March 22, 2006

★YUJI ONIKI『SCRAPBOOK VOL.1』

YUJI ONIKI『SCRAPBOOK VOL.1』

21日のYUJI ONKI『WOODSTOCK』発売記念ライヴにお越し頂いた方、ありがとうございました。この日のレポートは後日改めて記しますが、まずはこの日に配られたCDEPの解説を彼のオフィシャル・サイトから転載しつつご紹介します。
YUJI ONIKI
SCRAPBOOK VOL.1

6trks CDEP / no number / \1500 (tax in)
※現在、このCDEPはYUJI ONIKIライヴ会場とDISC SHOP ZEROのみでの限定販売で一般の流通は行なっておりませんが、取扱に興味のあるショップ様はメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。

「今週、アコースティックのEPを2、3日かけて作り、金曜日にマスタリングの予定。録音もはじめていないのにマスタリングを予約するのは大胆だったけれど、こうするとさっさと作るしかない。合計6曲、2曲オリジナル、4曲カヴァー。1曲ボツになったので、もう1曲いるなーと思って近所の中古CD屋に行ってヒントを探した。見つかった。それとも気まぐれ?3月半ばにライブとDISC SHOP ZEROでしか売らない限定版だけれど、日記に近い感覚で作っているので「scrapbook」というシリーズとしてこれからも6ヶ月ごとに出すつもりでいる。流通や企画が必要とされるスタジオ録音と異なって、むき出しの生に近い演奏も時にはいいかなと思う。むき出しと言っても僕の場合やはり控えめになっているのだけれど...」(www.yujioniki.com/journal.htmlより)
このような感じで制作されたCDEP(マスタリングの様子はコチラのエントリで)。アルバム『WOODSTOCK』とは打って変わって、自宅録音のシンプルな弾き語り集+αになっています。
こうしてオリジナル/カヴァーを並べて聴くと、彼の書く曲の良さがよく分かります。そして、歌声も。歌い上げるわけでもなく、囁くでもなく、自然体――こういう風に歌う男性シンガーは、日本にはそうはいないと思います。

1. John Hardy (traditional) ♪試聴
カーター・ファミリー(Carter Family)のヴァージョンがとても好きでやってみました。変な言い方だけれど現代的なグルーヴがあって、僕はカーター・ファミリーこそポップの一つの起源だと勝手に解釈しています。彼らの歌の主人公は日常的な生活を送りながら、ついつい犯罪を犯してしまったりして非常にリアルな感じがするし、ラヴ・ソングもかなり破壊的な人間関係を描いています。去年田舎に住んでいたせいか、カーター・ファミリーばかり聴いていました。Mountain music...

2. Seven Wonders (Y. Oniki) ♪試聴
チャラと新居昭乃さんとのライヴ(註:2005年12月8日@吉祥寺・MANDA-LA II)のために作った曲です。これはデモ・ヴァージョン。世界の七不思議を全て見に行った人を描いた歌ですが、一つの不思議も見ていない僕には書く資格がないような気もします。でも、個人的な七不思議があるような……とすれば、それはなんだろうとちょっと考えてみました。行く興味はないけれど、行った人の話は面白そう……。

3. Last Chance Texaco (Rickie Lee Jones)
ずっと前からカヴァーしたいなと思ったけれど、あの声を再現するのはちょっと無理と思って10年間ぐらいあきらめていました。日本に来てから、ふと思いついてやってみました。高速道路を走っていくと荒地の中にぽつんとたっているガス・ステーションという70年代のカリフォルニアは、僕にとって懐かしい風景です。そんな風景の思い出にリンクして歌ってみました。(アルバム『Rickie Lee Jones』収録)

4. Happiness is a Warm Sun (Y. Oniki) ♪試聴
新居昭乃さんのクリスマス・ライヴのテーマ・ソングとして依頼された曲です。これは新居さんのために作ったデモです。ここに幸福はあなたのためにあるよ……と新居さんの歌詞で始まりますが、サビのほうは僕の視点が入ってきちゃて、I want a dream where everything seems so real(全てがリアルに見えるような夢がほしい)となっています。リアルな夢が一番いいということでしょうか。時々自分が書いているのに何を言わんとしているのか分からない時があります。

5. If She Knew What She Wants (Jules Shear) ♪試聴
バングルズのヒット曲でしたが、作曲家のJules Shearのデモ・ヴァージョンのほうが数倍よくてそれを思い出そうとしているうちに録ってみました。「彼女」の視点を捉えようとしているけれどそんなことぜんぜんできないよ、という結論にいたる歌(または恋愛関係?)です。(アルバム『Horse Of A Different Color: Jules Shear 1976-1889』収録)

6. Nightime (Alex Chilton / Big Star)
下北沢のleteでのライヴ・カヴァーです(註:2005年11月10日)。ヴァイオリンは勝井祐二、エレキは石垣窓。コード進行など全然教えずに突然思いついてやりましたが、勝井さんと石垣さんの音が上手く絡んでこのepに追加しました。LeteはManda-la IIと同じぐらい気に入っているお店です。NightimeはBig Star『3rd』というレコードに載っていますが、僕のトップ10に入るアルバムです。


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