2012年09月

2012年09月30日

【舞台】 ファンファーレ(2012)

 音楽劇は一種のはやりで、最近よく目にするようになってきたが、「これってミュージカルじゃないの?」と思うほど役の心情を高らかに歌い上げるものや、バンドが常に舞台の下手にいて演劇を盛り上げる助けをしているものなど、ひとつとして同じ種類のものはない。明確な定義はないのが正直なところだが、9月から11月にかけて、東京、三重、高知、水戸で上演の舞台「ファンファーレ」は、その豊かな演劇性と求心力のあるダンス、せりふから仕草に至るまで確かに宿る音楽性などが見事に相まって、日本で初めて生まれた本当の意味での音楽劇と言えるのではないだろうか。

 それは、演劇、ダンス、音楽、それぞれを手掛ける柴幸男(劇団「ままごと」主宰の劇作家・演出家)、白神ももこ(ダンスパフォーマンスグループ「モモンガ・コンプレックス」主宰)、三浦康嗣(音楽ユニット「口ロロ=クチロロ」主宰)という3人のスペシャリストの相性が抜群だからである。既にこの3人は、演劇面を担当する柴が岸田国士演劇賞を受賞した舞台「わが星」でタッグを組み、最高のパフォーマンスを創りあげた実績を持っている。柴は日本語ラップやループなどで音楽性を持たせることで、せりふを演劇から解放し、白神は波打つようにふわっとした動きとユニークなバランスの群舞などで舞台に優しさをあふれさせ、三浦はそれからを歌や音楽でひとつのまゆにくるむような空気感を劇場に与え、家族の関係や友情から宇宙の星々までをなんの壁もなく連関させる傑作「わが星」に結実させた。そのタッグが再び名作を生もうとしているのだ。

  「ファンファーレ」の世界は現実のようでいて、すこし現実から浮き上がったところにあるようなファンタジックな世界。ファーレという女の子が、まだ会ったことのない両親に会うため、「うたうたい」になろうと旅に出る物語。仲間とともに劇場の裏に住みながら、時々「音」を盗んでは町奉行の「人生」に追いかけられる毎日。そんなころ、有名な作曲家「アロンアロハ」が主催するオーディションを受けるチャンスが回ってきた。
 ファーレの成長を追いながら、音楽への賛歌が歌い上げられる。

 演劇としてのドラマの進行は緩やかで、ファーレや登場人物たちの感情がダンスや歌のパフォーマンスによって表現される。プロローグをはじめ、いたるところに挟み込まれる言葉遊びのような歌は物語に魅力的なリズムを与える。劇中の言葉を借りれば、この音楽にあふれた物語は、「てんでバラバラでデタラメな世界」をドレミファソラシドの音とリズムでもう一度構築し直そうとする試みなのかもしれない。

 生バンドによる演奏はジャズ、ロック、ラテン、J-pop、ポップスなどとジャンルフリーで、きら星のようにカラフルな光を放つ。異質と思われそうな小鼓の音も自然に融け合い、劇場空間は祝祭的な高揚感に包まれるのである。
 キャスト全員の個性が生きる演出は柴ら3人の工夫のたまもの。成長していくごとに名児耶ゆり、初夏、坂本美雨が演じ分けたファーレをはじめ、俳優陣の美しい歌声と、ピュアな麗しさにあふれるメロディーは何度も聞きたくなるほどの完成度。へたなライブに行くなら、この舞台に足を運んだ方が得るものは大きいだろう。


andyhouse777 at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★舞台 | ----小劇場

2012年09月29日

【舞台】 ライフスタイル体操第一(2012)

 ひとつひとつのシーンは何気ないシーンなのに、見終わった後はおびただしい人生が渦のように立ち上がってきて、圧倒されてしまう。そんな演劇力の強さをあらためて感じさせてくれたのは、注目の若手演劇人、ノゾエ征爾率いる「劇団はえぎわ」の最新舞台「ライフスタイル体操第一」である。

 10年以上の実績を持つ「はえぎわ」。昨年上演した「○○トアル風景」でノゾエが岸田国士戯曲賞を受賞して世間から大きな注目を浴びていることもあって、客席には従来のファンだけではなく幅広い年齢層の演劇ファンが集まった。

タイトルも内容も、いつも人を食ったようなノゾエ。たいていこちらの新作に対する先入観を気持ちよく裏切ってくれるのだが、ここ最近は登場人物たちにそこはかとないペーソスが感じられるようになってきた。今回はおなじみのメンバーや同世代の演劇仲間に加えて、相当数のシニア俳優をオーディションで選ぶと聞いて、さらなる味わいが予想された。

 舞台装置は、家らしき構造物と、壁や床に描かれた道路らしき道。考えてみればあまりにも象徴的だ。その周りで、死期が近いと思っている男や薄汚れた礼服を着た愉快な男、けんかし続ける男女、疲れ切ったスーパーマーケットの店長、定食屋を切り盛りする女と手伝わない弟など、「うまくいかない」人々の姿が活写されていく。
 一方で妻の幻を追う男性や、夫との思い出につながるバイクを押して歩き続ける女性など、人生の大先輩の過去からつながる長くて切ない道筋を透けさせる。

 人生のスケッチのようなシーンが入れ替わり立ち替わり演じられていくうち、それぞれの人生は交錯し、反応し合う。
 しかし決して、人生は辛いものだとか、いろいろあるけど幸せなものだとか、勝手な誘導はしない。混沌を力にして、かき混ぜて、やがて高揚していくような不思議な磁力が感じられる舞台だ。

 音楽を聴けばだれもが自然と体が動きだすラジオ体操泰一のように、当たり前のように毎日していることをイチから疑ってみる、その上で見えてきた違和感を深く掘り下げてみる。それがタイトルの意味合いなのだが、ノゾエが発想の出発点から到着点に向かうのに用いた飛翔力のすごさにあらためて驚かされる。

 シンプルな舞台装置のさばきぶり、音楽の色合いの付け方など、演出面でも一段の成長が感じられた作品。上演を重ねて、シニアと若手の融合と対立のリズムが洗練されていけば、多くの人々に受け入れられる舞台になるだろう。


andyhouse777 at 23:34|PermalinkComments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★舞台 | ----小劇場

2012年09月28日

【映画】 生きてるものはいないのか(2012)

 ひとつの作品を戯曲、舞台、映画と味わってみると、目や耳に飛び込んでくる情報がそれぞれ違って、ある種立体的な視線が生まれ、極めて興味深い。劇作家・演出家で劇団「五反田団」を主宰する前田司郎が、演劇の芥川賞と言われる岸田国士戯曲賞を受賞した「生きてるものはいないのか」は待望の映画化によって、不条理さえも超越した新しい世界観を獲得したと言えそうだ。

 ストーリーは一見シンプル。ある大学のキャンパスで次々と学生らが死んでいくのだ。原因は不明。しかしその日は、電車の運転手が突然意識を失って、大きな鉄道事故になるなど不穏な空気があたりを支配していた。そして誰も助けに来ない。休憩スペースや大学病院内、喫茶店など学内のさまざまな場所で繰り広げられる人間模様を突然、死が切り裂く。

 舞台版は、内容もシュールながら、登場してくる俳優が次々と舞台に倒れ込んで死んだ演技をし、そのままとどまって、最後は舞台上に「死体」が累々、誰も動かなくなるという、演劇の常識さえ覆した演出に度肝を抜かれたものだ。それが映画、つまり実写映像になると聞いて、実は少し不安があった。舞台ならば、観客の想像力によって空間のすき間は埋めてくれるし、どれだけ非現実的な設定も飲み込んでくれるが、映像ではすべてがリアルでないと単なるスカスカのお芝居になってしまうのではないかと思えたのだ。
 それに、リアルにしようにも、原因不明の「病気」で次々と人が死んでいくという物語であって、しかも血が出るわけでも泡を吹くわけでもない、さまざまなのたうち回り方でたくさんの人が死んでいくわけで、死に方のバラエティーで見せる物語である。果たして観客がついてこれるのか、そして映像として成立するのか、心配だった。

 ところが、映像は学内で同時進行していく「死」に説得力を持たせ、乾いた雰囲気の中に、じわしわと締め付けるような恐怖を広げていくことに成功している。あまりにも不条理な死に直面して悲しみさえ表現できない人々はとても滑稽に映るが、笑っているのに声が出ないような複雑な感情に支配された。日常の若者言葉でさりげないようでいて哲学的な意味を内包する前田のせりふの数々は、むしろ表面は淡々と、そして心の深いところへは切々と響いていく。

