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2019年06月10日

【News=総合】 第73回トニー賞はギリシャ神話にインスパイアされた2作品が各部門最多受賞、「ハデスタウン」と「ザ・フェリーマン」(2019)

 米国演劇界の最高の栄誉である第73回トニー賞は米国東部時間6月9日夜(日本時間10日午前)、ニューヨークで授賞式が開かれ、ミュージカル部門では、13部門に14ノミネート(全部門共通賞も含む)されていたミュージカル「ハデスタウン(Hadestown)」がミュージカル作品賞やミュージカル助演男優賞、ミュージカル演出賞、ミュージカル装置デザイン賞、ミュージカル照明デザイン賞、ミュージカル音響デザイン賞、オリジナル楽曲賞、オーケストラ編曲賞と8部門で受賞し、最多受賞作品となった。また演劇部門では舞台「ザ・フェリーマン(The Ferryman)」が作品賞、演出賞、装置デザイン賞、衣裳デザイン賞と4部門で受賞した。リバイバル作品賞は、ミュージカル部門ではミュージカル「オクラホマ!(Rodgers & Hammerstein’s Oklahoma!)」が、演劇部門では舞台「真夜中のパーティー(The Boys in the Band)」が受賞した。司会はコメディアンのジェームズ・コーデン。(「ハデスタウン」の表記は日本のメディアでは「ヘイディズタウン」としているケースもあります。当ブログでは暫定的に最も多くのメディアが採用している「ハデスタウン」で表記しますが、現地での発音などを精査して、どちらにするかを決定します。しばらくの間、お待ちください)

★第73回トニー賞授賞式のもよう=gettyimages
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★トニー賞授賞式で再現されたミュージカル「ハデスタウン」の一場面
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★トニー賞授賞式で受賞スピーチをする舞台「ザ・フェリーマン」のキャスト・スタッフら
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 ミュージカル「ハデスタウン」は、自らの奏でる竪琴の美しさに惹かれて愛し合う仲になって結婚したものの突然死んでしまった妻の命を取り返そうと冥界にまでやって来る男の姿を描いたギリシャ神話「オルフェウスとエウリュディケ」を現代によみがえらせた作品。また舞台「ザ・フェリーマン」は、1980年代の英領北アイルランドの農場を舞台とした作品でに北アイルランド紛争に代表される暴力に立ち向かった家族の物語。「フェリーマン」という呼び名はギリシャ神話に登場する現世と冥界を隔てている川を渡る船を操る船頭として欧米で広く認識されている存在であることから、ミュージカル、演劇ともに、奇しくもギリシャ神話にインスパイアされた作品が高い評価を受けたことになる。これによってすぐに英米の演劇界でギリシャ神話など古い物語に着想を得ようとする動きが強まることは考えにくいが、今後も混沌とした現代社会にギリシャ神話が多くのヒントを与えてくれることだけは間違いなさそうだ。

 ミュージカル「ハデスタウン」でミュージカル助演男優賞を受賞したアンドレ・デ・シールズは演出や脚本も手掛けるベテラン俳優。「ハデスタウン」ではギリシャ神話では語り部的な役割を与えられる神様として登場することが多い「エルメス」という役柄で冒頭から登場し、観客を不思議な世界観を持つこの作品に引き込んでいく。

 ミュージカル「ハデスタウン」でミュージカル演出賞を受賞したレイチェル・チャフキンは、なんとブロードウェイで唯一の女性ミュージカル監督。こうした現状をスピーチで嘆いたチャフキンは「変化が必要だ」と主張した上で、「世界のあり方を想像するのが仕事であるミュージカル界において、これは想像力の欠如だ」と激しい口調で述べた。

 授賞式は6月10日午前8時からWOWOWプライムで同時通訳入りで生中継されたが、6月15日午後7時からWOWOWライブで日本語字幕を入れた「字幕版」が放送される。

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2019年02月25日

【News=総合】 第91回アカデミー賞は『グリーンブック』が作品賞など3冠、『ボヘミアン・ラプソディ』も主演男優賞など最多4部門制し存在感(2019)

 第91回アカデミー賞は米国西部時間2月24日夜(日本時間25日午前)、ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が開かれ、人種差別がまだ残っていた時代の米国を舞台に黒人ジャズピアニストと白人の用心棒兼運転手との関係を描いたロードムービー『グリーンブック(Green Book)』が作品賞のほか、脚本賞と助演男優賞でも受賞し3部門を制した。作品賞最有力とみられていた『ローマ/ROMA』はアルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuaron)監督が監督賞と撮影賞、外国語映画賞に輝いたものの、作品の栄冠は逃した。日本をはじめ世界中で大ヒットしている『ボヘミアン・ラプソディ』は、主演男優賞をはじめ、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得し、存在感の大きさを見せつけた。俳優部門では主演女優賞が『女王陛下のお気に入り(The Favourite)』のオリヴィア・コールマン、主演男優賞がラミ・マレック、助演女優賞がレジーナ・キング、助演男優賞がマハーシャラ・アリと全部門本命候補が獲得した。『アリー/スター誕生(A Star Is Born)』での主演女優賞は逃したレディー・ガガはダブル主演したブラッドリー・クーパーとのライブパフォーマンスで魂を込めた歌とピアノを披露。その「シャロウ(Shallow)」で歌曲(主題歌)賞を獲得した。日本映画は、外国語映画賞で是枝裕和監督の『万引き家族』が、長編アニメーション賞で細田守監督の『未来のミライ』がいずれも受賞を逃した。話題の『ブラックパンサー(Black Panther)』は美術賞、衣裳デザイン賞、作曲賞の3部門を制し、スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』が脚色賞、助演部門でレジーナ・キングとマハーシャラ・アリが独占するなど、アフリカ系米国人やその作品が台頭。ブラックパワーの拡大を印象づけた。

★作品賞を受賞した映画『グリーンブック』チーム
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★主演・助演賞の俳優たち。左からラミ・マレック、オリヴィア・コールマン、レジーナ・キング、マハーシャラ・アリ
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★オスカー像を突き上げる『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック
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★アカデミー賞公式サイト

 当初司会への起用が決定していたコメディアン、ケビン・ハートが過去にLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア)に対して「心無い発言」をしていたことを理由に降板したあおりを受けて、今回は司会者不在で進められたが、そのために冒頭でクイーンとアダム・ランバートのライブパフォーマンスが実現し、俳優らがコーナーをつなぐかたちでシンプルに進行させたことから、司会者の過剰なジョークが流れを妨げず、見やすい放送内容になっていた。派手さには欠けたものの、マイノリティーへの敬意やアフリカ系米国人の正当な評価など新味のある傾向が出ていることから、昨年激減した視聴者数の増加につながる可能性も出てきた。

 映画業界的には、映画館での上映を前提としないネット配信会社Netflixが製作や出資にも乗り出した結果、従来の興行収入重視の製作体制では排除されがちだった作家性や芸術性の高い作品の製作が実現する可能性につながり、アルフォンソ・キュアロン監督が自らの体験をもとに、モノクロ、メキシコ語で撮った異端の映画『ローマ/ROMA』が生まれ、賞レースでは各賞を軒並み制覇。アカデミー賞でも高い評価を受けたことは、映画作りの可能性を広げる出来事として大きなインパクトを与えることは必至だ。ただそういった作品が増えると映画館業界には明らかな減収要因となるため、対立が激化する恐れもあり、しばらくは目の離せない状況が続きそうだ。

★映画『ローマ/ROMA』で3つの賞を獲得したアルフォンソ・キュアロン監督
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 全部門のノミネート作品と受賞者(★印)は以下の通り。

■作品賞■
★『グリーンブック』

『アリー/スター誕生』
『ブラック・クランズマン』
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『ROMA/ローマ』
『バイス』


■主演女優賞■
★オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』

グレン・クローズ(Glenn Close)『天才作家の妻 40年目の真実』
レディー・ガガ(Lady Gaga)『アリー/スター誕生』
メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
ヤリッツァ・アパリシオ(Yalitza Aparicio)『ROMA/ローマ』


■主演男優賞■
★ラミ・マレック(Rami Malek)『ボヘミアン・ラプソディ』

クリスチャン・ベール(Christian Bale)『バイス』
ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)『アリー/スター誕生』
ヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen)『グリーンブック』
ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)『永遠の門 ゴッホの見た未来』


■助演女優賞■
★レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』

エイミー・アダムス『バイス』
マリナ・デ・タヴィラ『ROMA/ローマ』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』


■助演男優賞■
★マハーシャラ・アリ『グリーンブック』

アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』


■監督賞■
★アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
アダム・マッケイ『バイス』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』


■脚本賞■
★ニック・バレロンガほか『グリーンブック』

デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ『女王陛下のお気に入り』
ポール・シュレイダー『魂のゆくえ』
アダム・マッケイ『バイス』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』


■脚色賞■
★スパイク・リーほか『ブラック・クランズマン』

エリック・ロスほか『アリー/スター誕生』
コーエン兄弟『バスターのバラード』
ニコール・ホロフセナー&ジェフ・ウィッティ『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
バリー・ジェンキンス『ビール・ストリートの恋人たち』


■撮影賞■
★アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』

マシュー・リバティーク『アリー/スター誕生』
ロビー・ライアン『女王陛下のお気に入り』
キャレブ・デシャネル『Never Look Away(原題)』
ウカシュ・ジャル『COLD WAR あの歌、2つの心』


■美術賞■
★ハナー・ビークラーら『ブラックパンサー』

フィオナ・クロンビー『女王陛下のお気に入り』
ネイサン・クロウリー『ファースト・マン』
ジョン・マイヤー『メリー・ポピンズ リターンズ』
エウジェニオ・カバイェロ『ROMA/ローマ』


■衣装デザイン賞■
★ルース・E・カーター『ブラックパンサー』

サンディ・パウエル『女王陛下のお気に入り』
サンディ・パウエル『メリー・ポピンズ リターンズ』
アレクサンドラ・バーン『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
メアリー・ゾフレス『バスターのバラード』


■メイクアップ&ヘアスタイリング賞■
★『バイス』

『Border(原題)』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』


■作曲賞■
★ルドウィグ・ゴランソン『ブラックパンサー』

テレンス・ブランチャード『ブラック・クランズマン』
ニコラス・ブリテル『ビール・ストリートの恋人たち』
アレクサンドル・デスプラ『犬ヶ島』
マーク・シャイマン『メリー・ポピンズ リターンズ』


