けむりのアルバム [ 追想SL写真館 ]

九州から北海道まで、国鉄蒸機がいた昭和の鉄道風景をおんぼろカメラで追い続けた青春期の追想録です。 勝手気ままな更新となりますがよろしければご笑覧下さい。

夏の終わりに - 小屋浦 '70 - 

長かった8月が終わろうとしています。
台風による長雨と集中豪雨。

思えば ヒロシマ8・6の式典が
43年ぶりという雨に見舞われたのが
プロローグでした。
いつもなら 騒がしいほどのアブラゼミの合唱の中で
平和の鐘が打ち鳴らされるのに・・・。

広島はあの日から何かが狂ってしまったような
そんな気がします。

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呉線 坂-小屋浦 C62客 S45.08 Canon New Canonet QL19 45mm F1.9 Neopan-SS

夏の終わり。
架線ポールが並び始めた
小屋浦海岸をゆく下り急行「あき」37レ。

光線を考えてアングルを決める術を知らないから
逆光で罐も客車も真っ黒け(笑)。

シャドーのつぶれた劣悪ネガからのスキャン&レタッチは
これが限界でした(涙)。

これまた随分昔の既出画です

最後のハドソン - 稲穂峠 '72 夏 -

多くの方々からお見舞いのコメントをいただき
また 励ましのメールや電話をたくさん頂戴しました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

広島にやっと青空が戻りつつあります。
けれども被災現場ではこうしている今も
絶望の淵で懸命な捜索活動がつづいています。

ボランティアの中には
東北の被災者が数多くいらっしゃると聞きます。
あのとき助けてもらった恩を少しでも返したいからと・・・。
近くに居ながら何の役にも立たない己を恥じる日々です。

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函館本線 銀山-然別 C62客 S47.08.17 ASAHI Pentax SP Super-takmar 200mm F4 Tri-X

42年前の夏
北海道に唯一残ったシロクニ3号機が山線を走る・・・。
そんなニュースに居ても立てもおられず訪れた稲穂峠。

S字カーブの先から恥ずかしそうに飛び出して来たのは
紛れもない ハドソンの王者でした。

毎度の凡画でスミマセン。

峠のアングル - 倶知安峠 '72春 -

時間の経過とともに増える行方不明者数。
3日目の朝を迎えてもなお雨は容赦なく降り続いています。

いま、遠くで雷鳴が聞こえました。
もういいでしょう・・・これ以上いじめなくても。

とにかく被災された方々が一日も早く
平穏な日々に戻られることを祈ってやみません。

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函館本線 小沢-倶知安 D51荷客 S47.03.22 ASAHI Pentax SP Super-takmar 55mm F1.8 Tri-X

昨日の画の鉄橋よりも
少し峠寄りにあるお立ち台からの撮影。
列車も昨日の画と同じ荷客です。

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加減弁全開で峠へ挑むデゴイチ。
この姿に僕たちは
どれほど勇気づけられたことかー。

昨日からダサ画が続きますが、未出画ということでご容赦を(笑)

秋近し - 小沢 '72晩夏 -

一昨日のブログ更新の直後
広島を悲劇が襲いました。
思えば あの日
夕方から多発した雷が前兆でした。

夕立なら30分もすれば落ち着くものですが
まったく収まらない。
21時ごろからは激しい雨。
「バケツを返したような・・・」とよく表現されますが
50mプールをひっくり返したような
それくらいひどい雨でした。

それが未明まで続いたのです。

広島市が避難勧告を出したのが午前4時半。
もう 手遅れでした・・・。

幸いにもアンギュロンの住む海辺の町に
被害はありませんでしたが
知人の家族に被災者がおられます。
お気の毒です。

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函館本線 小沢-倶知安 D51客 S47.08.24 ASAHI Pentax SP Super-takmar 55㎜ f1.8  Tri-X