 監督は、1980年にあの伝説的映画「狂い咲きサンダーロード」を撮った石井聰亙。石井岳龍と名を変えてのメガホン。パンキッシュでアナーキーな持ち味は、前田のシュールと見事に呼応し合っている。

 そして付け加えるならば、この映画の重要性は、数々の注目俳優陣である、と後に言われるだろう。
主演は園子温監督の問題作「ヒミズ」で、ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を受賞した染谷将太。そしてカンヌ国際映画祭で絶賛された日本が舞台のキアロスタミ監督作品「ライク・サムワン・イン・ラブ」に出演した高梨臨。蜷川幸雄の演出舞台「コースト・オブ・ユートピア」にも出演した高橋真唯。映画初出演のモデル、青木英李。ナイロン100℃の白石甘日。これら将来有望な注目俳優に加えて、村上淳、渋川清彦、芹澤興人ら映画マニアにはたまらないカルト俳優を脇に配しており、スキのないキャスティングは究極の群像劇に絶妙なテーストを与えている。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
生きてるものはいないのか

<主 演> 染谷将太
<共 演> 高梨臨、高橋真唯、青木英李、
白石甘日、村上淳、渋川清彦、芹澤興人
<監 督> 石井岳龍
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


andyhouse777 at 03:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----邦画

2012年09月27日

【映画】 わが母の記(2012)

 なんなんだろう、この清々しい気持ちは。井上靖の自伝的小説を映画化した「わが母の記」。大きな事件が起こるわけでもなく、感動的なハッピーエンドが待っているわけでもない。ましてや、これは今でいう認知症が進行し始めた井上の母・八重の晩年をめぐる物語であって、ポジティブな展開が繰り広げられるわけではないのにである。
 それでも、澄んだ朝に遠い景色を眺めているように、すべてのことが清らかに見えてくるのである。それはまるで、記憶という世界の中ではすべてが平等に扱われるのと似ている。


 この映画の成功の要因は2つある。
一つは、あくまで「家族」の映画に徹したことだ。記憶が薄れていく八重の病状や、深刻な介護の問題を中心軸に据えることもできたはずだが、原田眞人監督は、井上靖らしき小説家伊上洪作を中心とした一家の姿を生き生きと描き出すことに徹している。井上自身も、自伝的とはいえ、小説という普遍的な物語にするために、そのことに腐心したことがうかがえるが、原田監督は、八重が時折起こす事件やハプニングも、日々起きる家族の出来事の一つとして描いていて、そこにはまさしく家族の生活がある。
三人の娘たちのそれぞれの生き方、妻や妹、書生や家政婦も含めた大きな意味での家族のさまざまな感情や出来事が交錯し、伊上家の中に多彩なプリズムを描き出す。むしろ淡々とした筆致の中に、深い感動が生まれるのである。さりげなくても、みんなしなやかに強くて、前向きで明るいのだ。

 二つ目の成功要因は、原田監督をはじめとしたスタッフが、この家族たちの「空気」を写し取ったことにある。
 かつて取材したことのある、ある映画関係者が、撮影スタッフにさかんに「映画とは空気だ」と言っていたことを思い出す。役者の演技はもちろん大事だが、その場の空気感を映画のフィルムの中に閉じ込めることが、映画ではなにより大切なのである。
 「わが母の記」では、一家の人々を包む空気がそのまま感じられる。それは本物の井上靖の自宅を使って撮影されたことも影響しているだろうし、軽井沢の移りゆく四季の表情を効果的に使った映像も影響しているだろう。

 派手な作品ではないのに、俳優陣は超豪華だ。洪作には日本を代表する俳優、役所広司、その娘琴子には若手ナンバーワン演技派の宮崎あおい、母八重には女優界の至宝、樹木希林を配している。南果歩、キムラ緑子ら舞台でも活躍する実力派をはじめ、菊池亜希子、三浦貴大ら若手の注目株も着実な演技で支えている。名優三國連太郎も意外なところに登場しているので、目を凝らしてほしい。

 そして、この映画のもう一つの見どころは「昭和」である。特に中学生から大人の女性に至るまでを演じる宮崎あおいの服装の変化にも要注意。昭和の服装をこれだけ着こなせるのは女優としての実力のうちか。あの頃の家や乗り物、レジャーに至るまで、昭和の空気が映画全編をさわやかに包んでいる。

 冒頭から、唯一物語らしいテーマとして展開していくのは、幼少時のある体験から「母(八重)に捨てられた」と思っている洪作の気持ち。認知症が進むにつれて、母を恨む気持ちが薄れていくことに戸惑う洪作。親子とはなんであるかを深く考えさせられる二人の気持ちのずれだが、映画は最後にきちんと答えを用意してくれている。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
わが母の記

<主 演> 役所広司
<共 演> 樹木希林、宮崎あおい、南果歩、ミムラ
        キムラ緑子、菊池亜希子、三浦貴大
<監 督> 原田眞人
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



andyhouse777 at 02:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----邦画

2012年09月24日

【映画】 エアフォース・ワン(1997)

 昔さんざん観たはずなのに、10年以上経って観返してみると、新しい発見がずいぶんたくさんあるものだ。そして、当時はただのエンターテインメント作品だと思っていたものが、実は相当細かい部分まで考え尽くして作られていたことが分かるとなんだかうれしくなってくる。ハリソン・フォードの代表作のひとつ「エアフォース・ワン」はまさにそんな一品。脂肪たっぷりのハリウッド映画と思って観ていたらとんでもないことになる。観始めたら、席を立つことは難しくなるだろう。


 搭乗していた米大統領専用機エアフォース・ワンが乗っ取られ、人質になった妻子や部下、乗員たちを救うため、一人立ち向かう大統領という設定を聞かされると「空のダイ・ハード?」と突っ込みたくなるが、たとえそれが当たっていても、そんな批判がばからしくなってくるぐらい、多層的な魅力を持った作品なのである。

 まず、犯人たちの暴挙やアクシデントで機体の航行が危うくなってくるあたりは、まさに航空パニック映画のおもむき。お約束のように、操縦技術のない人が操縦する羽目になる。空中給油や同時飛行救出の実際も見せてくれるなど実践的である。
 それは、大統領職や副大統領職の仕組みと役割をしっかりと教えてくれるところにも表れている。しかも、大統領が職務不能に陥った場合のシミュレーションとしても一級品である。エアフォース・ワンが撃墜され、乗っていた大統領が瀕死の重傷を負った場合のシミュレーションをして見せた人気ドラマ「24」と並ぶ、傑作シミュレーションである。

 重要なのはこの映画で描かれるテロが、製作された1997年時点で考えれば、新しい時代のテロを感じさせる点である。1990年代以降増えたポスト冷戦型のテロ。つまり米ソが共同でテロリストや独裁者に立ち向かい、それに対抗しようとテロを計画した犯人という構図が採用されているのだ。世界征服を公言するような夢想的犯人ではなく、信念に基づいた手の付けられないタイプの犯人たちだ。そしてその犯人たちが持つ冷酷さは、2001年の9.11米中枢テロでの「一線を超えた無慈悲さ」を連想させる。ハリウッド映画では絶対に殺されないはずの「誰からも好かれる素敵な女性」も惨殺される。予定調和を期待していた観客はここで完全に裏切られる。
 「レオン」などで名悪役を演じたゲイリー・オールドマン、テロリストのリーダーとしてさすがの演技である。

 ウィキペディアの記述を見ていると、この映画がいかに「分かっているか」が分かる。そんな徹底した取材と研究のたまものが「エアフォース・ワン」。劇中ではベトナム戦争での救出ヘリのパイロットとして活躍した英雄として描かれているハリソン・フォードが、さらにハン・ソロ、インディ・ジョーンズ、ジョン・ブックというこれまで演じてきた有能なスーパーキャラクターのイメージをまとって大活躍する様は、観ていてスカッとする。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
エアフォース・ワン


<主 演> ハリソン・フォード
<共 演> ゲイリー・オールドマン、グレン・クロース
<監 督> ウォルフガング・ペーターゼン
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


andyhouse777 at 02:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----洋画

2012年09月22日

【映画】 マリリン 7日間の恋(2011)

ある意味、女優の中の女優とも言えるマリリン・モンローが、無名の若者と心を通わせ合った1週間を描く、と聞くと、ちょっと狙いすぎのような気もしてくる。しかし、この「マリリン 7日間の恋」は、「ちょっと素敵な秘話」といった上辺の興味だけではないさまざまな視点で映画ファンを引きつける作品なのである。




