宇吹萌

2019年09月12日

【舞台】 咲く(2019)

 植物にモーツァルトの音楽を聞かせると味が良くなるとか、生育が速くなるとか、色つやが鮮やかになるとか、そんなふうに言われることは決して少なくないが、考えてみれば植物は生きもの。生きものなのだから、たとえ知性や頭脳はなくても細胞という高度な受感体があるわけで、音楽や空気などが植物本体に何らかの影響を与えることは想像にかたくない。人間の行動や環境の変化に何も感じていないはずはないのだ。気鋭の劇作家・演出家、宇吹萌(うすい・めい)が率いる演劇企画集団「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)が9月に上演した最新作「咲く」は、そんな植物たちの内なる思いを舞台上に充満させながら、人間社会の中で展開していく彼らの「花生」を批評精神たっぷりに描き出す秀作。宇吹の持ち味であるシュールでアイロニックな味付けも絶妙にまぶされているため、単に優しさの表皮を被るボタニカルな物語とは一線を画している。またひとつ宇吹は新しい場所を獲得したようだ。
 舞台「咲く」は、9月3〜8日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。公演はすべて終了しています。

★劇評の続きを含む全体像はクリエイターのための作品発表型SNS「note」阪清和専用ページで有料公開しています。今回はブログへの掲載から1週間に限ってブログでも「note」でも劇評全文を無料公開いたしましたが、9月19日午前0時をもって有料(200円、一度購入すると以降は何度でも無料でお読みいただけます)公開に切り替えました。
★「note」での舞台「咲く」劇評ページ


【注】劇評など一部のコンテンツの全体像を無条件に無料でお読みいただけるサービスは2018年4月7日をもって終了いたしました。「有料化お知らせ記事」をお読みいただき、ご理解を賜れば幸いです。


★舞台「咲く」公演情報(予約ページにつながりますが、公演はすべて終了していますので、チケットは予約できません)


 出演は、前田真里衣(劇団民藝)、星野クニ、神山武士、大浦孝明、高辻知枝(劇団銅羅)、瀬沼敦(ライオン・パーマ)。その他、「茎チーム」と「葉チーム」が交互に出演した。
<茎チーム>入江浩平、岡村稜太、加賀山友洋、佐々木七海、鈴島千尋、中原三桜里、野瀬正人、増山紗弓、横山香里
<葉チーム>麻生美紀、井吹俊信、小田切沙織、小森和紀、中島多朗、古本みゆ、前田幹生(2-HAUZE)、森下さゆり、るい乃あゆ

 舞台「咲く」は、9月3〜8日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。公演はすべて終了しています。

 上演時間は、約1時間20分(休憩なし)。


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2019年07月10日

【活動報告】 舞台「皿の裏」劇評が劇作家・演出家、宇吹萌さんの公式twitterなどで紹介されました(2019)

 当ブログで7月9日にアップしたばかりのRising Tiptoeの舞台「皿の裏」の劇評が、主宰する劇作家・演出家の宇吹萌(うすい・めい)さんのtwitter公式アカウントなどで紹介されたのをはじめ、おおばゆかさんら出演されていた俳優の方々も続々リツイートやシェアのかたちで紹介してくださいました。これまでRising Tiptoeの舞台に関しては「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」「鬱まくら」「レッスン」「RACE」「チョコチップクッキー」の劇評も執筆し、同様にご紹介いただいています。大変光栄です。宇吹さん、ならびにご出演のキャストの方々、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。この作品に関心を寄せるたくさんの方々に私の劇評を読んでいただける機会を作ってくださいまして、ありがとうございました。
 ご紹介いただいた直後から、わたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」にアクセスが集中しています。ほんとうにありがとうございます。

★宇吹萌さんtwitter公式アカウント


★おおばゆかさんtwitter公式アカウント


 舞台「皿の裏」は7月3〜7日に東京・高円寺の座・高円寺1で上演された。公演はすべて終了しています。

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=舞台「皿の裏」劇評=2019.07.09投稿

★「阪清和Seven Hearts」official facebookページ=トップページ

 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日数回更新しています。

 わたくし阪清和は、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連の審査投票などに関わっています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
sevenhearts@spa.nifty.com


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2019年07月09日

【舞台】 皿の裏(2019)

 人でも国でも、複数存在すれば、必ずそこには比較や対立が生まれる。互いの関係性は日々変化し、そこには軽蔑や嫉妬、羨望のようなあまりお行儀のよくない感情も生まれて来る。それはその関係性を創り出しているのが、「欲望」というなんとも厄介なものだからだ。表面的には抑え込めているように見えても、心の中では暴れまわっていることだってある。国や権力者によって、真実や本当に大切なことが隠されている場合は、それはよりいっそう厄介なものになる。ファンタジックな装いでシュールな現実が忍び寄る作風で現代の演劇界に衝撃を与え続ける劇作家・演出家、宇吹萌(うすい・めい)が率いる演劇企画集団「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)の舞台「皿の裏」は、そんな欲望によってかき乱されていく人や国の姿をまるで黙示録のように描き出し、観る者の心をぐらぐらと揺り動かす不思議な力に満ちている。黙示録がそうであるように、そこには希望も絶望も存在するため、この作品を機能不全に陥りつつある現代社会への警告ととるか、近未来の管理社会で情報を遮断されている人たちへの激励ととるかは、観る人の解釈次第なのである。
 舞台「皿の裏」は7月3〜7日に東京・高円寺の座・高円寺1で上演された。公演はすべて終了しています。

 通常、劇評は序文までを無料で読めるブログで公開し、その後を含む全体像はこちらのサイト「note」の阪清和専用ページで有料公開しています。ただし今回の舞台「皿の裏」に関しましては、掲載から1週間に限ってブログでもnoteでも無料で公開いたします。8日目となる7月16日からはブログでは序文だけ掲載し、全体像はnoteで有料(200円)公開します。なにとぞご了解ください。

 内容は同じですが、noteでの「皿の裏」劇評もご覧ください。

★舞台「皿の裏」の一場面。中央がおおばゆか、左端が土佐みきよ(写真提供・Rising Tiptoe)
皿の裏2019所長とアイドル

【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

★舞台「皿の裏」公演情報=公演はすべて終了しています。これは座・高円寺公式サイト内のページであるため、期間が終了すると別の作品の紹介に変わる可能性があります


 宇吹は、慶応大学を卒業後、大学院に進み、演劇を専攻。2002年から文化庁の派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)と名付けた演劇企画を立ち上げた。基本的には毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演を続けている。
 シュールな会話、現実とほんの少しだけ違う不思議な舞台設定、ファンタジックなストーリーテリング。宇吹が手掛ける装置や衣裳の魅力とも相まって、妖しく、それでいて人々の生活感覚に近い親しみやすい人物造形が多くのファンを惹きつけてきた。慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞するなど現代詩詩人としての才能も、舞台に色濃く反映している。演劇でも「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞している。

 舞台「皿の裏」は2015年にもザ・スズナリで上演されており、今回は再演公演。「Rising Tiptoe」としては26回目の公演となる。
 物語の舞台は近未来なのか現代なのかはっきりしないが、情報の統制が進み、大事な情報があまり入ってこない窮屈そうな世の中での出来事だ。
 人々はなぜか、砂糖によって国家あるいは権力者に「支配」されている。砂糖や甘みが豊かな「向こう」側との違いを嘆き、いつかは「向こう」側への渡航を夢見る人たち。
 物語は主に「こちら」側の3つの場所で展開する。
 一つ目は、新しい人工甘味料を開発するために、素材に奇妙な動きを与えたり、言葉で褒めそやして甘くしたりするという、にわかには信じがたい作戦が実行に移されている工場。
 そして二つ目は廃業の可能性も出てきたクリーニング店の家族が、渡航を夢見て日々苦闘する場所。
 そして三つ目は、夢の新薬の治験が行われている研究所だ。

 みんな、ちまたから漏れてくる話や噂レベルの話に踊らされている。楽園のような「向こう」側の話もどこまで本当かよくわからない。治験参加者によるディスカッションでは、砂糖をまるで酒や麻薬のように中毒性、依存性のある物質として毛嫌いしている。
 誰かが砂糖の中毒性を利用して、人々をあやつっているのか。

 しかしみんな必死で生きている。工場では作業の休憩時間に砂糖がご褒美として与えられていて、労働のモチベーションになっている。クリーニング店では未来への希望が生きるために絶対必要な力だ。もしかしたら大きな存在によってコントロールされているのかもしれない状況に自分を慣らすことで折り合いを付けたり、この状況の死角をうまく見つけてしたたかに生き抜いていく道を必死で探ったりしているような人々だ。

 後半は、「向こう」側、「こちら」側の双方にほころびが…。さまざまな矛盾や欺瞞が崩壊のきしみ音をたて始める。

★舞台「皿の裏」の一場面。左端が神山武士、中央が星野クニ(写真提供・Rising Tiptoe)
皿の裏2019セールスマンと家族

【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

 宇吹は「向こう」側のイメージを通奏低音のように鳴らし続けながら、「こちら」側の3つの状況をテンポよくスケッチしていく。どこも集団としてのきずなは強いが、集団だからこそ陥っていく弱みについても描き出している。
 まるで未来のおとぎ話のようなのに、鋭利なブラックコメディ―のように響くのは、宇吹の筆致に毒を帯びた詩的な感情が混じっているからだ。

 現代詩詩人でもある宇吹のそんなリリカルなせりふは物語全体にうまく共鳴していて、そのやり取りは前回公演以上にスムーズで分かりやすく響いている。
 俳優陣が自分の役柄に対して宇吹が求めるものをよく理解し、さらに自分なりの工夫を積み重ねた結果のようにも見える。

 おおばゆかは宇吹作品には欠かせない存在となってきた感があるが、今回も研究所の所長という難しい役どころをよく捉えている。社会に暗躍しすべての秘密を知っているようなクールな存在感と、どこか内心は不安だらけの薄氷のようなセンシティブな存在感。緊張感をもってそれらを表現していたのが印象的だ。

 星野クニも芸達者だ。キュートな素顔をかなりデフォルメして祖母役に寄せているが、そこからはコミカルさと共に哀切さも描き出していて秀逸。新薬を宣伝するアイドルのひとり、タバスコ役の土佐みきよもその弾け方は特筆すべきもので、物語全体に漂うコミカルな不気味さを醸し出している。
 惹きつけたのはクリーニング店の家族に、「向こう」側への渡航権が当たる宝くじなどさまざまなものを売りに来るセールスマンを演じた神山武士。庶民たちをがんじがらめにする材料として使われている「欲望」の操り手のようでもあり、セールスマン自身もまた末端のロボットのようでもあり、どちらの可能性も感じさせる難しい役どころをよく捉えていた。

 美的なセンスにも優れている宇吹は常に舞台美術も手掛けてきたが、今回も数十体の男女のトルソーのような人体にホースが妖しく絡みつくオブジェが上手から背面、下手まで設えられていて、いつも以上に観客の目をくぎ付けにした。
 アートとしての完成度も高く、なおかつ物語の代弁者としての役割もしっかりと果たしていた。

 それにしても、2015年の公演時と比べて、この作品の中でひたひたと忍び寄る不気味なものの正体が、よりはっきりと感じ取られるようになっていることは、ある意味恐ろしいことだ。日本がそんなものに徐々に近づいているからなのか。「欲望のままに」追い掛けていった先が、実は…、ということにならないように気を引き締めなければならないのかもしれない。

 なお、今回も従来と同様に、統一キャスト以外の役柄はWキャストで2つのチームが演じている。毎回ユニークなチーム名がつくが、今回は「塩」チームと「酢」チームだ。
 統一キャストは森下庸之(TRASHMASTERS)、おおばゆか、石井寿美(座・シトラス)、太田祥世、岡庭奈穂、小川諒子、神山武士、斎藤アイナ、柴田愛奈(劇団銅鑼)、土佐みきよ、早川みゆき、星野クニ、松本さえ子。以下はチーム別の出演者。
≪塩チーム≫
オギクボノ・トム、加藤えりー、鈴木佳、山田将平、渡部健太郎、和田悠佑
≪酢チーム≫
麻生美紀、金井天馬、小池優子、佐藤正宗、すやまあきら、平山久能

