2008年06月18日
【日記#27】岩手・宮城地震
偶然である。先週の金曜日にたまたま【書籍#14】地震イツモノートという記事をアップした翌日だ。テレビをつければ頻繁にその自然の恐ろしさを訴えかけてくる岩手・宮城地震が起こったのは。何が私をそうさせたわけではない、本当にたまたま最近の私の関心事として掲載しただけであったのに。岩手・宮城内陸地震の震源に近い岩手県一関市で、防災科学技術研究所の観測網が国内最大の4022ガルの加速度を観測していたことがわかったという。重力の加速度は980ガルで、上下方向でこの値を超えると地上のものが浮くことになる。これは記憶に新しい阪神大震災を上回るとのこと。これまで04年10月の新潟県中越地震の余震のとき同県川口町で気象庁が観測した2515.4ガルが最高だった。
「東京ではなかった」「良かった」−もはやそういったレベルの話ではない事は皆様もおわかりであろう。まさに「もしも」という可能性の話ではなく、「いつ（も）」起ってもおかしくない出来事なのだ。勿論何かすれば安心という絶対的な術はないが、私はとりあえず何かあった場合の避難場所（待ち合わせ場所）を相方と相談し、いくつかの候補先をピックアップした。また現在の住居・勤務地等に降りかかるであろうリスクに対する理解を少しでも深めるよう努めている。
仕事は勿論大事。でも家族の方がもっと大事。ともすれば、自分が生きていなければ家族だって守れない。皆様は先週のこの出来事をどう捉えているのだろうか。
2008/6/17 00:00時点
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2008年06月16日
【書籍#15】PRESIDENT(6/30号)
[書籍]PRESIDENT 『金持ち家族、貧乏家族』
[要約]
なかなか惹きつける文章である
いやはや、決して自分だって例外ではない。三十代に突入したばかりと思えたのも過去の話、頼れるのは自分のみ、なかなか明るい話はないものである。
2008/6/11 00:00時点
位2008年06月13日
【書籍#14】地震イツモノート
[書籍]『地震イツモノート』
阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
[要約]
「モシモ」ではなく「イツモ」
私達は「イツモ」考えていない上に、地震に対する間違った知識を持ちすぎている。
2008/6/11 00:00時点
2008年06月11日
【相談#5】身近な相談者(2)
私の弟−それが今回の相談者である。普段からとても仲が良く、二人で深夜お酒を飲むことも多い私達兄弟。当然お互いの仕事の事について話をするし、各々思い描くキャリアの話もする。数度の転職経験を持つ私が先ず話す事は、「転職ありきで考えず、自社でのキャリアパスも選択肢として考えたほうが良い」という事。そういう私に言いにくいだってやはりあるに違いない。
彼が勤務する会社は外資系IT企業、ネットワーク機器で世界一のシェアを持つ。傍目に見て何ら不満はないはずであるが、それは個々人によるもの、色々と悩むところがあるらしい。そんな彼が私の家に夫婦で遊びに来ていたある日のこと。ベランダで一緒に煙草を吸っている時、彼は言ってきたのだった。「今真剣に転職を一つの選択肢として考えている」と。モノを売る営業から、問題解決に勤しむコンサルタントへ。数社のエージェントと会話もしているようである。
彼から私へのリクエストは非常に明確だった。「あなたがかつて在籍していた会社の知り合いを紹介して欲しい」との事。私は喜んで引き受け、早速誰が適任かを頭の中で考え始めた。勿論いつも真剣に相談には乗っているが、弟という事もあり、こちらも肩に力が入ってしまっているのも事実。彼が接触しているエージェントのクオリティについては良く知らないが、割と「応募」をせかすのが常である。早めに直接話をさせ、じっくりと考えてもらいたい。
私はある人の姿を思い浮かべた。
2008/6/11 00:00時点
2008年06月10日
【日記#26】GRABAKA