 舞台は、モンローがローレンス・オリヴィエと共演した映画「王子と踊子」の撮影のために訪れた英国。ホームグラウンドの米国を離れ心細い上に、英国の俳優たちともテンポが合わない。精神的に追い込まれたモンローが、映画の助監督だった純朴な映画青年と疑似恋愛に落ちる物語だ。

 助監督の著作が元になっていて、視点は助監督側からなので、天下のセクシー女優が目の前で誘うような態度をとってきたら、自分ならどうするかというシミュレーションのようでもある。モンローにとっては地獄のようだった撮影現場に、ふと見つけた癒やしの空間がこの助監督という存在だったわけで、純粋な恋ではなかったかもしれない。それでも二人は確実にある瞬間、互いを求め合ったことは間違いなく、とても微妙な7日間を過ごした。映画はそのことをとてもうまく描いていて、変な決めつけをしていないところに好感が持てる。

 「王子と踊子」はマリリン・モンローにとって、とても微妙な時期に撮影された作品である。セクシー路線で一世を風靡したものの、演技そのものに興味が向いていたモンローは、1955年ごろからジェームス・ディーンやマーロン・ブランドを輩出したことで知られるアクターズスタジオに自ら通い始めた。
 こうした向上心がわき上がる一方で、56年の作家アーサー・ミラーとの結婚後、徐々に精神が不安定になっていき、薬物にも頼るようになっていた。57年に撮影された「王子と踊子」はまさにこの時期。「マリリン 7日間の恋」は向上心と精神の不安定が入り混じるモンローがそのまま写し込まれている映画なのである。

 そして、ここは演技論の衝突現場でもあった。アクターズスタジオが採用していたスタニスラフスキーシステムをもとにしたメソッド演技法は、役を研究し尽くした上で極めて自然な表現を導き出す演技法だが、独自の演技論と長い伝統を持つ英国演劇界は、アクターズスタジオがどれだけの名声を得ようと、容易には認めようとはしなかった。ローレンス・オリヴィエはまさにその急先鋒であった。
 つまりこの「王子と踊子」は、ニューヨークとロンドンの演技論が全面的にぶつかった作品なのである。「マリリン 7日間の恋」にも、英国側が公然とスタニスラフスキーシステムやメソッド演技法を批判する様子が描かれている。
 映画論、演劇論、演技論、俳優論、どの分野から言っても、実に興味を引く作品になっており、そのことをちゃんと意識した造りになっている。

 もちろん、この映画の価値を高めている要素はそのことだけではない。これまで幾多の女優が演じてきたものの、一人として高い評価が得られていないマリリン・モンローという難役を熱演したミシェル・ウィリアムズにも賞賛は向けられるべきだろう。
 セックスシンボルとしてのモンローを徹底研究し、メイクから仕草まで申し分のないそっくりぶりも見事だが、ミシェルがすごいのは、1957年、英国、その日その場所にモンローがいたという存在感を強烈に印象づけているところである。スクリーンを通してではなく、目の前にいるマリリン。多くの悩みを抱え、それでも前を向こうとした彼女をリアルなひとりの人間として演じ出した力量に拍手を送りたいのだ。

 「ブロークバック・マウンテン」での好演、「脳内ニューヨーク」や「シャッター・アイランド」など話題作での印象的な演技。「マリリン 7日間の恋」へと続いた大きな流れは実に確かなものに見える。次回作が常に気になる女優になったと言えるだろう。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
マリリン 7日間の恋
<主  演> ミシェル・ウィリアムズ
<共  演> ケネス・ブラナー
<監  督> サイモン・カーティス

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

andyhouse777 at 03:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----洋画

2012年09月19日

【舞台】 ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(2012)

解体と再構築。ストーリーや出来事をいったんバラバラにした上で、絶妙なバランスで組み立てていく。その手法は、劇作家・演出家の藤田貴大によって用いられると、まるでひとつひとつのピースが藤田の手によって操られているような鮮やかさを放つ。
 自身が率いる劇団「マームとジプシー」の新作舞台「ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト」では近年磨きをかけてきたそうした手法を、より高いレベルに上げていることが分かる。2012年、舞台「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」で第56回の岸田国士戯曲賞を受賞した気鋭の作家、藤田の面目躍如たる作品である。

 今回の新作もなんとも意味深なタイトルだが、道路建設のために実家の古い家屋が取り壊される日の物語をダイジェストで綴っている作品だと知れば、実にシンプルなタイトルであることが分かる。
 男1人と女2人のきょうだいがそれぞれその日のことを自分の視点でしゃべり始める。それぞれの記憶によって実家の解体という事実が立体的に組み立てられていくのだが、実家の近所の友人、通りがかりの近所の人、解体業者まで加わって吐露されるその日の記憶は各人のさまざまな感情によって彩られており、息苦しいほど生々しい事実として立ち上がってくる。

 藤田の書くせりふには不思議なリズムがある。それがリフレインやずらしなどさまざまな手法によってさらに複雑なリズムを刻み出す。渦を巻く記憶の海はやがて、実家にまつわる過去の記憶まで引きずり出し、過去と今という異なった時空はひとつのたかまりとなって劇場を覆う。家が破壊される悲鳴にも似た破砕音、長く刻まれてきた家のきしみの重なり、染みついた家族の思い出。あの日の茶の間の笑い声。なぜかもの悲しく響くそれらのものは、見る者すべての心に共鳴して、また別の音色を作り出す。端正に切り分けられたはずのイメージのピースが、共鳴し合いながら、すべてが融け合っていくようなダイナミズムを感じさせる。

 観客は中盤にさしかかるころには、もうこの不思議なリズムから逃れられなくなっている。回転と軽い跳躍を基本とする、舞うような独特の音楽的身体表現もそれに一役買っている。せりふも単なる言葉ではなく、リズムやサウンドとして、物語全体に響いているのだ。
 開演前、舞台横で出演俳優が繰り返していた準備運動はなんとも入念すぎるような気がしていたが、作品を見終えて納得がいった。柔軟な筋肉なくして彼らの演劇はあり得ないのだ。


andyhouse777 at 00:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★舞台 | ----小劇場

2012年09月15日

【舞台】 ダディ・ロング・レッグズ〜足ながおじさん より(2012)

 子どものころに味わった物語はいまでもよく覚えているが、大人になって、そのディティールをあらためて知ると、目を見開かされることがある。東宝がシアタークリエで上演のミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ〜足ながおじさん より」は、まさにそんな作品。日本では「足ながおじさん」としてあまりにも有名なこの作品が、実に多くのウィットに富んだせりふと、哲学的な思索に満ちた世界観を持つ物語であったかを思い知らせてくれるのである。
 とはいっても東宝がわざわざ「ミュージカル・ロマンス」と銘打っているように、孤児院の女の子ジルーシャと謎の援助者ジャーヴィスとのほのかな恋心がベースになっているとてもロマンチックなミュージカルである。

 孤児院の評議員で上流階級のジャーヴィスが、文才を認めたジルーシャを小説家にするために学費をすべて援助するという特別な申し出をするところから始まる。彼は正体を隠していたが、孤児院で見掛けた姿からジルーシャは、彼に「ダディ・ロング・レッグズ(足の長いおじさん)」というあだ名を付けて交流を続ける。やがてすべてを打ち明けられるような相手になったが、ジルーシャはジャーヴィスのことを年寄りだと思いこんでいたため、ロマンスには発展しない。しかしお互いかけがえのない存在になっていて、そこらあたりのもどかしさは大人向けの微妙さである。

 ミュージカル化を手掛けた演出家のジョン・ケアードは「レ・ミゼラブル」や「キャンディード」「ジェーン・エア」の演出家としてあまりにも有名だ。ミュージカル化という妻の提案を受け入れたケアードは、この有名な小説をなんと二人芝居として脚本を書き上げた。ここがこの作品を成功に導いた最初のポイントだろう。
 基本的には二人の手紙のやり取りで進行する物語だけに、その形式はぴたりとはまった。そしてひとつのセットを二つの場所のように見せる手法も秀逸。時には二つの空間を絡ませたり、互いの仕草を同調させてみたりと、アイデアが満載だった。
 ケアードは日本の手紙形式小説の最高傑作である宮本輝の「錦繍」を舞台化した経験を持つが、この形式こそケアードが得意とするところであったのである。