 舞台「皿の裏」は7月3〜7日に東京・高円寺の座・高円寺1で上演された。公演はすべて終了しています。

 上演時間は、約1時間35分(休憩なし)。


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2018年11月11日

【活動報告】 舞台「チョコチップクッキー」の劇評が劇作家・演出家の宇吹萌さんの公式Twitterなどで紹介されました(2018)

 当ブログで11月1日にアップしたRising Tiptoeの舞台「チョコチップクッキー」の劇評が、主宰する劇作家・演出家の宇吹萌さんの公式Twitterなどで紹介されました。これまでRising Tiptoeの舞台に関しては「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」「鬱まくら」「レッスン」「RACE」「おしゃべり」の劇評も紹介いただいています。大変光栄です。宇吹さん、ならびにご出演のキャストの方々、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。この作品に関心を寄せるたくさんの方々に私の劇評を読んでいただける機会を作ってくださいまして、ありがとうございました。早くに紹介していただいていたのに、ブログでのご報告が遅くなりまして申し訳ございません。
 ご紹介いただいた直後から、わたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」にアクセスが殺到。「チョコチップクッキー」にも登場したマリー・アントワネットを主人公としたミュージカル「マリー・アントワネット」の劇評へのアクセスを一時凌駕するほどのアクセスが「チョコチップクッキー」に集まり、思わずにやりの展開でした。いまだにその勢いは落ちていません。皆さま、ご愛読ありがとうございます。

★宇吹萌さんTwitter公式アカウント


 Rising Tiptoe#25舞台「チョコチップクッキー」は10月31日〜11月4日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。公演はすべて終了しています。

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=舞台「チョコチップクッキー」劇評=2018.11.01投稿

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 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日数回更新しています。

 わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブに正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連の審査投票などに関わっています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
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2018年11月01日

【舞台】 チョコチップクッキー(2018)

 それでなくても、なんのために働いているのかが分からなくなりがちな世の中なのに、劇作家・演出家の宇吹萌は最新作となるRising Tiptoeの第25回公演「チョコチップクッキー」で、その「労働の意味」を粉々にするような一撃を私たちに突き込んできた。それは何も、近未来の超管理型社会の中で画一的な労働にあえぐ労働者の姿を見せつけるものでもなく、働き方改革時代の理想的な処方箋を求めておたおたおろおろする現代人の姿を戯画化したものでもなく、AI(人工知能)によって職を奪われた人たちの座敷牢の饗宴でもない。徹底的に働くことを無意味化した不可思議な社会のかたちをとって、私たちに迫って来るのだ。しかも、そうした社会の在り様と、そこにうごめく人々の心の成り立ちを読み解いていくのが、チョコチップクッキーという現代人の私たちにもなじみの深いお菓子から導き出されるひとつの「哲学」だ。宇吹の作品を特徴づけてきたシュールな味付けが最大限に発揮された作品と言えるが、いつも以上に、私たちがハマることになる「深み」は底なし沼のように危うく魅惑的だ。作・演出・デザインは宇吹萌。
 舞台「チョコチップクッキー」は10月31日〜11月4日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。

★★劇評の続きを含む劇評の全体像はこちらのサイト「note」で有料(200円)公開しています(小劇場演劇に関しては、掲載から1カ月間に限っては無料で公開していますが、この劇評の無料期間は既に終了しています)。作品の魅力や前提となる設定の説明。演出や俳優の演技などに対する批評などが掲載されています。

【注】劇評など一部のコンテンツの全体像を無料でお読みいただけるサービスは一部の例外をのぞいて2018年4月7日をもって終了いたしました。「有料化お知らせ記事」をお読みいただき、ご理解を賜れば幸いです。

★舞台「チョコチップクッキー」公演情報=公演はすべて終了しています。これは「Rising Tiptoe」の最新情報を表示するページですので、日にちが経つと次の公演に更新されます。

★舞台「チョコチップクッキー」の一場面(写真提供・Rising Tiptoe)
チョコチップクッキーDSCN0085

【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

 出演は全公演出演のキャストが大場結香、大浦孝明、岡庭菜穂、神山武士、斎藤アイナ、嶋垣くらら、鈴木大輔、鈴島千尋、土屋愛貴、星野クニ、若杉大我。
 さらに、以下の12人が「ウンパッパ」組と「ルンパッパ」組に分かれて日替わりで出演する。
<ウンパッパ>
 太田祥世、岡村稜太、佐藤宏樹、中島多朗、野田愛佳、廣井大輔
<ルンパッパ>
 あべしんじ、安西オサム、オギクボノ・トム、ごーちん、小張友妃子、和田悠佑

 舞台「チョコチップクッキー」は10月31日〜11月4日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演される。

 上演時間は、約1時間30分(休憩なし)。

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2018年03月18日

【活動報告】 舞台「おしゃべり」の劇評が劇作家・演出家、宇吹萌さんの公式Twitterなどで紹介されました(2018)

 当ブログで3月16日にアップしたばかりのRising Tiptoeの舞台「おしゃべり」の劇評が、主宰する劇作家・演出家の宇吹萌(うすい・めい)さんの公式Twitterなどで紹介されました。これまでRising Tiptoeの舞台に関しては「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」「鬱まくら」「レッスン」「RACE」の劇評も紹介いただいています。大変光栄です。宇吹さん、ならびにご出演のキャストの方々、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。この作品に関心を寄せるたくさんの方々に私の劇評を読んでいただける機会を作ってくださいまして、ありがとうございました。
 ご紹介いただいた直後から、わたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」にアクセスが殺到しています。ほんとうにありがとうございます。

★宇吹萌さんTwitter公式アカウント


 Rising Tiptoe#24舞台「おしゃべり」は3月13〜18日に東京・八幡山の八幡山ワーサルシアターで上演される。(17、18日は昼夜2回公演)

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=舞台「おしゃべり」劇評=2018.03.16投稿


★「阪清和Seven Hearts」official facebookページ=トップページ

 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日数回更新しています。

 わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブに正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連の審査投票などに関わっています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
sevenhearts@spa.nifty.com
saka@sakaoffice.com

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2018年03月16日

【舞台】 おしゃべり(2018)

 カフェでの英会話個人レッスン、マンションでの住民らの会議、家庭での母と娘の他愛ないおしゃべり…。何の変哲もない場所の何気ない会話だと思って聞いていると、そこには現代社会の毒がまき散らされていて、あけすけな本音の暴露の連続と、アイロニーだらけの悪意がある。しかもそれが心地良くなるほどのせりふのリズムの中で展開されていくため、ついつい音楽を聴くように身をゆだねてしまう。9年ぶりに再演されているRising Tiptoeの第24回公演「おしゃべり」は、現代詩詩人という実績も持ちつつ、劇作家・演出家としても活躍する宇吹萌が一貫してこだわってきた言葉の持つ力をまざまざと見せつける作品になっており、9年の時を経てもその言葉の意味合いが褪せるどころかますます鋭さを増していることに気付かされる空恐ろしい作品になった。
 舞台「おしゃべり」は3月13〜18日に東京・八幡山の八幡山ワーサルシアターで上演される。(17、18日は昼夜2回公演)

★舞台「おしゃべり」の一場面(写真提供・Rising Tiptoe)
おしゃべり5人横並びIMGP2348

【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

★舞台「おしゃべり」公演情報=宇吹萌公式サイト

 宇吹は慶応大学を卒業後、大学院文学研究科に進み演劇を専攻。2002年から文化庁の新進芸術家在外派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」と名付けた演劇企画を立ち上げた。
 慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞して劇作家として注目された上、伊東静雄賞(伊東静雄顕彰委員会主催)やコスモス文学新人賞現代詩部門、中野重治記念文学奨励賞などでのノミネート経験を持ち、前述したように現代詩詩人としての才能もある逸材。当然のことながら、劇作と詩作の才能は融合され、新たな作品を生む力となっていく。現代の矛盾を鋭く突くせりふや、シュールな物語展開、そして自らがデザインする舞台装置などの美術が特徴であると指摘されてきた。
 2016年に再演もされた2012年の舞台「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞。ニューヨーク留学などの経験がもたらす翻訳の才能にも今後注目が集まっていくだろう。
 「Rising Tiptoe」は、毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演が特徴。応募によるオーディションなどでも役者を集めているほか、公演によっては複数の組を競わせることも多く、小劇場界の原石の掘り起こしと出演機会の確保による育成にも一役買っている。

 今回の「おしゃべり」は、2009年に東京・下北沢の小劇場楽園で初演された作品。著名人に孤独死が相次いだ2008年から2009年にかけての世相も背景に盛り込まれている社会的な作品である。
 役者は一新されているものの、せりふなど脚本はいじっていないという。劇場が変わっているため、当然美術などには一部変更点はある。

 冒頭で書いたように、舞台となるのは本当に普通の日常。
 英会話講師のエリは、カフェの一角で、個人レッスンをしている。その日のテーマだったのかもしれないが、「in」「to」「on」など前置詞の使い方でまるで意味が違ってくることが強調されたレッスンだ。
 生徒は男性。最近マンションの管理人になったようだ。

★舞台「おしゃべり」の一場面(写真提供・Rising Tiptoe)
おしゃべり英会話レッスンIMGP2293

【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

 実はそのマンションでは、ちょっとした問題が起きていた。管理人を巻き込むほどの問題ではないが、近くに建った焼却炉が、ただ建っただけでも迷惑なのに、そこに絵を描くとか色を塗るとか景観をますます混乱させる計画が進んでいるのだ。
 署名運動などをしても、昔からの住民が多い地域とは考え方が違い、大きな運動の力にならない。騒音など生活の問題もあって、住人たちの会話は尽きない。
 そういえば最近「入江さん」がこのちょっとした会合に現れなくなっている。
 表面上は何気ない言葉を使っているが、会話の内容はなかなかに刺激的、批判的だ。

 物語は、英会話レッスンにも現れる女生徒やその母親との会話も取り込みながら、このマンションに隠されたある秘密へと大きくフォーカスしていく。

 時代は現実を超え、どんどん超現実(シュール)へと向かっているという見方があり、超現実がむしろ当たり前になっているという考え方がある。宇吹の作品はシュールさの中に現実を散りばめ、演劇としての説得力を獲得しているのだが、この作品には、現実の域を超えた考え方や行動をする人物は登場しないにもかかわらず、それとはまた違った、超現実が物語全体を支配している。しかし観客はおそらくこんな光景は現実の世界のさまざまなところに存在するだろうと感じる。現実ではあり得ないことがシュールなのだとしたら、宇吹のシュールは現実を上下関係のようにして超えていくシュールではなく、渦を巻きながらシュールの外側に現実を創り上げていくようなシュールだ。

 住人に女装した男優たちの姿は最初こそ違和感を覚えるし、女生徒の考え方の飛躍度は観客をぽかんとさせるが、やがて脳にじんわりとなじんでいくのも、こうした宇吹の魔法が効いているからだろう。

 今回の作品は、言葉のリズムがポイントである。会話自体のリズムも計算されたものだし、ロロロッサ、ターサイ、ルッコラなど、最近私たちの生活に入り込んできた独特の音感と弾み方を持つ野菜の名前をせりふの中に忍ばせるなど、この言葉のリズムをより強化する工夫もしている。
 だからこそ、観客は言葉の中に取り込まれて、求心力を増したせりふの中へと入っていくのだが、こうした全体のリズム感が一瞬、ある種の頂点に達したかのように、日本語とは言えない、ただリズムだけを保った独自の音感を持つ言葉でせりふを話す場面がある。
 会話やせりふのキャッチボールに没入していると、これが普通のせりふのようにも聞こえてくる。
 演劇的な遊びであるとともに、言葉というものが哲学的なある沸点を超え、ひとつの極みに達したことを表す昇華ともとらえることができる。

 役者たちはこのリズム感のキープという大命題にかなりの苦労をしたに違いないが、初日を見た限りでは、作品からの要求によく応えていたように思う。

 常に注目される宇吹の美術だが、今回は比較的シンプル。しかしある時はカフェの装飾に、ある時はマンションの住人会議を戯画化するかのような額縁になる4つの縦長の長方形を持つ背景ボードなど汎用性のあるセットが興味深かった。