■主題歌賞■
★「Shallow」『アリー/スター誕生』

「All The Stars」『ブラックパンサー』
「I’ll Fight」『RBG(原題)』
「The Place Where Lost Things Go」『メリー・ポピンズ リターンズ』
「When A Cowboy Trades His Spurs For Wings」『バスターのバラード』


■編集賞■
★ジョン・オットマン『ボヘミアン・ラプソディ』

ヨルゴス・マヴロプサリディス『女王陛下のお気に入り』
ハンク・コーウィン『バイス』
バリー・アレクサンダー・ブラウン『ブラック・クランズマン』
パトリック・J・ドン・ヴィト『グリーンブック』


■音響編集賞■
★『ボヘミアン・ラプソディ』

『クワイエット・プレイス』
『ブラックパンサー』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』


■録音賞■
★『ボヘミアン・ラプソディ』

『ブラックパンサー』
『アリー/スター誕生』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』


■視覚効果賞■
★『ファースト・マン』

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
『プーと大人になった僕』


■長編アニメーション賞■
★『スパイダーマン:スパイダーバース』

『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』


■外国語映画賞■
★『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『万引き家族』(日本)
『Never Look Away(原題)』(ドイツ)


■長編ドキュメンタリー賞■
★『Free Solo(原題)』

『Hale County This Morning, This Evening(原題)』
『Minding The Gap(原題)』
『Of Fathers And Sons(原題)』
『RBG(原題)』


■短編ドキュメンタリー賞■
★『Period. End of Sentence(原題)』

『Black Sheep(原題)』
『エンド・ゲーム:最期のあり方』
『Lifeboat(原題)』
『A Night At The Garden(原題)』


■短編実写映画賞■
★『Skin(原題)』

『Detainment(原題)』
『Fauve(原題)』
『マルグリット』
『Mother(原題)』


■短編アニメーション賞■
★『Bao』

『冲破天際 One Small Step(原題)』
『Weekends(原題)』
『Animal Behaviour(原題)』
『Late Afternoon(原題)』


 アカデミー賞の授賞式のもようは、WOWOWが日本時間2月25日午後9時から、WOWOWプライムで日本語字幕付きのダイジェスト番組を放送する。

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2019年01月24日

【News=総合】 第91回アカデミー賞ノミネート発表、『ROMA/ローマ』『女王陛下のお気に入り』が最多10部門、長編アニメと外国語映画に日本作品(2019)

 第91回アカデミー賞のノミネート作品が、主催の米映画芸術科学アカデミーから米国西部時間1月22日発表され、オスカー監督であるアルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuaron)監督による1970年代のメキシコ市を舞台にした半自伝的映画『ROMA/ローマ』と、オリヴィア・コールマンら三大スター女優がアン王女らの宮廷での暮らしをユニークな視点で描いた『女王陛下のお気に入り(The Favourite)』が、いずれも作品賞を含む最多となる10部門でノミネートされた。『ROMA/ローマ』は、動画配信大手の米Netflixの映画として初めて作品賞候補に選ばれた。次いで、レディー・ガガの本格長編映画初主演作『アリー/スター誕生(A Star Is Born)』と、「最強の副大統領」と呼ばれたディック・チェイニー(Dick Cheney)米元副大統領の伝記映画『バイス(Vice)』が8部門ノミネートで続き、米国で大ヒットしたスーパーヒーロー映画『ブラックパンサー(Black Panther)』が7部門で続いた。以下、6部門で白人至上主義の秘密結社「KKK(クー・クラックス・クラン)」に潜入捜査に入った黒人刑事をスパイク・リー監督が描いた『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』が、5部門で、英国のバンド「クイーン」の伝記的映画で日本でも大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)』と、人種差別がまだ残っていた時代の米国を舞台に黒人ジャズピアニストと白人の用心棒兼運転手との関係を描いたロードムービー『グリーンブック(Green Book)』が、4部門で『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が、人類で初めて月にその一歩をしるしたルイ・アームストロング船長を描いて新境地を開いた『ファースト・マン』と、一大娯楽映画の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』がノミネートされる結果となった。派手にノミネートを集めた作品が無冠に終わるケースも多く、当ブログではあまりノミネート数は重視していないが、今回のノミネート状況を見る限りでは、今期の賞レースの終盤になって突然、各映画賞での評価が急上昇し、作品賞や監督賞を受賞している『ROMA/ローマ』の勢いが本物であり、作品賞・監督賞部門では最有力候補に位置づけられるということがほぼ確実になったと言える。これまで手堅い受賞結果を残している『グリーンブック』がその対抗と言え、第76回ゴールデン・グローブ賞での大惨敗からの巻き返しを猛烈な勢いで進めている『アリー/スター誕生』と世界規模の大ヒットを背景に観客の支持を集めている『ボヘミアン・ラプソディ』が三番手として猛追。社会性を重視するアカデミー賞会員の傾向から『ブラック・クランズマン』にもまだ可能性があるという構図が見えてきた。『バイス』と『女王陛下のお気に入り』はいずれも主演陣の受賞が濃厚で作品そのものの勢いはそれほど高くなく、『ブラックパンサー』と『メリー・ポピンズ リターンズ』は授賞式の前半に発表される賞で何部門拾えるかが焦点になる。
 また長編アニメーション賞では、日本の細田守監督の『未来のミライ』が日本アニメとしては2年ぶりにノミネートされた。長編アニメ映画部門は2001年の第74回に創設されたが、同部門でスタジオジブリ以外の日本のアニメ作品がノミネートされたのは今回が初。 受賞すれば、第75回の『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)以来16年ぶりの快挙となる。今期の賞レースで快進撃を続ける米アニメ『スパイダーマン:スパイダース』も候補入りしており、『未来のミライ』の受賞は予断を許さない情勢だ。さらに外国語映画部門には、是枝裕和監督の『万引き家族』がノミネートされた。『万引き家族』はカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを獲得し、米国各地の映画批評家協会の賞も受賞しているが、第76回ゴールデン・グローブ賞でも苦杯を飲まされたキュアロン監督のメキシコ語映画『ROMA/ローマ』が作品賞、監督賞に合わせて外国語映画賞部門でも候補に選ばれ、『万引き家族』の前に立ちふさがっており、投票権を持つアカデミー会員が、外国語映画賞部門で『ROMA/ローマ』が評価されることの是非をどう判断するかで、栄冠の行方は分かれそうだ。
 第91回アカデミー賞の授賞式は、ハリウッドで2月24日(日本時間25日午前)に開催される予定で、まだ1カ月以上の時間があることから、情勢はまだ流動的だ。当ブログでは直前予想を含め、数回情勢を分析する予定。また受賞結果は授賞式当日に当ブログでリアルタイム速報する。

★作品賞候補


★『アリー/スター誕生』


★『ブラック・クランズマン』


★『ブラックパンサー』


★『ボヘミアン・ラプソディ』


★『女王陛下のお気に入り』


★『グリーンブック』


★『ROMA/ローマ』


★『バイス』


★アカデミー賞公式サイト

 異変があったのは監督賞部門。『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督、『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督、『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、『バイス』のアダム・マッケイ監督ら順当な顔ぶれの中に、確実視されていた『アリー/スター誕生』の主演・監督を務めた俳優、ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)監督の名が並べられず、『COLD WAR あの歌、2つの心(Cold War)』のパヴェウ・パヴリコフスキ(Pawel Pawlikowski)監督が選ばれた。
 『COLD WAR あの歌、2つの心(Cold War)』は、第72回英国アカデミー賞では、監督賞と外国語作品賞を含む4部門にノミネート。第76回ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞にノミネートされるなど大きな映画賞で高い評価を受けた良質な作品。カンヌ国際映画祭でパヴリコフスキ監督が監督賞に選ばれたり、ベルギー映画批評家協会グランプリやヨーロッパ映画賞作品賞などを受賞したりしたことによるヨーロッパでの盛り上がりを監督賞部門に導き入れたい勢力が投票権を持つアカデミー会員の中に一定程度いることの結果とみられ、演出手腕は高く評価されているものの、初監督作品だったクーパーを監督賞候補にするのは時期尚早と考えたベテラン会員が多いことが今回の異変を招いたとみる向きもある。

★監督賞候補


 俳優関連はいずれも熾烈な争い。
 主演女優賞は、『女王陛下のお気に入り』でアン王女を演じたオリヴィア・コールマンと、『天才作家の妻 40年目の真実』のグレン・クローズが横一線。『アリー/スター誕生』のレディー・ガガは大方の予想を超える演技力を見せつけたことで、玄人筋にも評価が高まっており、一気にこの2人を抜く可能性も。『ROMA/ローマ』のヤリッツァ・アパリシオが大穴となる。
 主演男優賞は、『バイス』のクリスチャン・ベールが大きく抜け出しており、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックと、監督賞へのノミネートを逃してこの部門に賭けるしかなくなった『アリー/スター誕生』のブラッドリー・クーパーが追う展開。『永遠の門 ゴッホの見た未来』のウィレム・デフォーを推す声も強い。
 助演女優賞は、『ビール・ストリートの恋人たち』のレジーナ・キングが一歩リード。『女王陛下のお気に入り』のエマ・ストーン、レイチェル・ワイズが包囲網を形成して逆転を狙う。
 助演男優賞は、『グリーンブック』のマハーシャラ・アリでほぼ決まり。しかし『バイス』のサム・ロックウェルや『ブラック・クランズマン』のアダム・ドライバーも可能性を残している。