 自分の気持ちに気付いているのに知らんふりをするジャーヴィスの素直じゃないところを井上はうまく出している。「ミュージカル界の貴公子」的なイメージだった井上芳雄が、井上ひさしの最後の新作「組曲虐殺」で主役の小林多喜二を演じて演技のステージを一段も二段も上げたことで、それ以降彼が演じる役柄には人間的な厚みが増した。ジャーヴィス役は良い時期に回ってきたと言えるだろう。
 ジルーシャの魅力的なインテリジェンスを巧みに表現した坂本真綾。既に子役時代からの長いキャリアを持ち、人気声優としても活躍しているが、舞台俳優としてのポテンシャルの豊富さに驚かされる。高い歌唱力を考えれば、井上とはベストマッチだ。

 終盤にかけて、互いの気持ちをぶつけられない二人が本当にもどかしい。このあたりは既に子ども向けの小説というイメージを完全に突き破り、大人のテーストである。上流階級の欺瞞や孤児院の現実も巧みに織り込まれた物語は、当時の米国社会の記録としても一級品である。

 さらに、うれしいことに、井上芳雄の「組曲虐殺」、ケアードの「ジェーン・エア」がいずれもこの秋に再演される。今作につながる二つの作品にも酔ってみたい。

andyhouse777 at 00:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★舞台 | ----ミュージカル

2012年09月11日

【映画】 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012)

 ついにこの日が来たのだ。作品は永遠に残るとしても、新作は見られない日々が来るのだ。そうすると、シリーズを最初から見返すしか方法はなくなる。制作中止が決定したドラマ「24」は、既にその段階に入っていて、シーズン1の3回目の見返し作業に突入している。いずれにせよ、それは悲しい作業である。大人気シリーズ終了を告げる映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」が封切られたばかりだというのに、もうそんな悲しい作業がまもなく始まるのではないかと思えて、心の中は涙でいっぱいになってくるのだ。

 多くのファンのそんな思い。キャスト、制作スタッフは十分に感じているはずだが、あえてそんな感傷的な完結編にはせず、「人生はきのうから今日に至り、そして明日へと続いていく」といったような乾いた達観とともに、実にさわやかに締めくくってくれているのだ。これまであまたの人気シリーズ完結編を見てきたが、回想シーンや思い出の名場面を盛り込みすぎて、醜悪な作品に成り下がってしまった作品も少なくなかった。しかしこの「踊る」のファイナルは、過去よりも未來に比重があって、ファンにも一定の理解をしてもらえる作品だと思う。

 なにより、肩の力が抜けている。
 それは7年の時を経て制作された前作の「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ」が、急逝したいかりや長介へのオマージュや、踊るファンへのお約束連発に力を入れるあまり、作品としては息苦しいものになっていたからだ。もちろん、コミカルなシーンはたくさんあって十分に笑える作品ではあったのだが、肩の力が入りすぎていた。
 その「力」は、いかりやの死によって存続さえ危ぶまれたシリーズを、もう一度立ち上げるためにどうしても必要だったに違いないことは理解できる。しかしキャストもスタッフも変な緊張感があって、作品に妙なこわばりを感じたのだ。なんとか踊るファンをつなぎ止めなくてはいけないという危機感も嫌というほど感じた。犯罪の描き方も、新時代の犯罪を意識させることに腐心しすぎていたように感じた。
 そしてすべてから解き放たれた今作「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」。最近の映画に多いテロリズムに安易に流れず、「正義」という「踊る」シリーズの原点に立ち返って、繊細な人間関係の中でドラマを構築していたことには好感が持てた。
 カタルシスを感じさせてくれる展開まで、少々時間がかかり、フラストレーションがたまるが、「踊る」はスペクタル映画でもアクション巨編でもない。犯罪にさらされることで浮かび上がる日本警察という組織と個人のドラマであるのだから、問題ない。

 思えば1997年1月に始まった最初のドラマ版「踊る大捜査線」は、それまでの刑事ドラマが陥っていたパターン化の地獄の中から、軽やかな足取りで抜け出してみせた画期的な作品だった。警視庁を「本店」と呼び、管内で殺人事件が起きても何一つ仕切れない所轄署の姿をリアルに描き出し、警察用語もできるだけ、実際に現場で交わされる言葉に忠実に直していた。サラリーマン上がりの青島(織田裕二)を主人公にすることで、よりそうしたシチュエーションが鮮明になった。
 当時キャストやスタッフにはなにがなんでも大ヒットしなくてはならないというプレッシャーはなかったとする説もネットでは流されているが、そうだろうか。
 ラブストーリーのような王道のドラマではないから、確かに実験的作品としての猶予は与えられていただろうが、むしろ新しいドラマのジャンルを作り出したいという意欲にみんなが燃えていたのだ。制作発表の日はたまたま、今でいうゲリラ豪雨のような夕立がお台場のフジテレビ周辺を襲い、キャストや報道陣の到着を待つために、大幅にスタートが遅れた。それでも全員が集まって遅い時間から始まった制作発表は熱気に満ちたものになった。見たことのないイベントに参加するようなワクワク感を、キャスト、スタッフ、報道陣のだれもが感じていた。
コメディーというベースの路線があるにもかかわらず、ドラマ版の第10話から11話にかけては、戦慄が走るほどの緊張感を描き出すなど、このドラマが何か大きなものを飛び越え、見たことのない高みに私たちを運んでいったことを感じさせたものだ。その後のウルトラ大ブレークは説明の必要はないだろう。湾岸署まで本当にできてしまった。

 今回、俗っぽい興味としては、お互いに好感を抱いているに違いない青島とすみれとの関係がどうなるか、ということがあった。これに関して詳細を書くことはできないが、スタッフ、キャストが細心の注意を払って、描き出したことは間違いない。二人は「関係が深まった」というより「絆が強くなった」というべきか。見た人によって感じ方は違うはずだ。今作で最高にすかっとする場面に続くこの注目シーン。必見だ。

 意外な収穫だったのは、映画冒頭の寸劇のようなシーン。そうだよなあと思っていても、なんだかリアルで、ほんとうにこうなっちゃったのって思うほどしっくり来る。織田はなんだか寅さんみたいで、こういう下町の人情ドラマもアリかなと思わせるほどの熱演。新しいシリーズ始めちゃいますかっていうのは面白がりすぎだろうか。

 それにしても、どうするのか。これで終わりなのか。
 前作よりも、このままじゃ終われない感じが増している。舞台挨拶でも、キャストからは惜しむ声が聞こえてきた。「海猿」の例を出すまでもなく、終わったと宣言したシリーズが再開したところで誰も怒らない。そんな素敵な裏切りなら大歓迎だ。


★映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」Blu-rayスタンダードエディション

★映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」Blu-rayファイナル・セット


andyhouse777 at 01:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----邦画

2012年09月06日

【映画】 ヒューゴの不思議な発明(2012)

 映画の先達に対する愛は、映画人なら誰しも持っているもの。自分の映画の中に先達たちが残した名シーンを再現してみたり、アングルやショットのつなぎをまねてみたり、リスペクトのしかたは人さまざま。日本では主人公や主要人物の部屋に映画のポスターが貼ってあるというのもよく見掛けるリスペクトやオマージュの仕方だ。
 しかし名匠マーティン・スコセッシの「ヒューゴの不思議な発明」は、作品全体が映画という20世紀以降最大の発明に対するあたたかな敬意に満ちていて、映画を生んだ神の一人ジョルジュ・メリエスに対する最大限の感謝の気持ちを感じることができる点において、極めて優れた作品である。


 事故で父を亡くした少年ヒューゴ・カブレが住んでいるのはなんとパリのリヨン駅にある時計台の中。時計や機械いじりが得意なヒューゴは、父が昔手に入れたからくり人形を動かそうと必死になっている。鉄道警察官に追い回されながらもたくましく生きるヒューゴ。からくり人形には父親からのメッセージが託されているような気がしてならないのだ。
 駅で友達になったイザベルは本の世界にあこがれるファンタジックな女の子。なぜか彼女に映画を見ることを禁じている育ての義父母は、ヒューゴのからくり人形の秘密と関連している人物のようなのだが、なかなか真実にたどり着かない。
 セルズニックの小説が原作で、ファンタジーの糸が複雑に張り巡らされており、大人も飽きさせない展開を持つ。義父の正体をめぐる騒動はとてもスリリングで、謎解きの魅力も感じさせる。