久しぶりに格闘技話。昨日弟夫婦と相方（妻）と四人で、格闘技イベント『戦極〜第三陣＠さいたまスーパーアリーナ』へ行って来た。地上波中継のある同じ格闘技イベント『DREAM』より、かなり地味で華やかさに欠ける選手が多く参加する『戦極』。だがそんな大会だからこそ私達も生で観戦したいと思ってしまうのだろうか。特に個人的に気になったのは、菊田早苗選手の参戦である。日本人で始めてアブダビコンバット（寝技世界一を決める大会）で王者となり、日本ではGRABAKAというチームの総帥として、郷野聡�遏癖胴顱�UFC』で活躍）や三崎和雄（国内『戦極』等で活躍）ら若手選手を引っ張っている。最近は彼らのセコンドでしか見れなかったが、久しぶりに試合に出場することになったのが今回の『戦極』だ。
なんといってもチーム力が魅力のGRABAKA。格闘技は個人同士の試合でありながら、このチームはセコンド・チームメイト含め全員で戦っているのが伝わってくる。喜びや悔しさをひとつにしており、今の世の中では珍しいなと思えるくらい『絆』を感じてしまう。そんなチームを率いる菊田早苗である、尊敬の念を抱いてしまうのも納得いくだろう。当日は菊田も見事な一本勝ちで勝利をおさめ、またGRABAKATシャツを買って大満足の私。次の『8.24戦極〜第四陣＠さいたまスーパーアリーナ』を楽しみにしよう。
2008/6/10 00:00時点
2008年06月06日
【相談#4】身近な相談者
定期的に私の所へくる転職の相談話（画像が前回と同じ＝気に入ってしまったお馴染みLife Cardシリーズ）。今回の第二弾は、前回のように「内定」を取った後の幸せな選択というわけではない。「今自分は本当に転職をすべきなのか」「会社に残ったとしたらどんなキャリアパスがあるのだろうか」「転職をするとしたらAとBの道があるが、どちらが良いのだろうか」-こんな事を日々頭を悩ませ考えている状態の今回の相談者である。私はいつものように相談者に言う。「今の会社に残って希望のキャリアを築く事は本当に出来ないのか」と。そして続ける。「今の会社で築けない、希望のキャリアとは具体的に何か」「そしてなぜ会社を辞めてまでそれを選びたいのか」と。答えはまだ貰っていないが、それで全然構わない。ゆっくりと考えてれば良い。今後の決して楽ではない、むしろ険しい転職活動を成功させるためには、くじけそうになった時に振り返る事ができる強い「決意」が必要だから。
ただ、今回はいつもの相談と少し違う点がある。そしてそれが何となく難しさ、適切なアドバイスが出来ているかといった不安、双方にやりずらさを感じさせている事も事実であろう。それはなぜか-。実はこの転職相談者、私の実の弟である。
2008/6/2 00:00時点
2008年06月04日
【コラム#45】引き止め
[TOPIC]「次のプロジェクトやるだけやって、
終わったら会社辞めるってのはどうだ」
（モーニングNo.26〜退職届を渡された上司の言葉より）
「決意」のゆるい人は、「損」をする
希望の会社を複数周り、幸運にも内定を貰ったとしても、それだけで転職活動は終わらない。今勤めている会社（或いは上司）に退職する旨を伝え、認めてもらうというプロセスがあるからだ。自ら転職という新しい道を探す人は、挑戦欲が旺盛で、自ら行動を起こすタイプの人が多く、会社でも活躍している場合が多々ある。そんな人は当然ながら直面するのが、会社からの「引きとめ」。転職だけでなく、社内間の人事異動でも経験したことがある人はいるだろう。
「お前は得意先から評判が良いんだ」「ウチにとっても貴重なんだよ」「お前に期待しているんだけどな」-思わず息を呑んでしまう上司からの様々なお褒めの言葉。多少なりともぐっとこない人は稀なはずだ。さて、そんなシチュエーションをあなたが迎えた時、絶対に避けねばならない事を考えてみたい。
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2008年06月02日
【日記#25】東京を襲う日
転職を考える皆さんに紹介したい本、というわけではない。が、最近少し気になるトピックについて書かれているので、【日記】というカテゴリで紹介したい。[書籍]
『続・未来からの警告』(ジュセリーノ予言集2)