【Cast】(「in」チームと「to」チームのダブルキャスト)
(in)大場結香 藍アキラ 鈴島千尋
(to)嶋垣くらら 藍玉祥世 大田原孔眞

大浦孝明 神山武士 ごーちん 廣井大輔 ふくしまちこ 星野クニ

 舞台「おしゃべり」は3月13〜18日に東京・八幡山の八幡山ワーサルシアターで上演される。(17、18日は昼夜2回公演)

 上演時間は、1時間(休憩なし)。

★チケット情報はこちら=最新の残席状況はご自身でお確かめください。

★八幡山駅から八幡山ワーサルシアターへのアクセスはこちら(八幡山駅は、新宿から京王線で八王子方面に進んで明大前から4つ目の駅です)

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2017年12月10日

【活動報告】 舞台「RACE」の劇評が劇作家・演出家の宇吹萌さんや主演の汐美真帆さんの公式twitterなどで紹介されました(2017)

 当ブログで12月6日にアップしたRising Tiptoeの舞台「RACE」の劇評が、主宰する劇作家・演出家の宇吹萌(うすい・めい)さんや主演の汐美真帆さんの公式twitterで紹介されました。これまでRising Tiptoeの舞台に関しては「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」「鬱まくら」「レッスン」の劇評も紹介いただいています。宇吹さん、汐美さん、ならびにご出演のキャストの方々、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。この作品に関心を寄せるたくさんの方々に私の劇評を読んでいただける機会を作ってくださいまして、ありがとうございました。
 ご紹介いただいた直後から、わたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」にアクセスが殺到しています。ほんとうにありがとうございます。






 Rising Tiptoe#23舞台「RACE」は11月30日〜12月4日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演されました。公演はすべて終了しています。関係者の皆さまお疲れ様でした。

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=舞台「RACE」劇評=2017.12.06投稿

★「阪清和Seven Hearts」official facebookページ=トップページ

 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日数回更新しています。

 わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブに正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連の審査投票などに関わっています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
sevenhearts@spa.nifty.com
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2017年12月06日

【舞台】 RACE(2017)

 現実から少しずれた世界を不条理という名のひもでつなぎとめているような洗練された不可思議さの中に真理を見つけ出していく劇作家・演出家、宇吹萌(うすい・めい)が率いる演劇企画集団「Rising Tiptoe(ライジング・ティップトー)」の最新作「RACE」は、条理こそ通った現実の世界の苦悩が描かれるが、それぞれの登場人物の持つ心情のあやが幾重にも張りめぐらされ、人間が生まれながらに持つ毒も散りばめられており、油断ならない作品に仕上がっている。作・演出・デザインは宇吹萌。
 舞台「RACE」は11月30日〜12月4日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。公演はすべて終了しています。

★舞台「RACE」の一場面。(撮影・Rising Tiptoe)
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【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

★舞台「RACE」公演情報=公演はすべて終了しています

 宇吹は慶応大学を卒業後、大学院文学研究科に進み演劇を専攻。2002年から文化庁の新進芸術家在外派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」と名付けた演劇企画を立ち上げた。慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞した作劇の才能と、伊東静雄賞(伊東静雄顕彰委員会主催)やコスモス文学新人賞現代詩部門、中野重治記念文学奨励賞などでのノミネート経験を持つ現代詩詩人としての才能が融合された、現代の矛盾を鋭く突くせりふや、シュールな物語展開、そして自らがデザインする舞台装置などの美術が注目され、いずれも唯一無二の作品を生み出す演劇界の逸材として幅広い認知が進んでいる演劇人だ。
 昨年2016年に再演もされた2012年の舞台「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞。毎回意表を突く地平から社会を鋭く照射する作品を生み出しており、今回も注目度は高い。
 基本的には毎公演ごとにオーディションや募集などで役者を集めるプロデュース型の公演を続けている。作品によってテイストの合う俳優を起用したり、応募によっても選考の対象としたりしていて、小劇場界の原石の掘り起こしにも一役買っている。公演によっては複数の組を競わせることも多く、「Rising Tiptoe」は演劇界でユニークな存在であり続けている。

 「Rising Tiptoe」の作品は、いつもはシーンの最初からその場の人間関係や基本設定が分かるケースが少ないが、今回の「RACE」は、比較的、入っていきやすく、登場人物への感情移入も容易だ。

 物語の舞台となるのは、山と湖に囲まれたリゾートホテル。ダム建設のために沈められたかつての町が湖底に眠っている。富裕層向けの観光地になっていたが、かつての町の名残りを残す場所として、この土地に思い入れのある人間にとってはとても大切な場所でもあった。その様々なはざまにあって、ホテルは「マウンテンハウス」と呼ばれていろんな人々に利用されていた。
 主人公のケイ(汐美真帆)はかつてダム建設時に立ち退き対象となった親戚一家を手伝って、アップステートで共同生活を送った過去があり、その後陸上選手、マラソンランナーとして大成したケイは大変な栄光を手にした選手となった。
 しかし引退の時を迎え、その半生の中でも重要な位置を占めるマウンテンハウスに久しぶりに戻り、自分のこれまでを振り返ることにした。これがこの物語の始まりである。

★舞台「RACE」の一場面。(撮影・Rising Tiptoe)
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【写真転載・無断使用厳禁】=画像データはダウンロードできません

 マウンテンハウスでは、地元の特産品を活かした料理の開発にいそしむシェフや、心づくしのサービスを徹底するホテルスタッフらが、閉鎖の危機もうわさされるこのリゾート施設を必死で守ろうと奮闘していた。
 あんまり真剣味の足りない人もいるが、それはそれで味になっていて、みんなひとつの目標に向かって、自分なりの方法で活路を見出そうとしていた。
 ケイはそんな姿にとても心を打たれることになる。徐々に前向きになり始めた心を自分でも感じ取りながら、引退後の新たな目標を見つけ出せそうな気もしていた。

 そんなケイにある取引が持ち込まれる。
 苦渋の決断を伴うものだが、それによって得られる見返りのなんと大きいこと。ケイは悩みに悩み、そしてある決断をする。

 タイトルでもある「RACE」はもちろん、ケイが戦ってきた純粋な意味でのレースであり、ケイの人生でもある。そして湖底に沈んだ町がたどってきた運命でもあれば、マウンテンハウスで奮闘を続ける人々の闘いの歴史でもある。さらにはここに集う顧客や関係者、新たな計画を持って現れる者まで、あらゆる人々の生きざまのレースでもあるし、それぞれの人々が局面局面で仕掛ける「駆け引き」のことさえも包括する言葉だ。

 そのことが示すように、この作品が意味するものは複層的で、安易な理解を許さない。しかしそれは一方で、幾重にも組織化された有機的なネットワークが互いに作用しながら強靭な構造をつくるように、物語を補強し続ける。

 今回はくすくす笑いから爆笑まで、笑いを誘う部分が多いのも特徴。しかしながら、宇吹がそれを意識的に狙ったとは思えない。今回の作品は個々のキャラクターづくりがしっかりしているため、そのキャラをそれぞれが押し出せば押し出すほど、ずれやちょっとした間を生み、笑いにつながっていく。それぞれが懸命に生きているからこそおかしいのだ。
 こうした物語の朗らかさは、ケイの心の再生にもつながる方向で作用している。

 宇吹の特徴である、せりふの言葉の深さは今回も活きている。不条理の中で辛らつに世の中を突き通すようなこれまでの作品の言葉とは違い、適度な丸味を浴びた味わいのある言葉が並んでいるのだ。だからと言って、その鋭さが減退しているわけではない。むしろ皮肉めいた言葉は社会への痛烈な批判となり得る力を持っている。

 汐美は、宇吹が2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞した2012年上演の舞台「THE BICH」の2016年の再演公演で主人公を演じたのに続く宇吹作品への抜擢。宝塚歌劇団で活躍した汐美の美しい肢体とのびやかな感性は、宇吹作品のリアリティーをより高める方向に作用し、せりふの持つシャープな切り口をより顕在化させる。引退直後のアスリートという役柄にもふさわしい身体を持ち、ものごとをあくまでも真摯に深く考え抜こうとするケイの心情をも持つ汐美はまさしくケイにうってつけの俳優である。
 震災後の復興に奔走しさまざまな活動を続ける汐美の姿を見てあて書きした作品であることから考えると当然のことではあるのだが、汐美の人間性や俳優としての感性を的確に見抜いた上での作劇が生んだ幸運な結果だろう。
 ケイがかつて助けた親戚のいとこを演じた平松沙理は、演じた役柄のやや精神的に思い込みが激しく突っ走りやすい性格を丁寧に造型し、ケイとの強いようでもろいきずなの表現にもつなげていて秀逸だった。

 毎公演、舞台美術のデザインにも全力を注ぐ宇吹だが、今回も特徴的な装飾が並ぶ。舞台の背景はかなり高い部分まで覆う鏡で、その前に縦長の複数の板塀を配置。板塀は前に3枚、後ろに2枚あり、結果的に全面を覆っているが、前後にずらされているため、その空間は俳優が舞台へと出入りする場所として、あるいは別次元の空間への出入り口を感じさせる場所として機能している。デザインされた波形のくりぬき部分があるために、後ろの鏡面に映る像や反射するさまざまな色の光も取り込まれ、舞台を殺風景にさせない効果も上げていた。

 出演はほかに、稲葉俊一 今國雅彦 桂紋四郎 かまくらあや 亀山ゆうみ 草智文 神山武士 佐藤新太 平山トオル 星野クニ 佛淵和哉 三宅勝(五十音順)。

 舞台「RACE」は11月30日〜12月4日に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。公演はすべて終了しています。

 上演時間は、1時間40分(休憩なし)。


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2017年02月19日

【活動報告】 舞台「レッスン」の劇評が劇作家・演出家、宇吹萌さんの公式twitterなどで紹介されました(2017)

 当ブログで2月15日にアップしたばかりのRising Tiptoeの舞台「レッスン」の劇評が、Rising Tiptoeを主宰する劇作家・演出家の宇吹萌(うすい・めい)さんの公式twitterなどで紹介されました。これまで「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」「鬱まくら」の劇評も紹介いただいています。宇吹さんならびにご出演のキャストの方々、スタッフの方々、誠にありがとうございます。
 ご紹介いただいた直後から、わたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」にアクセスが殺到しています。ほんとうにありがとうございます。



 Rising Tiptoe#22「レッスン」は2月19日まで東京・下北沢の小劇場B1(北沢タウンホール地下1階)で上演されました。既に公演は終了しています。関係者の皆さまお疲れ様でした。

★宇吹萌さん公式twitter

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=舞台「レッスン」劇評

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 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日のように更新しています。

 わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブの正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連の審査投票などに関わっています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
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2017年02月15日

【舞台】 レッスン(2017)

 気鋭の劇作家・演出家として注目度が高まってきている宇吹萌(うすい・めい)が率いる演劇企画集団「Rising Tiptoe(ライジング・ティップトー)」は、最新公演に2011年上演の舞台「レッスン」の再演を持ってきた。おびただしい言葉のほとばしりと、それにも関わらずコミュニケーションが決定的に阻害されている現代社会のゆがみをブラックなコメディーテーストに乗せ、疾走感たっぷりに描くこの力作は、そのディスコミュニケーションぶりが今や特別に不思議には思えなくなっていて、宇吹の観察眼の鋭さをあらためて再認識させてくれる。不条理劇のような仕立てはむしろ演劇的なトリックのようにも思えてくるほどなのである。
 Rising Tiptoe#22「レッスン」は2月19日まで東京・下北沢の小劇場B1(北沢タウンホール地下1階)で上演される。

★舞台「レッスン」の一場面。中央は村岸優希。<雷チーム>のキャストです。2月14日からは<雹チーム>のキャストが演じています(撮影・Rising Tiptoe)
レッスンlesson-stage-photo