 スコセッシは、警察官や花屋の店員、犬を連れたご婦人など、駅の日常を巧みに映像に取り込みながら、物語のあやを織り込んでいく。時計台内部の機械のディティール、からくり人形の精巧さ、パリの街景の造形など、スコセッシが挑んだ3Dは確実に効果を上げている。おそらくこれまでの3D映画の中では「アバター」と双璧をなすものだろう。この2作品以外の3Dが、物体が観客に向かって飛び出したりすることばかりに心血を注いでいる「アミューズメント3D映画」であるとすれば、この「ヒューゴの不思議な発明」は、「アバター」以上に、3Dが物語自体を立体的にすることができる夢の道具なのだということをきちんと理解して用いている「ストーリー3D映画」と言えるのではないか。さらにいえば「アバター」が世界観を拡大した3Dであるならば、「ヒューゴの不思議な発明」は心の枠を広げてみせた3Dだ。とにもかくにも、大ベテランであるスコセッシがそのことを成し遂げたことに敬意を抱く。

 メリエスはどの登場人物なのか。そんなことはもうお分かりだろうが、この作品がすばらしいのは、単なる少年ひとりの成長ストーリーではないということだ。彼がからくり人形の秘密を解こうとした行為が、いろんな人の心の壁を破り、それぞれがひとつ前に進み出すことにつながったという点にある。かつての栄光にふたをした老人たちの心を溶かし、自らの不遇に泣く子どもたちに明日への希望を信じさせる。パリが、そして世界全体がポンと背中を押されるような映画なのである。

メリエスの映画作りや作品も再現されており、映画好きにはたまらない。これを見たことでまたもうひとつ映画が見たくなる。そんな作品である。
 端役の一人一人にまで、目を注いだ方が良い。びっくりするような発見があるかも。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヒューゴの不思議な発明
<主   演>エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ
<共   演>ベン・キングズレー、ヘレン・マックロリ
サシャ・バロン・コーエン、ジュード・ロウ
<監   督>マーティン・スコセッシ


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


andyhouse777 at 03:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★映画 | ----邦画

2012年09月04日

【News】 東京芸術劇場リニューアルオープン(2012)

 いよいよ東京芸術劇場がリニューアルオープンする。
 あの駅前バリバリの池袋ウエストゲートパーク前に位置しながらも、どこか華やかな雰囲気がなかった芸劇。野田秀樹芸術監督のラインアップが軌道に乗りかけ、印象が変わりつつあっただけに、中途半端な時期での長期間の改修工事は残念で仕方なかった。
 しかし、ちょっと欲張り過ぎとも言える新ラインアップで演劇ファンの心をわしづかみにしようとしている。

 内覧会でメディア関係者が注目したのは、中劇場の客席横の壁を覆うレンガ。手焼きで丁寧につくられたレンガは、声を聞こえやすくする効果があるのだという。確かにこの劇場は座る場所でずいぶんとせりふの聞こえ方が違った。劇場関係者によると、席によっては音が変な反射をするところがあったらしく、それを調整したのだそうだ。
 レンガの貼り方も、前方には多少すきまを作って、後方は密に貼るなど工夫されている。内覧会でのマイクを通した声の響き方ではよく分からなかったが、俳優たちが、舞台からその効果のほどを私たちに伝えてくれるだろう。
 レンガは音の効果だけではなく、観客が舞台の俳優らとともにシェイクスピアの時代にいるような気持ちにさせてくれる効果もあり、劇場の非日常性をより高めている。
 「プレイハウス」と名を変えた中劇場は、どんな発信力を発揮してくれるのだろうか。

 地下にあった小劇場2つは、シアターイースト、シアターウエストと名を変え、観客にとっての見やすさと、制作者、演者にとっての表現のしやすさを両立させた感がある。
 下北沢ほど目立たないが、もともと池袋は小劇場系の演劇人がたくさん集う街。拠点の一つになってくれるに違いない。

 プレイハウスでは、野田秀樹が渾身の力を込めて世に送るNODA・MAPの新作公演「エッグ」で芸術監督自らリニューアルを祝い発進するのをはじめ、イスラエルとの共同制作で蜷川幸雄演出の「トロイアの女」を上演する。さらに、「100万回生きたねこ」では、「ネジと紙幣」「モテキ」などで共演が続く森山未來、満島ひかりのコンビネーションが再び注目される。

 小劇場もちょっと贅沢すぎる顔ぶれ。「劇団、本谷有希子」を率いる本谷有希子がかつての衝撃作「遭難、」の再演に挑めば、前川知大のイキウメも登場する。そして芸劇が小劇場界を活性化したプログラム「芸劇eyes」などで名前を売った劇団鹿殺しや柿喰う客などが、より成長した姿を見せる。怪優吹越満がロベール・ルパージュの戯曲「ポリグラフ〜嘘発見器〜」に挑戦するのも楽しみ。

 芸劇が閉まっている間は、池袋に行っても西口にぽっかりと真空状態の空間があるみたいだった。ぜひとも熱を帯びた池袋にしてほしい。

andyhouse777 at 03:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★News | -----ストレート

【アニメ】 東京マグニチュード8.0(2009)

「こんな世界壊れてしまえばいいのに」。
若者でなくても、大人だって、子どもだって。やりきれない現実や少しも前に進まない自分にいらだって、そんなことを口にしてしまう人はたくさんいるだろう。しかし、それが現実になってしまったら?
 アニメ「東京マグニチュード8.0」は、東京に住む中学生の女の子が思い通りにならない日々に腹が立って思わずそうネットの掲示板に打ち込んだ直後に、まるでスイッチを押したかのように東京湾北部を震源とする巨大地震が起きるという設定の物語である。
 アニメだから、きっとSFで本当にスイッチがあって、地震と連動していて。いやいや、このアニメはまだ起きていない出来事を描いているけれど、恐ろしいほど現実的に大地震というものに迫っているのである。すべてがリアルである。


 深夜のテレビでオンエアされた時、はじめは、正直、身を入れて見ていなかった。両親が忙しくてロボット展に行けない弟を連れていやいやお台場まで出掛けてきたこの女の子が、弟と一緒に被災する滑り出し。災害ものアニメは珍しいけれど、どうせ、パニック映画の域を出ないだろう、むしろそれをエンターテインメントとして見せることに重点が置かれる作品なのだろうと思っていたからだ。
 しかし、物語が進むにつれ、目が離せなくなった。

 まずは、描写や展開に容赦がないことだ。現実とはかくも恐ろしい。地震の巨大な揺れがお台場の堅牢そうな建物を次々と破壊し、人的な被害も深刻。そしてその後の余震や衝撃であの虹の橋らしきブリッジや、東京塔らしきタワーも陥落、倒壊するのである。東日本大震災で被害を受けながら東京の人々が安堵できて明日への希望が抱けたのはあのタワーがちゃんと自分の足で立っていたからだ。人々が悲喜こもごもいろんな思いを託してきたランドマークがなくなることほど恐ろしいことはない。そこをこのアニメは直撃してみせた。
 そして次に、災害時やその後の避難時に立て続けに起きる悲惨な出来事の合間には、びっくりするほどの穏やかで静かな時間や空間があることをこのアニメは忘れていないことも重要である。宅配便のママさんライダーとともに自分たちの家がある世田谷区を目指すことになり、数々の苦難を乗り越えながらも、物語はふとした幸せすら感じる時間をきちんと挟み込んでいる。逆に、実は災害で人々の心を荒ませるのは、直接的な建物の破壊だけでなく、先が見えなくなること、そして一人になること、である。そのことを忘れていない。
 なにより、表面的には災害パニックドラマのようにみせていても、物語の軸で幼い姉弟の感情の交歓をしっかりと描いていることが目を見張らせる。そしてそれは直線的でない。非常時だからといってみんなが英雄のように振る舞うとは限らない。わがままも言うし、平常時のような嫉妬や優越感も抱くし、すねたりもする。もちろん子どもならではの天使のような行動が顔を見せることもある。それを最後まで丁寧に描いているから、多くの賞賛を受けるドラマになったのだろう。フジテレビの深夜のアニメ枠「ノイタミナ」では当時最高レベルの視聴率を記録したこともうなずける。
 アニメの画面演出的にも、例えば、姉弟の運命が暗転するとき、日光で照らされ光り輝いていた姉の顔が、振り返ったとたん日陰の暗い顔へと反転するなど、細かい配慮がなされていて、大人の鑑賞にも堪えうる表現がたくさん見受けられる。

 このアニメは東日本大震災の1年8カ月前に放送された。制作前に、徹底的なリサーチがされたという。アニメやドラマになる際に、現実的な設定がゆがめられることも多いが、恐ろしいほど、実際の想定に基づいた設定、構成である。そして随所に災害時に人が陥りやすい注意点が描かれ、パニックを引き起こしかねない行動への警鐘も鳴らされる。災害時の心の持ち方、人への思いやりの気持ちの持ち方など、うなずかされる描写も多い。

