2006年05月

2006年05月31日

天使の部屋 その40”基礎概念を教えましょう8”

10個の基礎概念の8番目は順序です。

1番目、2番目、先頭、1番後ろ等順序のほかに、
右から3番目、左から5番目、上から3番目等、座標を表す言い方、
そして、3番目に大きい、5番目に短い等、大きさや長さの順も含みます。

1番前や、1番小さいなど、1番のものはわかりやすいですが、
3番目に大きい、5番目に長い、となると、とたんに難しくなります。

そんなときは無理に教えよう、答えさせようとせずに、
おもちゃ等具体物を使って少しずつ経験をつむようにしましょう。

座標は16マス、25マスくらいの紙に絵をそれぞれ描いてあげて、
”右から2列目、上から4段目はな〜に?”という遊びをすると、
楽しみながら身につけることができますよ。

それが上手になってきたら、次はマスの中の絵を取り出して、
”ライオンはどこにいる?””じゃ、きつねは?”という具合に、
マスの位置を右から〜列目、上から〜段目、
といえるようにしていきましょう。

1度に理解させようとせずに、毎日少しずつ、遊びの中で
取り入れることが大切です。

*天使のつぶやき*

座標遊びは子どもにとってはとても楽しい遊びです。
パパやママがマス目に絵を描いた物を使うと子どもはとても
喜びますよ。上手な絵でなくても、パパやママの手描きは、
とてもうれしいものです。クリアファイルに入れて、
お風呂の中で遊ぶのも楽しいですよ

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2006年05月30日

天使の部屋 その39”基礎概念を教えましょう7”

10個の基礎概念の7番目は比較です。

〜より大きい、〜より小さい、〜より長い、〜より短い等、
2つのことを比べることが比較です。

これも生活の中で簡単に学べますね。

”ママのほうが背が高いね。”

”この車よりあの車のほうが大きいよ。”

”昨日より今日のほうが暖かいね。”等々、
会話の中でたくさん比較が出てきます。

比較を教えるには、反対語をできるだけたくさん
教えておいてあげるといいですよ。

比較するときに、反対語は常に必要です。

*天使のつぶやき*

10個の基礎概念は生活の中で吸収できるものばかりです。
ママのちょっとした工夫で、毎日の生活がとても有意義なものになります。
子どもは本来学ぶことが大好きです。その芽を摘まないように、
生活の中に、遊び感覚で楽しく取り入れましょう。
いつも子どもの表情を見て、笑顔があるか確認してくださいね

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2006年05月27日

天使の部屋 その38”基礎概念を教えましょう6”

10個の基礎概念の6番目は空間認識です。

空間認識とは、上下、左右、前後、内外、遠近など、
空間に関係する概念のことです。

小さい子どもには、やはり具体物を使って遊びの中で教えましょう。

日常生活の中でも少し意識をするといいですね。

例えば後片付けをするときに、”〜の横に片付けてね。”
というより”〜の右に片付けてね。それは〜の上よ。”
と言葉をかければ簡単に子どもは認識できるようになります。

4,5歳くらいになると、16〜25マスの紙に、簡単な絵を描いて、
”右から2列目、上から3段目にあるものな〜に?”
という遊びをしてみましょう。

それが上手になると、今度はマス目に描いてある絵を使って、
”りんごはどこにある?”
と聞いてあげましょう。

空間認識ができてくると、”右から〜列目下から〜段目だよ。”
と言えるようになりますよ。

最初は難しいので、あせらずに、遊びの中で楽しみながら、
教えてあげてくださいね

*天使のつぶやき*

空間認識の力が優れていると、イメージがとても上手にできます。
野球やサッカー等のスポーツには、とても大切な能力です。

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2006年05月26日

天使の部屋 その37”基礎概念を教えましょう5”

10個の基礎概念の5番目は量です。

量とは、多い、少ない、もう少し、もっと、半分等がわかることです。

基礎概念は、全て生活の中で体験できることばかりですが、
量も例外ではありません。

夕食のご飯の量を比べたり、コップの水の量を比べたり、
日常生活のあらゆる場面で教えてあげることができます。

4,5歳くらいになってくると、もう少し数学的に、
1リットルはどれくらいなのか、10グラムはどれくらいなのか、
はかりやペットボトルを見せて、具体的に教えてあげましょう。