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

★舞台「レッスン」公演情報=宇吹萌公式サイト

 宇吹は慶応大学を卒業後、大学院文学研究科に進み演劇を専攻。2002年から文化庁の新進芸術家在外派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」と名付けた演劇企画を立ち上げた。慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞した作劇の才能と、伊東静雄賞(伊東静雄顕彰委員会主催)やコスモス文学新人賞現代詩部門、中野重治記念文学奨励賞などでのノミネート経験を持つ現代詩詩人としての才能が融合された、現代の矛盾を鋭く突くせりふや、シュールな物語展開、そして毎回自らがデザインする舞台装置などの美術が注目され、いずれも唯一無二の作品を生み出す演劇界の逸材として認知され始めている。
 昨年2016年に再演もされた2012年の舞台「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞するなど、演劇界における輝きは増しつつあると言ってよいだろう。
 基本的には毎公演ごとにオーディションや募集などで役者を集めるプロデュース型の公演を続けている。作品によってテイストの合う俳優を起用したり、応募によっても選考の対象としたりしていて、小劇場界の原石の掘り起こしにも一役買っている。公演によっては今回のように複数の組を競わせることも多く、「Rising Tiptoe」は演劇界でも特異な存在である。
 今回の舞台「レッスン」も期間を2つに分けて、<雷チーム>と<雹チーム>の2つのチームが演じる。両チームに共通する出演者がいるのが通常だったが、今回は完全にダブルキャスト。珍しい試みである。

 シンプルな筋立てで、子どものけんかと、それに口出しする親、そしてコミュニケーション能力を磨くためのマナー教室の講師と生徒の情景。この3つが主な舞台となっている。
 最初の舞台は平和な空気が流れる朝の公園「木漏れ日公園」。そこで龍之介くんが猛くんという男の子に頭突きして、結果として肩を脱臼させる全治1カ月のけがを負わせてしまった。実はサッカーボールの取り合いが原因だった。
 子どものケンカとは言え、ケガまでしてしまったために、親がしゃしゃり出て来る。しかし考え方や深刻さの感じ方の違いから、話し合いはどんどんずれていく。大人同士の理知的な話し合いを考えていたはずの双方の親も、徐々に、そして深刻なまでにコミュニケーションが壊れていくのだ。
 一方、某所で行われているマナー教室には、完璧なまでに作り上げられた容姿と滑らかな口上を持つカリスマ講師と、自信なさげな生徒たちが集まってきている。どうにも生徒たちは思い違いをしているようで、講師のレベルには程遠い。気持ちを届けるには言葉を飾り立てるだけではダメなようだ。

 物語性があまり濃くないため、観客たちは筋を追うのではなく、ひとつひとつのせりふの意味をしっかりと受け止めようとする。一見脈絡のないせりふが次元を超えて別の状況やせりふと一瞬リンクすることもあり、劇構造全体になかなかに有機的なネットワークが張りめぐらされている。時折、人生の真理のようなせりふが唐突に現れるのも宇吹戯曲の油断ならないところだ。

 公園を意識したのか背後の壁面には花があしらわれ、数枚の額縁が配置されている。そうした美術的な装飾と比べるとシンプルなのが舞台装置。中に空洞がある円状の筒を低い位置で切ったようなドーナツ型の台が舞台中央にあるだけだ。しかしこれは公園の砂場の境界を示すものにも、親たちの話し合いの場の机やマナー教室の座席にもなる観念的な存在。説明的な存在にならないことで、より役者の演技に目が集められる効果を発揮していた。

【Cast】
<雷チーム>=<2月7〜12日>
村岸優希、星野クニ、廣井大輔、細井メリハ(架空畳)、大浦孝明、北川千
尋、佐藤新太、佛淵和哉、ふくしまちこ、林大輔、若杉大我、佐藤美樹
<雹チーム>=<2月14〜19日>
恵麻、小池優子、飯嶋啓介、土佐実季世(カントリーランドリー)、神山武、士、入江浩平、服部寛隆、遠藤裕司、大村織、和田修昌、ごーちん、犬飼佐和子

【作・演出・デザイン】
 宇吹萌

 Rising Tiptoe#22「レッスン」は2月19日まで東京・下北沢の小劇場B1(北沢タウンホール地下1階)で上演される。

 上演時間は、1時間40分(休憩なし)。

★Rising Tiptoe#22「レッスン」チケット予約ファーム



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2016年10月10日

【活動報告】 舞台「鬱まくら」の劇評が劇作家・演出家、宇吹萌さんの公式twitterやRising Tiptoe公式facebookページなど各所で紹介されました(2016)

 当ブログで10月6日にアップしたばかりのRising Tiptoeの舞台「鬱まくら」の劇評が、公式facebookページや主宰する劇作家・演出家の宇吹萌さんの公式twitter、宇吹さんの公式ホームページ、「鬱まくら」に出演されていた俳優の方々のブログ、twitterなどで次々と紹介されました。Rising Tiptoeは「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」の劇評でも紹介いただいています。宇吹さんならびにご出演のキャストの方々、スタッフの方々、誠にありがとうございます。
 ご紹介いただいた直後から、わたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」にアクセスが殺到しています。ほんとうにありがとうございます。



 舞台「鬱まくら」は9月27日から10月2日まで東京・下北沢のザ・スズナリで上演されました。既に公演は終了しています。

★宇吹萌さん公式サイト
★宇吹萌さん公式twitter
★宇吹萌さん公式facebookページ
★Rising Tiptoe公式facebookページ
★Rising Tiptoe公式ブログ

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」=舞台「鬱まくら」劇評
★「阪清和Seven Hearts」official facebookページ=トップページ

 当ブログは、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日のように更新しています。ぜひともご覧いただき、面白いと思っていただいた場合は、「いいね!」など各種のソーシャルボタンでお知り合い、ご友人の方々にご紹介ください。

 わたくし阪清和は、日本映画ペンクラブの正会員として、また日本記者クラブに個人D会員として所属し、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、オリジナルインタビュー、受賞速報などを多数執筆する一方、エンタメ関連の審査投票委員などを務めています。
 さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝メディア、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。

 なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます
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2016年10月06日

【舞台】 鬱まくら(2016)

さまざまな考え方はあるものの、「鬱」という漢字には、瓶(缶)の中に入れた酒に香草などで良いにおいをつける意味合いと、木などの植物がうっそうと勢いよく茂っていて、風通しがなくこもった状態を表す意味合いがある。植物はやや疲弊した脳神経を思わせるし、こもった気体や香りは「ああでもないこうでもない」と考えてしまう苦悩の「気」を思わせる。そして出口や突破口が見い出せずにいる状態はまさしく私たちが知るところの「うつ」だ。何よりのポイントはこの香りにある。香りはある程度の時間こもらせておかないと酒の風味としてはつかない。そう考えれば、風が淀み、堂々巡りの自分と向き合うことも無駄とは思えなくなってくる。もちろん、悲惨な出来事によって陥ったうつの深刻さを抱える人や、命や身体の危機に直面している方、そして周りにいる方々にとって、そんなことは何の慰めにもならないかもしれないが、鬱を単にマイナスの要素として考えることは既に建設的ではない時代になってきていることも確かだ。気鋭の劇作家・演出家として注目を集める宇吹萌(うすい・めい)が率いる演劇企画集団「Rising Tiptoe」の最新公演「鬱まくら」は、人をうつにする妙なまくらを売りつけようとする邪悪な存在の姿を描きつつも、ものごとを一度は深刻に考えてみることを放棄した人々の滑稽さも描き出し、鬱とは何か、鬱とは不要な気分なのかを全編にわたって考察する哲学的なアプローチに満ちている。不条理なブラックファンタジーの向こう側に見え隠れする「希望の場所」の存在が心の中に感じられるからこそ、ハートのどこかがじわっと温かくなってくる不思議な力を湛えているのだ。

★舞台「鬱まくら」の一場面(Rising Tiptoe)
鬱まくらふたり舞台写真

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

★舞台「鬱まくら」公演情報=公演は既に終了しています

 宇吹は慶応大学を卒業後、大学院文学研究科に進み演劇を専攻。2002年から文化庁の新進芸術家在外派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、この「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)と名付けた演劇企画を立ち上げた。
 慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞するなど現代詩詩人としても認知されている宇吹の鮮烈な感性から紡ぎ出されるせりふと、シュールな展開、そして毎回舞台の印象を唯一無二のものにしている宇吹自身が手掛ける舞台装置などの美術、この3つの要素によって、宇吹、そして「Rising Tiptoe」は注目の存在に。劇作でも、今年再演もされた2012年の舞台「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞するなど、演劇界における輝きは増しつつあると言ってよいだろう。
 基本的には毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演を続けている。作品によってテイストの合う俳優を起用したり、応募によっても選考の対象としたりしていて、小劇場界の原石の掘り起こしにも一役買っている。公演によっては2つの組を競わせることもあり、「Rising Tiptoe」の舞台に立つことは、日々迷える舞台俳優たちにとってもひとつの指標になっているのだ。

★舞台「鬱まくら」の一場面(Rising Tiptoe)
鬱まくら横並びIMGP1320
【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 そんな宇吹が今回紡ぎ出したのが「鬱まくら」。演劇、小説、映画、ドラマ、漫画などでもうつを扱った作品は少なくなく、突然陥るその病の不可解さや、要因となるストレスのむごさ、自らをむしばんでいく過程の残酷さ、家族の寄り添い方の困難さなどを次々と明るみに出し、決してうつに陥る人が弱い人やだめな人なのではなく、だれもがかかる可能性のある病として、当事者だけではなく、周囲の人々や社会や企業をも巻き込んだ対処の必要性を浮き彫りにしてきた。
 しかし宇吹はそうした真っ正面からの考察ではなく、あえて事象を反転させたような設定で、シュールな世界観を創り出し、物事の本質に迫っていく。

 脳神経を思わせる植物的な舞台美術で表されるのはある女性の脳内。だれしも気に病むことなどひとつやふたつはあるものだが、今日も今日とて、悩みを抱えているこの女性に、まくらを売りつけにやってくる男がいる。その大元締めの正体は詳しくは明かされないが、うつな気分を促進させるまくらを多くの人に買ってもらうことが、この邪悪な組織の目的である。
 しかしこの男、どうにも要領が悪い上に、一気にセールスタイミングへと攻め込む気概に欠けていて、なかなか購入(?)の確約を得られない。「鬱を売る」ということを生業(なりわい)とする人々の「仕事論」の物語になっているところもこの作品のポイントだ。

 現実世界において、ほとんどのサラリーマンは、それぞれの仕事に対する適正や好き嫌いの度合いとは関係なく、いま自分が取り組んでいる仕事について、何らかの疑問を持っている。まくらセールスマンにとっては、売りつけがうまく行かないこともあって、やがてこの疑問は大きな行動の源泉となっていく。仕事の放棄、そして反乱へと事は重大さを増していくのだ。

 そこには善(あるいは正)と悪(あるいは邪)の宇宙誕生以来の始源的な戦いさえ反映しているように見える。しかし、悩まず、考えず、立ち止まらない社会もまた危うく、そこには善と悪、正と邪の判定など出来ない、足元のしっかりしない世界が展開していく。

★舞台「鬱まくら」の一場面(Rising Tiptoe)
鬱まくら祝祭舞台写真

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 宇吹は、オリジナル作としては前作(その間に翻訳劇と再演を上演)となる「模範都市」で群衆心理の描きかたにも巧みさを見せたが、今回は鬱な気分とルンルン気分に翻弄される多くの人々のさまよいを描いたかと思うと、思い悩む個々人の心理の奥ひだへと分け入っていき、なんとも微妙な心持ちを的確に言葉にしていく力量を見せている。
 そして、たとえ群衆の一員として描かれていようとも、個性をくっきりと定着させているため、ひとりひとりの役者が際立つようになり、役者にとっても表現しがいのある役割が与えられていると言っていいだろう。

 さきほど仕事論の物語としても面白いという趣旨のことを書いたが、鬱をひろめようと奔走する者たちについても、決して正と邪の二面論の邪として描いているわけではなく、彼らとてそれはまた仕事なのである。もちろん、鬱な気分も時には必要ですよなどというご高説は垂れないが、かといって悪を蔓延させて世界を支配しようなどと考えているわけではなく、ひたすら仕事としての完成度、成熟度を高めて、その手法を研ぎ澄ませようとしているところが、作品のシュールさに拍車をかける。