 死者18万人、行方不明15万人、重軽傷は膨大な数に。この作品が提示する悲惨な想定を笑う者は、阪神大震災と東日本大震災を経験した今の日本にはいないだろう。首都直下地震の想定や南海トラフの地震想定もより深刻な方へとシフトされている。不安をあおるためではない、すべては一つでも多くの命を救うためなのだ。
「東京マグニチュード8.0」は、ある意味とてもさりげないアニメだが、果てしなく続く地震との戦いに備える私たち日本人にリアルな感情のレベルで覚悟を植え付けてくれる作品なのだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
東京マグニチュード8.0
<放   送>2009年 フジテレビ系
<監   督>橘正紀

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


andyhouse777 at 01:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ★アニメ 
★仕事のご依頼は★
映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・現代アートなどエンターテインメントに関する取材・インタビュー・記事執筆・批評・パンフレット編集・司会・ナビゲート・コメンタリーなどで私がお役に立てることがありましたら、何なりとご用命ください。パンフレット編集やエンタメの著名な賞の審査員、雑誌での連載、ラジオ番組でのレギュラー出演、エンタメイベントの司会進行などの経験もございます。下記アドレスにメールをいただきましたら、すぐにご連絡させていただきます。エンタメ以外でもぜひ!

sevenhearts@spa.nifty.com
月別アーカイブ
ページ別順位(2014年8月4日現在)=直接リンクはされていませんので、各ページへ行くには、タイトルをコピーして下かトップ右の記事検索欄にペーストして検索してください
<01> Endless SHOCK 2014(21907)
<02> 太陽2068(9402)
<03> Endless SHOCK 2013(8821)
<04> なにわ侍 ハローTOKYO!!(8399)
<05> 直木賞芥川賞2013前期候補作決まる(5734)
<06> ソング・ライターズ(4968)
<07> 第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞にリリー・フランキー(4586)
<08> MIWA(3890)
<09> 「そして父になる」に世界から熱視線(3590)
<10> 「カッコーの巣の上で」舞台版が小栗旬主演で開幕(3316)
<11> 抜目のない未亡人(2862)
<12> マーガレット(2641)
<13> PLAYZONE → IN NISSAY(2550)
<14> 高校中パニック!小激突!!(2213)
<15> ストリッパー物語(2132)
<16> ダディ・ロング・レッグス=2014(2059)
<17> 刑事ドラマの殉職特集を放送(2049)
<18> 殺風景(1952)
<19> 今ひとたびの修羅(1818)
<20> ムサシ ロンドン・NYバージョン(1791)
<21> ムサシ ロンドン・NYバージョン=2014(1791)
<22> 「レ・ミゼラブル」と「アルゴ」にGグローブ賞(1760)
<23> かもめ(1725)
<24> 頭痛肩こり樋口一葉(1693)
<25> レディ・ベス(1665)
<26> イン・ザ・ハイツ(1637)
<27> 私が黄金を追う理由(1593)
<28> ジャック再び降臨「24」最新シリーズ放送開始(1592)
<29> 木の上の軍隊(1522)
<30> 国民の映画(1517)
<31> 2013前期芥川賞に藤野可織、直木賞に桜木紫乃(1315)
<32> ショーシャンクの空に(1280)
<33> ジャニーズ2020ワールド(1228)
<34> A.B.C座2013 ジャニーズ伝説(1178)
<35> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜=2014(1116)
<36> DREAM BOYS JET(1113)
<37> 「愛の渦」映画化(1087)
<38> 「ピトレスク」の稽古場公開(1085)
<39> 「レディ・ベス」世界初演ついに幕開け(1065)
<40> BACK STAGE(1047)
<41> 金閣寺(1028)
<42> シスター・アクト(990)
<43> レ・ミゼラブル(958)
<44> THE BIG FELLAH(953)
<45> 「天才執事ジーヴス」でウエンツと里見が名コンビに(952)
<46> 半沢直樹(923)
<47> もらとりあむタマ子(918)
<48> ザ・ワーズ 盗まれた人生(875)
<49> Holidays 休暇(862)
<50> ロスト・イン・ヨンカーズ(816)
<51> ミュージカルベストテンの選考投票に参加(804)
<52> ロンサム・ウエスト(787)
<53> 花嫁と父つなぐピアノ、盛岡のCMが話題(785)
<54> クリプトグラム(779)
<55> うかうか三十、ちょろちょろ四十(761)
<56> 奇跡の7人「THE BIG FELLAH」に集う(755)
<57> シレンシオ(695)
<58> アルトナの幽閉者(652)
<59> 筧利夫が世界最新演出版の初回を無事完遂(637)
<60> ネクスト・トゥ・ノーマル(635)
<61> ザ・ビューティフル・ゲーム(624)
<62> 私のダーリン(618)
<63> LOVE CHASE !!(599)
<64> SHOCK1000回達成(591)
<65> つか版・忠臣蔵〜大願成就討ち入り篇〜(589)
<66> 第86回日本アカデミー賞主演女優賞に真木よう子(575)
<67> 天翔ける風に(574)
<68> 愛の渦(572)
<69> 恋と音楽(569)
<70> モンテ・クリスト伯(551)
<71> ストロベリーナイト(549)
<72> 半沢直樹 その2(530)
<73> 第86回日本アカデミー賞主演男優賞に松田龍平(520)
<74> ベネチア金獅子賞に「サクロ・グラ」(513)
<75> 第86回日本アカデミー賞助演女優に真木よう子(498)
<76> 韓国版「家政婦のミタ」はチェ・ジウ主演(494)
<77> 米経済紙が半沢直樹特集、英語で倍返しは?(493)
<78> 第150回芥川賞直木賞候補作決まる(492)
<79> ライクドロシー(477)
<79> エニシング・ゴーズ(477)
<81> 太鼓たたいて笛ふいて(475)
<82> マイ・フェア・レディ(465)
<83> 屋根の上のヴァィオリン弾き(458)
<84> 秋のソナタ(450)
<85> ABC座2014ジャニーズ伝説(439)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<88> 渇いた太陽(436)
<89> 雨と夢のあとに(435)
<90> マンマ・ミーア!(429)
<91> 晩餐(426)
<91> マイケル・ジャクソンの新曲8曲入り新譜発売へ(426)
<93> 声(423)
<94> Tribes(417)
<95> ジェニファー・ローレンスがショートヘアーに(408)
<96> Paco〜パコと魔法の絵本〜from『ガマ王子vsザリガニ魔人』(403)
<97> 名もない祝福として(396)
<98> テンペストを白井晃演出で(395)
<99> ジャニーズ・ワールド(390)
<100> 半沢直樹 その3(383)
<101> 「シェルブールの雨傘」5年ぶり再演へ(378)
<102> 音のいない世界で(375)
<103> テイク・ディス・ワルツ(369)
<104> 組曲虐殺(364)
<104> 春琴(364)
<106> 「レ・ミゼラブル」は6/21発売(361)
<106> 「国民の映画」再演決定(361)
<108> ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(348)
<109> レ・ミゼラブル新演出版(347)
<110> 関数ドミノ(346)
<111> NO MORE 映画泥棒新バージョン(342)
<112> ピアフ(339)
<113> 海辺のカフカ◆archive◆(338)
<114> 007ファッション南青山で公開(334)
<114> 北島三郎、座長公演も最後と表明「引退ではない。歌い続ける」(334)
<116> 野田秀樹の「MIWA」に豪華俳優が集結(331)
<117> ロンドンでマティスの切り紙絵展始まる(330)
<118> ハリウッド白熱教室(322)
<119> リトルマーメイド(320)
<120> ぴんとこな(316)
<121> トガニ 幼き瞳の告発(313)
<122> カンヌバルムドールに「アデルの人生」(309)
<123> 脳男(305)
<124> トニー賞は「キンキーブーツ」(301)
<125> 赤鬼(299)
<126> BRAVE HEARTS 海猿(293)
<127> 「レディ・ベス」開幕前にトークイベント(291)
<128> 「オペラ座の怪人」完結編ついに日本初演へ(290)
<129> 第86回日本アカデミー賞作品賞に「舟を編む」(286)
<130> 取材・執筆した「殺風景」PR記事が掲載されました(281)