★主演女優賞候補


★主演男優賞候補


★助演女優賞候補


★助演男優賞候補


 日本にとって気になるのは、長編アニメーション賞と外国語映画賞。
 長編アニメーション賞には細田監督の『未来のミライ』がノミネートされたが、前述のように、これまでの各映画賞では、ほとんどの場合、米アニメ『スパイダーマン:スパイダース』が受賞しており、残念ながら、『未来のミライ』が受賞するためには相当な巻き返しが必要だ。細田監督はアジアやヨーロッパの一部では熱狂的なファンを持っているが、米国での人気はまだ物足りない。人工的な3Dアニメが全盛の米国に、日本アニメ伝統の人間的な温もりのある二次元の世界がどれだけ対抗することができるか、全世界が注目しているだけに、正念場となる。
 外国語映画賞は、是枝監督の『万引き家族』が最有力ではあるものの、すべては『ROMA/ローマ』しだい。最多の10部門でノミネートされるなど、終盤の賞レースを席巻する勢いだが、作品賞、監督賞、主演女優賞、撮影賞などで受賞を逃す可能性が強い場合は、外国語映画賞での受賞に比重が重くなる可能性も強く、『万引き家族』の受賞は望み薄となる。さらにヨーロッパで高い評価を受けている『COLD WAR あの歌、2つの心(Cold War)』が猛烈な勢いで存在感を増していることから、『万引き家族』が目立たなくなっていることも確か。既に1月14日に投票を終えているアカデミー会員の目が1月上旬の時点でどこに向いていたかがすべてを左右しそうだ。
 『COLD WAR あの歌、2つの心(Cold War)』はともかくとして、主要賞でこれほどまでにノミネーションされた作品であって、なおかつ『ゼロ・グラビティ』で監督賞を受賞したキュアロン監督のような巨匠が母国語で撮った『ROMA/ローマ』のような作品を外国語映画賞部門にノミネートすることが適切かどうか、今後、関係者や識者の間で議論が沸騰することも考えられる。

 主要スタッフ賞も見ていこう。
脚本賞は、『女王陛下のお気に入り』のデボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラと『グリーンブック』のニック・バレロンガほかが抜け出しているが、ほぼ互角の闘い。脚色賞は『アリー/スター誕生』のエリック・ロスほかが目立っているが、優勢とまでは言えない情勢。
 撮影賞は、カメラマンも務める『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督が有力。美術賞は『女王陛下のお気に入り』のフィオナ・クロンビーと、『メリー・ポピンズ リターンズ』のジョン・マイヤーに勢いがある。衣裳デザイン賞は『女王陛下のお気に入り』のサンディ・パウエルと、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』のアレクサンドラ・バーンがガチンコ勝負を繰り広げそうだ。メイクアップ&ヘアスタイリング賞は、クリスチャン・ベールをチェイニー元副大統領そっくりに仕立て上げた『バイス』のメイク術と、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』での時代がかった女王たちのヘアメイク技術のどちらを評価するかが見どころ。

 音楽関係では、主題歌賞では『アリー/スター誕生』でレディー・ガガとブラッドリー・クーパーという主演の2人がデュエットする「Shallow」が確実視されるが、作曲賞は、『ブラック・クランズマン』のテレンス・ブランチャード、『ブラックパンサー』のルドウィグ・ゴランソン、『ビール・ストリートの恋人たち』のニコラス・ブリテル、『犬ヶ島』のアレクサンドル・デスプラ、『メリー・ポピンズ リターンズ』のマーク・シャイマンが横一線で予断を持った推測はできない情勢だ。

 編集賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞、長編ドキュメンタリー賞、短編ドキュメンタリー賞、短編実写映画賞、短編アニメーション賞についてはさらなる情報収集が必要なため、後日予想を掲載する予定。


 全部門のノミネート作品や対象者は以下の通り。

■作品賞■
『アリー/スター誕生』
『ブラック・クランズマン』
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』
『バイス』

■主演女優賞■
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
グレン・クローズ(Glenn Close)『天才作家の妻 40年目の真実』
レディー・ガガ(Lady Gaga)『アリー/スター誕生』
メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
ヤリッツァ・アパリシオ(Yalitza Aparicio)『ROMA/ローマ』

■主演男優賞■
クリスチャン・ベール(Christian Bale)『バイス』
ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)『アリー/スター誕生』
ラミ・マレック(Rami Malek)『ボヘミアン・ラプソディ』
ヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen)『グリーンブック』
ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)『永遠の門 ゴッホの見た未来』

■助演女優賞■
エイミー・アダムス『バイス』
マリナ・デ・タヴィラ『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』

■助演男優賞■
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』

■監督賞■
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
アダム・マッケイ『バイス』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』

■脚本賞■
デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ『女王陛下のお気に入り』
ポール・シュレイダー『魂のゆくえ』
アダム・マッケイ『バイス』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
ニック・バレロンガほか『グリーンブック』

■脚色賞■
エリック・ロスほか『アリー/スター誕生』
コーエン兄弟『バスターのバラード』
スパイク・リーほか『ブラック・クランズマン』
ニコール・ホロフセナー&ジェフ・ウィッティ『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
バリー・ジェンキンス『ビール・ストリートの恋人たち』

■撮影賞■
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
マシュー・リバティーク『アリー/スター誕生』
ロビー・ライアン『女王陛下のお気に入り』
キャレブ・デシャネル『Never Look Away(原題)』
ウカシュ・ジャル『COLD WAR あの歌、2つの心』

■美術賞■
ハナー・ビーチラー『ブラックパンサー』
フィオナ・クロンビー『女王陛下のお気に入り』
ネイサン・クロウリー『ファースト・マン』
ジョン・マイヤー『メリー・ポピンズ リターンズ』
エウジェニオ・カバイェロ『ROMA/ローマ』

■衣装デザイン賞■
ルース・E・カーター『ブラックパンサー』
サンディ・パウエル『女王陛下のお気に入り』
サンディ・パウエル『メリー・ポピンズ リターンズ』
アレクサンドラ・バーン『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
メアリー・ゾフレス『バスターのバラード』

■メイクアップ&ヘアスタイリング賞■
『Border(原題)』
『バイス』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

■作曲賞■
テレンス・ブランチャード『ブラック・クランズマン』
ルドウィグ・ゴランソン『ブラックパンサー』
ニコラス・ブリテル『ビール・ストリートの恋人たち』
アレクサンドル・デスプラ『犬ヶ島』
マーク・シャイマン『メリー・ポピンズ リターンズ』

■主題歌賞■
「All The Stars」『ブラックパンサー』
「I’ll Fight」『RBG(原題)』
「The Place Where Lost Things Go」『メリー・ポピンズ リターンズ』
「Shallow」『アリー/スター誕生』
「When A Cowboy Trades His Spurs For Wings」『バスターのバラード』

■編集賞■
ヨルゴス・マヴロプサリディス『女王陛下のお気に入り』
ハンク・コーウィン『バイス』
ジョン・オットマン『ボヘミアン・ラプソディ』
バリー・アレクサンダー・ブラウン『ブラック・クランズマン』
パトリック・J・ドン・ヴィト『グリーンブック』

■音響編集賞■
『クワイエット・プレイス』
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』

■録音賞■
『ブラックパンサー』
『アリー/スター誕生』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』

■視覚効果賞■
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
『プーと大人になった僕』

■長編アニメーション賞■
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』

■外国語映画賞■
『Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)
『Never Look Away(原題)』(ドイツ)

■長編ドキュメンタリー賞■
『Free Solo(原題)』
『Hale County This Morning, This Evening(原題)』
『Minding The Gap(原題)』
『Of Fathers And Sons(原題)』
『RBG(原題)』

■短編ドキュメンタリー賞■
『Black Sheep(原題)』
『エンド・ゲーム:最期のあり方』
『Lifeboat(原題)』
『Period. End of Sentence(原題)』
『A Night At The Garden(原題)』

■短編実写映画賞■
『Detainment(原題)』
『Fauve(原題)』
『マルグリット』
『Mother(原題)』
『Skin(原題)』

■短編アニメーション賞■
『Bao』
『冲破天際 One Small Step(原題)』
『Weekends(原題)』
『Animal Behaviour(原題)』
『Late Afternoon(原題)』


 アカデミー賞の授賞式は米国西部時間2月24日(日本時間2月25日午前)に開催される。
 日本ではWOWOWが2月25日午前8時半からWOWOWプライムで独占生中継(同時通訳)する予定。司会は例年通り、ジョン・カビラと高島彩。ゲストや現地リポーターは今後発表されるものとみられている。25日午後9時からは日本語字幕付きのダイジェスト番組も放送される。


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2018年06月16日

【News=総合】 第10回AKB48世界選抜総選挙は松井珠理奈が初栄冠、須田亜香里、宮脇咲良と新時代の旗手らが続くフレッシュな顔ぶれ、中井りかは「文春砲」直撃を突然告白(2018)

 海外のグループも初めて参加した第10回AKB48世界選抜総選挙は、6月16日夕方から夜にかけて、名古屋市のナゴヤドームで開票イベントが行われ、SKE48・チームSの松井珠理奈が初の女王に輝いた。前田敦子、大島優子、渡辺麻友ら絶対的エースは卒業し、昨年まで3連覇を果たしていた指原莉乃や全国的、全世代的な人気を誇るNMB48の山本彩が立候補を辞退した中での総選挙であったとは言え、若いながら豊富なキャリアを持つ松井の栄冠と、それに続き、早くから注目され努力を続けてきた須田、宮脇、岡田奈々(5位)が上位に入り、2年連続速報トップで旋風を巻き起こした荻野由佳が4位、武藤十夢が昨年は辞退しながら2年ぶりの復帰で見事7位と「神7」の一角に入り、単なる人気や話題性だけでなく、実力や地道な努力、またさまざまな道を経ての上位入りが印象的な開票結果となった。
 しかし、AKB48グループ全体に対する世間の関心の薄れを訴えた須田の発言にもあるように、アイドルブームの終焉に危機感がにじむ総選挙であったとも言え、今後予想される若手同士の激突がどれほどAKB48グループの人気を底上げできるかがカギになって来た。

 恒例となっているスピーチ分析については、後日掲載します。

 開票イベントは順調に続いたが、2万6701票で37位にランクインしたNGT48チームNIIIの中井りかが、スピーチの中で、「週刊文春」の取材を受けたことを明かし、「これだけは言わせてください。アイドルだっていろいろあるんだよー!」とひと叫び。「悪目立ちするとこういう事が起きるんだな。本当に申し訳ないです。ごめんなさい」とファンに謝罪する異例の一幕があった。
 中井は「今はまだ(言えません)。全貌が明らかになってからネットでどうぞ騒いでください」と取材内容について明かさないまま、普段から過激な言動で炎上被害を真っ正面から受け止めているタフなアイドルらしい、気合も見せた。
 アイドルは続けるもよう。