最近TVで見かけることもあるかと思うが、ブラジルにて教師をしているジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースをご存知だろうか。最近本屋にて山積みになっていたこの本を手に取り初めて知った私であるが、予知能力を持つ彼が様々な警告を世界に発信し、各国政府などに予防や対応を促している人である。
彼は日本における地震についても警告しており、近くで言えば2008年9月13日に東海地方で（そこで起きなければ中国にて）大きな地震が起きるであろうと予知しており、それに十分備える必要があるとTVや本という媒体をマスメディアを通して発信しているのである。
私は元来、占いや超能力、その類のものを絶対的に信じるわけでもなければ、全く信じないというわけでもない、要は良いとこ取り的なスタンスの持ち主である。が、彼の予知は災害や大規模な事故が多く、彼の「警告」という行為で金儲け的な事を目的にしているわけでもなさそうで、何より日本人に特に欠けている「危機意識」「危機管理」といったものを呼び起こそうとしているという意味では有意義であると思えたのであろうか、最近少し気になるトピックなのである。
文中にもあるが、「これは決して恐怖や絶望を煽る本ではない」という点に留意し、何が起こるかわからない、何かが起こったときにどう対応するかといった「危機管理」を見つめなおす意味で、一読されるのも良いだろう（その先どう思うかは自分次第、ここではそれ以上の話は省くとしよう）。たまには「仕事」や「転職」といった枠を超えた発想を持つのはいかがだろうか。
2008/6/2 00:00時点
2008年05月26日
【相談#3】彼の決断
先日私の所へ相談しにきた転職を希望する彼の話。現在システム・インテグレータ（SIer）と一般的には呼ばれるIT企業に勤める彼は、「世界No.1のソフトウェア会社」か、少し業界および職種の異なってくる「コンサルティング会社」という2つの選択肢を持っていた。どうやら結論を出し、先方にも伝えたたようだ。彼が選択した道は、前者。割と今と近い業界や仕事を選んだことになる。私の問いかけ「何のために次の会社へ行くのか。その次は何をやろうとしているのか」に対する回答をもらってはいないが、どうやらそれについてじっくり考え、決断したという事は耳にしている。最終的な決断理由はわからない。だが、意志を持って自分の選んだ道、ぜひとも頑張って突き進んでもらいたい。
幸せな事であるが、転職先を選べる状況にあった場合、ど ちらが良い選択なのかは結局自分しかわからない。前にも述べた通り、何をやりたいのか、何を実現したいのかを知っているのは自分だけだからだ。「年収をUPしたい」「次のステージに進みたい」「昔からの夢を叶えたい」など、理由は人によって様々であるが、人間は人生の多くの時間を労働に費やす生き物である。自分のやりたいことを仕事の面で叶えてあげる、これってとても重要な事ではないだろうか。たまには自分にご褒美をあげてみる事を考えてみよう。
2008/5/26 00:00時点
位2008年05月19日
【日記#24】休日
久しぶりの休日を相方と過ごした。5月連休もなんのその、土日も返上で働いていたこの4-5月だったが、久しぶりに電話対応のみで済ませ、ゆっくりとした時間をすごすことが出来たのである。週明けよりまた始まる激務はさておき、この束の間の休息は大変貴重なものであり、いつも以上に動き、楽しみ、食べ、眠った週末となったことが、「ゆっくり休めた」事につながったのであろう。私の休みは金曜日深夜0：00からスタートする。金曜日の仕事を23：45に終えた私は、その足で銀座にある知人のBarへ。お勧めされた美味しいピノ・ノワールを頂いていると、1時間後に妻が合流。久しぶりの会話を家ではなく、このBarでするのは今日に限った事ではない。マスターにお願いしていた新居用のワイン・グラスや、今度一緒に行く約束をしていた芝居のチケットなど、お土産を手に帰途に付いたのがAM4：00過ぎくらいであろうか。一番気分が良く、リラックスしている時間はこの時だろう。
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