 さきほどから言及している舞台美術は、やはり脳神経そのもののようにも見えるし、邪悪な存在が登場する際には「悪の巣窟」のようにも見える。あるいはまた冒頭で説明したような「鬱」という漢字に隠されているうっそうとした植物のやわらかな枝にも見えて秀逸だった。これまでも宇吹の繰り出す美術には驚かされてきたが、今回はさまざまな場面に見事にフィットする汎用性の高い美術であることに特徴が感じられた。

 出演は、尾留川美穂、兒島利弥、かまくらあや、畑中ハル、川田小百合、浜野なおみ、森田悠生、神田眞、水上亜弓、廣井大輔、松浦康太、関原吏紗、岩崎さとし、ふくしまちこ、成沢心、大村織、磯部円香、若杉大我、佐藤美樹、主藤優静

【Staff MEMO】
★照明=吉本昇 ★音響=大石和洋 ★舞台監督=服部寛隆 ★作・演出・舞台美術=宇吹萌 ★企画・製作=Rising Tiptoe ★協力=龍前正夫舞台照明研究所、GFエンタープライズ、(有)ロットスタッフ

 舞台「鬱まくら」は9月27日から10月2日まで東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。

 上演時間は、1時間20分(休憩なし)。

 当ブログ「SEVEN HEARTS」では、これまで宇吹萌「Rising Tiptoe」の舞台作品の劇評を4本(「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」「模範都市」)掲載しています。今回の「鬱まくら」の劇評と合わせてお楽しみください。




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2016年02月27日

【活動報告】 舞台「模範都市」の劇評が劇作家・演出家、宇吹萌さんの公式twitterやRising Tiptoe公式facebookページなど各所で紹介されました(2016)

 当ブログで2月26日にアップしたばかりのRising Tiptoeの舞台「模範都市」の劇評が、公式facebookページや主宰する劇作家・演出家の宇吹萌さんの公式twitterなどで次々と紹介されました。Rising Tiptoeは「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」の劇評でも紹介いただいていますし、これまで私の劇評はミュージカル「ファントム」「メトロに乗って」「JAM TOWN」などに加えて舞台「アドルフに告ぐ」「ショーシャンクの空に」「夕陽伝」「タンゴ・冬の終わりに」などでもさまざまなご紹介をいただいています。演劇関係者の皆さま、誠にありがとうございます。また「模範都市」のスタッフ、出演者の方、そして宇吹萌さん、これからのさらなるご活躍を期待しております。関係者の皆さまありがとうございます。

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 舞台「模範都市」は2月28日まで東京・池袋駅西口の東京芸術劇場地下1階のシアターイーストで上演されています。

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2016年02月26日

【舞台】 模範都市(2016)

 模範って言われた段階でたいていはうさんくさい。同様に、「いい人」「いいモノ」「いい暮らし」っていったい何だ。価値観のこれだけ多様な世の中でだれがそれを決めるのだ。気鋭の劇作家・演出家として注目度が高まっている宇吹萌(うすい・めい)率いる演劇企画集団「Rising Tiptoe」の10周年記念公演の第1弾舞台「模範都市」は、そんな欺瞞に満ちたあやふやな言葉の浮遊性を活かして、人々の心がはまり込んでしまう迷宮を描く問題作。実は管理社会や全体主義国家の時代が到来するよりももっと恐ろしいやわらかな呪縛の時代がすぐそこまで来ているのかもしれない。そんな危機感を抱く一方で、いつもながら、人間の生活のそばで何気なく物語を展開させる宇吹の複層的な構成力が本作でもメッセージを単なる警句に終わらせない膨らみをもたせる要素として機能していて、作家としての成長も感じさせた。舞台「模範都市」は2月28日まで東京・池袋駅西口の東京芸術劇場地下1階のシアターイーストで上演される。

★舞台「模範都市」の一場面(Rising Tiptoe)
模範都市(マンション)

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 宇吹は、慶応大学を卒業後、大学院文学研究科に進み演劇を専攻。2002年から文化庁の新進芸術家在外派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、この「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)と名付けた演劇企画を立ち上げた。基本的には毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演を続けている。作品によってテイストの合う俳優を起用したり、応募によっても選考の対象としたりしていて、小劇場界の原石の掘り起こしにも一役買っている。
 戯曲にはなんと言ってもせりふが主役の作品が目立つ。そこには、現代詩の各賞へのノミネート実績を持つなど現代詩詩人としても評価されてきた宇吹の言葉に対する極めて研ぎ澄まされた感覚が大きく作用していると言っていいだろう。
 多くの意味を内包するせりふと、シュールな設定、そして宇吹自らが手掛けてきた空間デザイン、この3要素を軸として、宇吹、そして「Rising Tiptoe」は注目の存在となりつつある。慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞したことや、2012年の舞台「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞したこともそのことを証明している。

 今回の「模範都市」は設定が比較的シンプルなので、あまりあらすじを説明すると、全体像が見えすぎてしまう恐れがあるので、最小限にとどめることにしたい。
 ただ、この舞台設定そのものが、宇吹の才気をあらためて表していると言っていい。
 主な舞台は、無謀な都市開発が進む地方都市で、スラム化しつつあったマンションをセレブ向けに建て替えたマンションの管理組合の理事会らしき寄り合いと、町や住民の変化で青息吐息の地元スーパー「イナダヤ」の店舗。町が変化するとき、その恩恵と矛盾が如実に表れる場所である。そしてまた古い住民と新しい住民の思惑の違いが顕在化する場所でもある。
 かつて30年間新聞記者だった私にとって、いくつかの特徴的な犯罪は田園地帯だったところが都市化していく過程の先端の場所で起きることが多いという確信めいた傾向感がある。矛盾やゆがみが最悪の状態で表れる犯罪ほどではないにしても、そうした変化が起きる場所に人間のドラマがあると宇吹は見たのだろう。

 「宇宙から見える」とまで言われている新しい巨大モールの誕生で沸き立つ住民たち。「いい生活」を求める人々の欲望ははてしない。欲望はさまざまな欲望を巻き込みながら肥大化していく。最初は「新しい」生活に懐疑的だった住民たちにも変化は容赦ない。「模範住民」などともてはやされる始末である。

★舞台「模範都市」の一場面(Rising Tiptoe)
模範都市(スーパー)

【写真転載・無断使用厳禁】=ダウンロードできません

 細かいディティールに触れると、核心に導く危険もあるのでこれぐらいにしておくが、前作「皿の裏」でも色濃く表れていた「コントロールされることへの恐怖」は、本作でも後半にかけて観客の心の中を侵食していく。
 それにしても、芝居じみた(という言い方はやや芝居じみているが…)大げさな演技はほとんどなく、住民やスーパーの店員たちの何気なくさりげない会話と半径5メートルほどのやり取りだけで、これだけのスケールの大きな物語を創り出していることには驚かされる。しかし気を付けてせりふを追っていないと、時々人間の欲望や消費行動に関して核心を突くような、なおかつ文学的なせりふが挟み込まれるので、油断ならない。

 確か宇吹はSNSで今回の作品には「端役がない」という意味のことを書いていたと思うが、本作を見ているとその意味がよく分かってくる。ヒール的な役割の役者はいるものの、互いが大いに主張し、あおりあおられる。今回の作品は個々人の欲望についても書いているが、「集団」こそが大きなテーマなのだということも見えてくる。

 そして美術に造詣が深い宇吹。毎回、その舞台装置には注目が集まるが、今回は舞台上の装置はほんどなく、椅子ぐらいのもの。その代わり、舞台上部から反物のように吊された数本の布が特徴的だ。素材は確認できなかったが、見る方向、照明が当たる方向によっては、金色にもレインボー色にも変化する。物言わぬ舞台装置ではあるものの、まるで登場人物たちの心象風景のようでもあり、変化していく町の色合いの変化のようにも見えた。
 そしてそれが吊されていることは、舞台の低い位置での芝居が多い本作品が、シアターイーストという小劇場系演劇集団としては比較的大きな劇場での公演であることに埋没しないような効果も上げていた。

 出演は、石黒徳子、金丸紘平、鎌倉彩、川手ゆき子、川原真衣、希久地沙和(異魂)、小池優子、兒島利弥、サカ、DAI、高田瑛里、高野亜沙美(A-ZOjyaya)、東城貴之(あなふぃん)、常葉功一郎、寺田ムロラン、中野愛弓(キャンパスシネマ)、中村健、西田有希、野口大輔、服部寛隆、尾留川美穂、洞口菜穂、松尾鴻大(劇団96%)、御影みお、モリタモリオ、室田渓人(劇団チャリT企画)、山田健介。アナウンスは板橋泰史(劇団朋友)

【Staff MEMO】
★照明=吉本昇 ★音響=大石和洋 ★舞台監督=文乗泰 ★制作=佐藤武(Real Heaven) ★作・演出・デザイン・舞台美術・宣伝美術・音響プラン=宇吹萌 ★企画・製作=Rising Tiptoe ★協力=龍前正夫舞台照明研究所、アトリエッジ、GFエンタープライズ、劇団朋友

 舞台「模範都市」は2月28日まで東京・池袋駅西口の東京芸術劇場地下1階のシアターイーストで上演される。
 当日券は開演1時間前から劇場で販売。

 上演時間は、約1時間35分(休憩なし)。


 当ブログ「SEVEN HEARTS」では、これまで宇吹萌「Rising Tiptoe」の舞台作品の劇評を3本(「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」「皿の裏」)掲載しています。今回の「模範都市」の劇評と合わせてお楽しみください。







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2015年07月14日

【舞台】 皿の裏(2015)

 【注】これは2015年に上演された「皿の裏」の劇評です。再演されている2019年7月になって再度アクセスが集中していますが、2019年の「皿の裏」の劇評については、近日中に当ブログに掲載する予定です。このページはあくまでも2015年の「皿の裏」の劇評としてお読みください。(2019.07.05 追記)

 体に良いのか悪いのか、比較的はっきりしているものが多い中で、砂糖だけはいつまでたってもどちらなのかが分からない。糖分は良くない、太るなどと悪者にされる一方で、頭の回転速度を上げるには砂糖を摂らないとどうしようもないなどと言われるのが常だ。ようは適量が一番ということなのだろうが、こうした体への影響がよく分からない砂糖をめぐる物語にしたことで、演劇企画集団「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)を率いる劇作家・演出家、宇吹萌(うすい・めい)の新作舞台「皿の裏」は、とても説得力のある物語になった。同時に、時の権力者や優位に立つ者たちの信じ込ませ方一つで真実がいくらでも隠され、庶民たちは国家的な陰謀の道具にまで成り下がる恐ろしさも強く感じさせる。シュールな設定をものともしない登場人物たちのおかげで、一見ほのぼのとしたムードも漂う作品だが、物語の構造的な企ても隅々に施されていて、油断ならない。

★舞台「皿の裏」の一場面(撮影・Rising Tiptoe)
sara_no_ura


 当ブログでは既に宇吹の舞台作品の劇評を2作(「名もない祝福として」「花売りのくしゃみ」)掲載しているので、読者の方もよくご存じだとは思うが、演劇界の注目クリエーターの一人である宇吹の名と来歴をしっかりと覚えていて損はない。初めての方のためにも、再度紹介する。
 宇吹は、慶応大学を卒業後、大学院に進み、演劇を専攻。2002年から文化庁の派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)と名付けた演劇企画を立ち上げた。所属俳優はわずかで、基本的には毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演を続けている。
 シュールな会話、現実とほんの少しだけ違う不思議な舞台設定、ファンタジックなストーリーテリング。宇吹が手掛ける装置や衣裳の魅力とも相まって、妖しく、それでいて人々の生活感覚に近い親しみやすい人物造形が多くのファンを惹きつけてきた。慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞するなど現代詩詩人としての才能も、舞台に色濃く反映している。演劇でも「THE BICH」で2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞している。