 選抜メンバーの順位と票数は以下の通り(17位以下は省略)。

★第1位★194,453票 松井珠理奈(SKE48 Team S)/★第2位★154,011票 須田亜香里(SKE48 Team E)/★第3位★141,106票 宮脇咲良(HKT48 Team KIV)/★第4位★81,629票 荻野由佳(NGT48 Team NIII)/★第5位★75,067票 岡田奈々(AKB48 Team 4)/★第6位★67,465票 横山由依(AKB48 Team A)/★第7位★62,611票 武藤十夢(AKB48 Team K)/★第8位★53,998票 大場美奈(SKE48 Team KII)/★第9位★51,620票 矢吹奈子(HKT48 Team H)/★第10位★50,175票 田中美久(HKT48 Team H)/★第11位★48,671票 惣田紗莉渚(SKE48 Team KII)/★第12位★48,100票 高橋朱里(AKB48 Team B)/★第13位★47,458票 向井地美音(AKB48 Team A)/★第14位★46,837票 吉田朱里(NMB48 Team M)/★第15位★45,688票 古畑奈和(SKE48 Team KII)/★第16位★39,241票 本間日陽(NGT48 Team NIII)


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2017年06月12日

【News=総合】 第71回トニー賞はミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」が6冠、「ハロー・ドーリー!」主演のベット・ミドラーにも栄冠(2017)

 米国の演劇賞の最高峰である第71回トニー賞は米国東部時間6月11日夜(日本時間12日午前)、ニューヨークで授賞式が開かれ、対人コミュニケーション障害を抱えクラスに溶け込めないでいる高校生の少年が、同級生の不良との急接近と突然の別れの後、大人たちのちょっとした誤解からSNSで異様な注目を浴びていくミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」がミュージカル作品賞やベン・プラットのミュージカル主演男優賞、レイチェル・ベイ・ジョーンズのミュージカル助演女優賞をはじめ、オリジナル楽曲賞、脚本賞、編曲賞と6冠に輝いた。演劇作品賞は1993年にノルウェーのオスロで合意したイスラエルとパレスチナの和平交渉を描いた舞台「オセロ」が演劇助演男優賞とともに獲得。ここ数年続いている人間の内面を深くえぐり取った社会派の作品に演劇、ミュージカルともに評価が集中する流れが今年も続いていたということになる。
 また圧倒的な存在感を見せつけたのは、ミュージカルリバイバル作品賞を受賞したミュージカル「ハロー・ドーリー!」でミュージカル主演女優賞を受賞したベット・ミドラー。71歳にして初めて出演したミュージカルで見事栄冠を獲得し、エミー賞3回、ゴールデン・グローブ賞4回、グラミー賞3回という輝かしい受賞歴をさらに分厚いものにした。
 受賞スピーチでミドラーは制限時間を告げる音楽が鳴っても「音楽やめて」と一喝してさらに数分間もオーバーしてしゃべり続けるなど、いろんな意味で貫禄を見せつけた。

★ミュージカル作品賞を受賞した「ディア・エヴァン・ハンセン」のカンパニー


★REUTERSNews

★ミュージカル主演男優賞の受賞を喜ぶベン・プラット


★スピーチするベット・ミドラー


 演技部門では、演劇主演男優賞に「プレゼント・ラフター」のケヴィン・クラインが、演劇主演女優賞に、イプセン作の「人形の家」で家を出て行ったノラが離婚を成立させるために15年ぶりに夫のいる家に戻ってくる舞台「人形の家 パート2」のローリー・メカトーフが受賞した。

★舞台「プレゼント・ラフター」で演劇主演男優賞を受賞したケヴィン・クライン


★舞台「人形の家 パート2」で演劇主演女優賞を受賞したローリー・メカトーフ


 演劇助演男優賞のマイケル・アロノフ(「オスロ」)、演劇助演女優賞のシンシア・ニクソン(子狐たち)とあわせ、やはり演劇部門は演技に独特の深みのある俳優が選ばれている。

★演劇助演男優賞の受賞スピーチをするマイケル・アロノフ


★演劇助演女優賞を受け取るシンシア・ニクソン(左)


 ミュージカルでは主演賞の若手、ベン・プラット、大ベテラン、ベット・ミドラーの圧倒的な注目度の影に隠れながらも、助演男優賞は「ハロー・ドーリー!」のギャヴィン・クリール、助演女優賞は「ディア・エヴァン・ハンセン」のレイチェル・ベイ・ジョーンズと40代の注目株に脚光が当たった。

★ミュージカル助演男優賞の受賞スピーチをするギャヴィン・クリール


★ミュージカル助演女優賞の受賞スピーチをするレイチェル・ベイ・ジョーンズ


 演出賞は、演劇がポーランド人戯曲のブロードウェイ初演の上演中に不道徳だとして俳優とプロデューサーが逮捕されるという1923年の前代未聞の事件を描いた「インディセント」のレベッカ・タイシュマン、ミュージカルが米同時多発テロ(9・11)の際に39機もの航空機が緊急着陸を余儀なくされ、5日間も世界中の人たちを懸命にもてなし励ましたカナダの小さな村の人たちの話を描いた「カム・フロム・アウェイ」のクリストファー・アシュリーが受賞。演劇界の悲劇である事件を演劇人たちの魂の闘いの記録としても描き出した「インディセント」の構成力と、わずか12人で膨大な数の人々を表現し、主役もおらず舞台装置もいすだけという「カム・フロム・アウェイ」の演出力が評価されたとみられている。

★演劇演出賞を受賞したレベッカ・タイシュマン


★ミュージカル演出賞を受賞したクリストファー・アシュリー


 「ハロー・ドーリー!」の大ヒットでリバイバル作品への注目もがぜん上昇中だが、演劇部門では1970年代のピッツバーグを舞台とした白タク運転手たちが会社の危機に際して団結する「ジトニー」が選ばれた。
 また、オリジナル楽曲賞は昨年から今年にかけて大ヒットした映画『ラ・ラ・ランド』で音楽を担当し、アカデミー賞で主題歌賞を受賞しているベンジ・パセックとジャスティン・ポールがミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」の音楽で選ばれ、その才能とコンビネーションの確かさが証明された。

 今年の司会は名優ケヴィン・スペイシー。激しいダンスを伴うパフォーマンスやノミネート作品のパロディ、主演の人気ドラマ「ハウス・オブ・カード」ネタの総動員など、スペイシーの豊富なキャラクターが炸裂。例年以上の面白みがあった。

★冒頭のダンスシーンにケヴィン・スペイシーも登場


★ノミネート作品のパロディやギャグも満載


★自身が主演して大ヒットのテレビドラマ「ハウス・オブ・カード」の役になりきって共演者とともに登場。プレゼンターのリン・マニュエル・ミランダも苦笑いするしかなかった


 今年1月のトランプ政権誕生以来、米国のエンターテインメント関連のイベントで続いているトランプ批判は、今回のトニー賞授賞式ではいくつかの皮肉がある程度で抑え気味だったが、プレゼンターとしてオバマ政権のバイデン前副大統領の夫人、ジル・バイデンが登場すると、会場を埋めたスターや演劇人らが一斉に立ってスタンディングオベーション。1分近くも鳴り止まない拍手にジル夫人が戸惑うほどの大歓迎ぶりで、すっかり変わり果ててしまった米国の政治や民主主義の現状をみるにつけ、まだ終わってから半年も経っていないオバマ時代への郷愁や、なんとかトランプ地獄から助け出してほしいとすがるような思いを、米国の良心と言われたバイデン前副大統領に、夫人を通じてであっても届けてほしいと願う気持ちの表れのように見えた。

★プレゼンターとして登場したジル・バイデン前副大統領夫人



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2017年02月27日

【News=総合】 第89回アカデミー賞作品賞は『ムーンライト』、当初は前代未聞の誤発表、『ラ・ラ・ランド』は6冠、入国制限の関係2映画受賞で映画人の気概(2017)

 第89回アカデミー賞は米国西部時間2月26日夜(日本時間27日)、米・ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が開かれ、作品賞にはマイアミの貧しい地区に住む内気な黒人少年が個人の性的嗜好やアイデンティティの問題を模索しながら成長していく過程を描いたバリー・ジェンキンス監督作品『ムーンライト』が選ばれた。当初、プレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイは作品賞を『ラ・ラ・ランド』と発表し、プロデューサー陣の受賞スピーチまで始まっていたが、主演女優賞の発表用紙が作品賞の封筒に誤って封入されていたことが分かり、受賞作は『ムーンライト』に訂正発表された。かっちりと決められた放送時間が残りわずかになる中、ベイティらが釈明したり、司会のジミー・キンメルが責任を感じて「(アカデミー司会からの)引退宣言」をしたり、エマ・ストーンがショックのあまり「オー・マイ・ゴッド(なんてことなの)」と嘆いたりして、大混乱となったが、『ムーンライト』の受賞スピーチがあらためて行われ、ぎりぎり収まった。『ラ・ラ・ランド』は13部門で14ノミネートを獲得した勢いそのままに、美術賞、撮影賞、作曲賞、主題歌賞、監督賞、主演女優賞と6部門を制覇したが、最高の栄誉は逃した。主演女優賞は大本命のエマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)が初戴冠、主演男優賞はデンゼル・ワシントンが逃したものの、受賞のケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)も手堅く、助演部門のビオラ・デイビス(『フェンス』)・マハーシャラ・アリ(『ムーンライト』)とともに演技部門は予想通りの受賞結果となった。日本関連では、日本が舞台の『Kubo and the Two Strings』や、スタジオジブリがマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督とタッグを組んだ日仏共同アニメ『レッドタートル ある島の物語』が長編アニメーション賞に、遠藤周作の原作をマーチン・スコセッシ監督が30年の構想の末映画化した『沈黙 サイレンス』のカメラマン、ロドリゴ・プリエトが撮影賞にノミネートされていたが、いずれも受賞は逃した。