<131> ナタリー・ウッド事故死ではない可能性(278)
<131> 第86回日本アカデミー賞監督賞に石井裕也(278)
<133> 「海辺のカフカ」再演決定(277)
<134> 真夏の方程式(273)
<135> ハーベスト(269)
<135> 第21回読売演劇大賞は森新太郎(269)
<137> 4 four(268)
<137> 日の浦姫物語(268)
<139> iSAMU(258)
<140> ウルトラマリンブルー・クリスマス(254)
<140> 「風立ちぬ」公式上映で瀧本美織が存在感を発揮(254)
<142> トニー賞2014Ms作品賞(251)
<142> 進化するミス・サイゴン7月から世界最新演出で日本公演(251)
<144> ワイルド・スピード EURO MISSION(249)
<145> 半沢直樹第2回は21.8%で大台乗り(245)
<146> 小さいおうち(244)
<147> てんぷくトリオのコント(243)
<148> 「スクルージ」開幕、市村正親が意欲(242)
<149> 第67回カンヌ国際映画祭が開幕、長澤まさみも登場(241)
<150> アジア温泉(230)
<151> スター・トレック イントゥ・ダークネス(229)
<152> 「シスター・アクト」に個性派ずらり(226)
<152> 河瀬直美「2つ目の窓」公式上映で12分の鳴り止まぬ拍手(226)
<154> 片鱗(225)
<155> ジョン万次郎の夢(223)
<156> 白い夜の宴(221)
<157> 台湾の超美形ボーカルバンド人気、日本に到達(216)
<157> 野田秀樹の「赤鬼」気鋭の演出家・俳優で上演中(216)
<159> ウィズ〜オズの魔法使い〜(215)
<160> ビトレスクキャスト陣一体感強調(214)
<160> 戦隊ヒロイン「女子ーズ」にときめく5女優集結(214)
<162> GODZILLA ゴジラ(212)
<163> 第151回芥川賞直木賞候補作決まる(211)
<164> マクベス(207)
<164> ムーミン生んだトーベ・ヤンソン生誕100周年迎える(207)
<166> サウンド・オブ・ミュージック(205)
<167> テレ東が「不明者」を大捜索中(202)
<167> 「エッグ」再演決定、初の海外パリ公演も実現(202)
<169> 舟を編む(201)
<170> 蝋燭の灯、太陽の光(199)
<170> アナ雪の「スリラー」ダンス映像が大反響(199)
<172> 満天の桜(196)
<172> レッド・ツェッペリンがリマスター版収録の未発表曲2曲公開(196)
<174> ジェーン・エア=映画(193)
<175> さいあい シェイクスピア・レシピ(188)
<175> トニー賞2014Ms助女賞(188)
<177> ダディ・ロング・レッグス追加公演決定(181)
<178> 図書館戦争(180)
<179> KREVAの音楽劇再演、各界から逸材結集(179)
<180> ザ・フルーツ(178)
<181> 八月の鯨(176)
<182> 魔女の宅急便(173)
<182> 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ミュージカル日本初演へ(173)
<184> G・グローブ賞録画放送(172)
<184> 100回泣くこと(172)
<186> プラチナデータ(170)
<187> テルマエ・ロマエ供168)
<187> 第86回アカデミー賞のノミネート作決まる(168)
<189> オブリビオン(167)
<189> キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(167)
<191> あなたがここにいればよかったのに(166)
<192> ジェーン・エア=舞台(162)
<192> さよならドビュッシー(162)
<194> 華麗なるギャツビー(161)
<194> 藁の楯(161)
<194> ポール・ウォーカー急逝の波紋広がる(161)
<197> 異国の丘(160)
<197> 8月31日〜夏休み最後の日〜(160)
<197> 追悼 大瀧詠一(160)
<197> 安室奈美恵の洗練されたマッシュアップ映像が話題(160)
<201> ホロヴィッツとの対話(159)
<201> ヒトミ(159)
<203> 半沢直樹第6回も29.0%と好調維持(158)
<203> 初音ミクオペラにパリが熱狂(158)
<203> 中古LPからマービン・ゲイのパスポート発見(158)
<206> エッグ(156)
<206> 「ショーシャンクの空に」舞台化決定(156)
<208> J・K・ローリングの新作に34歳のハリー・ポッター登場(155)
<209> サビタ稽古場イベント(154)
<210> 風立ちぬ(151)
<210> 村上春樹、2013年のノーベル文学賞逃す(151)
<210> 追悼 やしきたかじん(151)
<213> 半沢直樹第5回は29.0%と続伸(150)
<214> The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)(146)
<215> さよなら渓谷(145)
<215> WILCO(145)
<217> 新国立劇場2014-15ラインナップ発表(144)
<217> 「メリー・ポピンズ」の裏側描く映画初上映(144)
<219> トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンpart2(143)
<220> 半沢直樹最終回は42.2%とミタ超え、関西は歴代最高(142)
<221> ダチョウ課長の幸福とサバイバル(141)
<222> ベネチア女優賞(140)
<223> 中学生円山(139)
<224> 大事なはなし(138)
<224> 「I'll be back」で大論争(138)
<224> 宮本亜門がドンペリPartyのショー演出(138)
<227> ナミヤ雑貨店の奇蹟(137)
<227> ケイティ・ペリーが着物パフォーマンス(137)
<227> 県庁おもてなし課(137)
<230> カンヌ審査員にキッドマンと河瀬直美ら(135)
<231> 任侠ヘルパー(134)
<231> レディー・ガガ、涙の訳はマネージャーとの決別?(134)
<231> 鬼才ラース・フォン・トリアーの最新作は超過激 !(134)
<234> 客家(133)
<234> その夜の侍(133)
<236> トニー賞2014Ms主女賞(131)
<237> 半沢直樹第3回は22.9%で今年ドラマトップ(130)
<237> DREAM BOYS(130)
<237> 米ゴールデン・グローブ賞ノミネート作決まる(130)
<240> 第39回菊田一夫演劇大賞にレミゼのキャスト&スタッフ(129)
<240> 海峡の光(129)
<242> 悪霊(128)
<243> シェイクスピア生誕450年記念上演始動、ハムレットは北朝鮮にも巡演へ(126)
<244> トニー賞2014MsRV作品賞(125)
<245> ミス・サイゴン(124)
<246> ザ・スーツ(123)
<246> フィリップ・シーモア・ホフマンが急死(123)
<246> 陽だまりの彼女(123)
<246> 共喰い(123)
<246> 「ドラえもん」英語吹き替え版は日米文化研究に興味深いヒント数々(123)
<251> 半沢直樹第4回は27.6%に急伸(122)
<251> ベルリン金熊賞(122)
<251> ミス・サイゴン=2014(122)
<251> 南京錠の橋ポン・デザール一部崩壊(122)
<255> 思い出を売る男(121)
<256> ダディ・ロング・レッグス(120)
<257> ずっと二人で歩いてきた(119)
<257> 横道世之介(119)
<259> 新・幕末純情伝(118)
<260> カウラの班長日記sideA(117)
<261> 無明長夜(116)
<261> ガラパコスパコス(116)
<263> 第86回米アカデミー作品賞に「それでも夜は明ける」(115)
<264> 半沢直樹に幻のラストシーン、DVD&Blu-rayに収録へ(114)
<264> 虚像の礎(114)
<264> 渡辺謙が「王様と私」でブロードウェイデビューへ(114)
<267> 大奥〜永遠〜【右衛門佐・綱吉篇】(112)
<268> 半沢直樹第9回は35.9%とさらに上昇(111)
<268> 地獄でなぜ悪い(111)
<268> トニー賞2014Ms助男賞(111)
<268> ピンク・フロイド10月の20年ぶりのアルバム発売を正式発表(111)
<272> ハムレット(109)
<272> ロックアウト(109)
<274> アカデミー助演女優賞はアン・ハサウェイ(108)
<274> 闇金ウシジマくん(108)
<274> 授業(108)
<274> 東京国際映画祭サクラグランプリは「ウィ・アー・ザ・ベスト!」(108)
<278> トニー賞2014PRV作品賞(107)
<278> トニー賞2014Ms主男賞(107)
<278> リチャード3世の墓と断定(107)
<378> 鍵泥棒のメソッド=舞台版(107)
<282> 半沢直樹第7回は30.0%と壁突破(105)
<282> ソチの脱出ヒーローまたも閉じ込め(105)
<282> 東京タワーはGW特別ライトアップ中(105)
<285> サ・ビ・タ日本版来春再演決定(104)
<285> 米アカデミー賞最注目は9歳の少女(104)
