ(60)
<398> バイトショウ(59)
<398> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜(59)
<400> アウトレイジビヨンド(58)
<400> タランティーノ脚本流出に怒り次回作中止?(58)
<400> 第150回直木賞に朝井と姫野、芥川賞に小山田(58)
<400> トニー賞2014P助男賞(58)
<404> 黄金を抱いて翔べ(57)
<404> ベネチア審査員大賞(57)
<404> ロンドンの劇場で天井崩落(57)
<404> マン・オブ・スティール(57)
<404> カンヌ2014審査委員長はジェーン・カンピオン監督(57)
<404> ハリソン・フォード宇宙に帰還(57)
<409> 潜水艇ボンドカー、8600万円で落札(56)
<409> ストーンズが豪NZツアー無期限延期(56)
<411> ザ・マスター(55)
<411> 世界にひとつのプレイブック(55)
<411> 「B・ジョーンズの日記」最新小説は恋するシングル・マザー(55)
<411> 学士会館(55)
<411> ビートルズの公式ドキュメンタリーを44年ぶりに制作へ(55)
<416> Gグローブ賞作品賞(54)
<417> のぼうの城(53)
<417> 芸劇リニューアル(53)
<417> セックス・ピストルズの心暖まるX'mas映像放送へ(53)
<420> モンティ・パイソン再結成へ(52)
<420> 三人姉妹(52)
<420> I’M FLASH !(52)
<420> カルティエのX'masアニメ公開(52)
<424> グッモーエビアン!(51)
<424> 日本レコード大賞はEXILE(51)
<424> アカデミー主演女優賞にケイト・ブランシェット(51)
<427> リンカーン(50)
<427> Gグローブ主演女優賞(50)
<427> プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ(50)
記事検索
レ・ミゼラブル特設コーナー
★Blu-rayコレクターズBOX=amazonページ


★公式記録集「レ・ミゼラブル--舞台から映画へ」大型本
★大ヒットドラマ「半沢直樹」12/26発売!★
★DVD ★Blu-ray
あまちゃん特設コ-ナ-
★「あまちゃん 完全版」Blu-ray BOX-1


★「あまちゃん 完全版」Blu-ray BOX-2


★「あまちゃん 完全版」Blu-ray BOX-3
映画系DVD or Blu-ray
舞台系DVD or Blu-ray
楽天ショップへ
人気作品ランキング
参加中のブログ
J-CASTニュース
ninjatools tag