★授賞式後の記者会見で笑顔を見せる『ムーンライト』組

★大混乱となった授賞式最終盤

★6冠に終わるも、映画の楽しさが詰まった『ラ・ラ・ランド』は間違いなく名作


 昨年、演技部門にノミネートされた俳優が全員白人だったことから「オスカーは真っ白」と批判された問題に関しては、これまでの反動か、投票権者のバランスをとるための改革が功を奏したのが、ノミネート・受賞ともバランスよく収まった。
 ただ一方でトランプ米大統領が1月の就任直後に7カ国を指定して入国を制限する大統領令を発令したため、外国語映画部門のイラン映画『セールスマン』の監督と主演女優、短編ドキュメンタリー賞の『ホワイト・ヘルメット−シリアの民間防衛隊(The White Helmets)』の製作メンバーらが授賞式をボイコットしたり出席を断念したりするなどの抗議行動を敢行。トランプ政権に批判が強まる中で、両映画とも受賞し、投票した映画人たちの反動的な政策に対する気概が現れた結果となった。

★授賞式をボイコットしたファルハディ監督のメッセージを代読する米国在住イラン人女性実業家

★映画『ホワイト・ヘルメット−シリアの民間防衛隊(The White Helmets)』を撮影したハリド・ハティブ


 受賞スピーチなどでトランプ批判の嵐になると予想される中、「移民のために」「すべての有色人種に」といったスピーチや、国民の分断を嘆く発言は相次いだものの、トーンとしては全体的に抑制された表現で、人々の連帯や、自由を奪う者に対する忍耐強い抵抗を喚起する呼びかけが大勢を占めた。その分、司会のジミー・キャンメルの突出ぶりが目立ち、「敵」を作って攻撃するトランプ大統領の手法やツイート偏重政治を強烈に揶揄。トランプ大統領が「最も過大評価されている」と言い放った名女優メリル・ストリープにあらん限りの「失礼な形容詞」をつけて紹介し、いかにトランプ大統領の言っていることが大嘘で間違った評価であるかを俳優たちや視聴者に印象付けてその馬鹿さ加減を強調して見せるなど、あの手この手でトランプ大統領を攻撃。スマホの画面を大型モニターに移してトランプ大統領に直接ツイートするなど、多くが演出であるとはいえ、ジミー・キンメルの持つブラックな笑いの能力を最大限発揮した。

★司会のジミー・キンメルはトランプ大統領によって意図的に「過小評価」されたメリル・ストリープを徹底的にいじり倒す


 受賞作品は次の通り。

●作品賞=『ムーンライト』
●監督賞=デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
●主演男優賞=ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
●主演女優賞=エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』
●助演男優賞=マハーシャラ・アリ『ムーンライト』
●助演女優賞=ビオラ・デイビス『フェンス』
●脚本賞=ケネス・ロナーガン『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
●脚色賞=バリー・ジェンキンス、タレル・アルビン・マクレイニー『ムーンライト』
●視覚効果賞=『ジャングル・ブック』
●美術賞=『ラ・ラ・ランド』
●撮影賞=リヌス・サンドグレン『ラ・ラ・ランド』
●衣装デザイン賞:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
●編集賞=『ハクソー・リッジ』
●音響編集賞=『メッセージ』
●録音賞=『ハクソー・リッジ』
●メイクアップ&ヘアスタイリング賞=『スーサイド・スクワッド』
●作曲賞=ジャスティン・ハーウィッツ『ラ・ラ・ランド』
●主題歌賞=『City of Stars」 『ラ・ラ・ランド』
●外国語映画賞=『セールスマン』(イラン)
●長編ドキュメンタリー賞=『O.J.:メイド・イン・アメリカ(原題)』
●短編ドキュメンタリー賞=『ホワイト・ヘルメット−シリアの民間防衛隊(The White Helmets)』
●長編アニメーション賞=『ズートピア』
●短編アニメーション賞=『ひな鳥の冒険』
●短編実写映画賞=『Sing 合唱』


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2016年06月13日

【News=総合】 第70回トニー賞はミュージカル部門で「ハミルトン」11冠、ミュージカル演技賞は史上初の黒人独占、演劇は怖れと向き合う勇気に焦点(2016)

 米国演劇界最高の栄誉とされる第70回トニー賞は米国東部時間6月12日夕方から夜にかけ(日本時間13日午前)、ニューヨークのビーコン・シアターで授賞式が開かれ、ミュージカル部門では男女の主演・助演の4つの演技賞をトニー賞史上初めて黒人が独占した。米国建国の父の1人、アレクサンダー・ハミルトンの生涯を描き、4人のうち3人が出演しているミュージカル「ハミルトン」は、12部門受賞という最高記録を持つ2001年の「プロデューサーズ」には届かなかったものの、16の賞にノミネートされた中で作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、演出賞、脚本賞、オリジナル楽曲賞など11部門を制し、圧倒的な強さを見せた。ミュージカル部門リバイバル作品賞は、貧困や虐待など底辺の人生を送ってきた黒人女性が本当の人間愛を知る「カラーパープル」が輝いた。また演劇部門では、娘に会うため地方からマンハッタンのアパートにやってきた父親や家族が感謝祭を祝ううち不気味な出来事に巻き込まれていく舞台「ザ・ヒューマンズ」が作品賞に、違法移民であることを知りつつ受け入れた妻のいとこ兄弟の一人と、孤児となったため一緒に暮らしている自分が溺愛するめいが恋に落ちたことから悲劇に巻き込まれていく舞台「橋からの眺め」がリバイバル作品賞に輝いた。両部門ともに人間への深い洞察力がきいた作品が栄誉を手にしたが、ミュージカルでは、過去の歴史に学びながら、人間としての生きざまを探る作品が優位となり、演劇ではだれもが心に抱く「怖れ」と向き合い、乗り越えていく勇気を探った作品に注目が集まったことになる。いずれにせよ、米国の演劇はさらなる「深化」を遂げているといえそうだ。

★cinemaCafeNews

 第70回トニー賞を席巻したミュージカル「ハミルトン」は、米国の建国の父のひとり、アレクサンダー・ハミルトンの伝記。西インド諸島に生まれ、貧しく、父とは生き別れ、母もなくしたハミルトンが米国に渡って独立運動や独立戦争で活躍する。大富豪の娘とも結婚し、新政府では初代財務長官も務め、社会的に成功するが、政治家たちと激しく対立、スキャンダルにも巻き込まれる。そんなハミルトンのアグレッシブな人生をロックやラップ、ヒップホップで彩り、黒人やヒスパニック系を中心としたキャストで演じる演劇界の革命的作品で、現在、ブロードウェイのチケットを入手するのは極めて困難とされている。

 ミュージカル部門は完全にその「ハミルトン」の制覇状態。主演男優賞にはレスリー・オドム・ジュニアが選ばれた。オドムは「(楽曲・脚本・出演の)リン=マヌエル・ミランダは、新しいビジョンを与えてくれた。無限の可能性と友情に感謝したい」と最大限の感謝の意を伝えた。助演男優賞はダヴィード・ディグス、助演女優賞はレネー・エリス・ゴールズベリーと「ハミルトン」出演組だ。
 主演女優賞は唯一気を吐いた「カラーパープル」のシンシア・エリヴォ。「メイクさんに怒られるから絶対に泣かない」と言いながらも涙は流れ続け、「ステージ上で私をより強い女性にしてくれてありがとう」と語ると感動の拍手が送られた。
 作品賞には「ハミルトン」、リバイバル作品賞に賞は「カラーパープル」と圧倒的な強さを見せた2作が当然のように輝いた。オリジナル楽曲賞、脚本賞、演出賞も「ハミルトン」と主要賞を総なめした。

 演劇部門は、主演男優賞が「ザ・ファーザー」のフランク・ランジェラ、主演女優賞は「夜への長い旅路」のジェシカ・ラング。フランク・ランジェラは認知症のため記憶を失っていく80歳の元タップダンサーの演技が繊細かつ壮絶で、ジェシカ・ラングはモルヒネ中毒に陥った女性を鬼気迫る迫力で演じきっていて、いずれも納得の受賞となった。
 フランク・ランジェラは、スピーチで「大器晩成だと言われていたが、それは30歳ぐらいのことだと思っていた」と超満員の観衆を沸かせるなど味のある言葉のセンスの持ち主だった。
 さらに助演男優賞はリード・バーニー、助演女優賞はジェイン・ハウディシェルといずれも「ザ・ヒューマンズ」出演組が獲得。
 その「ザ・ヒューマンズ」は作品賞に輝き、リバイバル作品賞は「橋からの眺め」に決まった。

 賞を授与する各賞のプレゼンターには、スティーブ・マーティン、ジェイク・ギレンホール、バーブラ・ストライサンド、オプラ・ウィンフリー、ケイト・ブランシェット、キャロル・キング、ネイサン・レインらが登場した。

 授賞式が開かれた6月12日の未明から早朝にかけてフロリダ州オーランドのナイトクラブで発生した米国史上最悪の銃乱射事件を受け、司会の英国人俳優ジェームズ・コーデンが「すべての人にとっての悲劇です。舞台は人種、宗教、セクシャリティー、性別が平等でみんなが受け入れられ愛される場所です。僕らはみんなでそれを確実なものにしなければなりません」と力強くアピール。そのほか、作品賞にノミネートされたミュージカルの再現パフォーマンスの一部で、小道具として使う銃を持たずに登場するなど、急遽演出を変更したコーナーも。参加者はシルバーリボンを身に着け、犠牲者に哀悼の意と敬意を示した。

 受賞者の幾人かからも犠牲者への追悼の言葉が寄せられた。特に演劇部門の主演男優と女優のベテラン2人は念入りで、主演男優賞を受賞したフランク・ランジェラは「感謝すべき人の名を読み上げるよりも、オーランドで起こったことを話したい」ときっぱり言い放ち、「悪いことが起きたとき私たちには3つの選択肢がある。定義づけられるか、破滅するか、強くなるかの3つだ。私たちは厳しい現実に直面したが、ぜひみんなに強くなってもらいたい。1歩ずつみんなと共に歩んで行きたい」と、すべての米国民に呼び掛けるような説得力のある言葉で話すと大きな拍手が。主演女優賞を受賞したのジェシカ・ラングは「夢が叶いました」と喜びを表現した後、少し言い淀んで「今日は悲しい日なんですが」と一瞬陰のある表情を見せてから「最高の気分です」と遠慮がちに語った。

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2016年02月29日

【News=総合】 第88回アカデミー賞は「スポットライト 世紀のスクープ」が制覇、ディカプリオが悲願の主演男優賞獲得(2016)