小沢を出て倶知安峠へ挑むデゴイチ客レ。
上空には「秋近し」を感じさせる鰯(いわし)雲が・・・。

豪雨災害とはまったく関係のないダサ画で失礼しました。

山陽鉄道ものがたり展

いつものことながら 不義理をしております。

この夏、日本列島はとんでもない異常気象でしたね。
(・・・というかまだ続いておりますが)

わが西日本も台風に豪雨に長雨に・・・
仕事の根底から見事に引っくり返され
当然のように ここ1カ月、パニクッておりました(笑)。

やっと落ち着いて更新をーと思いましたが
当然ながらあらためて上梓できるような画は無し。
ひとまず この夏、唯一の「お出かけ」の
ご報告をさせていただきます。

「山陽鉄道ものがたり展」。
おそらく東方の御仁は知る由もない
ローカルのちっぽけなイベントでした。

山陽本線糸崎(旧三原)-広島間の
開通120周年を記念して開催された
三原リージョンプラザの企画展です。


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アンギュロンのお目当ては
旧国鉄広島鉄道管理局が所蔵する写真パネル・・・
これのみだったのですが
正直なところ 写真展示は期待外れでありました(涙)。

それでも 当時の時刻表や運賃表など
鉄ならずとも興味をそそるものはありましたよ。
そうそう・・・横浜の原鉄道模型博物館から拝借した
C62やC59、D52などのOゲージ群も見事でした。

kaijyo02

会場は撮影禁止。
しかも 受付からすべてが見渡せるほどの狭い会場なので
隠し撮りは iPhoneによるこれら数カットが精一杯(汗)。

reiout

鉄道友の会のみなさんの持ち出し車両は圧巻でしたが
アンギュロンの眼を釘付けにしたのはやはりコレ!

aki

ご存知「急行あき」のヘッドマークであります。
説明書きを読むと
岡山鉄道管理局から呉市へ贈呈されたものとあります。
「あき」のヘッドマークって呉線だけで付けられたわけじゃないから
岡鉄局にあったって不思議じゃないんですよね。

ちなみに・・・お別れ運転のとき
シゴキュウ161号機に飾られたマークと同一ではーと調べてみましたが
傷の具合などから別物と判明いたしました。

しかし・・・このヘッドマークって何枚くらいあったのですかねー。
北マトさんや青列車さん、ひょっとして、まこべえさん辺り
ご存知ないかなー(笑)。

峠の記憶 - 大畑 '71晩夏 -

ここまで空梅雨が続いていた西日本。
いよいよ・・・というべきか
南海上で台風が発生
お天道様の「帳尻合わせ」が始まりそう。

昨夏の豪雨災害から一年
やっと明日から始まるシゴナナ運行に水を差さなければ
と願うばかりです。

シゴナナとは無関係な一枚(汗)。

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肥薩線 大畑-矢岳 D51混 S46.08.24 Mamiya Six KII SEKOR 75mm F3.5 EXTACROME-X(モノクローム変換)

夏休みの前半を費やして貯めたバイト料で周遊券とわずかなフィルムを買い
やっとの思いで訪れた憧れの地、大畑。
残暑厳しい昼下がり
大野のS字カーブを見下ろす丘で待つアンギュロンの前に現れたのは
敦賀式集煙装置と重油タンクで武装したナイスガイ(D51)でした。

落雷でPCと外付けHDDを同時に昇天させ
すべてのスキャンデータばかりか
デジタルへ移行後の家族のプライベート画像までも
一枚残らず失ってしまいました。
絶望の淵に沈むアンギュロンに嫁が一言・・・
「いいじゃない・・・これからまた思い出を作れば」。

楽天時代のマー君や
引退試合での琢朗の涙の胴上げなど
二度と撮れないものも数多く含まれているけれど
幸いにも蒸機のネガとポジまで失くしてしまったわけじゃない。

いつになるか分からないけれど
また一からスキャンをやり直す覚悟を固めたアンギュロンでありました(笑)。

※この大畑の画像はわずかに嫁のノートPCに残っていたスキャン画像を再アップしたものです


北辺のキューロク - 鬼鹿 '73春 -

中閑あり?