 Rising Tiptoe #17となる舞台「皿の裏」は、近未来を舞台にしたSFのようなおもむきでわたしたち観客の前に登場する。と言っても最先端の機械は何も出てこない。むしろ文明が退行したかのような状況である。向こう岸には砂糖があふれているのにこちら岸には砂糖がない。
 物語はこちら岸の主に3つの場所で繰り広げられる。一つ目は、砂糖がないために、食品に奇妙な動きを与えたり、言葉で褒めそやして甘くするという、にわかには信じがたい作戦が実行に移されている工場。そして二つ目は水不足で廃業の可能性も出てきたクリーニング店。そして三つ目は、夢の新薬の治験が行われている研究所だ。
 みんなこの砂糖がないこちら岸の社会のゆがみが如実に表れている場所。抗うでもなく、なにか大きな存在によってコントロールされているのかもしれない状況に自分をならしたり、したたかに生き抜いていく道を必死で探っているような人々だ。

 向こう岸に対する思いは一様ではないが、これは明らかな支配構造。工場の作業のほうびとして砂糖が与えられることも、治験参加者によるディスカッションでまるで酒や麻薬のように砂糖を中毒性、依存性のある物質として毛嫌いするのも、なにかがおかしい。
 後半は一気にこうした欺瞞が崩壊へと向かっていくが、やはり恐ろしいのは、人々の欲望の対象となるものをにぎることによって、支配の構造を作り上げていく大きな存在のダークさである。
 現代人ほど欲望にからみとられている人間もいないわけだから、文明がどんなに進化しようと、人間そのものはますます弱々しくコントロールされやすくなっていくのだ。

 宇吹は何もそんな未来社会の全体主義的発想ばかりを強調しているのではない。例えば、危機に陥ったときの人々のふるまい、社会との向き合い方、そんな人間たちの笑いたくなるほどの悲しげなおかしみなど、人々の営みそのものにも表現者としての目を向けている。これまである種突き放したようなポーズでいながら、その奥には人間存在に対する愛おしいまでのまなざしが存在していた宇吹の筆致が、今回はまさにぴたりとはまっていると言えるだろう。

 そして今回もまた宇吹の美的感覚が舞台を二倍にも三倍にも輝かせている。舞台の上手と下手前方にしつらえられたオブジェは、舞台で繰り広げられる人間の悲劇と喜劇をどこか超然とした立場で見守っているような気にさせてくれる。

 今回も従来と同様に、統一キャスト9人以外の役柄はWキャストで2つのチームが演じている。毎回ユニークなチーム名がつくが、今回は砂糖がテーマで調味料つながりか、「塩」チームと「酢」チームだ。
 統一キャストは糸山享史朗、大場結香、川手ゆき子、高野亜沙美、田邉淳一、尾留川美穂、森下庸之(TRASHMASTERS)、守谷美紗央、山田健介。
 そして塩チームは、寺田ムロラン、星野哲也、水上亜弓、鍋島久美子、室田渓人(劇団チャリT企画)、小池優子、御影みお、松本勇、岡村惇裕。
 酢チームは、大沼竣、兒島利弥、丸子聡美、上村公臣代(T1project)、高田堅介、田中智子、小張友紀子、服部寛隆、依田玲奈

 舞台「皿の裏」は、7月14日まで、東京・下北沢のザ・スズナリで上演される。本日までです。

 上演時間は、約1時間30分(休憩なし)。

 なお、次回作はタイトル未定の新作で、2016年2月24〜28日に東京・池袋の東京芸術劇場シアターイーストで上演されることが決定している。


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2014年11月02日

【活動報告】 舞台「花売りのくしゃみ」の劇評がRising Tiptoe公式Facebookページ、主宰宇吹萌さんのtwitterなどで紹介されました(2014)

 当ブログで10月31日にアップしたばかりのRising Tiptoeの舞台「花売りのくしゃみ」の劇評が、公式Facebookページや主宰宇吹萌さんのtwitterなどで紹介されました ミュージカル「ファントム」「メトロに乗って」に続き、大変光栄なことです。宇吹萌さんをはじめ、関係者の皆さまありがとうございます。

 Rising Tiptoeは熱烈なファンを持つ演劇企画体だけに、紹介していただいた直後からわたくしのエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」はアクセスの数字的にも大きな盛り上がりを見せています。ほんとうにありがとうございます。「究極のひとりメディア」として奮闘中です。ご期待ください。

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 舞台「花売りのくしゃみ」は、10月28日から11月2日まで、東京・下北沢の小劇場楽園で上演されました。


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2014年10月31日

【舞台】 花売りのくしゃみ(2014)

 美術鑑賞の醍醐味のひとつではあるが、美術館で絵を見ているとその画家やアーティストの「生」の生々しさにむせかえりそうになることがある。巨匠の大回顧展などではもちろんのこと、何人かの画家を集めた企画展でたった1点しか展示されていない芸術家の作品でも、何かのきっかけでその作品の中にこちらの気持ちが入り込んでしまうことがある。鑑賞者の思い入れの強さにも左右されるだろうが、それだけ作品の内部から何か人生の妖気のようなものが醸し出されているからだろう。演劇界に現れた希代のアーティストである劇作家・演出家の宇吹萌(うすい・めい)が、1年ぶりの新作として上演している舞台「花売りのくしゃみ」は、絵の中に描かれた人物がしゃべり出すという一見コミカルなシステムを使いながら、画家、学芸員、鑑賞者、通りすがりのワケありな人々、そして絵に描かれた人物など美術館をめぐるさまざまな要素に対して批評精神にあふれたデッサンが施され、知的な刺激が散りばめられた作品。額縁はもはや、内と外を分かつ窓にとどまらず、時空を超えて双方の生きざまをつなぐ両面体の装置になったようだった。

★舞台「花売りのくしゃみ」の一場面(撮影・Rising Tiptoe)
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 宇吹については、前回公演の「名もない祝福として」の劇評でも紹介したが、本作で初めて宇吹作品に触れる方のために簡単に説明しておくと、宇吹は慶応大学を卒業後、大学院に進学。文化庁の派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)と名付けた演劇企画体を立ち上げた。基本的には毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演をほぼ年2回続けている。
 慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞したほか、「THE BICH」では2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞している。さらに現代詩詩人としても注目を浴びるなど多才ぶりが際立っている。
 すべての舞台で、作・演出のほか、美術(デザイン)も手掛けていることからも分かるように、言葉だけでなく空間をも彩る美的センスの持ち主。当然今回の舞台となった美術館や絵など美術全体に対する造詣が深く、本作にあふれる文化的教養もうなずけるところだ。

 「花売りのくしゃみ」の舞台は美術館の中でも端部屋らしき展示室で、メインの展示物とは離れた場所にある。足早に通り過ぎる鑑賞者がほとんどだが、絵とは何の関係もないカップルや頭が爆発寸前でいつも独り言をつぶやいているような「人生をさまよう人々」のかっこうの逃げ込み場所になっている。
 前半では、ある画家の人生における4人の女が描かれた4枚の絵が一堂に飾られているシチュエーション。学芸員はもっともらしい解釈で画家の人生を語ってみせるが、明らかに気のない様子。絵の向こう側では、それぞれの女が自らの優位を主張したり、自信をなくしていたりしてかまびすしい。
 それは互いへの批判だったり、この画家に対する社会の評価の低さへの愚痴だったり、4人の女をさまよった画家への揶揄だったりするわけだが、妙な一体感から発せられる言葉もある。

 後半は、この4人のチームに異変が生じ、さまざまな「関係」がつづられる。そして、他の美術館からやってきた変な彫刻体にすっかりペースを崩されていくのだ。物語は明らかに破調へと舵を切る。
 基本的に、この絵たちの述懐と、学芸員のだんだん荒んでいく説明と、ぶしつけに自分たちの世界だけにこもり無視して通り過ぎていく人々、この3つの世界が入れ替わり立ち替わり演じられていく構図だ。宇吹の多くの作品に見られる詩的な謳い上げるようなせりふは比較的少なめだが、その分、芸術論や美術論などに通じる的を得たせりふが連発されていて、洗練された印象を見る者に与える。

 終盤に行くにつれ、端部屋の事態は悲惨さを増すが、それでも物語には何か温かいものが差し込んでいるように思えてくる。それは、芸術に絡めた一見すると高尚なせりふであっても、人生がぐるぐる巻きに絡みついていることが分かってくるからである。どんなにむごい過去でも「和解」して収まりを付けていくことが出来るのだという達観した安堵と、絵(の中の人)たちが退屈な人生と折り合いを付けてそれなりに幸せを感じる術を身につけ始めているという感触が観客の心の中に芽生えてくるからだ。人間讃歌というと大げさすぎる気もするが、最後はすべての登場人物や絵が愛おしく思えてくるから不思議なものだ。

 新作のたびに新しい顔を見せる宇吹萌。その多面体が放つ光は、さらにさまざまな屈折によって新しい光を生み出していくのだ。

 舞台「花売りのくしゃみ」は、11月2日まで東京・下北沢の小劇場楽園で上演予定。1日土曜日は<額>バージョンが14時から、<壁>バージョンが19時から。2日日曜日は、<壁>バージョンが13時から、<額>バージョンが18時から上演される。土日が鑑賞の最後のチャンス。なんにせよ、初演は見ておくにこしたことはないですよ。

 出演は森下庸之、ビみほな、鎌倉彩、大場結香、糸山享史朗、金丸紘平、田邉淳一、守谷美紗央。そして川手ゆき子(劇団虚幻癖)と荒井啓汰が<壁>バージョンに出演、小倉亜美と渡辺宇が<額>バージョンに出演している。

 上演時間は約1時間25分(休憩なし)。


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2014年06月19日

【舞台】 名もない祝福として(2014)

 せりふひとつひとつが持つ余韻、そして物語のシーンひとつひとつが醸し出す余韻、それらが絡み合ってまた別種の余韻を生み出す演劇。そのなんと官能的なことか。演劇界がいまもっとも注目する表現者、宇吹萌(うすい・めい)が、かつてその美的感覚を最大限に発揮し話題を集めた舞台作品「名もない祝福として」を再演している。2010年の初演よりきらびやかさが増した美術、衣装そして、研ぎ澄まされたせりふがつくる彼女の世界は、静謐な響きを持ちながら、哲学的で豊かな深みを感じさせる、唯一無二の世界だと言っていい。

★舞台「名もない祝福として」の一場面(撮影・Rising Tiptoe)
RT名もない祝福としてDSC01397 (1500x1125)



 宇吹は、慶応大学を卒業後、大学院に進み、国文学専攻で唐十郎を研究してきた根っからの芝居好き。2002年に文化庁の派遣制度でニューヨークに2年間留学し、帰国後、「Rising Tiptoe」(ライジング・ティップトー)と名付けた演劇企画を立ち上げた。2010年からは中村小麦、2012年からは糸山亨史朗が所属俳優になっているが、基本的には毎公演ごとに役者を集めるプロデュース型の公演をほぼ年2回続けている。
 本作「名もない祝福として」をはじめとして、「THE BICH」など、やはりせりふの切れ味がハンパではなく、それが時にファンタジックなストーリーテリングと相まって、不思議な魅力を放ち続けてきた。慶応出身の優れた戯曲創作の新人に与えられる「N氏賞」の2002、2005年の佳作を受賞したほか、「THE BICH」では2013年に第3回宇野重吉演劇賞優秀賞を受賞した。
 宇吹は劇作家・演出家・劇団主宰としての顔以外に、現代詩詩人としての顔も持っている。しかもその実力は、数々の現代詩関連の賞を受賞したり、ノミネートされたりするなど本格的なもの。さらに、宇吹は自らの舞台の舞台美術や衣装などのデザインを手掛けることでも知られており、トータルな表現者として各方面から注目されている逸材なのだ。

 本作「名もない祝福として」は、山奥にある庭園型ハウスウェディング式場が舞台で、さまざまな立場の男女が集まってくることで物語が動き出す。
 庭園にはさまざまな花が咲き乱れていて、それを管理する人たちがいる。その作業ぶりは献身的で、桜や秋桜や薔薇が同時に咲いていて、なぜか少し日常とずれている。こうした普通の庭園なのに少しずつずれている感覚を観客に与え続け、実は不条理な世界であることをゆっくりと示す彼女の手法は、いきなり不条理な世界観で見るように観客に強制する昨今の不条理劇よりもよっぽど恐怖感を覚える。宇吹の舞台はシュールであると言われるが、そのシュールさは、他とは別次元のものである。