 第88回アカデミー賞は米国西部時間2月28日夜(日本時間29日)、米ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が開かれ、作品賞にはカトリック教会の神父による幼児への性的虐待を暴いたボストンの新聞記者の奮闘を描き脚本賞も獲得した映画「スポットライト 世紀のスクープ」が選ばれた。これまで4度主演男優賞にノミネートされながら受賞がなく「無冠の帝王」とされていた米俳優のレオナルド・ディカプリオは、狩猟中に大けがを負って仲間に置き去りにされ、復讐のために壮絶なサバイバルを敢行する伝説的な毛皮ハンター、ヒュー・グラス(Hugh Glass)を鬼気迫る演技で演じきった映画「レヴェナント:蘇えりし者」で念願の主演男優賞を手にした。また、かつての人気シリーズの復活最新作で当初はアクション映画だとして低かった評価がうなぎ登りに高騰し、ついには作品賞を奪い取る寸前まで来た「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が編集賞など6部門で受賞し、今回のアカデミー賞に大旋風を巻き起こした。映画「レヴェナント:蘇えりし者」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は2年連続で監督賞を獲得、監督の盟友のカメラマン、エマニュエル・ルベツキが史上初となる3年連続撮影賞を受賞するなど、このメキシココンビも相変わらずの勢いを感じさせた。演技部門にノミネートされた俳優が全員白人だったことから、「オスカーは真っ白」と批判された問題では、黒人司会者のクリス・ロックが露骨に皮肉めいたジョークを連発。受賞者や出演者からも有色人種差別だけではなく、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)や抑圧された人々、貧富の差などあらゆる差別に対する反骨のメッセージが飛び交う異例の授賞式となった。

★AFPBBNews

 賞レースの序盤では、高い評価を受けていた「キャロル」は無冠。豪華キャストの「マネー・ショート 華麗なる大逆転」は脚色賞どまりと、長い期間をかけてたどり着くアカデミー賞の戦い方の難しさを露呈した。
 逆にジョージ・ミラー監督の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は粗暴なアクション映画には生理的な拒否反応を示すはずの評論家や批評家がこぞって高い評価を与え急上昇。外の世界に出ることなく監禁され、長い年月を部屋で過ごす母親と男の子をめぐる物語で、トロント国際映画祭で観客賞を受賞するなど抜群の人気で映画ファンを刺激したカナダ・アイルランド合作映画「ルーム」も、賞レースの中で作品賞トップグループの一角を形成するまでに成長してきた映画。いずれも映画の原点を見つめ直した作品で、今後の世界の映画作りにも大きな影響を与える可能性がある。

 俳優の演技に関する賞は、主演男優賞のレオナルド・ディカプリオが目立つが、主演女優賞に「ルーム」で母親を演じたブリー・ラーソン、助演男優賞に「ブリッジ・オブ・スパイ」で米国の捕虜と交換されるソ連スパイを演じたマーク・ライランス、助演女優賞にエディ・レッドメインが世界で初めて性適合手術を受けた男性を演じた「リリーのすべて」で彼に理解を示す妻を演じて感涙を誘ったアリシア・ヴィカンダーと、ディカプリオも含めて演技の神髄を見極めた選出と言え、前評判や知名度に引きずられない投票者の評価の確かさを証明した結果となった。

 日本からは長編アニメーション賞に米林宏昌監督の「思い出のマーニー」がノミネートされていたが、「インサイド・ヘッド」という強力な作品に阻まれ、受賞を逃した。

 授賞式のステージに、人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」のドロイド3体(R2-D2、C-3PO、BB-8)が登場するなど米映画界ならではの趣向も。パフォーマンスでは、昨年に引き続いて出演したレディー・ガガが、レイプ被害に遭った人々とともに登場して白い衣装で白いピアノを演奏。「あなたが悪いんじゃない」「くじけない」といったメッセージが書かれた腕を掲げて連帯を示した。最近、10代のころにレイプ被害に遭った経験を告白したガガは、米国の大学でのレイプ被害をテーマにした映画「ハンティング・グラウンド(原題、The Hunting Ground)」の主題歌でアカデミー歌曲賞にノミネートされていた曲を歌ってレイプ撲滅をアピールし、大きな拍手を浴びた。


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2015年02月23日

【News】 第87回アカデミー賞は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が4冠(2015)

 第87回アカデミー賞は米国西部時間2月22日夜(日本時間23日)、米ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が開かれ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が、作品賞、監督賞をはじめ、脚本賞、撮影賞の4冠を獲得した。また、ジャズドラマー志望の青年と鬼教師のスパルタの日々を描く異色作「セッション」は鬼教師役のJ・K・シモンズが助演男優賞に輝いたほか、録音賞、編集賞も獲得した。

AFPBBNews

 逆に、同じキャストで12年間撮影し続けて注目され、本命視されていた「6才のボクが、大人になるまで。」はパトリシア・アークエットの助演女優賞どまり。同じく「グランド・ブダペスト・ホテル」も作曲賞、技術賞、衣裳デザイン賞、メイクヘアスタイリング賞と4つの賞に輝きながらも主要各賞にはいずれも届かなかった。

 俳優の演技に関する賞は賞を分け合ったかたちで、主演男優・女優がエディ・レッドメイン、ジュリアン・ムーア、助演男優・女優がJ・K・シモンズ、パトリシア・アークエットといずれも事前の予想で最有力とされた面々が受賞した。

 日本からは長編アニメーション賞に高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が、短編アニメーション賞に在米の日本人、堤大介監督の「ダム・キーパー」がノミネートされていたが、いずれも受賞を逃した。



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2015年01月12日

【News=総合】 第72回ゴールデン・グローブ賞は「6才のボクが、大人になるまで。」が3冠(2015)

 米アカデミー賞の前哨戦として知られる第72回米ゴールデン・グローブ賞の授賞式が米国西部時間11日、米ロサンゼルスで開催され、5部門にノミネートされていた「6才のボクが、大人になるまで。」がドラマ部門の作品賞と、監督賞(リチャード・リンクレイター)と助演女優賞(パトリシア・アークエット)の3部門を制した。6歳の少年が成長する過程を同じキャストで12年かけて撮影し続けたこの作品はアカデミー賞作品賞も最有力とされており、さらに勢いをつけたかたちだ。しかし対照的に最多7部門にノミネートされ期待が高かった「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)は脚本賞(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)とミュージカル・コメディーの主演男優賞(マイケル・キートン)の2部門受賞。スティーブン・ホーキング博士の半生を描き注目されていた「博士と彼女のセオリー(The Theory of Everything)」もドラマの主演男優賞(エディ・レッドメイン)と作曲賞の2部門受賞と伸び悩んだ。  ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会が選出する映画賞で、米アカデミー賞の行方を占うのに重要な材料になるとされている。  CS海外ドラマ専門チャンネルAXNでは午前中にスカパー!で生中継した「第72回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」の同時通訳版を本日12日午後9時から、日本語字幕版を18日午後9時から放送する予定。  またAFP電によると、授賞式会場は直前に起きた世界的な悲劇、フランス風刺漫画新聞社襲撃事件とその後に起きた立てこもりによる人質死亡事件への抗議と追悼の思いで満たされ、主催者の外国人映画記者協会のセオ・キングマ会長が「北朝鮮からパリまで、言論の自由を抑圧するすべての者に、我々は団結して立ち向かう」と発言。昨年「ダラス・バイヤーズクラブ」で注目された俳優ジャレッド・レトーはフランス語で「あなた方を愛しています。私はシャルリー」と語りかけ、功労賞を受賞したジョージ・クルーニーは「私はシャルリー」と書かれたバッジを付け、さらに受賞スピーチを同じ言葉で締めくくったという。