珍しく フツーに休みが取れてます(笑)。
明日も休み。
週末の連休なんて何カ月・・・いえいえ何年ぶりでしょうか。

わが家の奥さん・・・なぜか困ってます (笑)。

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羽幌線 鬼鹿-大椵 9600貨 S48.03.28 YASHICA FLEX Tri-Lausar 80mm F3.5 EXTACROME-X

おじさんたちの「キューロク・ブーム」
気が付けば 何となく終わっちゃった感じがするけど
乗り遅れついでにもう少し便乗させてもらおーっと(笑)。

この鬼鹿のキューロクもかつて上梓した一枚。
おんぼろヤシカのせいで光線を引いてしまった画ですが
拙いレタッチで何とかごまかしてみました(汗)。

春の日本海とは思えない夕凪。
一日一往復しかない列車を
朝から待ち続けた少年へのご褒美だったのでしょうか。


 

北辺のキューロク - 上興部 '72夏 -

忙中閑有り。
仕事中、周囲の目を盗んで先輩諸兄のブログを徘徊していたら
ムムムム・・・どうも東方のオジさんたちの間で
キューロクがブームらしい(笑)。

自業自得なのだけれど
アンギュロン独りが置いてけぼりをくらったような・・・
例えれば
セパ交流戦で断トツの最下位に沈んでいる赤ヘル軍団のような
そんな…ミジメ~な気持ちになってしまった(笑)。

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名寄本線 上興部 9600貨 S47.08.23 ASAHI Pentax SP Super-takmar 55mm F1.8 Tri-X

そんなわけで
慌てて、随分以前に既出した拙画を
恥も外聞もなく引っ張り出してしまいました^^;。

夏の夕暮れ
上興部の待機線で出動を待つキューロク。
筑豊のデフ無しキューロクは文句なしに美しかったけれど
北辺で働いた切詰デフのキューロクもかなりの「男前」でしたよね。

峠の記憶 - 大畑 '71晩夏 -


すみません・・・まだ生きてます。

okoba0001
肥薩線 大畑-矢岳 D51混 S46.08.24 Mamiya Six KII SEKOR 75mm F3.5 EXTACROME-X (グレースケール)

遠い夏の日。
重々しいブラスト音を響かせながら
大築堤を登ってきたのはデゴイチのプッシュプル。 

空腹に耐えながら
蝉しぐれのなか ひたすら歩いたループへの山道。
青い峰から湧き立つ入道雲が
なぜかコッペパンに見えたっけ・・・(笑)。




キューロクの詩 - 天北峠 '73春 -

毎度のご無沙汰です。

今日 ひと月ぶりに休みが取れましたー。
・・・といっても 寒波で海仕事が中止になったからなので
仕事はまったくもって捗っておりませんが(笑)。

まっ そんなことはどうでもいいことで・・・。

われらが「レジェンド」 やってくれました !!
個人の銀も嬉しかったけれど
団体戦は4倍の感動がありましたね。

今回のソチは
アンギュロンとしてはもうこれでご馳走さんです(笑)。

そんなレジェンド葛西おじさんと
伊東大貴君の故郷 下川町といえば・・・
そう・・・天北峠でしょ !!

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名寄本線 上興部-一ノ橋 9600+9600貨 S48.03.23 ASAHI Pentax SP Super-takmar 135mm F4 Tri-X

例によって既出画の前カットで恐縮ですが
レジェンドつながり・・・ということでお許しください(笑)。

いまは無き名寄本線最大の難所「天北峠」。
この峠越えの補機運用ために
名寄機関区から1両のキューロクが
毎日出張していたんですね。

厳しい天北の峠に
春の足音が近づいていたころの ひとコマです。






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