<285> 日本舞台美術家協会が7年ぶり展覧会開催(104)
<288> エンロン◆archive◆(103)
<288> つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(103)
<288> そして父になる(103)
<291> みなさん、さようなら(101)
<292> レミゼ衣装を東京3都市で展示(100)
<293> アルゴ検証番組日本初放送(99)
<294> 「荒野の七人」新吹き替え版放送(97)
<294> 五輪色の東京タワーを月も見に来た?(97)
<296> キングコングの巨大ロボ公開(96)
<296> 手のひらの砂漠(96)
<296> 第151回芥川賞は柴崎氏、直木賞は黒川氏(96)
<299> 釣りバカ全作品をWOWOWが一挙放送へ(95)
<299> アナと雪の女王(95)
<301> ラ・マンチャの男(94)
<302> ジャニス・ジョプリンがハリウッドの殿堂入り(93)
<302> 初めてなのに知っていた(93)
<304> るろうに剣心(92)
<304> THEMANZAI2013優勝はウーマンラッシュアワー(92)
<304> トニー賞2014P主男賞(92)
<304> ピンク・フロイドが10月に20年ぶりのアルバム発売か(92)
<308> ベネチア最終盤情勢(91)
<308> 獣の柱まとめ*図書館的人生<下巻>(91)
<308> 第86回米アカデミー賞総まくり(91)
<308> SONG&DANCE60感謝の花束(91)
<312> 夢売るふたり(90)
<312> アカデミー主演女優賞はジェニファー・ローレンス(90)
<312> 建てましにつぐ建てましポルカ(90)
<312> 半沢直樹DVD&Blu-ray発売は12/26(90)
<312> 赤塚不二夫のココロ展〜2015年は生誕80周年なのだ!〜(90)
<312> 地下室の手記(90)
<312> 昭和レストレイション(90)
<312> チェ・ジウとクォン・サンウ、11年ぶり共演ドラマ「誘惑」スタート(90)
<320> 撫で撫で(89)
<321> 僕等がいた(89)
<322> 集金旅行(88)
<323> リトルマエストラ(88)
<323> ワイルド・スピード第7作の製作休止へ(88)
<323> ベルリン女優賞に黒木華(88)
<323> カンヌ女優賞はジュリアン・ムーア(88)
<323> 東京タワーがサムライブルーに(88)
<323> ワイルド・スピード第7作撮影再開、急死のポール部分は実弟2人で補充(88)
<329> 日本記者クラブ個人D会員になりました(87)
<329> インポッシブル(87)
<331> 鍵泥棒のメソッド=映画版(86)
<331> ルビー・スパークス(86)
<333> トニー賞2014P作品賞(85)
<334> 其礼成心中(84)
<334> キャロリング(84)
<336> ヘルタースケルター(83)
<336> 魔女とたまごとお月様(83)
<337> 第20回全米映画俳優組合賞はアメリカン・ハッスル(81)
<338> 「スター・ウォーズ」6作を一挙放送へ(80)
<339> カンヌグランプリにコーエン兄弟(79)
<339> 日本アカデミー賞作品賞は桐島、(79)
<339> メモリーズ・コーナー(79)
<339> 凶悪(79)
<339> 自動改札やスマホで光るネイル発売へ(79)
<344> 半沢直樹第8回は32.9%とさらに上積み(77)
<344> 第67回カンヌ国際映画祭まもなく開幕(77)
<346> 来訪者(76)
<346> AKB48総選挙2014渡辺麻友が初の1位指原は2位に陥落柏木3位(76)
<348> カンヌ監督賞にアマト・エスカランテ(74)
<348> ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン(74)
<348> ベネチア銀獅子賞(74)
<348> 未成年モデル保護法案が米上下院通過(74)
<348> ツナグ(74)
<348> 最も稼いだ女優はアンジョリーナ・ジョリー(74)
<348> 東京震度5弱、都心は無事です(74)
<348> ユーミンの音楽×演劇コラボ、第2弾は比嘉愛未とW主演(74)
<356> ヴィンセント・ギャロが日本映画に出演(73)
<356> 暗いところからやってくる(73)
<358> カンヌ男優賞にブルース・ティーン(72)
<358> 世界の名刑事が大集結(72)
<358> 新しい靴を買わなくちゃ(72)
<358> キャプテン・フィリップス(72)
<358> 三鷹で昭和の名優作品続々上映(72)
<363> スター・ウォーズ最新作にハン、ルーク、レイアの3俳優出演決定(71)
<364> 最強のふたり(70)
<364> 大島優子が紅白でAKB48卒業宣言(70)
<364> 傷心のミック、復活待つ世界(70)
<364> 錬金術師(70)
<364> 当ブログのFBページいいね2000件達成(70)
<369> プロメテウス(69)
<370> スターウォーズ新シリーズ公開は再来年12/18(68)
<370> ポール・ウォーカーが事故死(68)
<370> トニー賞2014P主女賞(68)
<373> トム・ハンクスの陪審員まさかの強制終了(67)
<373> 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(67)
<375> ロバート・プラントがツェッペリン再結成を完全否定(66)
<375> 無欲の人(66)
<375> 宇宙兄弟(66)
<378> アカデミー作品賞はアルゴ(65)
<378> ライフスタイル体操第一(65)
<380> ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(64)
<380> 「風と共に去りぬ」の続編について作者が手紙で返答していた(64)
<382> 臨場 劇場版(63)
<382> カンヌ最終盤情勢(63)
<382> ウィリアム・シェイクスピア(63)
<382> 多彩に変化する東京の空(63)
<382> マイティ・ソー、10月から性別を変更へ(63)
<387> ジェーン・エアその2(62)
<387> ヤバレー、虫の息だぜ(62)
<387> 東京家族(62)
<387> ポール・マッカートニー5月に再来日屋外ライブ(62)
<387> 三鷹市芸術文化センター星のホール(62)
<392> アカデミー主演男優にマシュー・マコノヒー(61)
<392> ブルージャスミン(61)
<392> 「アメリカントップ40」の名DJケーシー・ケイサムが死去(61)
<395> モンスターズクラブ(60)
<395> ダークナイト・ライジング(60)
<395> カンヌ女優賞にベレニス・ベジョ(60)
<398> バイトショウ(59)
<398> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜(59)
<400> アウトレイジビヨンド(58)
<400> タランティーノ脚本流出に怒り次回作中止?(58)
<400> 第150回直木賞に朝井と姫野、芥川賞に小山田(58)
<400> トニー賞2014P助男賞(58)
<404> 黄金を抱いて翔べ(57)
<404> ベネチア審査員大賞(57)
<404> ロンドンの劇場で天井崩落(57)
<404> マン・オブ・スティール(57)
<404> カンヌ2014審査委員長はジェーン・カンピオン監督(57)
<404> ハリソン・フォード宇宙に帰還(57)
<409> 潜水艇ボンドカー、8600万円で落札(56)
<409> ストーンズが豪NZツアー無期限延期(56)
<411> ザ・マスター(55)
<411> 世界にひとつのプレイブック(55)
<411> 「B・ジョーンズの日記」最新小説は恋するシングル・マザー(55)
<411> 学士会館(55)
<411> ビートルズの公式ドキュメンタリーを44年ぶりに制作へ(55)
<416> Gグローブ賞作品賞(54)
<417> のぼうの城(53)
<417> 芸劇リニューアル(53)
<417> セックス・ピストルズの心暖まるX'mas映像放送へ(53)
<420> モンティ・パイソン再結成へ(52)
<420> 三人姉妹(52)
<420> I’M FLASH !(52)
<420> カルティエのX'masアニメ公開(52)
<424> グッモーエビアン!(51)
<424> 日本レコード大賞はEXILE(51)
<424> アカデミー主演女優賞にケイト・ブランシェット(51)
<427> リンカーン(50)
<427> Gグローブ主演女優賞(50)
<427> プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ(50)
記事検索
レ・ミゼラブル特設コーナー
★Blu-rayコレクターズBOX=amazonページ


★公式記録集「レ・ミゼラブル--舞台から映画へ」大型本
★大ヒットドラマ「半沢直樹」12/26発売!★
★DVD ★Blu-ray
あまちゃん特設コ-ナ-
★「あまちゃん 完全版」Blu-ray BOX-1


★「あまちゃん 完全版」Blu-ray BOX-2


★「あまちゃん 完全版」Blu-ray BOX-3
映画系DVD or Blu-ray
舞台系DVD or Blu-ray
楽天ショップへ
人気作品ランキング
参加中のブログ
J-CASTニュース
ninjatools tag