 主人公ら登場人物が口にする「慌てて出てきたもんだから…絶対につまらない忘れものをしている」という感覚が徐々になんなのかが分かってくる。そこには生と死の分かちがたい同一感と、不可逆性が満ちてくる。いまわたしたちはそのちょうど真ん中に立っているのかも知れない。後半はその世界のルールに従って、物語は比較的連続的に進むが、そこには残された時間へのいとおしさとともに残酷なルールが立ちはだかる。

 その空間では、人々はさまざまな行動に出る。死に抗う人、生に焦がれる人。宇吹はまるでスケッチするようなさまざまな登場人物を配している。
 メインのグループとは別に展開する若者たちの生と死もまた揺らぎの中にいるが、ベクトルはまったく違った方向へと向かっていくのである。

 場面は数あれど、舞台は庭園の中のすこし開けた小さな広場のような場所ひとつだけ。厳粛な儀式の前にわずかに残された時間に、互いの生を祝福し、死に意味を求める。とはいえ、彼らの話す言葉は生の時間にあるかのように、身近で身につまされ、刹那的である。そのことが逆に一生という時間の尊さを浮き彫りにしていく。一作一作、味付けは決して同じではない宇吹の作風だが、しっかりと彼女の根本に横たわる人間存在へのしなやかな視線は変わらない。

 舞台「名もない祝福として」は、6月22日まで東京・高円寺の座・高円寺1で上演予定。なお、同公演は「灰」と「煙」という2つのチームで演じられる。8人の俳優だけが共通して出演する。

  なお「灰」バージョンの出演者は、高野亜沙美、小池優子、世古新(ZIPANGU Stage)、田邉淳一、洞口菜穂、仲俣雅章(オフィス松田)、大関貴也、國吉咲貴、鎌倉彩、川手ゆき子(劇団虚幻癖)、藍屋奈々子(in企画)、榊原美鳳。
 「煙」バージョンの出演者は、中村小麦(Rising Tiptoe)、音多衣子、瀬畠淳、永井一信、みほな、糸山享史朗(Rising Tiptoe)、荒井啓太、竹垣朋香(LollipopChicken)、希久地沙和(異魂)、上埜すみれ(ヅカ★ガール)、飯塚未生(ヅカ★ガール)、星達也(Another:One)。
 そして共通して出演するのは、山田健介、大場結香、石黒徳子、浅野真帆、林拓弥、桜井隼人、関ぽん太 深海里沙子。