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月別アーカイブ
ページ別順位(2014年8月4日現在)=直接リンクはされていませんので、各ページへ行くには、タイトルをコピーして下かトップ右の記事検索欄にペーストして検索してください
<01> Endless SHOCK 2014(21907)
<02> 太陽2068(9402)
<03> Endless SHOCK 2013(8821)
<04> なにわ侍 ハローTOKYO!!(8399)
<05> 直木賞芥川賞2013前期候補作決まる(5734)
<06> ソング・ライターズ(4968)
<07> 第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞にリリー・フランキー(4586)
<08> MIWA(3890)
<09> 「そして父になる」に世界から熱視線(3590)
<10> 「カッコーの巣の上で」舞台版が小栗旬主演で開幕(3316)
<11> 抜目のない未亡人(2862)
<12> マーガレット(2641)
<13> PLAYZONE → IN NISSAY(2550)
<14> 高校中パニック!小激突!!(2213)
<15> ストリッパー物語(2132)
<16> ダディ・ロング・レッグス=2014(2059)
<17> 刑事ドラマの殉職特集を放送(2049)
<18> 殺風景(1952)
<19> 今ひとたびの修羅(1818)
<20> ムサシ ロンドン・NYバージョン(1791)
<21> ムサシ ロンドン・NYバージョン=2014(1791)
<22> 「レ・ミゼラブル」と「アルゴ」にGグローブ賞(1760)
<23> かもめ(1725)
<24> 頭痛肩こり樋口一葉(1693)
<25> レディ・ベス(1665)
<26> イン・ザ・ハイツ(1637)
<27> 私が黄金を追う理由(1593)
<28> ジャック再び降臨「24」最新シリーズ放送開始(1592)
<29> 木の上の軍隊(1522)
<30> 国民の映画(1517)
<31> 2013前期芥川賞に藤野可織、直木賞に桜木紫乃(1315)
<32> ショーシャンクの空に(1280)
<33> ジャニーズ2020ワールド(1228)
<34> A.B.C座2013 ジャニーズ伝説(1178)
<35> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜=2014(1116)
<36> DREAM BOYS JET(1113)
<37> 「愛の渦」映画化(1087)
<38> 「ピトレスク」の稽古場公開(1085)
<39> 「レディ・ベス」世界初演ついに幕開け(1065)
<40> BACK STAGE(1047)
<41> 金閣寺(1028)
<42> シスター・アクト(990)
<43> レ・ミゼラブル(958)
<44> THE BIG FELLAH(953)
<45> 「天才執事ジーヴス」でウエンツと里見が名コンビに(952)
<46> 半沢直樹(923)
<47> もらとりあむタマ子(918)
<48> ザ・ワーズ 盗まれた人生(875)
<49> Holidays 休暇(862)
<50> ロスト・イン・ヨンカーズ(816)
<51> ミュージカルベストテンの選考投票に参加(804)
<52> ロンサム・ウエスト(787)
<53> 花嫁と父つなぐピアノ、盛岡のCMが話題(785)
<54> クリプトグラム(779)
<55> うかうか三十、ちょろちょろ四十(761)
<56> 奇跡の7人「THE BIG FELLAH」に集う(755)
<57> シレンシオ(695)
<58> アルトナの幽閉者(652)
<59> 筧利夫が世界最新演出版の初回を無事完遂(637)
<60> ネクスト・トゥ・ノーマル(635)
<61> ザ・ビューティフル・ゲーム(624)
<62> 私のダーリン(618)
<63> LOVE CHASE !!(599)
<64> SHOCK1000回達成(591)
<65> つか版・忠臣蔵〜大願成就討ち入り篇〜(589)
<66> 第86回日本アカデミー賞主演女優賞に真木よう子(575)
<67> 天翔ける風に(574)
<68> 愛の渦(572)
<69> 恋と音楽(569)
<70> モンテ・クリスト伯(551)
<71> ストロベリーナイト(549)
<72> 半沢直樹 その2(530)
<73> 第86回日本アカデミー賞主演男優賞に松田龍平(520)
<74> ベネチア金獅子賞に「サクロ・グラ」(513)
<75> 第86回日本アカデミー賞助演女優に真木よう子(498)
<76> 韓国版「家政婦のミタ」はチェ・ジウ主演(494)
<77> 米経済紙が半沢直樹特集、英語で倍返しは?(493)
<78> 第150回芥川賞直木賞候補作決まる(492)
<79> ライクドロシー(477)
<79> エニシング・ゴーズ(477)
<81> 太鼓たたいて笛ふいて(475)
<82> マイ・フェア・レディ(465)
<83> 屋根の上のヴァィオリン弾き(458)
<84> 秋のソナタ(450)
<85> ABC座2014ジャニーズ伝説(439)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<88> 渇いた太陽(436)
<89> 雨と夢のあとに(435)
<90> マンマ・ミーア!(429)
<91> 晩餐(426)
<91> マイケル・ジャクソンの新曲8曲入り新譜発売へ(426)
<93> 声(423)
<94> Tribes(417)
<95> ジェニファー・ローレンスがショートヘアーに(408)
<96> Paco〜パコと魔法の絵本〜from『ガマ王子vsザリガニ魔人』(403)
<97> 名もない祝福として(396)
<98> テンペストを白井晃演出で(395)
<99> ジャニーズ・ワールド(390)
<100> 半沢直樹 その3(383)
<101> 「シェルブールの雨傘」5年ぶり再演へ(378)
<102> 音のいない世界で(375)
<103> テイク・ディス・ワルツ(369)
<104> 組曲虐殺(364)
<104> 春琴(364)
<106> 「レ・ミゼラブル」は6/21発売(361)
<106> 「国民の映画」再演決定(361)
<108> ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(348)
<109> レ・ミゼラブル新演出版(347)
<110> 関数ドミノ(346)
<111> NO MORE 映画泥棒新バージョン(342)
<112> ピアフ(339)
<113> 海辺のカフカ◆archive◆(338)
<114> 007ファッション南青山で公開(334)
<114> 北島三郎、座長公演も最後と表明「引退ではない。歌い続ける」(334)
<116> 野田秀樹の「MIWA」に豪華俳優が集結(331)
<117> ロンドンでマティスの切り紙絵展始まる(330)
<118> ハリウッド白熱教室(322)
<119> リトルマーメイド(320)
<120> ぴんとこな(316)
<121> トガニ 幼き瞳の告発(313)
<122> カンヌバルムドールに「アデルの人生」(309)
<123> 脳男(305)
<124> トニー賞は「キンキーブーツ」(301)
<125> 赤鬼(299)
<126> BRAVE HEARTS 海猿(293)
<127> 「レディ・ベス」開幕前にトークイベント(291)
<128> 「オペラ座の怪人」完結編ついに日本初演へ(290)
<129> 第86回日本アカデミー賞作品賞に「舟を編む」(286)
<130> 取材・執筆した「殺風景」PR記事が掲載されました(281)
<131> ナタリー・ウッド事故死ではない可能性(278)
<131> 第86回日本アカデミー賞監督賞に石井裕也(278)
<133> 「海辺のカフカ」再演決定(277)
<134> 真夏の方程式(273)
<135> ハーベスト(269)
<135> 第21回読売演劇大賞は森新太郎(269)
<137> 4 four(268)
<137> 日の浦姫物語(268)
<139> iSAMU(258)
<140> ウルトラマリンブルー・クリスマス(254)
<140> 「風立ちぬ」公式上映で瀧本美織が存在感を発揮(254)
<142> トニー賞2014Ms作品賞(251)
<142> 進化するミス・サイゴン7月から世界最新演出で日本公演(251)
<144> ワイルド・スピード EURO MISSION(249)
<145> 半沢直樹第2回は21.8%で大台乗り(245)
<146> 小さいおうち(244)
<147> てんぷくトリオのコント(243)
<148> 「スクルージ」開幕、市村正親が意欲(242)
<149> 第67回カンヌ国際映画祭が開幕、長澤まさみも登場(241)
<150> アジア温泉(230)
<151> スター・トレック イントゥ・ダークネス(229)
<152> 「シスター・アクト」に個性派ずらり(226)
<152> 河瀬直美「2つ目の窓」公式上映で12分の鳴り止まぬ拍手(226)
<154> 片鱗(225)
<155> ジョン万次郎の夢(223)
<156> 白い夜の宴(221)
<157> 台湾の超美形ボーカルバンド人気、日本に到達(216)
<157> 野田秀樹の「赤鬼」気鋭の演出家・俳優で上演中(216)
<159> ウィズ〜オズの魔法使い〜(215)
<160> ビトレスクキャスト陣一体感強調(214)
<160> 戦隊ヒロイン「女子ーズ」にときめく5女優集結(214)
<162> GODZILLA ゴジラ(212)
<163> 第151回芥川賞直木賞候補作決まる(211)
<164> マクベス(207)
<164> ムーミン生んだトーベ・ヤンソン生誕100周年迎える(207)
<166> サウンド・オブ・ミュージック(205)
<167> テレ東が「不明者」を大捜索中(202)
<167> 「エッグ」再演決定、初の海外パリ公演も実現(202)
<169> 舟を編む(201)
<170> 蝋燭の灯、太陽の光(199)
<170> アナ雪の「スリラー」ダンス映像が大反響(199)
<172> 満天の桜(196)
<172> レッド・ツェッペリンがリマスター版収録の未発表曲2曲公開(196)
<174> ジェーン・エア=映画(193)
<175> さいあい シェイクスピア・レシピ(188)
<175> トニー賞2014Ms助女賞(188)
<177> ダディ・ロング・レッグス追加公演決定(181)
<178> 図書館戦争(180)
<179> KREVAの音楽劇再演、各界から逸材結集(179)
<180> ザ・フルーツ(178)
<181> 八月の鯨(176)
<182> 魔女の宅急便(173)
<182> 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ミュージカル日本初演へ(173)
<184> G・グローブ賞録画放送(172)
<184> 100回泣くこと(172)
<186> プラチナデータ(170)
<187> テルマエ・ロマエ供168)
<187> 第86回アカデミー賞のノミネート作決まる(168)
<189> オブリビオン(167)
<189> キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(167)
<191> あなたがここにいればよかったのに(166)
<192> ジェーン・エア=舞台(162)
<192> さよならドビュッシー(162)
<194> 華麗なるギャツビー(161)
<194> 藁の楯(161)
<194> ポール・ウォーカー急逝の波紋広がる(161)
<197> 異国の丘(160)
<197> 8月31日〜夏休み最後の日〜(160)
<197> 追悼 大瀧詠一(160)
<197> 安室奈美恵の洗練されたマッシュアップ映像が話題(160)
<201> ホロヴィッツとの対話(159)
<201> ヒトミ(159)
<203> 半沢直樹第6回も29.0%と好調維持(158)
<203> 初音ミクオペラにパリが熱狂(158)
<203> 中古LPからマービン・ゲイのパスポート発見(158)
<206> エッグ(156)
<206> 「ショーシャンクの空に」舞台化決定(156)
<208> J・K・ローリングの新作に34歳のハリー・ポッター登場(155)
<209> サビタ稽古場イベント(154)
<210> 風立ちぬ(151)
<210> 村上春樹、2013年のノーベル文学賞逃す(151)
<210> 追悼 やしきたかじん(151)
<213> 半沢直樹第5回は29.0%と続伸(150)
<214> The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)(146)
<215> さよなら渓谷(145)
<215> WILCO(145)
<217> 新国立劇場2014-15ラインナップ発表(144)