そうすると、だんだん量の感覚がついてきて、大体1リットルくらいかな、
ということがわかるようになってきます。

ぱっと見て量が数字で表すことができるようになってくると、
算数もすごく得意になっていますよ

*天使のつぶやき*

ここでの”教える”というのは、子どもに教え込むとか、
指導する、ということではありません。大切なのは、
一緒に遊んで興味を持たせるということです。
遊びの中に、うまく基礎概念を取り入れてあげるようにすると、
子どもは学ぶことの楽しさを知り、どんどん伸びていきます

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2006年05月25日

天使の部屋 その36”基礎概念を教えましょう4”

10個の基礎概念の4番目は数です。

数は生活の中にもどんどん出てくるので、子どもたちには
とても教えやすいですね。

自分の年齢やおもちゃの数、目や鼻の数等、体の部分の数にも
注意をむけてみましょう。

お風呂では、1〜10まで毎日数えてからあがるようにすると、
1,2歳の子どもでも、すぐに数えられるようになりますよ。

少し大きい子であれば、100まで数えたり、2とび、5とび、
10とびで数えたりするといいですね。

外に出たときも、数や数字にどんどん目を向けるように、
ゲーム感覚で声をかけてあげると、どんどん数に興味を
持つようになり、数字に強い子になりますよ。

生活の中には数がたくさんあるので、できるだけ早い時期から
数に親しませることが大切です。

*天使のつぶやき*

ママがあまり数字に強くないからこの子もそうかな、と思うのは
もったいないです。小さい頃からきちんと数に親しめるように
声をかけたり、環境作りをしていれば、ママよりずっと数字に
強い子に育ちますよ。例えばトランプで小さい頃から遊んであげると
とてもいいです!!ママも一緒に楽しみましょう



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2006年05月24日

天使の部屋 その35”基礎概念を教えましょう3”

10個の基礎概念の3番目は大小です。

大きい、小さいという区別は、子どもにとって、
とてもわかりやすい概念です。

象は大きい、ありは小さい、パパは大きい、僕は小さい等、
日常の中や、絵本の中で、知る機会はたくさんあります。

大体2歳半前後から、大きい小さいが認識できるようになってきます。

遊びの中で、あるいは生活の中で、どんどん大きい、小さい、
という言葉を使いましょう。

”大きいりんごを持ってきてちょうだい。”
”小さいお花が咲いているね。”等々。

子どもは会話の中で、単語の意味や使い方を自然に覚えていきます。

ぜひ豊かに言葉をかけてあげましょう。

*天使のつぶやき*

パパやママにたっぷり言葉をかけてもらって育った子どもは、
とても情緒が安定して、表情も豊かでいきいきしています。
育てやすい子だと思って、あまり言葉をかけずにテレビや
ビデオばかり見せていると、心のバランスが取れなくなってしまいます。
子どもには愛情たっぷりの言葉を浴びるようにかけてあげましょうね

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2006年05月23日

天使の部屋 その34”基礎概念を教えましょう2”

10個の基礎概念の2番目は形です。

最初は丸、三角、四角から教えましょう。

丸いお月さまや四角い絵本、三角の屋根など、日常生活の中で、
身の回りにたくさんの形があることを教えてあげましょう。

丸、三角、四角がしっかり入ったら、楕円、長方形、台形等々、
さらに細分化して教えてあげましょう。

積み木やブロックを使って遊ぶと図形のセンスが養われます。

子どもと一緒に家を作ったり、車を作ったりして遊びましょう。

イメージ力や集中力、創造力がどんどん育ちますよ。

鉛筆やクレパスを持つのが好きな子には、いろいろな形を
描かせましょう。

少し大きくなると、展開図や立体を描くのもいいですよ。

国旗や道路標識、地図記号等、生活の中にあるいろいろなマークを
描いたり調べたりするのもとても楽しいですね。

*天使のつぶやき*

生活の中に取り入れて、パパやママと一緒に楽しみながら
教えてあげることが大切です。そのときに、子どもの興味は
今どこに有るのか良く知り、積み木をするのか、描いて遊ぶのか、
本を見るのか等々、を決めることが大事です。
どんなに大切なことでも、子どもの興味がなければそれは
逆効果になってしまうことを知ってくださいね