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<11> 抜目のない未亡人(2862)
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<21> ムサシ ロンドン・NYバージョン=2014(1791)
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<23> かもめ(1725)
<24> 頭痛肩こり樋口一葉(1693)
<25> レディ・ベス(1665)
<26> イン・ザ・ハイツ(1637)
<27> 私が黄金を追う理由(1593)
<28> ジャック再び降臨「24」最新シリーズ放送開始(1592)
<29> 木の上の軍隊(1522)
<30> 国民の映画(1517)
<31> 2013前期芥川賞に藤野可織、直木賞に桜木紫乃(1315)
<32> ショーシャンクの空に(1280)
<33> ジャニーズ2020ワールド(1228)
<34> A.B.C座2013 ジャニーズ伝説(1178)
<35> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜=2014(1116)
<36> DREAM BOYS JET(1113)
<37> 「愛の渦」映画化(1087)
<38> 「ピトレスク」の稽古場公開(1085)
<39> 「レディ・ベス」世界初演ついに幕開け(1065)
<40> BACK STAGE(1047)
<41> 金閣寺(1028)
<42> シスター・アクト(990)
<43> レ・ミゼラブル(958)
<44> THE BIG FELLAH(953)
<45> 「天才執事ジーヴス」でウエンツと里見が名コンビに(952)
<46> 半沢直樹(923)
<47> もらとりあむタマ子(918)
<48> ザ・ワーズ 盗まれた人生(875)
<49> Holidays 休暇(862)
<50> ロスト・イン・ヨンカーズ(816)
<51> ミュージカルベストテンの選考投票に参加(804)
<52> ロンサム・ウエスト(787)
<53> 花嫁と父つなぐピアノ、盛岡のCMが話題(785)
<54> クリプトグラム(779)
<55> うかうか三十、ちょろちょろ四十(761)
<56> 奇跡の7人「THE BIG FELLAH」に集う(755)
<57> シレンシオ(695)
<58> アルトナの幽閉者(652)
<59> 筧利夫が世界最新演出版の初回を無事完遂(637)
<60> ネクスト・トゥ・ノーマル(635)
<61> ザ・ビューティフル・ゲーム(624)
<62> 私のダーリン(618)
<63> LOVE CHASE !!(599)
<64> SHOCK1000回達成(591)
<65> つか版・忠臣蔵〜大願成就討ち入り篇〜(589)
<66> 第86回日本アカデミー賞主演女優賞に真木よう子(575)
<67> 天翔ける風に(574)
<68> 愛の渦(572)
<69> 恋と音楽(569)
<70> モンテ・クリスト伯(551)
<71> ストロベリーナイト(549)
<72> 半沢直樹 その2(530)
<73> 第86回日本アカデミー賞主演男優賞に松田龍平(520)
<74> ベネチア金獅子賞に「サクロ・グラ」(513)
<75> 第86回日本アカデミー賞助演女優に真木よう子(498)
<76> 韓国版「家政婦のミタ」はチェ・ジウ主演(494)
<77> 米経済紙が半沢直樹特集、英語で倍返しは?(493)
<78> 第150回芥川賞直木賞候補作決まる(492)
<79> ライクドロシー(477)
<79> エニシング・ゴーズ(477)
<81> 太鼓たたいて笛ふいて(475)
<82> マイ・フェア・レディ(465)
<83> 屋根の上のヴァィオリン弾き(458)
<84> 秋のソナタ(450)
<85> ABC座2014ジャニーズ伝説(439)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<86> 「ミス・サイゴン」世界最新演出版の稽古場公開(437)
<88> 渇いた太陽(436)
<89> 雨と夢のあとに(435)
<90> マンマ・ミーア!(429)
<91> 晩餐(426)
<91> マイケル・ジャクソンの新曲8曲入り新譜発売へ(426)
<93> 声(423)
<94> Tribes(417)
<95> ジェニファー・ローレンスがショートヘアーに(408)
<96> Paco〜パコと魔法の絵本〜from『ガマ王子vsザリガニ魔人』(403)
<97> 名もない祝福として(396)
<98> テンペストを白井晃演出で(395)
<99> ジャニーズ・ワールド(390)
<100> 半沢直樹 その3(383)
<101> 「シェルブールの雨傘」5年ぶり再演へ(378)
<102> 音のいない世界で(375)
<103> テイク・ディス・ワルツ(369)
<104> 組曲虐殺(364)
<104> 春琴(364)
<106> 「レ・ミゼラブル」は6/21発売(361)
<106> 「国民の映画」再演決定(361)
<108> ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(348)
<109> レ・ミゼラブル新演出版(347)
<110> 関数ドミノ(346)
<111> NO MORE 映画泥棒新バージョン(342)
<112> ピアフ(339)
<113> 海辺のカフカ◆archive◆(338)
<114> 007ファッション南青山で公開(334)
<114> 北島三郎、座長公演も最後と表明「引退ではない。歌い続ける」(334)
<116> 野田秀樹の「MIWA」に豪華俳優が集結(331)
<117> ロンドンでマティスの切り紙絵展始まる(330)
<118> ハリウッド白熱教室(322)
<119> リトルマーメイド(320)
<120> ぴんとこな(316)
<121> トガニ 幼き瞳の告発(313)
<122> カンヌバルムドールに「アデルの人生」(309)
<123> 脳男(305)
<124> トニー賞は「キンキーブーツ」(301)
<125> 赤鬼(299)
<126> BRAVE HEARTS 海猿(293)
<127> 「レディ・ベス」開幕前にトークイベント(291)
<128> 「オペラ座の怪人」完結編ついに日本初演へ(290)
<129> 第86回日本アカデミー賞作品賞に「舟を編む」(286)
<130> 取材・執筆した「殺風景」PR記事が掲載されました(281)
<131> ナタリー・ウッド事故死ではない可能性(278)
<131> 第86回日本アカデミー賞監督賞に石井裕也(278)
<133> 「海辺のカフカ」再演決定(277)
<134> 真夏の方程式(273)
<135> ハーベスト(269)
<135> 第21回読売演劇大賞は森新太郎(269)
<137> 4 four(268)
<137> 日の浦姫物語(268)
<139> iSAMU(258)
<140> ウルトラマリンブルー・クリスマス(254)
<140> 「風立ちぬ」公式上映で瀧本美織が存在感を発揮(254)
<142> トニー賞2014Ms作品賞(251)
<142> 進化するミス・サイゴン7月から世界最新演出で日本公演(251)
<144> ワイルド・スピード EURO MISSION(249)
<145> 半沢直樹第2回は21.8%で大台乗り(245)
<146> 小さいおうち(244)
<147> てんぷくトリオのコント(243)
<148> 「スクルージ」開幕、市村正親が意欲(242)
<149> 第67回カンヌ国際映画祭が開幕、長澤まさみも登場(241)
<150> アジア温泉(230)
<151> スター・トレック イントゥ・ダークネス(229)
<152> 「シスター・アクト」に個性派ずらり(226)
<152> 河瀬直美「2つ目の窓」公式上映で12分の鳴り止まぬ拍手(226)
<154> 片鱗(225)
<155> ジョン万次郎の夢(223)
<156> 白い夜の宴(221)
<157> 台湾の超美形ボーカルバンド人気、日本に到達(216)
<157> 野田秀樹の「赤鬼」気鋭の演出家・俳優で上演中(216)
<159> ウィズ〜オズの魔法使い〜(215)
<160> ビトレスクキャスト陣一体感強調(214)
<160> 戦隊ヒロイン「女子ーズ」にときめく5女優集結(214)
<162> GODZILLA ゴジラ(212)
<163> 第151回芥川賞直木賞候補作決まる(211)
<164> マクベス(207)
<164> ムーミン生んだトーベ・ヤンソン生誕100周年迎える(207)
<166> サウンド・オブ・ミュージック(205)
<167> テレ東が「不明者」を大捜索中(202)
<167> 「エッグ」再演決定、初の海外パリ公演も実現(202)
<169> 舟を編む(201)
<170> 蝋燭の灯、太陽の光(199)
<170> アナ雪の「スリラー」ダンス映像が大反響(199)
<172> 満天の桜(196)
<172> レッド・ツェッペリンがリマスター版収録の未発表曲2曲公開(196)
<174> ジェーン・エア=映画(193)
<175> さいあい シェイクスピア・レシピ(188)
<175> トニー賞2014Ms助女賞(188)
<177> ダディ・ロング・レッグス追加公演決定(181)
<178> 図書館戦争(180)
<179> KREVAの音楽劇再演、各界から逸材結集(179)
<180> ザ・フルーツ(178)
<181> 八月の鯨(176)
<182> 魔女の宅急便(173)
<182> 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ミュージカル日本初演へ(173)
<184> G・グローブ賞録画放送(172)
<184> 100回泣くこと(172)
<186> プラチナデータ(170)
<187> テルマエ・ロマエ供168)
<187> 第86回アカデミー賞のノミネート作決まる(168)
<189> オブリビオン(167)
<189> キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(167)
<191> あなたがここにいればよかったのに(166)
<192> ジェーン・エア=舞台(162)
<192> さよならドビュッシー(162)
<194> 華麗なるギャツビー(161)
<194> 藁の楯(161)
<194> ポール・ウォーカー急逝の波紋広がる(161)
<197> 異国の丘(160)
<197> 8月31日〜夏休み最後の日〜(160)
<197> 追悼 大瀧詠一(160)
<197> 安室奈美恵の洗練されたマッシュアップ映像が話題(160)
<201> ホロヴィッツとの対話(159)
<201> ヒトミ(159)
<203> 半沢直樹第6回も29.0%と好調維持(158)
<203> 初音ミクオペラにパリが熱狂(158)
<203> 中古LPからマービン・ゲイのパスポート発見(158)
<206> エッグ(156)
<206> 「ショーシャンクの空に」舞台化決定(156)
<208> J・K・ローリングの新作に34歳のハリー・ポッター登場(155)
<209> サビタ稽古場イベント(154)
<210> 風立ちぬ(151)
<210> 村上春樹、2013年のノーベル文学賞逃す(151)
<210> 追悼 やしきたかじん(151)
<213> 半沢直樹第5回は29.0%と続伸(150)
<214> The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)(146)
<215> さよなら渓谷(145)
<215> WILCO(145)
<217> 新国立劇場2014-15ラインナップ発表(144)
<217> 「メリー・ポピンズ」の裏側描く映画初上映(144)
<219> トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンpart2(143)
<220> 半沢直樹最終回は42.2%とミタ超え、関西は歴代最高(142)
<221> ダチョウ課長の幸福とサバイバル(141)
<222> ベネチア女優賞(140)
<223> 中学生円山(139)
<224> 大事なはなし(138)
<224> 「I'll be back」で大論争(138)
<224> 宮本亜門がドンペリPartyのショー演出(138)
<227> ナミヤ雑貨店の奇蹟(137)
<227> ケイティ・ペリーが着物パフォーマンス(137)
<227> 県庁おもてなし課(137)
<230> カンヌ審査員にキッドマンと河瀬直美ら(135)
<231> 任侠ヘルパー(134)
<231> レディー・ガガ、涙の訳はマネージャーとの決別?(134)
<231> 鬼才ラース・フォン・トリアーの最新作は超過激 !(134)
<234> 客家(133)
<234> その夜の侍(133)
<236> トニー賞2014Ms主女賞(131)
<237> 半沢直樹第3回は22.9%で今年ドラマトップ(130)
<237> DREAM BOYS(130)
<237> 米ゴールデン・グローブ賞ノミネート作決まる(130)
<240> 第39回菊田一夫演劇大賞にレミゼのキャスト&スタッフ(129)
<240> 海峡の光(129)
<242> 悪霊(128)
<243> シェイクスピア生誕450年記念上演始動、ハムレットは北朝鮮にも巡演へ(126)
<244> トニー賞2014MsRV作品賞(125)
<245> ミス・サイゴン(124)
<246> ザ・スーツ(123)
<246> フィリップ・シーモア・ホフマンが急死(123)
<246> 陽だまりの彼女(123)
<246> 共喰い(123)
<246> 「ドラえもん」英語吹き替え版は日米文化研究に興味深いヒント数々(123)
<251> 半沢直樹第4回は27.6%に急伸(122)
<251> ベルリン金熊賞(122)
<251> ミス・サイゴン=2014(122)
<251> 南京錠の橋ポン・デザール一部崩壊(122)
<255> 思い出を売る男(121)
<256> ダディ・ロング・レッグス(120)
<257> ずっと二人で歩いてきた(119)
<257> 横道世之介(119)
<259> 新・幕末純情伝(118)
<260> カウラの班長日記sideA(117)
<261> 無明長夜(116)
<261> ガラパコスパコス(116)
<263> 第86回米アカデミー作品賞に「それでも夜は明ける」(115)
<264> 半沢直樹に幻のラストシーン、DVD&Blu-rayに収録へ(114)
<264> 虚像の礎(114)
<264> 渡辺謙が「王様と私」でブロードウェイデビューへ(114)
<267> 大奥〜永遠〜【右衛門佐・綱吉篇】(112)
<268> 半沢直樹第9回は35.9%とさらに上昇(111)
<268> 地獄でなぜ悪い(111)
<268> トニー賞2014Ms助男賞(111)
<268> ピンク・フロイド10月の20年ぶりのアルバム発売を正式発表(111)
<272> ハムレット(109)
<272> ロックアウト(109)
<274> アカデミー助演女優賞はアン・ハサウェイ(108)
<274> 闇金ウシジマくん(108)
<274> 授業(108)
<274> 東京国際映画祭サクラグランプリは「ウィ・アー・ザ・ベスト!」(108)
<278> トニー賞2014PRV作品賞(107)
<278> トニー賞2014Ms主男賞(107)
<278> リチャード3世の墓と断定(107)
<378> 鍵泥棒のメソッド=舞台版(107)
<282> 半沢直樹第7回は30.0%と壁突破(105)
<282> ソチの脱出ヒーローまたも閉じ込め(105)
<282> 東京タワーはGW特別ライトアップ中(105)
<285> サ・ビ・タ日本版来春再演決定(104)
<285> 米アカデミー賞最注目は9歳の少女(104)
<285> 日本舞台美術家協会が7年ぶり展覧会開催(104)
<288> エンロン◆archive◆(103)
<288> つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(103)
<288> そして父になる(103)
<291> みなさん、さようなら(101)
<292> レミゼ衣装を東京3都市で展示(100)
<293> アルゴ検証番組日本初放送(99)
<294> 「荒野の七人」新吹き替え版放送(97)
<294> 五輪色の東京タワーを月も見に来た?(97)
<296> キングコングの巨大ロボ公開(96)
<296> 手のひらの砂漠(96)
<296> 第151回芥川賞は柴崎氏、直木賞は黒川氏(96)
<299> 釣りバカ全作品をWOWOWが一挙放送へ(95)
<299> アナと雪の女王(95)
<301> ラ・マンチャの男(94)
<302> ジャニス・ジョプリンがハリウッドの殿堂入り(93)
<302> 初めてなのに知っていた(93)
<304> るろうに剣心(92)
<304> THEMANZAI2013優勝はウーマンラッシュアワー(92)
<304> トニー賞2014P主男賞(92)
<304> ピンク・フロイドが10月に20年ぶりのアルバム発売か(92)
<308> ベネチア最終盤情勢(91)
<308> 獣の柱まとめ*図書館的人生<下巻>(91)
<308> 第86回米アカデミー賞総まくり(91)
<308> SONG&DANCE60感謝の花束(91)
<312> 夢売るふたり(90)
<312> アカデミー主演女優賞はジェニファー・ローレンス(90)
<312> 建てましにつぐ建てましポルカ(90)
<312> 半沢直樹DVD&Blu-ray発売は12/26(90)
<312> 赤塚不二夫のココロ展〜2015年は生誕80周年なのだ!〜(90)
<312> 地下室の手記(90)
<312> 昭和レストレイション(90)
<312> チェ・ジウとクォン・サンウ、11年ぶり共演ドラマ「誘惑」スタート(90)
<320> 撫で撫で(89)
<321> 僕等がいた(89)
<322> 集金旅行(88)
<323> リトルマエストラ(88)
<323> ワイルド・スピード第7作の製作休止へ(88)
<323> ベルリン女優賞に黒木華(88)
<323> カンヌ女優賞はジュリアン・ムーア(88)
<323> 東京タワーがサムライブルーに(88)
<323> ワイルド・スピード第7作撮影再開、急死のポール部分は実弟2人で補充(88)
<329> 日本記者クラブ個人D会員になりました(87)
<329> インポッシブル(87)
<331> 鍵泥棒のメソッド=映画版(86)
<331> ルビー・スパークス(86)
<333> トニー賞2014P作品賞(85)
<334> 其礼成心中(84)
<334> キャロリング(84)
<336> ヘルタースケルター(83)
<336> 魔女とたまごとお月様(83)
<337> 第20回全米映画俳優組合賞はアメリカン・ハッスル(81)
<338> 「スター・ウォーズ」6作を一挙放送へ(80)
<339> カンヌグランプリにコーエン兄弟(79)
<339> 日本アカデミー賞作品賞は桐島、(79)
<339> メモリーズ・コーナー(79)
<339> 凶悪(79)
<339> 自動改札やスマホで光るネイル発売へ(79)
<344> 半沢直樹第8回は32.9%とさらに上積み(77)
<344> 第67回カンヌ国際映画祭まもなく開幕(77)
<346> 来訪者(76)
<346> AKB48総選挙2014渡辺麻友が初の1位指原は2位に陥落柏木3位(76)
<348> カンヌ監督賞にアマト・エスカランテ(74)
<348> ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン(74)
<348> ベネチア銀獅子賞(74)
<348> 未成年モデル保護法案が米上下院通過(74)
<348> ツナグ(74)
<348> 最も稼いだ女優はアンジョリーナ・ジョリー(74)
<348> 東京震度5弱、都心は無事です(74)
<348> ユーミンの音楽×演劇コラボ、第2弾は比嘉愛未とW主演(74)
<356> ヴィンセント・ギャロが日本映画に出演(73)
<356> 暗いところからやってくる(73)
<358> カンヌ男優賞にブルース・ティーン(72)
<358> 世界の名刑事が大集結(72)
<358> 新しい靴を買わなくちゃ(72)
<358> キャプテン・フィリップス(72)
<358> 三鷹で昭和の名優作品続々上映(72)
<363> スター・ウォーズ最新作にハン、ルーク、レイアの3俳優出演決定(71)
<364> 最強のふたり(70)
<364> 大島優子が紅白でAKB48卒業宣言(70)
<364> 傷心のミック、復活待つ世界(70)
<364> 錬金術師(70)
<364> 当ブログのFBページいいね2000件達成(70)
<369> プロメテウス(69)
<370> スターウォーズ新シリーズ公開は再来年12/18(68)
<370> ポール・ウォーカーが事故死(68)
<370> トニー賞2014P主女賞(68)
<373> トム・ハンクスの陪審員まさかの強制終了(67)
<373> 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(67)
<375> ロバート・プラントがツェッペリン再結成を完全否定(66)
<375> 無欲の人(66)
<375> 宇宙兄弟(66)
<378> アカデミー作品賞はアルゴ(65)
<378> ライフスタイル体操第一(65)
<380> ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。(64)
<380> 「風と共に去りぬ」の続編について作者が手紙で返答していた(64)
<382> 臨場 劇場版(63)
<382> カンヌ最終盤情勢(63)
<382> ウィリアム・シェイクスピア(63)
<382> 多彩に変化する東京の空(63)
<382> マイティ・ソー、10月から性別を変更へ(63)
<387> ジェーン・エアその2(62)
<387> ヤバレー、虫の息だぜ(62)
<387> 東京家族(62)
<387> ポール・マッカートニー5月に再来日屋外ライブ(62)
<387> 三鷹市芸術文化センター星のホール(62)
<392> アカデミー主演男優にマシュー・マコノヒー(61)
<392> ブルージャスミン(61)
<392> 「アメリカントップ40」の名DJケーシー・ケイサムが死去(61)
<395> モンスターズクラブ(60)
<395> ダークナイト・ライジング(60)
<395> カンヌ女優賞にベレニス・ベジョ(60)
<398> バイトショウ(59)
<398> サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜(59)
<400> アウトレイジビヨンド(58)
<400> タランティーノ脚本流出に怒り次回作中止?(58)
<400> 第150回直木賞に朝井と姫野、芥川賞に小山田(58)
<400> トニー賞2014P助男賞(58)
<404> 黄金を抱いて翔べ(57)
<404> ベネチア審査員大賞(57)
<404> ロンドンの劇場で天井崩落(57)
<404> マン・オブ・スティール(57)
<404> カンヌ2014審査委員長はジェーン・カンピオン監督(57)
<404> ハリソン・フォード宇宙に帰還(57)
<409> 潜水艇ボンドカー、8600万円で落札(56)
<409> ストーンズが豪NZツアー無期限延期(56)
<411> ザ・マスター(55)
<411> 世界にひとつのプレイブック(55)
<411> 「B・ジョーンズの日記」最新小説は恋するシングル・マザー(55)
<411> 学士会館(55)
<411> ビートルズの公式ドキュメンタリーを44年ぶりに制作へ(55)
<416> Gグローブ賞作品賞(54)
<417> のぼうの城(53)
<417> 芸劇リニューアル(53)
<417> セックス・ピストルズの心暖まるX'mas映像放送へ(53)
<420> モンティ・パイソン再結成へ(52)
<420> 三人姉妹(52)
<420> I’M FLASH !(52)
<420> カルティエのX'masアニメ公開(52)
<424> グッモーエビアン!(51)
<424> 日本レコード大賞はEXILE(51)
<424> アカデミー主演女優賞にケイト・ブランシェット(51)
<427> リンカーン(50)
<427> Gグローブ主演女優賞(50)
<427> プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ(50)
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