<217> 「メリー・ポピンズ」の裏側描く映画初上映(144)
<219> トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンpart2(143)
<220> 半沢直樹最終回は42.2%とミタ超え、関西は歴代最高(142)
<221> ダチョウ課長の幸福とサバイバル(141)
<222> ベネチア女優賞(140)
<223> 中学生円山(139)
<224> 大事なはなし(138)
<224> 「I'll be back」で大論争(138)
<224> 宮本亜門がドンペリPartyのショー演出(138)
<227> ナミヤ雑貨店の奇蹟(137)
<227> ケイティ・ペリーが着物パフォーマンス(137)
<227> 県庁おもてなし課(137)
<230> カンヌ審査員にキッドマンと河瀬直美ら(135)
<231> 任侠ヘルパー(134)
<231> レディー・ガガ、涙の訳はマネージャーとの決別?(134)
<231> 鬼才ラース・フォン・トリアーの最新作は超過激 !(134)
<234> 客家(133)
<234> その夜の侍(133)
<236> トニー賞2014Ms主女賞(131)
<237> 半沢直樹第3回は22.9%で今年ドラマトップ(130)
<237> DREAM BOYS(130)
<237> 米ゴールデン・グローブ賞ノミネート作決まる(130)
<240> 第39回菊田一夫演劇大賞にレミゼのキャスト&スタッフ(129)
<240> 海峡の光(129)
<242> 悪霊(128)
<243> シェイクスピア生誕450年記念上演始動、ハムレットは北朝鮮にも巡演へ(126)
<244> トニー賞2014MsRV作品賞(125)
<245> ミス・サイゴン(124)
<246> ザ・スーツ(123)
<246> フィリップ・シーモア・ホフマンが急死(123)
<246> 陽だまりの彼女(123)
<246> 共喰い(123)
<246> 「ドラえもん」英語吹き替え版は日米文化研究に興味深いヒント数々(123)
<251> 半沢直樹第4回は27.6%に急伸(122)
<251> ベルリン金熊賞(122)
<251> ミス・サイゴン=2014(122)
<251> 南京錠の橋ポン・デザール一部崩壊(122)
<255> 思い出を売る男(121)
<256> ダディ・ロング・レッグス(120)
<257> ずっと二人で歩いてきた(119)
<257> 横道世之介(119)
<259> 新・幕末純情伝(118)
<260> カウラの班長日記sideA(117)
<261> 無明長夜(116)
<261> ガラパコスパコス(116)
<263> 第86回米アカデミー作品賞に「それでも夜は明ける」(115)
<264> 半沢直樹に幻のラストシーン、DVD&Blu-rayに収録へ(114)
<264> 虚像の礎(114)
<264> 渡辺謙が「王様と私」でブロードウェイデビューへ(114)
<267> 大奥〜永遠〜【右衛門佐・綱吉篇】(112)
<268> 半沢直樹第9回は35.9%とさらに上昇(111)
<268> 地獄でなぜ悪い(111)
<268> トニー賞2014Ms助男賞(111)
<268> ピンク・フロイド10月の20年ぶりのアルバム発売を正式発表(111)
<272> ハムレット(109)
<272> ロックアウト(109)
<274> アカデミー助演女優賞はアン・ハサウェイ(108)
<274> 闇金ウシジマくん(108)
<274> 授業(108)
<274> 東京国際映画祭サクラグランプリは「ウィ・アー・ザ・ベスト!」(108)
<278> トニー賞2014PRV作品賞(107)
<278> トニー賞2014Ms主男賞(107)
<278> リチャード3世の墓と断定(107)
<378> 鍵泥棒のメソッド=舞台版(107)
<282> 半沢直樹第7回は30.0%と壁突破(105)
<282> ソチの脱出ヒーローまたも閉じ込め(105)
<282> 東京タワーはGW特別ライトアップ中(105)
<285> サ・ビ・タ日本版来春再演決定(104)
<285> 米アカデミー賞最注目は9歳の少女(104)
<285> 日本舞台美術家協会が7年ぶり展覧会開催(104)
<288> エンロン◆archive◆(103)
<288> つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(103)
<288> そして父になる(103)
<291> みなさん、さようなら(101)
<292> レミゼ衣装を東京3都市で展示(100)
<293> アルゴ検証番組日本初放送(99)
<294> 「荒野の七人」新吹き替え版放送(97)
<294> 五輪色の東京タワーを月も見に来た?(97)
<296> キングコングの巨大ロボ公開(96)
<296> 手のひらの砂漠(96)
<296> 第151回芥川賞は柴崎氏、直木賞は黒川氏(96)
<299> 釣りバカ全作品をWOWOWが一挙放送へ(95)
<299> アナと雪の女王(95)
<301> ラ・マンチャの男(94)
<302> ジャニス・ジョプリンがハリウッドの殿堂入り(93)
<302> 初めてなのに知っていた(93)
<304> るろうに剣心(92)
<304> THEMANZAI2013優勝はウーマンラッシュアワー(92)
<304> トニー賞2014P主男賞(92)
<304> ピンク・フロイドが10月に20年ぶりのアルバム発売か(92)
<308> ベネチア最終盤情勢(91)
<308> 獣の柱まとめ*図書館的人生<下巻>(91)
<308> 第86回米アカデミー賞総まくり(91)
<308> SONG&DANCE60感謝の花束(91)
<312> 夢売るふたり(90)
<312> アカデミー主演女優賞はジェニファー・ローレンス(90)
<312> 建てましにつぐ建てましポルカ(90)
<312> 半沢直樹DVD&Blu-ray発売は12/26(90)
<312> 赤塚不二夫のココロ展〜2015年は生誕80周年なのだ!〜(90)
<312> 地下室の手記(90)
<312> 昭和レストレイション(90)
<312> チェ・ジウとクォン・サンウ、11年ぶり共演ドラマ「誘惑」スタート(90)
<320> 撫で撫で(89)
<321> 僕等がいた(89)
<322> 集金旅行(88)
<323> リトルマエストラ(88)
<323> ワイルド・スピード第7作の製作休止へ(88)
<323> ベルリン女優賞に黒木華(88)
<323> カンヌ女優賞はジュリアン・ムーア(88)
<323> 東京タワーがサムライブルーに(88)
<323> ワイルド・スピード第7作撮影再開、急死のポール部分は実弟2人で補充(88)
<329> 日本記者クラブ個人D会員になりました(87)
<329> インポッシブル(87)
<331> 鍵泥棒のメソッド=映画版(86)
<331> ルビー・スパークス(86)
<333> トニー賞2014P作品賞(85)
<334> 其礼成心中(84)
<334> キャロリング(84)
<336> ヘルタースケルター(83)
<336> 魔女とたまごとお月様(83)
<337> 第20回全米映画俳優組合賞はアメリカン・ハッスル(81)
<338> 「スター・ウォーズ」6作を一挙放送へ(80)
<339> カンヌグランプリにコーエン兄弟(79)
<339> 日本アカデミー賞作品賞は桐島、(79)
<339> メモリーズ・コーナー(79)
<339> 凶悪(79)
<339> 自動改札やスマホで光るネイル発売へ(79)
<344> 半沢直樹第8回は32.9%とさらに上積み(77)
<344> 第67回カンヌ国際映画祭まもなく開幕(77)
<346> 来訪者(76)
<346> AKB48総選挙2014渡辺麻友が初の1位指原は2位に陥落柏木3位(76)
<348> カンヌ監督賞にアマト・エスカランテ(74)
<348> ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン(74)
<348> ベネチア銀獅子賞(74)
<348> 未成年モデル保護法案が米上下院通過(74)
<348> ツナグ(74)
<348> 最も稼いだ女優はアンジョリーナ・ジョリー(74)
<348> 東京震度5弱、都心は無事です(74)
<348> ユーミンの音楽×演劇コラボ、第2弾は比嘉愛未とW主演(74)
<356> ヴィンセント・ギャロが日本映画に出演(73)
<356> 暗いところからやってくる(73)
<358> カンヌ男優賞にブルース・ティーン(72)
<358> 世界の名刑事が大集結(72)
<358> 新しい靴を買わなくちゃ(72)
<358> キャプテン・フィリップス(72)
<358> 三鷹で昭和の名優作品続々上映(72)
<363> スター・ウォーズ最新作にハン、ルーク、レイアの3俳優出演決定(71)
<364> 最強のふたり(70)
<364> 大島優子が紅白でAKB48卒業宣言(70)
<364> 傷心のミック、復活待つ世界(70)
<364> 錬金術師(70)
<364> 当ブログのFBページいいね2000件達成(70)
<369> プロメテウス(69)
<370> スターウォーズ新シリーズ公開は再来年12/18(68)
<370> ポール・ウォーカーが事故死(68)
<370> トニー賞2014P主女賞(68)
<373> トム・ハンクスの陪審員まさかの強制終了(67)
<373> 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(67)
<375> ロバート・プラントがツェッペリン再結成を完全否定(66)
<375> 無欲の人(66)
<375> 宇宙兄弟(66)
<378> アカデミー作品賞はアルゴ(65)
<378> ライフスタイル体操第一(65)
<380> ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(64)
<380> 「風と共に去りぬ」の続編について作者が手紙で返答していた(64)
<382> 臨場 劇場版(63)
<382> カンヌ最終盤情勢(63)
<382> ウィリアム・シェイクスピア(63)
<382> 多彩に変化する東京の空(63)
<382> マイティ・ソー、10月から性別を変更へ(63)
<387> ジェーン・エアその2(62)
<387> ヤバレー、虫の息だぜ(62)
<387> 東京家族(62)
<387> ポール・マッカートニー5月に再来日屋外ライブ(62)
<387> 三鷹市芸術文化センター星のホール(62)
<392> アカデミー主演男優にマシュー・マコノヒー(61)
<392> ブルージャスミン(61)
<392> 「アメリカントップ40」の名DJケーシー・ケイサムが死去(61)
<395> モンスターズクラブ(60)
<395> ダークナイト・ライジング(60)
<395> カンヌ女優賞にベレニス・ベジョ(60)
<398> バイトショウ(59)
<398> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜(59)
<400> アウトレイジビヨンド(58)
<400> タランティーノ脚本流出に怒り次回作中止?(58)
<400> 第150回直木賞に朝井と姫野、芥川賞に小山田(58)
<400> トニー賞2014P助男賞(58)
<404> 黄金を抱いて翔べ(57)
<404> ベネチア審査員大賞(57)
<404> ロンドンの劇場で天井崩落(57)
<404> マン・オブ・スティール(57)
<404> カンヌ2014審査委員長はジェーン・カンピオン監督(57)
<404> ハリソン・フォード宇宙に帰還(57)
<409> 潜水艇ボンドカー、8600万円で落札(56)
<409> ストーンズが豪NZツアー無期限延期(56)
<411> ザ・マスター(55)
<411> 世界にひとつのプレイブック(55)
<411> 「B・ジョーンズの日記」最新小説は恋するシングル・マザー(55)
<411> 学士会館(55)
<411> ビートルズの公式ドキュメンタリーを44年ぶりに制作へ(55)
<416> Gグローブ賞作品賞(54)
<417> のぼうの城(53)
<417> 芸劇リニューアル(53)
<417> セックス・ピストルズの心暖まるX'mas映像放送へ(53)
<420> モンティ・パイソン再結成へ(52)
<420> 三人姉妹(52)
<420> I’M FLASH !(52)
<420> カルティエのX'masアニメ公開(52)
<424> グッモーエビアン!(51)
<424> 日本レコード大賞はEXILE(51)
<424> アカデミー主演女優賞にケイト・ブランシェット(51)
<427> リンカーン(50)
<427> Gグローブ主演女優賞(50)
<427> プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ(50)
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