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2006年05月20日

天使の部屋 その33”基礎概念を教えましょう”

基礎概念を小学校に入学するまでに教えておくと、
その後の伸びが全然違ってきます。

生活の中で自然と身についていくものですが、
パパやママが基礎概念について意識して接してあげると、
抜け落ちがなく、しっかり身につきます。

基礎概念は10個あります。

1番目は色です。

色はまず、赤、青、黄、の三原色から教えましょう。

三原色がわかるようになったら黒、白、紫等、少しずつ
わかる色を増やしていきましょう。

色を教えるには外に連れ出すのが一番です。

自然の色を見せ、同じ葉の緑も微妙に違うことや、
空の色が日によって違うことを教えてあげましょう。

そうすると、優れた色彩感覚が育ち、とても感性の豊かな子
になりますよ。

少し大きくなると、三原色を与えて混色遊びをさせてあげましょう。

いろいろな色を作るのは、子どもにとってとても楽しい作業です。

*天使のつぶやき*

自然の中には無数の色があります。淡い青、濃い青、くすんだ青、
青だけでもたくさんありますね。子どもと一緒に色に名前を
つけるのも、とても楽しいですよ。エンジェルブルーとか、
ダイナマイトレッドとか・・・。子どもだと、もっと的確な
面白い色の名前を考えそうですよね
イメージを膨らませて一緒に楽しみましょう。

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2006年05月19日

天使の部屋 その32”ごめんなさいはとっても大事”

何か悪いことをしてしまったり、人に迷惑をかけてしまったとき、
ごめんなさいといえる子に育てていますか?

いたずらをしたり、人に迷惑をかけてしまったりするのは
子どもであれば普通のことで、特に男の子であればよくあることです。

大切なのは、してしまったあとのことです。

きちんとあやまることを教えてあげないと、少し大きくなると、
なぜあやまらないといけないのかわからなかったり、
いけないことをしているのにあやまることができなかったりします。

”ごめんなさい”は心を育てる上で、一番基本になる部分です。

赤ちゃんのときはなんとなくあいまいになってしまいがちですが、
本当にいけないときは、きちんと教えてあげましょう。

どんなに小さくても、パパやママがいってることは、
ちゃんと伝わっていますよ。

目を見てゆっくり話してあげましょう。

ただ、あまり細かいことをくどくどしかったり、あやまらせたりすると、
子どもの好奇心の芽や伸びようとする気持ちをつぶしてしまいます。

本当にいけないことをしたときだけ、ぴしっとしかるようにしましょう。

*天使のつぶやき*

しかるときは手短に!だらだらしかると逆効果です。
そして、きちんとあやまることができたらぎゅっと抱きしめて
あげましょう。そうすると、愛されていることがわかるので、
冷静に自分の非を見つめ、認められる心が育ちますよ



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2006年05月18日

天使の部屋 その31”読む力を育てましょう”

絵本読みを毎日してあげると、子どもは文字にとても
興味を持ちます。

部屋の中にひらがなやカタカナの表をはってあげると
もっといいですね。

早くから文字が読めるようになると、世界が広がるので
子どもの興味はどんどんふくらみます。

”何かな?”と思う気持ちは聞いたり調べたり、いろいろな
行動に結びつきます。

逆に小学校にあがるまで、あまり文字にふれていないと、
授業についていくのがとても困難になりやすいです。

子どもにとって、文字を知るという作業は遊びと同じ、
とても楽しいことなので、ぜひ生活の中に文字と
触れる機会をふやしてあげましょう。

家の中の家電や家具に、名前を書いたカードをはっておいて
毎日見せてあげると、文字と一緒に名前も覚えられて、
とてもいいですよ。

ママの工夫で楽しく文字を見せてあげてくださいね

*天使のつぶやき*

ポイントは遊びの延長線上で教えてあげることです。
どんなに大切なことでも楽しくなくてはきらいになるだけで、
ちっとも頭に入っていきませんよ。

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